1 . ビリーは夫の連れ子(与前妻的孩子)で、もう12歳。この年齢のアメリカ人の男の子は、普通なら大人の男の扱いをしてやれば大喜びのはずなのだが、ビリーは何かが欠け落ちているらしくて、大人になりたくないと全身で言っているところがある。まるで人に好かれたないような行動ぽかりしているので、私の友人たちにも嫌われる。
そんなビリーが私の母の家に帰る時だけは普通の子供になる。母は普通の正しいお母さんである。ビリーが野菜を食べなければ無理矢理(强迫)食べさせる。Tシャツ一枚でいれば、捕まえて父のセーターを着せてしまう。物を散らかしたままにしておくと、ちゃんと片付けさせる。そんな時、ビリーは笑いながら母のきうとおりにする。
ああ、そうだったのか、と私は思う。私だったらそんなことはできない。ビリーの食べないものは、無駄だと思い料理しないし、洋服も本人がそれで良いなら、暑すぎる服を着ても寒すぎる限を着ても何も口出し(插嘴)しない。ゲームでずるいことをしても嫌な気持ちで私と友人は黙っている。( ア )、母の家では許さない、ゲームでビリーがずるいことをすれば私の妹は彼の頭を叩いて不満を言うし、その代わり楽しい時にはビリーと一緒に笑う。ビリーは母の家では叱られても幸福そうにしている。子供にとって周囲の無関心ほどつらいものはないのだと私は気づく。ビリーに必要なのは正しいお母さんなのだと私は反省するのだった。
1.文中に「大人になりたくないと全身で言っている」とあるが、その意味は何か。A.男の子として扱われたくない。 |
B.12歳の子らしい行動をしている。 |
C.大人扱いされるのに強く抵抗している。 |
D.大人に好かれるようなことをしている。 |
A.子供が食べないものは何とかして食べさせる。 |
B.子供が食べないものはできるだけ料理しない。 |
C.子供が食べないものは無理矢理食べさせない。 |
D.子供が食べないものは親がとっておいて食べる。 |
A.ビリーを特別扱いすること |
B.ビリーにゲームをさせること |
C.ビリーを普通の子供として扱うこと |
D.ビリーを母の家に連れていってあげること |
A.しかも | B.それで | C.それでは | D.ところが |
A.大人は子供の世話をするのが楽しい。 |
B.子供にとって周囲の関心がとても大切だ。 |
C.大人は子供のすることに口出ししない方がいい。 |
D.子供が楽しい時大人は子供と一緒に笑うべきだ。 |
2 . 先日,投資家への説明会でアナリスト(分析专家)に対して大きな声を出したということで、「相案わらず(仍然),人間ができていませんな」という内容のメールをたくさんいただきました。ただ,私は変わるつもりはありません。
私はその時は真剣に怒っていました。真剣に怒っているにもかかわらず,周囲から評価されるためにとか、よく見られるようにといった理由で何かを抑え(克制)たり,変えたりするつもりはまったくありません,そんなことをしたら,この会社の成長は止まってしまうでしょう。
たしかに,見方によっては、これは私の欠点かもしれません。ただ,人間は饅頭と同じだとも思うのです。砂糖がいっぱい使われた饅頭は確かにおいしいが,砂期ばかりの饅頭は1個ならまだいい,2個,3個と食べようと思ったら,塩味がないと無理でしょう。人間も饅頭と同じで、必ず欠点がないといけない,いい点も悪い点もあるのが個性であって,いい点ばかりにする必要はないのです。
言葉の使い方つとっても,関東では「あんた」という言い方はダメで「あなた」と言ったほうがいいんじゃないかという意見もありましたが,その時真剣に怒っている私からしたら,言葉を選ぶ暇なんてない。少し冷静になった時には,「あなた」と言い換えましたが,怒っている最中には関西弁(关西方言)が出てくるというのが私という人間なのです。
