「はい、大丈夫です。ゆっくり休んでください。」
A.休ませてやりませんか | B.休ませていただけませんか |
C.休んでくださいませんか | D.休んでいただけませんか |
「では、( )いただきます。」
A.ご遠慮なく | B.ご遠慮しないで | C.ご遠慮いただき | D.遠慮なく |
3 . 漢字が発明され、使用され出したのは、言うまでもなく古代の中国です。それが日本に伝わったのは、今からおよそ1500年前のことだと言われています。
それ以前の日本人は、現在の日本語の元の形である「大和言葉」を話していましたが、まだ文字を持っていなかったので、言葉が記されることはありませんでした。文字は体系を持った文明です。日本は大陸から伝わった中国の進んだ文明に触れた時、漢字と漢語を受け入れました。漢字を通して、儒教や仏教や医学など、さらに言えば、人生観などの考え方、(ア)文明そのものを受け入れたと言ってよいでしょう。
ただし、当時の日本人が中国語を話したわけではありません。「大和言葉」の中に漢語を取り入れ、また漢字を当時の中国語の音ばかりでなく、「大和言葉」の音で読み替えるという技術を発明したのです。これによって、日本人は中国人の言葉である漢字と漢語を自分のものにし、日本の文化を発展させました。
(イ)、近代にヨーロッパ、アメリカのまったく違う文明が押し寄せてきました。日本人が彼らの文明を学ぶ時、漢字と漢語が大いに役立ちました。ヨーロッパやアメリカの言葉の概念を漢字と漢語を使って翻訳したり、新しい言葉を作ったりすることができたのです。その点、他のアジア諸国のような言語的な困難が少なく、いち早く近代文明の輸入に成功しました。
日本は近代文明を輸入する時、漢字の持つ力によって、大きな恩恵を受けました。漢字は中国文明史における偉大な発明です。そして、今もすばらしい道具です。
1.文中の「それ」の指すことはどれか。A.漢字が発明されたこと | B.言葉が記されること |
C.漢字が日本に伝わったこと | D.文字を持っていること |
A.つまり | B.また | C.しかし | D.それでも |
A.今の日本語 | B.漢字が入る前の話し言葉 |
C.言葉の概念 | D.漢字を取り入れた書き言葉 |
A.そして | B.だから | C.ところが | D.すると |
A.漢字が発明されたのは、古代の中国です。 |
B.大和言葉が記されることはありませんでした。 |
C.日本人は漢字と漢語を自分のものにし、文化を発展させました。 |
D.ほかのアジア諸国は日本より早く近代文明の輸入に成功しました。 |
A.では | B.には | C.のに | D.ので |
5 . 夕べは帰りが遅くなってしまいました。急いで歩いていたら、家の近くで、大きな犬を連れた男の人に会いました。暗くてよく見えませんでしたが、犬は男の人の半分くらいの大きさで、とても痩せていました。四本の足は細くて長く、頭がとても小さかったので、見たことがない犬だと思いました。男の人は知らない人でしたが、近くに来た時、私は小さい声で「こんばんは」と言って少し頭を下げました。その時、犬の顔を見て、私はびっくりして「キャー!」と言ってしまいました。大きな犬だと思いましたが、本当は大きなサルだったのです。私が「キャー」と(ア)、男の人とサルは驚かないで、静かに歩いて行ってしまいました。
先週は、小さいけれど太っているブタを抱いて歩いている女の人にも会いました。歩くのが嫌いなブタなので、仕方なく抱いて散歩しているそうです。抱いているブタに「ミミちゃん、降りて歩いてくれない?もう疲れた。」と何回も言っていました。
最近はいろいろなペットがいます。散歩の仕方も変わってきました。
1.私は、男の人が連れていたのはどんな犬だと思いましたか。A.男の人と同じくらいの大きさの犬だと思いました。 |
B.足が細くて、珍しい犬だと思いました。 |
C.体は大きいが、足は短い犬だと思いました。 |
D.頭は小さいが、体は太っている犬だと思いました。 |
A.犬の顔がとても小さかったから。 |
B.見たことがない犬だったから。 |
C.犬ではなくサルだったから。 |
D.男の人と犬が静かに歩いて行ったから。 |
A.言って | B.言った | C.言っても | D.言いても |
A.男の人 | B.女の人 | C.サル | D.ブタ |
A.ブタを抱いて歩くのが好きだと思っています。 |
