1 .
朝起きた時,今日はいい天気だと思って,傘を持たないで出かけました。しかし,午後は空が暗くなって雨が降って来ました。日本では雨の日を悪い日と言っています。でも,私は雨が特に嫌いではありません。雨は木や花また私たちにも大切なものですから。
学校が終わる時,雨がまだ降り続いていました。それで同じ寮(宿舍)の李さんと1本の傘で帰りました。帰る途中スーパーでお菓子や果物がとても安かったです。スーパーにはお客があまりいませんでした。雨の日ですから,果物がとても安かったです。いろいろ買って,寮に帰りました。窓が開いていました。朝出かける時閉めるのを忘れました。でも,雨が部屋に入っていませんでした。よかったです。
1.今日の天気はどうでしたか。( )A.いい天気でした |
B.朝から晴れていました |
C.朝から曇っていました |
D.朝から晴れて,午後は雨でした |
A.空気がいいですから |
B.雨が木や花などにとても大切なものですから |
C.スーパーの物が安くなるからです |
D.スーパーが人が少ないからです |
A.映画を見ました | B.お茶を飲みました |
C.買い物をしました | D.散歩しました |
A.自分の傘で帰りました | B.李さんの傘で一緒に帰りました |
C.傘を持たないで帰りました | D.窓を閉めないで帰りました |
A.閉めることができないから | B.雨が降りましたから |
C.天気がいいから | D.閉めるのを忘れたから |
2 . 同じ温度なのに暖かく感じたり、すごく冷たく感じたりすることが、日常生活の中にもよくあります。ただ、あまり意識していないだけなのです。
たとえば、部屋の気温が20℃だとします。暑くも寒くもなく、ちょうどいい温度です。(ア)、20℃の水風呂に入るとどうなるでしょう。相当冷たく感じますね。
熱の伝わりやすさを表す尺度を「熱伝導率」と言いますが、その伝導率が高いものに触るとパット速く熱が移動します。そのスビードが速い時、体感的に冷たく感じるのです。これに比べて空気というのはなかなか熱が伝わりにくいのです。われわれは空気のその性質を利用して、熱を逃さないようにしています。たとえば寒い時、服を何枚も重ね着しますね。これは、重ね着をすることによって、空気の層を何層も作って、熱が移動しにくい状況を作っているのです。住宅の壁の中に入っている断熱材も、基本出来には空気をうまく閉じ込める仕掛けになっているわけです。ですから席布団など、ふわっとした、空気を包んだものを触ると、暖かく感じますし、20℃の空気の中にいればそれほど寒くも暖かくも感じない。ちょうどいい温度なのです。
1.文中「あまり意識していない」とあるが、何を意識していないのか。A.日常生活の中では温度がよく変化すること |
B.同じ温度でも場合によって感じ方が違うこと |
C.部屋の温度が何度なのかということ |
D.日常生活では本当の温度より冷たく感じること |
A.ところが | B.そして | C.ところで | D.それに |
A.熱伝導率 | B.水 | C.熱 | D.熱が移動する速さ |
A.住宅の壁に断熱材が入っているから |
B.重ね着をして、空気の層を作っているから |
C.空気は熱伝導率が高く、熱が伝わりやすいから |
D.空気を熱伝導率が低く、熱を逃しにくいから |
A.服を何枚も着て、熱が移動にくいです |
B.20℃の水風呂に入ると、寒く感じません |
C.断熱材は空気を閉じ込めるようになっています |
D.水より空気というのは熱が伝わりにくいです |
3 . 王さんの家は町の中の便利な場所にあります。隣にパン屋(面包店)があります。前は花屋で、花屋の隣は魚屋です。近くに薬屋と肉屋もあります。郵便局と病院もあります。
今日のタ方、王さんの友達が遊びに来ます。王さんは鶏肉(鸡肉)の料理と魚の料理を作ります。冷蔵庫(冰箱)の中に鶏肉と魚がありませんから、王さんは買い物に行きます。それから(接下来)、郵便局へ行って切手(邮票)を買います。