だから,人間の個性を消してまで立派なことをやろうと思わないほうがいい。( ア )と私は思っています。
1.文中に「人間ができていません」とあるが,その意味は何か。A.自立していない。 |
B.自分に対する肯定感が低い。 |
C.しっかりとした大人になっていない。 |
D.仕事で同じ失敗ばかり繰り返している。 |
A.感情を抑えたり個性を変えたりすること |
B.周りの人にいくら怒られても反省しないこと |
C.態度をよくないと評価されても変えないこと |
D.人前で真剣に怒ったり大きな声を出したりすること |
A.人間も饅頭も欠点があってはいけないから |
B.人間も饅頭もいい点ばかりにする必要はないから |
C.人間を育てることは饅頭を作ることと似ているから |
D.いい点ばかりの人間も砂糖いっぱいの饅頭も一番いいから |
A.関西の言葉しか話せないから |
B.緊張していて言葉を選べないから |
C.その時正しい言い方を知らないから |
D.怒っていて冷静に言葉を選べないから |
A.人間は悪い点をなくすべきだ |
B.人間には欠点があったほうがいい |
C.人間は本当の気持ちを抑えるべきだ |
D.人間は周囲のために自分を変えたほうがいい |
3 . 「光の春」という言葉を知っていますか。春は立春から始まりますが、春とは名ばかりで、気温はあまり上がりません。ただ太陽の光は少しずつ強まっていて、その輝きに春が近いということを感じられます。そんな本格的な(正式的)春になる前の時期を表した言葉が光の春です。
この言葉はもともとロシアで生まれたといわれます。専門家によると、シベリア北東部のマガダンでは、光の春は2月中旬から始まるそうです。
シベリア北東部と言えば北半球で最も寒い地域で、冬は暗く、気温は氷点下60度以下になることもあります。光の春のころも気温は氷点下ですが、寒い中も太陽の高さは少しずつ上がり、人々は太陽の明るさに春の気配(气息)を感じるそうです。
ところで、光の春のころに日本各地で咲く植物があります。「福寿草」という黄金色の小さな花です。見ごろは2月ごろですが、早いところでは1月に咲き始め、雪の中から顔を出すことも。この花は日光が大好きで、太陽が出ている時間帯に開き、その動きを追うように花の向きを変えます。花の形はまるでパラボラアンテナ(抛物面天线)のようで、花びら(花瓣)で日光を反射して花の中央に集め、自分自身を温めます。そうすることで、福寿草には蜜がない代わりに、暖かい環境を作り出し、虫たちをおびき寄せる(引诱)んです。
春は光から始まり、雪解けの音や鳥の鳴き声が聞こえる「( ア )の春」を経て、やがて本格的に暖かくなる「気温の春」がやってきます。
1.シベリア北東部の人々はどんなことに春の気配を感じるか。A.植物の変化 | B.動物の動き |
C.気温の上昇 | D.太陽の明るさ |
A.虫の動き | B.花の動き |
C.太陽の動き | D.アンテナの動き |
A.美味しい蜜があるから | B.花の中央が暖かいから |
C.花びらがきれいだから | D.花の向きが変わるから |
A.音 | B.味 | C.光 | D.気温 |
A.「光の春」とは立春後の暖かい時期を指す。 |
B.「光の春」は「気温の春」より早く訪れる。 |
C.立春になったらすぐ「気温の春」がやってくる。 |
D.シベリアでは春になってもずっと氷点下60度以下だ。 |
4 . 無人島に漂着したロビンソン氏は確か洞窟の壁とか椰子の木とかに日にちを数えるための線を刻んでいた。私は子供の頃、ロビンソン氏の行動の意味がよくわからなかった。せっかく無人島にいるんだから、何日経ったかなんて気にせず、魚を捕ったり猿と遊んだりすればいいのに!
