1 . わたしはいつも、小学校一年生の妹といっしょにうちへ帰ります。そして、4 時半までうちで勉強します。4 時半に、幼稚園へ弟を迎えにいきます。ははは、スーパー・マーケットで働いています。ですから、迎えにいくことができません。ちちは、月曜日から金曜日まで、会社で働いています。ちちの会社の仕事の時間は、午前10 時から8 時間です。うちへ帰るのは、とても遅いです。日曜日には、ときどき、ちちといっしょに公園へ遊びに行きます。
1.わたしの家族は、何人ですか。A.4人 | B.5人 | C.6人 | D.7人 |
A.四日間 | B.五日間 | C.六日間 | D.七日間 |
A.5時 | B.6時 | C.7時 | D.8時 |
A.幼稚園 | B.スーパー・マーケット | C.会社 | D.公園 |
A.一年生 | B.二年生 | C.三年生 | D.四年生 |
2 . 中国では、滴滴の利用者は430都市・5億5000万人にまで広がっているのだ。一般のドライバーが自分の車に乗客を乗せる仕組みを「ライドシャア」と言う。ライドシャアがここまで広がった最大の理由は「タクシーがつかまらない」というストレスを解消したことだろう。ただ、滴滴のサービスを実際に使ってみると、さらに多くの理由がわかってくる。まずアプリ(APP)をタッチすると、乗車場所と目的地を入力するようになっている。また、好きな車両を選択できる。呼び出しをクリックすると近くの車と瞬時にマッチング(匹配)できる。「到着まで3分」といった待ち時間が表示される。
料金支払いの工夫も細かい。乗る前にアプリ上に基本料金や距離料金まで掲載される。そして降車時に支払い行為がない。降りたあとにアプリに支払い金額が通知され、承認すれば決済完了。
(ア)、料金も安い。中国の都市部の物価は、日本とそう変わらないレベルになってきたが、北京の中心部から空港までの35キロで124元(日本円で2000円程度)。交通状況は違うが、東京でこの距離を移動すると1万円は超える。また、乗り心地がよかったかどうかをアプリから評価できる仕組み(机制)がある。この評価は滴滴にすぐに届く。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.それに | C.しかし | D.だが |
A.料金がやすい。 | B.アプリのサービスがいい。 |
C.「タクシーがつかまらない」ストレスの解消。 | D.支払いの工夫が細かい。 |
A.乗る前に料金が分かる。 |
B.車を降りるとき、払わなくていい。 |
C.待ち時間が表示される。 |
D.車を降りた後に、アプリを通じて支払う。 |
A.滴滴のサービスはいいから、日本にも導入された。 |
B.滴滴がいろいろな良さがあって、利用者がとても多い。 |
C.北京の中心部の物価が日本よりずっと安い。 |
D.タクシーに乗って、運転手に乗車場所と目的地を教えなければなりません。 |
A.滴滴の仕組み | B.滴滴の歴史 |
C.中国の滴滴と日本のタクシー | D.滴滴の魅力 |
隣にパン屋があります。前は花屋で、花屋の隣は魚屋です。近くに薬屋と肉屋もあります。郵便局と病院もあります。
今日の夕方、王さんの友達が遊びに来ます。王さんは鶏肉の料理と魚の料理を作ります。冷蔵庫の中に鶏肉と魚がありませんから、王さんはこれから買い物に出掛けます。それから、郵便局へ行って切手を買います。
1.王さんの家はどこにありますか。
A.町の中のところ | B.町の東のところ |
C.町の西のところ | D.友達の家の隣 |
A.肉屋 | B.パン屋 | C.薬屋 | D.魚屋 |
A.今日の午前 | B.今日の午後 |
C.今日の夕方 | D.今日の夜 |
A.野菜の料理と鶏肉の料理 |
B.野菜の料理と魚の料理 |
C.鶏肉の料理と美味しい料理 |
D.鶏肉の料理と魚の料理 |
A.肉屋、魚屋、郵便局 | B.ペン屋、薬屋、郵便局 |
C.病院、花屋、魚屋 | D.病院、肉屋、パン屋 |
中学校の授業も3時ごろ終わりますが、その後、クラブがあります。生徒たちはテニスや野球などいろいろ好きなことをすることができます。
高校は義務教育ではありませんが、中学生の95パーセントが高校に入ります。高校に入るためには入学(にゅうがく)試験(しけん)を受(う)けなければなりません。やさしい高校も難(むずか)しい高校もあります。高校も3年です。
大学は普通4年ですが、医学のコースは6年です。2年間の短期(たんき)大学もあります。大学では、みんな好きなことを勉強します。もちろん入学試験を受けなければなりません。試験は難しいので、一生懸命勉強しなければなりません。
注释:パーセント:百分率 受ける:接受
一生懸命:拼命努力 ~なければなりません:必须
1.日本の義務教育は何年ですか?
