1 . ネットやSNSは、様々な楽しみ方があったり、新しいことを知るチャンスになったりもする。スマホやパソコンでオンラインゲームやYouTubeに夢中になる人も多くいる。趣味や興味が広がるのは良いことだ。( ア )、①やりすぎには注意が必要だ。
YouTubeには音楽やゲーム実況、おもしろい企画など、いろいろな情報がある。最近は「推し活」、つまり自分の趣味や好きなアイドルなどに夢中になる人も多く、SNSなどで情報交換することもある。ゲームでは、家にいてもオンラインで友達と繋がり、対戦や協力をして楽しむゲームも人気だ。2019年、WHOが「ゲーム障害」を、正式に病気だと認定した。その基準は三つ。一つは、ゲームの時間や頻度を制御できない。二つは、日常生活よりゲームを優先する。三つは、生活に問題が起きてもゲームを続ける。
こうした状況が1年続く(重い場合は短期間でも)と、「ゲーム障害」と認定され、ひどい場合には入院などの治療が必要になる。
厚生労働省による17年度の調査では、中学生の12.4%、高校生の16.0%が「ネット依存」の疑いがあるとされている。ネット依存を調べる八つの項目がある。八つのうち、五つ以上に当てはまると「ネット依存」の疑いがある。三つ当てはまると危険だと考えてください。
·家族などにうそをついた ·時間を短くするとイライラする
·もっと長い時間やりたい ·自分でやめられないことがよくある
·人間関係を切り裂く ·思っていたより長い時間続けてしまう
·夢中だと感じる ·不安や嫌なことから逃げるためにやっている
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なのはどれか。
A.それで | B.そして | C.しかし | D.それに |
A.オンラインで楽しむゲームが人気だから |
B.ゲームやYouTubeに夢中になる人が多いから |
C.「ゲーム障害」と認定される可能性があるから |
D.ネット依存の中の一つの項目に当てはまるから |
A.音楽を聴くこと |
B.ゲームをすること |
C.おもしろい企画を知ること |
D.好きなアイドルの情報を交換すること |
A.たまにゲームをするために、母とけんかする場合 |
B.ある土曜日はご飯を食べないで、ゲームをする場合 |
C.冬休みは宿題をしないで、家族にうそをついてゲームをする場合 |
D.高校三年生の半年の間に、いつも毎日12時間以上ゲームをする場合 |
A.厚生労働省が「ゲーム障害」を、正式に病気だと認定した |
B.四つのネット依存の項目に当てはまると危険だと考えている |
C.「ゲーム障害」と認定されると、入院などの治療が必要になる |
D.日本の学生の3割が「ネット依存」の疑いがあるとされている |
2 . 好きな料理
日曜日、王さんは高橋さんと一緒に日本料理屋で日本料理を食べました。高橋さんは魚より肉のほうが好きです。王さんは今まで日本料理を2回食べました。彼は日本料理の中でてんぷらが一番好きです。納豆が一番苦手です。そして、寿司よりすき焼きのほうが好きです。刺身が美味しいですが、値段が高いです。高橋さんは日本料理も好きですが、中華料理のほうが好きです。中華料理の中で北京ダックが一番好きです。彼はよく北京ダックを食べます。
1.高橋さんは魚と肉とどちらがすきですか。A.魚のほうがすきです。 | B.どちらもすきです。 |
C.肉のほうがすきです。 | D.魚も肉もすきではない。 |
A.1回 | B.2回 | C.3回 | D.4回 |
A.寿司 | B.刺身 | C.北京ダック | D.てんぷら |
3 . ぼくは生まれてすぐに腎臓手術を受けて、十二時間もかかったそうです。この病気は今治りましたが、手術していなかったら、命を落としたかもしれません。
小学校最後の夏休みに、一週間ぐらい、歯の手術で入院しました。母は仕事を持っていますが、入院期間中に、毎日面会時間外も来てくれました。入院して一日目は、平気だったけれど、手術した夜は、痛くて涙が出てしまいました。母はぼくが寝るまで痛い顔を撫でてくれました(抚摸)。すると、(ア)眠ってしまいました。
このように、小さいころからいろいろな病院に通院しているので、母の休憩時間の多くが使われています(被使用)。遠くの病院もあるので大変だけど、連れて行ってくれます。ぼくは「大丈夫かな」と母に聞いてみました。母は「優ちゃんの病気が一つ一つ治って、よくなることが一番うれしいから、大丈夫よ」と言ってくれます。その暖かい母の言葉を聞いて、涙が出ました。あの瞬間、ぼくは将来、必ず困っている人を助けたり、ボランティアになったりしようと、決めました。そして、母に「ありがとう」!
