1 . 年末には家の掃除をします。これを大掃除と言います。新年には家に「その年の幸せ」を象徴する年神様がやってきます。その年神様がやってくるので,家をきれいにして新年を迎えます。大掃除では普段できないようなところも掃除します。私はいつも時間がなくて大晦日に急いで大掃除をします。毎年,もっと早くからやればよかったと思います。
夜は「年越そば」を食べます。「年越」は今の年から新年に移るという意味です。大晦日に食べるので「年越そば」と呼ばれています。そばは長く,切れやすい食べ物です。このことから,この一年の苦労や災難を切って,長くて幸せな人生を願って食べられています。12月に入ると,多くのそば屋で年越そばの予約が始まります。私も去年,近くのそば屋で天ぷらとそばを予約して,晩ご飯に天ぷらそばを作りました。今年は予約が間に合わなかったので,残念でした。その代わりに,「うどん」を食べようと思っています。それから夜は「紅白歌合戦」を見ます。番組では歌手が性別で赤と白のチームに分かれて歌い,どちらのチームがいいか競います。いろいろな歌手が出るので,家族で楽しめます。私の好きな歌手も歌うので,とても楽しみです。
0時になり年越をしたら,私は近くのお寺に行きます。「除夜の鐘」を鳴らすためです。お寺では大晦日の夜から元旦にかけてこの除夜の鐘を108回鳴らします。大晦日に107回,元旦に1回です。鐘を鳴らして,新年の幸せを願います。うちの近くのお寺は誰でも鳴らしていいので,友達とよく鳴らしに行きました。静かな夜に響く「ゴーン」という鐘の音はとてもきれいで,心を落ち着かせる力があります。
日本ではだいたい(ア)年を越すのです。みなさんのお国では正月にどんな行事やイべントがありますか。よかったら,このプログのコメントで教えてください。
1.文中に「もっと早くからやればよかった」とあるが,それはなぜか。A.急いで大掃除をするのは大変だから |
B.年神様がやってくるから |
C.時間がなくて掃除したくないから |
D.大掃除は大晦日にしかできないから |
A.そば屋で天ぷらとそばを予約したから |
B.そばは長くて,食べやすい食べ物だから |
C.幸せをもたらす年神様にそばにいてほしいから |
D.長くて幸せな人生を願っているから |
A.性別で2つのチームに分けるのは人気がある。 |
B.いろいろな歌手が出るが,好きな歌手がいないのは残念だ。 |
C.どちらが勝つか知りたいから,楽しみにしている。 |
D.好きな歌手が違っても,家族と一緒に見て楽しめる。 |
A.そのように | B.このように | C.あのように | D.こんなに |
A.この文章は新聞で読める。 |
B.「私」は今年は年越そばや天ぷらを食べる。 |
C.年越をしたら,除夜の鐘を1回鳴らす。 |
D.すべてのお寺で誰でも鐘を鳴らすことができる。 |
2 . 美味しいものや美しい景色。お金や健康や愛。そういったものでは得られない持続的な幸せ。それを得るための必要条件は、「困難」だ。困難のないところに、持続的な幸せはないのだ。
困難というものが全くなかったらどうなるか、ちょっと想像してみてほしい。欲しいものは何でも手に入れる。したいことは何でもできる。全ての欲求が何の苦もなく満たされる。嫌なことは全部しなくていい。全てが思い通り。そして、あらゆることが順調に行く。だから、「困ったな、どうしたらいいだろう?」と思うことなど、皆無。つまり、問題は全く起こらない…
「わ、いいな。そうなりたい」と思う人もいるかもしれない。
確かに、短時間ならこういう境遇も悪くないかもしれない。(ア)、これからの每日もそうだったとしたら?間違いなく、退屈するようになるだろう。そして、やがて耐えられなくなるはずだ。
なぜなら、そこには自分の能力を発揮する機会が全くないからだ。自分の能力を発揮すべきことが、何も起こらないのだ。これぐらいつまらないことはない。それが毎日続いたら、間違いなく退屈し、耐えられなくなるだろう。
そう、私たちが能力を発揮できるのは、困難に出会った時だ。その時初めて、能力を発揮する機会が与えられる。
持続的な幸せは、困難にぶつかりながら、自分の能力で何とかそれを乗り越えようと努力して生きていくことによって得られるものなのだ。つまり、持続的な幸せが得られるかどうかは、生き方の問題だ。
1.文中に「困難というものが全くなかったら」とあるが、筆者はどう述べているか。A.短時間であっても、生活に然きてしまうだろう。 |
B.短時間であれば、嫌なことも嫌でなくなるだろう。 |
C.長く続くと、退屈な生活に耐えられなくなるだろう。 |
D.長く続くと、欲しいものが何なのかわからなくなるだろう。 |