A.十六年です。 | B.三年です。 | C.六年です。 | D.九年です。 |
A.六歳から。 | B.八歳から。 | C.七歳から。 | D.九歳から。 |
A.五時間か六時間。 | B.五時間。 | C.六時間。 | D.八時間。 |
A.二年です。 | B.四年です。 | C.何年でもいいです。 | D.六年です。 |
A.日本の小学校は六年です。そして中学校も六年です。 |
B.日本の大学は全部4年です。 |
C.日本の小学校も中学校も授業はたいてい3時ごろ終わります。 |
D.日本の大学は全部とても難しくて一生懸命勉強しなければなりません。 |
5 . 今でも忘れられぬ新聞記事がある。
20 年前の年末、全身が凍えるほど寒い夜のこと。あまり流行らない蕎麦屋が閉じるころ、額に皺が出た女の人と食べ盛りと見える少年と少女の母子 3 人が入ってきた。注文したのはたった 1 杯の蕎麦だけ。蕎麦屋の夫婦は心を痛め、そっと蕎麦を多めに入れてあげた。
3 人が 1 杯の蕎麦を 3 人で分け合って食べ終えた。と言っても、女の人は残りの汁を飲んだだけで、子供たちが食べるのをじっと見ているだけだった。女の人は本当にすまなそうに財布から小銭を出して払った。3 人が店を出る時、主人はそっと男の子の手に数枚の千円札を握らせ、聞こえないような声で、「お子さん、① でまた食べにおいで」と言った。
蕎麦屋の中年夫婦は②「思わず互いに顔を見合せずにはいられなかった」との記事を書いていた。
時間の経つのは速いもので、あれから 20 年経った。あの 3 人が再び、あの蕎麦屋に立ち寄ったそうである。男の子は国会議員に、女の子は銀行員になっていた。そればかりか、それぞれ妻も夫も一緒で幼い子どもたちまで伴ってきたのである。女の人と言えば、白髪のよく似合う老婦人になっていたのです。その婦人を中心にして一家はにぎやかにテーブルを囲む形で腰を下ろした。今度は人数分の蕎麦を注文したそうである。蕎麦屋の老夫婦にとっては③思いがけない(没有想到)温かい幸せな一時だった。そして、またお互いにしみじみと顔を見合せずにはいられなかった。これは作り話ではなく、本当にあったことなのである。
1.① には何を入れるか。A.これ | B.それ | C.あれ | D.どれ |
A.うるさい母親に感動した | B.子供たちの食欲にびっくりした |
C.貧しい母子に同情した | D.お金を払ってもらえて安心した |
A.蕎麦がおいしかったから | B.あれから 20 年目だから |
C.蕎麦屋夫婦に会いたかったから | D.蕎麦の代金を払いたかったから |
A.子供たちがすっかり立派になっていること |
B.20 年も経つのに、家族が覚えていてくれたこと |
C.20 年も店を続けてきたこと |
D.女の人がやさしい白髪の婦人になったこと |
A.1 杯の蕎麦 | B.仲良し蕎麦屋 | C.国会議員の誕生 | D.母親の皺 |
6 . わたしの家族は京都に住んでいます。家族は父、母、姉、弟、おばあさん、そしてわたしです。おじいさんは八年前に亡くなりました。父は弁護士で、母は小学校の先生です。姉は二年前に大学を卒業して、今、東京の会社で働いています。一人で会社の寮に住んでいます。弟は十七歳で、もうすぐ高校を卒業します。今、大学へ入るためにいっしょうけんめいに勉強しています。将来医者になりたいと言っています。おばあさんは毎日家でテレビを見たり、本を読んだりしています。
わたしたちは毎晩食事の後いっしょにテレビを見たり、お茶を飲んだりしながらいろいろ話します。
日曜日には父の車で遊びに行ったり、映画を見に行ったりすることもあります。ときどき親戚の人や友達が遊びに来ます。夏休みはみんなで旅行します。わたしたちは毎日楽しいです。