1.文中に「命を落としたかもしれません」とあるが、それはなぜか。A.腎臓病はまだ治っていないから |
B.手術は失敗の可能性があるから。 |
C.病気がひどくて、手術の時間が長すぎたから |
D.腎臓手術を受けなければ、死んでしまうから |
A.不安して | B.安心して | C.心配して | D.記憶して |
A.母が筆者を | B.筆者が母を | C.筆者が医者を | D.医者が筆者を |
A.歯の手術を受けて、とても痛かったから |
B.母の休暇時間を無駄に使ってしまったから |
C.病院は遠すぎて、母が付き合ってくれなかったから |
D.母がずっとそばにいてくれて、感動したから |
A.小さい頃から重病になって、かわいそうだ。 |
B.腎臓手術を受けて、大変辛かった。 |
C.守ってくれている母に感謝したい。 |
D.病気を治してくれた医者に感謝したい。 |
4 . 「最近、だれかを褒めたことがありますか。逆に、褒められた(被表扬)ことはありますか。」と質問すると、たいていの人は「うーん」と考え込んでしまいます。逆に、「あなたのだめなところは?」と聞くと、どんどん出てきます。実は、これは人間の本能です。危険をいち早く察知する能力は生物としてDNAに組み込まれたものです。身近にある「マイナス」を見つけるのは得意なのです。
(ア)、現代においては事情が違います。毎日暗いニュースが流れ、不安に生きる私たちには心を守ってくれるフィルター(过滤器)が必要です。それが「褒める力」です。「褒める」とはお世辞や甘やかし(纵容)、相手を都合よく動かす手段ではありません。私の言う「褒める」とは「人やもの、出来事の価値を発見して伝えること」を意味します。
「だめ出し(指出错误)」は「本能」ですが、「褒める」は「意思」です。欠点しかないように思える人にも必ずプラスのところがあります。そこを褒めることで、信じられないような成長を遂げます(达到)。逆に、マイナスのところばかりを指摘し続ければ、やる気を無くし、カも発揮できません。
1.文中に「『うーん』と考え込んでしまいます」とあるが、なぜか。A.質問が理解できないから | B.すぐに答えられないから |
C.この質問に自信があるから | D.答えがどんどん出てくるから |
A.しかし | B.つまり | C.だから | D.それとも |
A.人の本能を引き出してくれるもの |
B.現代の事情を説明してくれるもの |
C.危険を察知し回避してくれるもの |
D.私たちの心を守ってくれるもの |
A.物事の価値を発見して伝えること |
B.相手を都合よく動かす手段のこと |
C.身近にある「マイナス」を見つけること |
D.お世辞を言ったり甘やかしたりすること |
A.人の欠点も褒める。 | B.相手の欠点を指摘する。 |
C.人のプラスのところを褒める。 | D.自分のいいところを見つける。 |
李明:いえ、まだまだです。
伊藤:どこで勉強していましたか。
李明:留学する前に、中国にいる日本人の友達に教わりました。
伊藤:ああ、だから、お上手なんですね。
李明:いえ、それほどでもないですけど。
伊藤:日本語の歌が(ア)。
李明:少し歌うことができます。歌いたいですが、下手ですからはずかしいてす。
伊藤:いや、そう言わないでくださいよ。きっと私(イ)上手でしょう。私は日本人ですが、できる日本語の歌がとても少ないですよ。でも、聞くことは大好きですけど。
李明:あのう、伊藤さんは日本の歌のCDを持っていますか。
伊藤:はい、持っていますよ。李君、(ウ)一緒に聞きましょうか。
李明:いいですね。
1.( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.歌えますか | B.歌いますか | C.歌わせますか |
A.ほど | B.さえ | C.より |
A.いくら | B.いつか | C.いつも |
