8 . 日本人がどこで結婚を行うかと言いますと、神社で行う人もいますし、教会で行う人もいます。また、最近は海外で結婚を行う人も增えてきました。その中で、神社で行われる結婚式は神前結婚式と呼ばれます。
神道が日本の伝統的な宗教であり、古くから日本人の生活文化に浸透しています。(ア)、人々が現在のように神社で結婚式を行うようになったのは、明治時代以降のことです。
鐮倉時代ごろ、武家の婚礼はとても簡単なものでした。それは、興(轿子)に乗った花嫁が婿の家に来ると、夫婦の盃を交換して、そして花嫁を親戚などに紹介するというものでした。また、室町時代になると、婚礼はだんだん儀式化してきたが、依然として婿の家で行われていました。
現在の神前結婚式の形は明治三十三年の皇太子結婚の際の儀式を手本(模板)にして広まったと言われます。また、皇太子のご成婚を契機として、婚礼の儀式は婿の家以外の場所で行われるようになりました。
その後、神前結婚式が急速に広まって、一般人も神社で結婚式を挙げるようになりまし大。現在、神前結婚式は最も伝統的日本らしい儀式だと言えます。
1.
「神前結婚式」とあるが、どういう意味ですか。A.神社で結婚式を行う | B.教会で結婚式を行う |
C.海外で結婚式を行う | D.婿の家で結婚式を行う |
2.
文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。3.
日本人はいつから神社で結婚式を行うようになりましたか。A.鐮倉時代から | B.明治時代から | C.室町時代から | D.古くから |
4.
最も伝統的日本らしい儀式は何の儀式ですか。A.武家の婚礼 | B.皇太子結婚の儀式 | C.教会結婚式 | D.神前結婚式 |
5.
この文章では、日本の結婚式について(关于)、正しいものはどれですか。A.室町時代から、一般人も神社で結婚式を挙げるようになりました |
B.鎌倉時代ころ、武家の婚礼はとても複雑なものでした |
C.鎌倉時代になると、婚礼はだんだん儀式化してきた |
D.明治時代から、婚礼の儀式は婿の家以外の場所で行われるようになりました |