1.このひとの家族はみんなで何人ですか。A.四人です。 | B.六人です。 | C.七人です。 | D.五人です。 |
A.今、留守です。 | B.はい、元気です。 | C.今、東京にいます。 | D.死にました。 |
A.コーヒーを飲んで話します。 | B.本を読みます。 |
C.いいえ、勉強しません。 | D.はい、すぐ勉強します。 |
A.もちろん勉強します。 | B.毎週遊びに行きます。 |
C.ときどき遊びに行きます。 | D.テレビを見ます。 |
A.はい、読みます。 | B.わかりません。 |
C.いいえ、読みません。 | D.本はきらいです。 |
私は今京都にいます。おととい飛行機で来ました。
京都はきれいですよ。京都の今の紅葉は本当にすばらしいですね。私は日本の秋が好きです。小野さんはどうですか。京都にはお寺や神社がたくさんあります。おとといは金閣寺などのいろいろな所へ行きました。①その日の天気がよかったですから、人がたくさんいました。どこもとてもにぎやかになりました。昨日は奈良へ行きました。奈良もお寺が② ですね。昨日は雨でしたから、人があまりいませんでした。東大寺はとてもきれいでした。びっくりしました。小野さんは京都と奈良と、どちらが好きですか。
小野さんにお土産を買いました。とてもきれいな紅葉の葉書です。来週の日曜日に帰ります。
では、また。
李 佳
11月25日
1.①「その日」はいつですか。A.11月26日 |
B.11月25日 |
C.11月24日 |
D.11月23日 |
A.少ない |
B.多い |
C.あまり少ない |
D.多くない |
A.京都はとてもきれいです。 |
B.紅葉はとても多いです。 |
C.京都の紅葉はとてもきれいです。 |
D.京都の紅葉はとても多いです。 |
A.分かりません。 |
B.小野さんは奈良が好きです。 |
C.京都と奈良はどちらも好きです。 |
D.小野さんは京都が好きです。 |
A.きれいな紅葉 |
B.葉書 |
C.お寺の絵 |
D.神社の絵 |
8 . 日本の一年には春と夏と秋と冬の四つの季節があります。三月と四月と五月は春です。春は暖かくていい季節です。花がたくさん咲いてきれいです。先週、わたしはお花見に行きました。六月と七月と八月は夏です。夏は大変暑くて、わたしはあまり好きではありません。六月のなかごろから七月のなかごろまで雨がよく降ります。つゆといいます。七月と八月は夏休みで、若い人たちは海や山へ行きます。あの有名な富士山もたくさんの人が登ります。わたしも今年登ります。九月から十一月までは秋です。秋は静かで涼しくてわたしは大好きです。秋の空はたいへん美しくて、月もきれいです。十二月から二月までは冬です。日本の冬はたいへん寒くて、北のほうではたくさん雪が降ります。東京や京都でもときどき降ります。そして若い人たちは雪が降るとスキーに出かけます。日本ではこのように四つの季節がありますので、自然が変化してもうつくしいのです。
1.この人はどの季節がいちばん好きですか。A.春です | B.夏です | C.秋です | D.冬です |
A.美しいです | B.暑いです | C.静かです | D.涼しいです |
A.四月から五月まで | B.五月から六月まで |
C.六月から七月まで | D.七月から八月まで |
A.勉強します | B.スキーに行きます |
C.旅行します | D.花見に行きます |
A.春です | B.夏です | C.秋です | D.冬です |
9 . 最近、ある中学校が有名になりました。この学校は丘の上にあり、周りは急な斜面になっています。この斜面は人が入りにくく、草取りができないため、草がたくさん生えて虫も増え、みんな困っていました。
( ア ) 、学校はこの問題を解決するために面白い方法を考えました。1年に2 回、1ヶ月ずつ羊を借りてきて草を食べさせるのです。