大人になって、「ここは無人島かしら?」と勘違いし(误以为)そうなほど、毎日一人で部屋に籠って(蛰居)仕事していたら、ロビンソン氏の気持ちも少しわかるようになってきた。
5日ほど、誰とも会わず、誰とも会話せず生活する。( ア )なぜか、私は不意に机から離れ、柱の前に立ってしまうのだ。ティッシュ(纸巾)の箱を頭に載せ、鉛筆で自分の身長を柱に刻みつける。
いったい、この行動に何の意味が?別に意味なんかないのである。この歳になって、身長が伸びているなんてこともないのである。でも、たまに柱の前に立ち、ティッシュの箱を頭に載せる。柱のほぼ同じ位置に引かれた、何本か歪んだ線を眺め、満足して、再び机に向かう。
そうか!退屈で、思うように物事が進まないと、人は線を刻みたくなるんだな!経過した日数を洞窟に刻むのも、柱に身長を刻むのも記録と言えるだろう。人は長い間一人でいると、何事かを記録する習性を持っているようだ。
いつか死んでしまうと知っているから、人間は記録への執念を抱いているんだろう。何かの記録をつけるという行為自体が、自分以外の誰かとつながりたいという欲望の表明なのではないかと思う。
1.文中の「ロビンソン氏の行動」はどれか。A.魚を捕ること | B.日数の線を刻むこと |
C.無人島に漂着したこと | D.椰子の木を数えること |
A.洞窟 | B.無人島 | C.椰子の林 | D.筆者の部屋 |
A.すると | B.しかし | C.それに | D.だから |
A.人間が寂しく思う時があるということ |
B.人間が他者とつながりたいということ |
C.人間が勘違いする時があるということ |
D.人間が何でも記録をつけたいということ |
A.ロビンソンは何日経ったか気にしなかった。 |
B.筆者は柱に一人で過ごした日数を刻んでいた。 |
C.ロビンソンは捕った魚の数を椰子の木に刻んでいた。 |
D.長い間一人でいると、人は何かを記録したくなる傾向がある。 |
5 . 現在、日本で農業をしている人は、約200万人。40年前に比べると、その数は3分の1以し下に減っている。(ア)、農業をしている人の60%以上は65歳以上のお年寄りだ。①この状態を変えようと、最近いろいろな農業のやり方が考えられているそうだ。
その一つは、これまでのように家族で農業をするのではなく、多くの人が働く「会社」の形で農業をするというものだ。このような会社の一つに「あおぞら」がある。「あおぞら」では今までにない②いくつかの工夫によって、若者も働きやすい環境を作っている。
第一の工夫は「決まった給料を払うこと」。農業は自然が相手なので、どうしても収入が多」い時と少ない時が出てしまう。しかし、一年中いろいろな種類の野菜を作ることで、一つがだめでも他の野菜でカバーできるようにし、毎月同じ給料が払えるようにする。
第二の工夫は「休めるようにすること」。社員はみんな違う日に休みを取る。社員が大勢いるので、それぞれが順番に休みを取るようにすれば、それほど多くはないが、みんながきちんと休めるのだ。
第三の工夫は「農業を教えること」。土に触ったことが全然ないような人には、経験者が農業を一からきちんと教える。
このような工夫は若者にも伝わり、③「あおぞら」には毎年農業にチャレンジしたいという若者が大勢入ってきて、経営もうまくいっているそうだ。そして、それは新しい農業の形として期待されている。
1.(ア)に入る最も適当な言葉は、次のどれですか。A.そこで | B.だから | C.そして | D.しかし |
A.農業をする人が大きく減って、半分以上がお年し寄りになったこと |
B.農業をする人が大きく減って、半分以上が若者になったことに |
C.農業をする人が少し減って、お年寄りの割合が増えていること |
D.農業をする人が少し減って、若者の割合が増えていること |
A.多い月や少ない月があるが、毎月給料が払えるようにする。 |
B.一年中、一種類の野菜を作り続けるようにする。 |
C.社員みんなが、土曜日と日曜日に休めるようにする |