A.自分の能力を活かす機会になる。 |
B.自分の能力を試すために必要だ。 |
C.自分の能力で乗り越えられないことはない。 |
D.自分の能力だけで乗り越えようとしなくてもいい。 |
A.つまり | B.それに | C.すると | D.しかし |
A.自分の能力に自信がなくても主体的に生きていく。 |
B.困難を経験し、克服しようとしながら生きていく。 |
C.困難にぶつかっても、困難だと思わずに生きていく。 |
D.あらゆることに面白さや喜びを見つけながら生きていく |
A.お金と健康と愛は持続的な幸せのもと |
B.困難から得られる持続的な幸せ |
C.能力を発揮した上での幸せ |
D.人によって違う生き方 |
3 . 多くの日本人にとって、お茶は生活に不可欠なものです。しかし、お茶はもともと日本にあったわけではなく、中国から伝わったものです。
お茶が最初に日本に伝わったのは、奈良時代(710-784年)だと考えられています。しかし、広く飲まれるようになったのは、それからずいぶん後の鎌倉時代(1185-1333年)からです。中国に留学に行った栄西という人が、お茶には健康と長寿の効果があることを知り、日本に帰国した後で、それを本に書いたことで、お茶が日本で広まったと言われています。そのため、お茶は最初、高価な薬として、地位の高い人たちの間で飲まれていましたが、その後、時が経つにつれて一般の人も楽しめるようになりました。
お茶にはいろいろな種類があります。日本で最も多く飲まれているのは「緑茶」です。日本の緑茶は、お茶の葉を蒸して作るのが特徴ですが、それに対して、中国の緑茶は炒って作ります。この作り方の違いが、お湯を注いだ後の色や味にも影響します。
「緑茶」という名前は、もともとはお茶の葉の色が緑色であることから来ていますが、日本の緑茶は、入れた後のお湯の色も、美しい緑色をしています。(ア)、中国の緑茶は、入れると黄色っぽい色になります。また一般的に、日本の緑茶はやや甘く、中国の緑茶は香りが爽やかです。どちらもそれぞれにおいしいものですので、あなたもぜひ、飲み比べてみてください。
1.お茶は、いつから日本にあると考えられているか。A.奈良時代より前 | B.奈良時代 | C.倉時代 | D.わからない |
A.お茶はよい効果があること |
B.栄西が日本に帰国したこと |
C.お茶が奈良時代に日本に伝わったこと |
D.日本の緑茶はお茶の葉を蒸して作ること |
A.一般の人もみんな地位が高くなり、生活が楽になった。 |
B.一般の人も簡単に高価な薬を貿えるようになった。 |
C.一般の人も簡単にお茶を作れるようになった。 |
D.一般の人も簡単にお茶を飲めるようになった。 |
A.ところで | B.それで | C.一方 | D.したがって |
A.日本の緑茶はお茶の葉を蒸して作るが、中国の緑茶は炒って作る。 |
B.中国の緑茶と日本の緑茶は入れた後のお湯の色が異なる。 |
C.お湯を注ぐ前の緑茶の葉の色はどちらも緑色である。 |
D.中国の緑茶より、日本の緑茶は甘くておいしい。 |
4 . 日本には、温泉がたくさんあります。温泉が好きな人も多いです。でも、温泉って、何のことですか。
温泉は水のことです。でも、「水=温泉」じゃないです。では、どんな水が温泉ですか。
まず最初の特徴①は、温泉は地下にあった水だということです。温泉は地下から自然に出てくることもあります。ポンプ②で地下から出すこともあります。そして、地下から出た水の温度が25℃以上だったら、それは温泉というものです。
地下に熱があります。地下の熱はタイプ③が二つあります。タイプ1は火山の地下にある熱です。この熱で25℃より熱くなった水を「火山性温泉」といいます。
タイプ2は地下深い所の熱です。地下の深い所に行くと、どんどん温度が高くなります。地下1000メートルで温度が30℃高くなります。この深い所の熱で25℃より熱くなった水を「非火山性温泉」といいます。こうして、近くに火山がなくても、地下深い所に熱を持った水があれば、それは温泉かもしれません④。
温泉は体にいいです。昔から、人々は疲れた時に、またいろいろな病気を治す⑤ために温泉に行きます。温泉には、何か秘密がありそうです。
注释:①特徴:特征 ②ポンプ:泵
③タイプ:类型 ④かもしれません:也许
⑤治す:治疗
1.温泉はどこからの水ですか。
A.宇宙からの水 | B.空からの水 | C.海からの水 | D.地下からの水 |
A.近くに火山があること |
B.35℃より熱いこと |
C.地下深い所の熱であること |
D.どんな病気でも治すこと |
A.ポンプで地下から出しますから |
B.火山がありますから |