15世紀には、船で遠くまで行けるようになりました。 ヨーロッパの人は船で遠い国へ行って、珍しいものを持って帰りました。19世紀に汽車と汽船ができました。大勢の人やたくさんの物がここからそこへ運ぶことができました。外国へ行く人も多くなりました。1903年にライト兄弟の飛行機が初めて空を飛びました。今は大きくて速くて、安全な飛行機が世界の空を飛んでいます。1969年にアメリカの宇宙船が初めて月球に上陸しました。月で青い地球を見ることができました。
次の夢は、誰でも宇宙へ行けるようになるでしょうか。ほかの星球に住んで、食事や仕事ができるようになるかも知れません。1.文中に「知っている世界は狭かったです」とあるが、それはなぜか。
A.昔の人は歩くことが好きでしたから |
B.行けるところは多くなかったですから |
C.ほかのところははよくなくて、行きたくなかったですから |
D.世界はもともととても狭いですから |
A.船 | B.馬 | C.汽車 | D.飛行機 |
A.海外旅行が好きな人は多くなりましたから |
B.小さい船を使っていましたから |
C.汽車と汽船を発明しましたから |
D.お金と時間がある人は多くなりましたから |
A.速くて、安全な飛行機で世界の空を飛ぶこと |
B.宇宙船を使って、月球に上陸すること. |
C.月から青い地球を見ること |
D.一般人も宇宙へ行けること |
A.昔は遠いところへ行くと、馬しか使えない。 |
B.19世紀まで汽車と汽船がもの運びに使っていた。 |
C.飛行機は速かったが、昔だけ使われていた。 |
D.今では、ほかの星球に住めるようになった。 |
気温が高くなったら、もう1つ注意することがあります。それは「熱中症」です。水を十分飲まないと高い熱が出て下がらなくなってしまいます。外で仕事をする人やスポーツをする人は、水やお茶などを飲んでください。ジュースでもいいです。
1.文中に「料理をしたらすぐ食べるように」とあるが、それはなぜか。
A.冷藏庫に入らないから | B.値段が高い食べ物だから |
C.おなかが空いているから | D.食べ物は古くなってしまうから |
A.うっかり | B.はっきり | C.しっかり | D.がっかり |
A.水で指を洗うこと | B.せっけんで手を洗うこと |
C.料理をしてから手を洗うこと | D.料理を冷藏庫に入れてから食べること |
A.料理の前に、せっけんで手を洗うこと |
B.気温が高くなったら、注意すること |
C.水を十分に飲んで、熱が下がること |
D.水やお茶以外、ジュースを飲んでもいいこと |
A.料理ができたら、すぐ食べるほうがいい。 |
B.古くなったものは食べないほうがいい。 |
C.料理をする前に手は水だけで洗っていい。 |
D.気温が高い時、水を十分に取るほうがいい。 |
8 . 私は大野です。日本から来ました。私は中国の文化が好きで、去年の3月から中国語の勉強を始めました。今年の3月に北京に来て,今は北京大学で中国語を勉強しています。中国語が難しいです。私はまだ中国語が上手ではありません。私は友達を作ることが好きです、今中国人の友達が少ないです。私も旅行が好きです。今まで、韓国とイギリスへ旅行に行きました。中国では旅行していません。でも、休みに友達と一緒にいろいろな所へ行きます。
1.大野はどの国の人ですかA.中国 | B.日本 |
C.韓国 | D.イギリス |
A.会社で働いています |
B.大学で勉強しています |
C.大学で教えています。 |
D.旅行しています |
A.今年の3月 |
B.今年の5月 |
C.去年の3月 |
D.今年の4用 |
A.中国 | B.アメリカ |
C.韓国 | D.イギリス |
A.旅行が好きです |
B.今は韓国で留学しています |
C.中国語が上手ではありません。 |
D.中国人の友達は少ないです |