1.王さんの家はどこにありますか。A.町の中 | B.町の東 | C.町の西 | D.友達の家の隣 |
A.肉屋 | B.パン屋 | C.薬屋 | D.花屋 |
A.今日の午前 | B.今日の午後 |
C.今日の夕方 | D.今日の夜 |
A.野菜の料理と鶏肉の料理 | B.野菜の料理と魚の料理 |
C.鶏肉の料理と美味しい料理 | D.鶏肉の料理と魚の料理 |
A.肉屋、魚屋、郵便局 | B.学校、薬屋、郵便局 |
C.病院、花屋、魚屋 | D.病院、肉屋、パン屋 |
今も、前と同じ病院で仕事をしていますか。毎日、忙しいですか。ヤンさんが7月に帰国してから、私の家は少し寂しくなりました。ヤンさんが使っていたものは今、まだ元の所に置いてあります。家族のみんながよくヤンさんのことを話しています。私もヤンさんとー緒に撮った写真を見て、楽しいことを思い出します。そして、私は時々ヤンさんのお国の料理を作っています。
私は4月に大学に入りました。大学は家から近いですから、自転車で学校へ行きます。10分ぐらいかかりますから、とても速いです。勉強は面白くて、大好きです。そして、サッカー部に入りました。每日授業が終わった後、サッカーの練習をしなければなりません。大変ですが、新しい友達がたくさんできました。
先週、ヤンさんと一緒に行った動物園へ大学の友達と行きました。パンダを見て、とても楽しかったです。その時友達と撮った写真を一緒にヤンさんに送ります。
それでは、また手紙を書きます。
9月11日
鈴木美由紀
1.ヤンさんは日本へ来る前に、何をしていましたか。A.病院で働いていました。 | B.店で中華料理を作っていました。 |
C.大学に通っていました。 | D.写真屋で働いていました。 |
A.7か月 | B.4か月 | C.9か月 | D.5か月 |
A.家族と一緒にいた時 | B.動物園にいた時 | C.家にいた時 | D.大学にいた時 |
A.鈴木さんが撮ったヤンさんの写真 | B.鈴木さんとヤンさんの写真 |
C.鈴木さんと友達の写真 | D.鈴木さんの大学の写真 |
A.鈴木さんは今、友達がいません。 | B.鈴木さんの通学時間は短いです。 |
C.鈴木さんはサッカー部が大変だから、止めたいと思っています。 | D.鈴木さんはヤンさんが帰国してよかったと思っています。 |
5 . みなさんは、毎日どれくらい歩いていますか。日本で、大人の男性と女性が毎日どれくらい歩いているか、歩数を調べました。2014年、男性は、7,043歩、女性は、6,015歩でした。男性は、30代が一番多くて、8,488歩でした。しかし、40代からは、だんだん減っています(減少)。男性は、30代のとき、よく歩いたり、動いたりして働きますから、歩数も多いです。(ア)、40代くらいから、座って仕事をすることが多くなりますから、歩かなくなってしまうのでしょう。また、女性は、20代、40代、50代がほとんど同じです。30代だけ少ないのは、小さい子どもの世話(照顾,照料)で、歩く機会が少なくなるからでしょう。そのあとは、50代まで、ほとんど歩数は変わりませんが、子どもの世話や、仕事が終わる60代になると、急に歩数が少なくなります。
普通、1日に、男性は9,000歩、女性は8,500歩くらい歩くと健康にいいと言われています(普遍认为)。わたしは、今、1日4,000歩くらいしか歩いていません。休みの日を利用して、もっと歩きたいと思います。
(厚生労働省「国民健康 栄養調査(平成26年)」を参考に作成)
1.文中に「40代からは、だんだん減っています」とありますが、どうしててすが。A.男性は、40代くらいから座って仕事をすることが多いですから |
B.男性は、40代くらいから子どもの世話をしますから |
C.男性は、40代くらいから歩くのが嫌になりますから |
D.男性は、40代くらいからあまり働かなくなりますから |
A.そして | B.それで | C.それに | D.でも |
A.50代の男性 | B.50代の女性 | C.60代の男性 | D.60代の女性 |
A.50代の女性は、40代の男性より歩数が多いです。 |
