1 . うさぎとかめの話を聞いたことがあるでしょう。うさぎのほうが、かめよりずいぶん足が速いのに、勝ったのはかめだったのはなぜでしょうか。思っているとおりに、うさぎが油断をしたからです。かめなんかに負けるわけがないと油断して、途中で昼寝をしたために、かめに追い越されてしまったのでした。
「油断大敵」という四字熟語があります。それは油断は大きな失敗につながることがありますから、一番大きな敵として気をつけるべきだという意味です。きっと、うさぎはこの言葉を知らなかったのでしょう。
(ア)、「油断」とは、注意を怠ることを言います。もともとは仏教の言葉で、仏様に備える明かりに使う油が無くなったことに気づかず、火を消してしまうことを言いました。そこから、気を許しての注意を怠るという意味を持つようになったのです。
「油断」を使った言い方に、「油断も隙もない」というものがあります。ちょっとでも気を許すと相手につけこまれます②から、少しも気を抜けない③という意味です。例えば、「ちょっと目を離すと、すぐつまみ食いをするんだから。まったく、油断も隙もない。」など、言われたことはありませんか。
とにかく、大きな失敗を防ぐためには、自分にも相手にも「油断は禁物」ということなのです。
注:①気を許す:放松警惕②つけこむ:钻空子,趁人之危
③気を抜く:松口气
1.文章の内容によると、うさぎがかめに負けた理由は何か。
A.うさぎがかめの実力を甘く見たから |
B.うさぎが途中で遊びに行ってしまったから |
C.かめに負けるわけがないと油断したから |
D.かめよりずいぶん足が遅かったから |
A.また | B.さて | C.でも | D.かつ |
A.仏様に備える明かりに使う油が使い果たされて、補わないこと |
B.仏様に備える明かりに油の代わりに、ほかのもので火をつけること |
C.仏様に備える明かりの油を用意しないので、火をつけてあげないこと |
D.仏様に備える明かりの油がないことに気づかないで、火を消すこと |
A.ちっとも緊張を緩めないという意味 |
B.ちっとも目を離さないという意味 |
C.ちっとも話を聞かないという意味 |
D.ちっとも気をつけないという意味 |
A.油断すると、大きな失敗をもたらさない。 |
B.油断しないと、大きな失敗が防げる。 |
C.油断すると、大きな成功が防げる。 |
D.油断しないと、大きな成功をもたらす。 |
2 . 色や音、味や匂いの感じ方は、確かに人によってかなり違います。だから、好みも違って当たり前かもしれません。(ア)、好きではないと感じていたものでも、誰かに楽しみ方を教えてもらうと、好きになれる場合もあります。たとえば、私は友だちにすすめられた曲を聞いてみました。しかし、うるさく感じて、ぜんぜん好きになれなかったことがあるのです。でも、その子に「この曲のどこが好きなの?どう聞いたらいい?」と尋ねたら、「低音やリズムの繰り返しに注意して聴くといい」と教えてくれました。言われたとおりにしてみたら、それまで騒音に感じた音がちゃんと音楽に聞こえてきて、すごく楽しめたのです。
料理の味でも、芸術鑑賞でも、スポーツのプレーでも、ここがいいところだ、ここを味わえばいいのだという「勘所」みたいなものが分かると、突然好きになることがあります。だから、いつも効くわけではありませんが、自分の嫌いなものが好きな人がいたら、「どこが好きなの?」と聞いてみるのはおすすめです。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.また | B.まだ | C.ただ | D.なお |
A.曲をすすめた友だちがその曲にある魅力を教えた時まで |
B.友だちが好きな曲を教えてくれて、初めて聞いた時まで |
C.すすめられた曲を何度も聞いて、好きになった時まで |
D.騒音ではなく、ちゃんと音楽に聞こえてきた時まで |
A.物事の最も複雑なところ | B.物事の流行っているところ |
C.物事のよく売れているところ | D.物事の人を引き付けるところ |
A.他人の助けを求めないで、嫌いなものを嫌いなままにする。 |
B.嫌いなものが好きな人がいれば、相手に好きな点を聞いてみる。 |
C.嫌いなものを諦めて、ほかの好きになれるものを探す。 |
D.好きになる点が見つかるまで、嫌いなものから離れない。 |
A.『楽しみ方を聞いてみる』 | B.『物事の両面性』 |
C.『友だちとシェアできること』 | D.『異なる視点による魅力』 |
1.アンケート調査によると、一番人気のスポーツは何か。
A.テニス | B.水 | C.スキー |
A.テニスコートが自由に利用できないこと |
B.付き合う相手を見つけにくいこと |
C.やる時の料金がたくさんかかること |
A.付き合う相手がいなくても、一人で自由にできますから |
B.施設が多くて、いつでもどこでもできますから |
C.難しくないスポーツなので、一人でもできますから |
1.女の人はいつ日本に来ましたか。
A.今年 | B.2年前 | C.3年前 |
A.生のものが食べられるようになったこと |
B.当地の人とペラペラ話せるようになったこと |
C.メニューを見て料理を正しく見分けられたこと |
A.生のものがまだ食べられないこと |
B.ごみが正しく分類できないこと |
C.レストランでうまく注文できないこと |
1.男の人は何を注文しましたか。
A.野菜サラダとスパゲティだけ |
B.野菜サラダとスパゲティとホットコーヒー |
C.野菜サラダとスパゲティとアイスコーヒー |
A.売り切れですから | B.急ぎますから | C.食べきれませんから |
A.洋食店 | B.八百屋 | C.スーパー |
1.女の人は今、何をしていますか。
A.料理を作っています。 |
B.服を洗っています。 |
C.部屋を掃除しています。 |
A.臭いですから | B.多いですから | C.もうすぐ捨てる時間が過ぎますから |
A.洗濯物を干します。 |
B.パジャマを着替えます。 |
C.ごみを捨てます。 |
1.女の人は、先週の週末、どこへ行きましたか。
A.会社 | B.出張先 | C.北海道 |
A.会社で残業しました。 |
B.旅行先で限定料理を食べました。 |
C.出張先で仕事をしました。 |
A.温泉旅行に行きました。 |
B.おいしい料理を食べました。 |
C.家で残業しました。 |
A.軽い運動をします | B.油絵の授業をします。 | C.油絵を描きます。 |
A.春 | B.夏 | C.冬 |
A.猫 | B.犬 | C.金魚 |