D.経験がない人には、農業の基礎から教えるようにする。 |
A.「あおぞら」では、休みをたくさん取ることができるから |
B.「あおぞら」では、会社経営の方法を教えてもらえるから |
C.「あおぞら」は、昔からの農業のやり方を守っているから |
D.「あおぞら」は、仕事がしやすい環境を作っているから |
A.お年し寄りと農業 | B.これからの農業 | C.家族で行う農業 | D.経験者に教わる農業 |
来到图书馆前
バトル:ここ__1___図書館です。
佐 藤:【走进图书馆】わあ、日本語___2__本__3___たくさんありますね。
バトル:ほら、ここ__4___日本語の雑誌__5___ありますよ。
職 員:こんにちは。いらっしゃい。
【图书管理员递给佐藤和高桥印有明光中学的明信片】これは学校__6___葉書です。どうぞ。
佐藤、高橋:どうもありがとうございます。
職 員:いいえ。
来到体育馆前。
バトル:ここは体育館です。
高 橋:【走进体育馆】人___7__たくさんいますね。
バトル:ええ、今は体育の時間です。
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王文:健太君、それ( 1 )何ですか。
健太:これ( 2 )つるです。
王文:一つ、二つ、三つ……わあ、たくさん( 3 )折り紙。
健太:【拿起旁边的折纸】これ( 4 )犬です。
王文:すごいですね。【指另一个】それ( 5 )何ですか。
健太:どれですか。
王文:これです。
健太:【确认王文所指的折纸后】ああ、これはピアノです。
王文:そうですか。あ、これ( 6 )豚ですか。
健太:いいえ、豚ではありません。これ( 7 )犬です。
(健太看到窗台上的折纸)
健太:【问王文】王文君、あれ( 8 )王文君の折り紙ですか。
王文:いいえ、僕( 9 )ではありません。英珠さんのです。
健太:あれは人形ですね。すごいです( 10 )。
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李 佳:ごめんください。
美 月:はい。あ!李佳さん、どうぞ。お母さん、友達___①__李佳さんです。
美月の母:こんにちは。いらっしゃい。
李 佳:こんにちは。おじゃまします。
李 佳:あ!写真。お父さんですか。
美 月:はい,そうです。父__②___中学校の先生です。
李 佳:だれです__③___。弟ですか。
美 月:いいえ。弟じゃありません。いとこの翔君です。
李 佳:小学生ですか。
美 月:ええ。小学校3年生です。9歳です。
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9 . 田中さんは犬が好きです。エッグさんは猫が好きです。田中さんはピーマンが嫌いです。エッグさんはトマトが嫌いです。田中さんは夏が嫌いです。エッグさんは冬が嫌いです。田中さんは本が好きです。エッグさんはゲームが好きです。
1.田中さんは何が好きですか。A.猫 | B.ピーマン | C.夏 | D.本 |
A.犬 | B.猫 | C.ゲーム | D.ピーマン |
A.犬 | B.ゲーム | C.夏 | D.冬 |
A.トマト | B.夏 | C.本 | D.ゲーム |
A.青椒 | B.番茄 | C.游戏 | D.漫画 |
10 . わたしは家族が好きです。わたしの父です。40歳です。父は料理が好きです。わたしの母です。37歳です。母は絵が好きです。わたしの姉です。15歳です。姉はテニスが好きです。わたしの兄です。7歳です。兄はサッカーが好きです。
1.私の家族は何人ですか。A.3人 | B.4人 | C.5人 | D.6人 |
A.40歳 | B.47歳 | C.37歳 | D.30歳 |
A.絵 | B.料理 | C.テニス | D.サッカー |
A.絵 | B.料理 | C.テニス | D.サッカー |
A.18歳 | B.14歳 | C.9歳 | D.5歳 |