B.女性は、20代から60代まで、ほとんど歩数が変わりません。 |
C.普通、1日に、男性は9,000歩、女性は8,500歩くらい歩くといいです。 |
D.男性は、30代が一番歩数が多くて、女性は、30代が一番少ないです。 |
A.4000歩 | B.4500歩 | C.5000歩 | D.5500歩 |
6 . 今日は休みでしたから、私は李さんと新宿へ遊びに行きました。新宿はとてもにぎやか(热闹)な町でした。駅の近くにいろいろな店がありました。私たちは大きいカメラ屋に入りました。李さんはその店で日本製のカメラを買いました(买了)。
私もカメラが欲しかったです。でも、お金がありませんでしたから(因为没有钱)、何も買いませんでした。
1.「私」は李さんといつ新宿へ遊びに行きましたか。A.せんしゅう | B.おととい | C.きのう | D.きょう |
A.にぎやかな町 | B.静かな町 |
C.きれいな町 | D.寂しい町 |
A.たくさんのデパート | B.いろいろな店 |
C.高いビル | D.きれいなカメラ屋 |
A.にぎやかな店 | B.駅の隣の店 |
C.日本製品の店 | D.カメラ屋 |
A.はい、店の商品を買いました。 |
B.はい、大きなカメラを買いました。 |
C.いいえ、何も買いませんでした。 |
D.はい、ほしかったものを買いました。 |
7 . 日本人が出会った時、どのようにあいさつをしますか。おそらく2人はおじぎをするでしょう。なぜなら、日本は「お辞儀の文化」を持っている① です。
今度、1人は日本人ですが、もう1人は別の国の人です。この2人がおじぎをしました。その時、②2人の頭がぶつかってしまいました。それは、もう1人の人の国は握手をする文化だからです。
日本人同士がおじぎをすると、頭がぶつかることはありません。③その距離で、握手をすると、ちょっと遠い感じがするかも知れません。逆に、「握手の文化」の人たちがおじぎをすると、頭がぶつかりそうになります。④それは、2人の間の距離握手をするのに適した距離で、「おじぎの文化」の人たちよりも近いからです。
さあ、あなたはどちらの文化を持っていますか。ぜひ試してください。
注解:出会う:见面。ぶつかる:碰撞
1.① には何を入れるか。A.ので | B.から | C.だから | D.せい |
A.おじぎをする時、頭がぶつかるのは普通だから |
B.2人は仲がいいから |
C.2人は違う文化を持っているから |
D.2人は仲がよくないから |
A.日本人同士が、おじぎをする時の2人の距離 |
B.日本人同士が、握手をする時の2人の距離 |
C.日本人と別の国の人がおじぎをする時の2人の距離 |
D.日本人と別の国の人が握手をする時の2人の距離 |
A.握手の距離 |
B.おじぎの距離 |
C.頭がぶつかりそうになったこと |
D.ちょっと遠い感じがすること |
A.2人の距離は「おじぎの文化」より「握手の文化」のほうが遠い。 |
B.「おじぎの文化」の人も、「握手の文化」の人も、握手をしながらおじぎをする。 |
C.「おじぎの文化」の人は、握手をすると頭がぶつかりそうになる。 |
D.「握手の文化」の人は、おじぎをすると頭がぶつかりそうになる。 |
8 . わたしの家族は京都に住んでいます。家族は父、母、姉、弟、おばあさん、そしてわたしの六人です。おじいさんは八年前に亡くなりました。父は弁護士で、母は小学校の先生です。姉は二年前に大学を卒業して、今、東京の会社で働いています。一人で会社の寮に住んでいます。弟は十七歳で、もうすぐ高校を卒業します。今、大学へ入るためにいっしょうけんめいに勉強しています。将来医者になりたいと言っています。おばあさんは毎日家でテレビを見たり、本を読んだりしています。わたしたちは毎晩食事の後いっしょにテレビを見たり、お茶を飲んだりしながらいろいろ話します。
日曜日には父の車で遊びに行ったり、映画を見に行ったりすることもあります。ときどき親戚の人や友達が遊びに来ます。夏休みはみんなで旅行します。わたしたちは毎日楽しいです。