9 . 日本の家屋の特徴は何だろう。日本列島、沖縄から北海道まで気候もずいぶん違うので、特徴といってもその土地その土地で異なる。
まずは東京辺りの家について考えてみよう。東京の冬は寒くなっても零下5、6度ぐらいだから、暖房器具のなかった時代でも、囲炉裏で火を燃やし、着る物を重ねること(ア)、寒さを凌ぐことができた。だから、家自体の寒さ対策はあまり考えられてこなかった。
しかし、夏は東京でも気温が高く、湿度も高いため蒸し暑く、(イ)、着る物で調節することもできず、家自体の構造を工夫して、涼しく過ごせるようにした。壁を少なくして、ふすまや障子を取り外せるようにしたのだ。そうすることで、風通しがよくなり涼しく過ごすことができる。
もう一つの特徴は、昔の日本家屋の大部分の材料が木材と紙であることだ。どの地域でも、家を建てるには身近にある材料を使う。雪と氷しかなければ、それで家を作るしかない。木や竹があればそれが材料になる。日本の場合は建築に適した木材が身近に豊富にあり、手に入れるのが比較的容易だったので、家の骨組みや柱に木材を使ったのだ。石が手に入りやすいところでは、石を土台や壁に利用している。
さらに、日本の家屋の特徴には自然災害に強いことも挙げられるだろう。地震や台風などの災害を想定して、各地で工夫されてきたのだ。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適切なものはどれか。A.にとって | B.について |
C.に対して | D.によって |
A.そこで | B.それで |
C.また | D.まだ |
A.寒さを防ぐため | B.火事を防ぐため |
C.地震から身を守るため | D.風を通すため |
A.木材と紙は軽くち使いやすかったから |
B.日本人は石造りの家が嫌いだったから |
C.日本は昔から建築に適した木材が豊富だったから |
D.日本人には石を使って家を建てる技術がなかったから |
A.木 | B.雪と氷 | C.竹 | D.石 |
10 . 王さんは2001年に中国のペキンから日本の東京に来ました。今東京の渋谷区に住んでいます。田中さんの家の隣です。王さんは東京大学の留学生です。もう3年生になりました。
王さんは中華料理が得意ですから、よく中華料理を作ります。月に何回か学校から家へ帰る前に、スーパー・マーケットに寄って、中華料理の材料などを買います。休みではない日にゆっくり料理を作ることができませんから、冷凍食品やインスタント・ラーメンも買ってきます。
田中さんのおかげで(多亏了)二年間たって、日本語がとても上手になりました。もう辞書を使わないで、講義を受けることができるようになりました。
来年王さんは学校を卒業してから、ペキンに戻らなければなりません。日本語が自由に話せますから、外資系の企業に就職したいと思っています。
1.王さんはどこで料理の材料を買いますか。A.デパートで買います。 | B.ラーメン屋で買います。 |
C.家の隣の店で買います。 | D.スーパーで買います。 |
A.ええ、とても上手になりました。 |
B.いいえ、三年前は上手でした。 |
C.三年前ほど上手ではありませんでした。 |
D.三年前は今より日本語が上手です。 |
A.先生になりたいと思っています。 |
B.医者になりたいと思っています。 |
C.職員になりたいと思っています。 |
D.外資系の会社の社員になりたいと思っています。 |
A.もうすぐ日本にいることができます。 |
B.もうすぐ中国に戻らなければなりません。 |
C.また二年間日本にいることができます。 |
D.もう一年日本にいることができます。 |
A.王さんは今東京大学に住んでいます。 |
B.王さんはもう辞書を使わないで、講義を受けることができます。 |
C.来年王さんは学校を卒業してから、北京に戻らなくてもいいです。 |
D.休みではない日にゆっくり料理を作ることができます。 |