10 . 日本の若者たちは、近年、ますます変化してきた。仕事と結婚、住宅に重点をおいた人生計画は、昔ながらのものではなくなってきた。若者たちは、自由と個性を重視し、自分らしさを追求する。
一方、日本の社会も、急速に変化している。高齢化が進むし、労働力が不足になった。同時に、情報技術の発展とともに、新たな職業と働き方もどんどん生まれた。それらの影響で、若者たちの価値観と行動は大きく変わってきた。彼らは、不安定な社会の中で、自分の人生を自由にさせたいと考えている。
具体的には、日本の若者たちは、「不安定」を選ぶことが増えている。給与の不安定な職を選ぶ若者が増えた。そして、「独立」を重視し、自分で生活を立てようとする。
日本の若者たちの変化は、社会の変化と関係している。特に、経済の不況と高齢化社会の影響は大きい。日本の失業率は上昇し、就職の難しさは日増しだ。さらに、高齢化社会では、家族の支援も少なくなり、若者たちは自立しなければならない。
私たちは彼らの選択を尊重し、そして、彼らが社会と他人のニーズ(需要)に関心を持つようにさせ、彼らが自己価値を追求すると同時に、社会の発展に貢献できるようにしたほうがいいと思う。そうしてこそ、日本の若者は(ア)時代のリーダーとなり、未来の社会発展の力になるだろう。
1.
文中に「自分らしさを追求する」とあるが、その指すことはどれか。A.自分自身を抑えて生きること | B.自分自身を自由に生きること |
C.自分自身を認めること | D.自分自身をほめること |
2.
文中の「それら」の指す内容はどれか。A.高齢化 | B.情報技術の発展 |
C.社会の変化 | D.若者の考え方 |
3.
日本の若者たちがなぜ「不安定」を選ぶか。A.不安定な職の給与が高いから | B.家族に頼らないで自立できるから |
C.定職を早く確保したいから | D.人生を自由にさせたいから |
4.
日本の若者たちはなぜ自立しなければならないか。A.家族に面倒をかけたくないから |
B.社会の変化に順応した結果だから |
C.社会の発展に貢献したいから |
D.就職は難しくなったから |
5.
文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。