1.このひとの家族はみんなで何人ですか。A.4人です | B.6人です | C.7人です | D.5人です |
A.もう死にました | B.はい、元気です |
C.はい、今、東京にいます | D.分かりません |
A.はい、そうです | B.まだわかりません |
C.いいえ、なりません | D.医者になりました |
A.お茶を飲んで話します | B.本を読みます |
C.ゲームをします | D.すぐ勉強します |
A.弁護士 | B.会社員 | C.教師 | D.看護師 |
9 . 昨日は日曜日で、私の誕生日でした。とてもいい天気でした。朝、近くの公園に行ったら、大勢の人が散歩していました。昼になって、友達の李さんたちが来ました。わたしは李さんが書いた絵をもらいました。張さんから美しい花を、王さんからかばんをもらいました。 ① わたしの家族と一緒に食事をしました。食事が終わった後で、わたしは客間でピアノを弾きました。
張さんと王さんは歌を歌って、李さんは写真を撮りました。午後4時ごろ李さんたちは帰りました。
1. ① に適当なものを入れてください。A.それに | B.だから | C.それから | D.しかし |
A.朝ピアノを弾きました | B.食事をする時ピアノを弾きました |
C.食事の後でピアノを弾きました | D.午後4時にピアノを弾きました |
A.カメラとCDとピアノです | B.花と絵と写真です |
C.花とかばんと写真です | D.かばんと絵と花です |
A.花をあげました | B.写真をあげました | C.絵をあげました | D.かばんをあげました |
A.晴れのち雨でした | B.雨でした | C.晴れていました | D.曇りでした |
10 . みんなが欲しいものを何でも手に入れようとしたらどうだろうか。でも、そんなことはしようと思ってもできっこない話なのだ。というのは、地球上に存在する全工場をフル稼働しても、無限にたくさんのものをつくることはできないし、人間の技術もまだそこまで進んではいないからだ。
労働者の数だって限られている。機械設備も限られている。農産物をつくるにも、農地には限りがある。みんなが大きな家に住みたくても住めないのは、土地が足りないというだけでなく、そんなことをすればたちまち、地球上の森林から木が切り出されて、あっという間に地球は丸裸になってしまうからだ。
つまり、最も大事なことは、私たちの欲望は無限だけれど、工場や機械設備、労働力、森林、農地、住宅地、石油など、商品を生産するための経済資源は有限だということである。経済資源が有限だから、私たちの欲望のうち、( ア )欲しいもののうち、一部分しか手に入らないのだ。別の言い方をすると、経済資源が有限なので生産されるものも有限ということになる。だから、私たちの手に入る「所得」も有限。すなわち、商品を買うための予算も有限ということになる。
このことを説明するのに、経済学では「稀少性」という言葉を使う。「稀少性」とは、人間の欲望をすべて満足させるだけの経済資源は地球上には存在しないという厳しい現実を示すじつに簡潔な言葉である。
稀少な経済資源を使って、人間の生活をどうやって豊かにすることができるのか。このことこそ、経済学の最も大きな目標である。
1.「そこまで」は何を指すか。A.人間の欲望をおさえること | B.物を速く安く作り出すこと |
C.物を限りなく作り出すこと | D.世界中の工場を一斉に動かすこと |
A.物を無限に手に入れること | B.農産物をたくさん作ること |
C.土地をどんどん開発すること | D.だれもが大きな家に住むこと |
A.そして | B.つまり | C.すると | D.たとえば |
A.欲しい物をすべて手に入れることはできないこと |
B.欲しい物をすべて手に入れようとは思わないこと |
C.物を作り出す工場も農地も多いほどよいこと |
D.物を作り出す工場も農地も不足していること |
A.稀少性の原理 | B.経済学の目標 | C.資源の有限性 | D.欲望の無限性 |