B.ブタに自分で歩いてほしいと思っています。 |
C.ブタと歩くのがいやだと思っています。 |
D.ブタが疲れるので、かわいそうだと思っています。 |
みなさまからこう呼んでもらえることが当たり前になりましたが、こんな私が先生と呼ばれる日が来るなんて以前の私からは想像もできませんでした。 私は大学を卒業してから、しばらく日本の一般企業に勤めていました。
( ア )働き始めてから、日本の社会を窮屈に感じることがよくありました。思い悩んだ末に、私は会を辞めてフィリピンで働いてみることにしたんです。前向きな挑戦というより、とにかく日本から出たいと思って決意したことだったので、いわば現実逃避のようなものでした。
これは私にとって、大きな挫折でした。
お金もないし、能力もないし、自分にできることなんて何もないんじゃないかと思っていました。
でも、フィリピンへ行って「今日を生きる」ために一生懸命なフィリピン人の国民性に衝撃を受けました。将来のことばかり考えて不安になっていた私も「まずは目の前のことからやってみよう」とゼロから歩踏み出すことができたんです。こういった心の変化は、日本を出てみないと経験できないものだったと思います。
1.(ア)のところに入れるのに最も適当なものはどれですか。A.そして | B.それで | C.しかし | D.例えば |
A.財産や収入が少なくて貧しいさま | B.場所が狭いさま |
C.心身が束縛されて気づまりなさま | D.面白くないさま |
A.前向きな挑戦 | B.現実逃避 | C.窮屈に感じる | D.当たり前だ |
A.自分にできることは何かあると信じていたということ |
B.自分にできることはあるかどうか分からなかったということ |
C.自分にできることは何もないと思っていたということ |
D.自分にできることは必ずあると思っていたということ |
A.今日のことばかり考えて不安に生きている。 |
B.目の前のことに専念して生活する 。 |
C.今日は生きていれば十分だ。 |
D.過去と未来のこと何も考えずに、ごろごろと暮らす。 |
「いいえ、まだ入っていますから、 。」
A.いりません | B.飲みません | C.けっこうです | D.きらいです |
1.「かかし」は何ですか。
A.人 | B.人形 | C.鳥 |
A.田んぼや畑に人が来ないようにするため |
B.田んぼや畑をきれいに見せるため |
C.鳥がお米や野菜を食べないようにするため |
A.60歳以上の方 | B.65歳以上の方 | C.70歳以上の方 |
10 . 子どもたちは一人ひとり成長の仕方も学び方も違うのですから、教育も一つではなく( ア )であっていいのではないでしょうか。「みんな同じ」が平等ではないはずです。一人ひとりの子どもの能力、適性、興味·関心の多様さも、障害の有無や人種·国籍などの多様さも、もっと考慮されていいと思います。教師主導の一斉授業方式にこだわらない、新しい教育スタイルへの取り組みや、さまざまな教育プログラム、さまざまな学校を作るべきです。
欧米などの市民社会が成熟した国々では多様な子どものニーズに応じたさまざまな教育プログラムを持った学校があり、その子に合った学校を選ぶことができます。また市民が容易に学校を作れる制度もあります。多くは公的助成があります。子どもたちの多様なニーズに応じたいろいろな学校·教育機関があり、自分が受けたい教育を自分( イ )保護者と一緒に選べる、自分たちで作ることもできます。
国や自治体はそうした学校·教育機関を援助し、社会全体で子どもの教育に責任を持ちます。
そのような個人の持つ学習権や「教育への権利」をきちんと保障する社会が今求められています。
1.文中の(ア)のところに入れる最も適当なものはどれですか。A.多様 | B.平等 | C.同じ | D.二つ |
A.教師が違うから |
B.多様な学校があるから |
C.親が違うから |
D.子どもは成長の仕方も学び方も違うから |
A.また | B.あるいは | C.それで | D.つまり |
A.子どもが選んだ学校 |
B.子どもが作った学校 |
C.子どもたちの多様なニーズに応じた学校 |
D.親が選んだ学校 |
A.平等な教育は子どもがみんな同じである。 |
B.市民社会が成熟した国々では教師主導の一斉授業が求められる。 |
C.社会全体で子どもの教育に責任を持つべきである。 |
D.親は子どものために学校を作るべきである。 |