C.深い所の熱がありますから |
D.地下1000メートルにありますから |
A.3℃ | B.25℃ | C.30℃ | D.45℃ |
A.温泉は冷たい水です。 |
B.温泉は地下から出た温度が25℃以上の水です。 |
C.地下の熱はタイプが三つあります。 |
D.昔は人々が病気を治すために温泉に行きましたが、今はもう行きません。 |
5 . 佐藤さん
拝啓
お元気ですか。日本に来てからもう3ヶ月経ちました。今、私は中村さんという人の家でホームステイをしながら、大学で日本語を勉強しています。中村さんは、お父さんとお母さんと息子さんの3人家族です。
息子さんの健君は大学の2年生で、一週間に3回家庭教師のアルバイト①をしています。アルバイトをしながら勉強するのは大変だろうと思いましたが、日本の大学はアメリカのより宿題がすくないですから、大丈夫だと彼が言っていました。日本の大学生はアメリカの大学生ほどよく勉強しません。週末だけでなく②、平日でもよくお酒を飲んだり、コンサート③に行ったりして遊んでいます。健君の話では④、日本人は大学受験のために⑤よく勉強して、会社に入ったらよく仕事をしますが、大学の4年間はよく遊んでいるそうです。
今度の夏休みに私の両親が日本へ遊びに来ます。佐藤さんは夏休みに何か予定がありますか。教えてください。
これから暑くなりますから、お体に気を付けてください。
敬具
2023年4月28日
スミス
注释:
①アルバイト:打工 ②だけでなく:不仅
③コンサート:音乐会 ④話では:据说
⑤大学受験のために:为了高考
1.「私」はいつ日本に来ましたか。A.2022年1月 | B.2022年4月 | C.2023年1月 | D.2023年4月 |
A.日本人です。 | B.大学生です。 |
C.メガネをかけます。 | D.よく遊びます。 |
A.佐藤さん | B.中村健さん | C.日本の大学生 | D.スミスさん |
A.アルバイトをしながら勉強するのは大変です。 |
B.アメリカの大学生は日本の大学生ほどよく勉強しません。 |
C.週末だけにお酒を飲んだり、コンサートに行ったりして遊んでいます。 |
D.大学の4年間はよく遊んでいます。 |
A.「私」はアメリカから日本へ来ました。 |
B.アメリカの大学は日本のより宿題がすくないです。 |
C.日本人は大学受験のためによく勉強しますが、会社に入ったらあまり仕事をしません。 |
D.佐藤さんは夏休みに日本へ遊びに来ます。 |
6 . 日本では一つの部屋をいろいろな目的で使うことがよくあります。例えば、田中さんの家に8畳の和室①があります。お客さんが来た時には、その和室へ案内して、和室を応接間として②使います。
田中さんの奥さん③は近所の人たちに1週間に2回生け花④を教えています。教える時にその和室を教室として使用します。田中さんにはおじいさんとおばあさんがいて、京都に住んでいます。2か月に1回、田中さんの家へ遊びに来ます。その時、8畳の和室をおじいさんとおばあさんの寝室として使います。朝、起きてから布団を押し入れ⑤に入れて、みんなで一緒に御飯を食べるためにその和室をダイニングルーム⑥として使います。いつも使っているダイニングルームが小さい(ア)です。昼間はその和室を居間として使います。
日本の家はアメリカの家と比べるとずっと小さくて、部屋の数も少ないですから、一つの部屋をいろいろな目的のために使うんです。
注释:①8畳の和室:8张榻榻米大小的日式房间
②応接間として:作为客厅 ③奥さん:夫人
④生け花:插花 ⑤押し入れ:壁橱
⑥ダイニングルーム:餐厅
1.8畳の和室を応接間として使うのはいつですか。
A.お客さんが来る時 |
B.生け花を教える時 |
C.おじいさんとおばあさんが来る時 |
D.みんなで一緒に御飯を食べる時 |
A.2回 | B.4回 | C.6回 | D.8回 |
A.教室 | B.寝室 | C.食堂 | D.居間 |
A.する | B.から | C.まで | D.に |
A.8畳の和室ですから |
B.部屋をよく使いますから |
C.2か月に1回しか使いませんから |
D.部屋が小さくて、数も少ないですから |
7 . 甲「里香さんは国際の試合に出ますよ。」
乙「本当ですか。___。」
A.ざんねんですね | B.さすが里香さんですね |
C.まだまだです | D.いいえ |
A.シャープペンシル | B.プレゼント | C.バイオリン | D.エアコン |
9 . 日本では四角いスイカは___果物です。
A.むずかしい | B.おもい | C.めずらしい | D.うるさい |
A.の | B.という | C.こと | D.もの |