去年の春、初めて4頭の羊が来ました。羊はどんどん草を食べたので、土地はすぐにきれいになりました。羊は秋にも来ましたが、春とは違うことがありました。来た羊は春と同じでしたが、草が減るのが遅かったのです。秋の草は少し硬くて食べにくかったようです。でも、しばらくすると土地はまたきれいになりました。
羊が来てよかったことは、土地がきれいになったことだけではありません。近所の人たちが毎日羊を見に来るようになり、ふだんは話す機会の少ない中学生たちとも次第に交流が生まれていったのです。
みんな、次に羊が来るのを楽しみにしています。
1.文中の( ア ) に入れるのに最も適当なものはどれか。A.また | B.たとえば |
C.そこで | D.それで |
A.中学校の周りの土地に虫がたくさんいるので、草取りがしにくいこと |
B.中学校の周りの土地の草が、いくら取ってもすぐ生えてきてしまうこと |
C.中学校の周りの土地が、入りにくくて草取りができないこと |
D.中学校の周りの土地に生えている草を、羊が食べてしまうこと |
A.妹におもちゃをあげる |
B.この薬を1日に3回飲んでください |
C.雨が降りに止み、止みに降る |
D.生活に苦しんでいるみんなのために、何をすればいいでしょうか |
A.来た羊の数が予定より少なかったこと |
B.春に来た羊とは違う羊が来たこと |
C.羊が来るのが予定より遅かったこと |
D.羊が春ほど早く草を食べなかったこと |
A.近所の人たちと中学生が、羊との交流を一年中楽しむようになった |
B.近所の人たちと中学生が、だんだん交流をするようになった |
C.近所の人たちや中学生が、自分の家の庭の草取りをするようになった |
D.近所の人たちや中学生が、自分も羊を飼いたいと思うようになった |
10 . 日本は南北に長い島国なので、地域によって開花の時期が違います。( ア )南の九州と北の北海道では 2 か月ぐらい開花時期が変わってきます。南から北へと桜の開花が北上することを「桜前線」と呼び、ニュースでも報道されます。また桜の開花状況も「5 分 咲き」、「7 分咲き」、「満開」と地域ごとに開花具合をニュースで報道するぐらいです から、関心の高さがわかると思います。
人々は「桜前線」の情報により、桜の開花時期に花見をします。中には料理やお菓子や お酒を持って出かけるのがよく見られますが、近頃桜を見ずにお酒を飲むことに夢中にな る方も増えてきています。それを昔の言葉で言い表すと、「花より団子」といます。昔 は桜を見ながら団子を食べたそうで、きれいな花より団子のほうがよいという、人間の本 能である食欲に勝るものはないということを表現した言葉なのです。
桜は春を感じることができる身近なのものですから、待ち望んだ春の到来を祝う気持ち が日本人の花見という習慣につながっているのでしょう。
1.( ア )のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.つまり | B.たとえば | C.もちろん | D.もともと |
A.人々は「桜前線」の情報により、桜の開花時期に花見をすること。 |
B.料理やお菓子やお酒を持って出かけること。 |
C.桜を見ないでお酒を飲むことに夢中になること。 |
D.近頃桜を見ずにお酒を飲むことに夢中になる方も増えること。 |
A.夢を見る | B.夢の中にいる | C.夢を持っている | D.熱中している |
A.桜の開花時期に戦争があることだ。 |
B.桜の開花状況を報道するニュースのことだ。 |
C.桜が南から北へ咲いて行くことだ。 |
D.桜前線によって、桜の開花時期が違うことだ。 |
A.日本 | B.島国 | C.桜前線 | D.花見 |