1 . 会社の同士に「どうしてうちの会社に 1 と思ったのか」と聞かれた(被问)ことがあります。仕事のことを考え 2 のは去年の秋ごろでした。みんな 3 山登りに行った時、将来どんな仕事をすればいいかと友達の田中さんに 4 、「じゃ、うちの会社に来い。」と言われました(被说、被告知)。それで、田中さんの会社 5 よく調べたら、自分のやりたいことができる会社だと思いました。でも、 6 は入れるかどうか(是否)でした。そんなに大きな会社ではないですが、人気があって、私のほかに入り 7 人も多いからです。心配させ(让~担心)たくなかった 8 、田中さんにも何も言わ 9 、試験を受けました。だから、田中さんも 10 したようです。
1.A.来る | B.来い | C.来た | D.来よう |
A.始めた | B.合った | C.出した | D.込んだ |
A.に | B.で | C.も | D.を |
A.話せば | B.話すなら | C.話したら | D.話しながら |
A.について | B.にとって | C.かわりに | D.とおりに |
A.関係 | B.問題 | C.案内 | D.影響 |
A.ほしい | B.ほしがる | C.たい | D.たいがる |
A.まで | B.から | C.ほど | D.など |
A.ないで | B.なくて | C.ないて | D.なくで |
A.まっすぐ | B.あっさり | C.しっかり | D.びっくり |
2 . 私の趣味は旅行だ。休みが近づくと、どこかへ出かけようかと考える。学生の時はお金がなかったから、自転車で旅行したり、友達の家に泊めてもらったりした。でも、私はずっと外国に行きたい。特にアメリカやヨーロッパに行きたいと思っていた。① 、アルバイトをして、卒業の前にアメリカへ行った。でも、外国旅行はその時だけだった。
今年の春に会社で働き始めてからは、お金の問題より時間の問題のほうが大きくなった。長い休みは取れないから、外国旅行は今もやはり難しい。それで、5月の休みには沖縄へ行った。この旅で、私は大切な経験をした。珍しい食べ物や初めて見る花や木、初めて聞く言葉のアクセントなど、自然も文化も、私が住んでいるところとは違う。考えてみて、自分の国の中でも、行ったことがあるところは少なくて、知らないところのほうがずっと多い。だから、時間とお金をたくさん使って外国へ行く前に、まず自分の国をよく知りたい。沖縄から帰って、私はそう思うようになった。私はこれからもっと自分の国を知りたくて、旅行をしようと思っている。
1.文中の① に入れるのに最も適当なのはどれですか。A.それに | B.しかし | C.だから | D.だけど |
A.外国へ何回も行った |
B.一度だけ外国へ行った |
C.アメリカやヨーロッパに行った |
D.国内の知らないところにだけ行った |
A.お仕事が忙しいこと | B.お金があまりないこと |
C.会社で働いていること | D.長い休みが取れないこと |
A.知らないところへ行く外国旅行 |
B.大切な経験ができる外国旅行 |
C.知らないところへ行く国内旅行 |
D.お金をあまり使わない国内の旅行 |
A.外国を旅行すればきっと大切な経験ができる |
B.外国へ旅行に行っても大切な経験はできない |
C.外国へ行くよりまず国内を旅行したい |
D.外国に行くには時間とお金が必要だ |
3 . 明日は日本語の試験です。私は今日、孫さんといっしょに図書館へ行きました。図書館の外は暑かったです。でも、中は暑くありませんでした。日本語の勉強は簡単ではありません。1時から4時まで勉強しました。そして、図書館で3時ごろアイスクリームを食べました。アイスクリームはおいしかったです。
1.明日は何の試験ですか。A.スペイン語 | B.日本語 | C.英語 | D.韓国語 |
A.デパート | B.アパート | C.図書館 | D.学校 |
A.暑かったです | B.暑くなかったです |
C.寒かったです | D.広かったです |
A.1時間 | B.2時間 | C.3時間 | D.4時間 |
A.おいしくなかったです | B.おいしかったです |
C.冷たかったです | D.冷たくなかったです |
4 . 私は長い間、国語辞典の編集の仕事をしてきました。国語は日本の言語、日本語のことです。つまり国語辞典は、日本人向けの日本語の辞典です。
私が編集に参加した辞典は、たとえば『日本国語大辞典』、『現代国語例解辞典』などです。
語の中には、ひとつの語で多くの意味を持つものがあります。( ア )、この文章の中でも、「辞典にのせる語」と書きましたが、この「のせる」も多くの意味がある語です。「本を棚にのせる」と、「トラックに荷物をのせる」とでは意味が違うのです。「辞典にのせる」の「のせる」は、辞典にある言葉を記録するという意味です。このいろいろある意味を考えるのはけっこうたいへんなのですが、私は大好きな仕事です。こんな意味でも使われているのかと、新しい発見があるからです。
辞典の編集は、一人でできるものではありません。大勢の人の協力が必要です。『日本国語大辞典』では、何百人もの人が編集に参加しました。大勢の人の手によって、それぞれの語の意味や使い方、書き方、そして動詞や名詞などの品詞の解説が加えられていくのです。
国語辞典は、ふだん日本語を使っている日本人のために編集されたものですので、日本語を勉強している人には、少し難しいところがあるかもしれません。でも、日本語を学ぶときには、とても役に立つものだと思います。
長い間、辞典の編集をしてきた者として、日本語を学んでいるみなさんに、辞典を読む楽しさと、日本語のおもしろさを、お伝えしていきたいと思っています。
1.筆者はどんな人ですか。A.中国語を勉強している日本人 | B.国語辞典を編集している人 |
C.日本語を学んでいる外国人 | D.一人でできる仕事をしている人 |
A.しかし | B.たとえば | C.だから | D.つまり |
A.同じ発音を持つ語は書き方が違う。 |
B.同じでない語には同じ意味がある。 |
C.ひとつの語には自分の知らない意味がある。 |
D.中国語との書き方は同じだが、意味は違う。 |
A.日本語を使っている日本人 | B.辞典の編集をしている人 |
C.国語辞典を編集することが好きな人 | D.日本語を学んでいる人 |
A.日本人向けの日本語の辞典です。 |
B.日本語を勉強している人には少し難しい。 |
C.辞典の編集は大勢の人の協力が必要です。 |
D.日本語を学ぶときには役に立ちません。 |
5 . 日本では、昔から引っ越しをした時、近所の家へ挨拶に行く習慣があります。「これから色々お世話になります。どうぞよろしくお願いします。」と言う意味です。
アパートやマンションでは、自分の部屋の隣に住んでいる人や、上の部屋と下の部屋に住んでいる人などに挨拶をします。引っ越しをしたら、すぐに挨拶に行きます。挨拶に行く時は、小さな品物を持って行くことが多いです。例えば、タオルや石鹸、お菓子などです。大事なのは挨拶をすることなのですから、どんな物を持って行くかはあまり心配しなくてもいいです。挨拶に行ったが、留守だった時は、挨拶の言葉を書いた手紙などを玄関のポストに入れて置くのがいいです。
最近は、「引っ越しの挨拶」をしない人も多くなっています。特に、一人で住む時は、挨拶をしない人がたくさんいます。しかし、私は「引っ越しの挨拶」はやはりいい習慣だと思います。
1.挨拶に行く時は、何を持って行くことが少ないですか。A.タオル | B.石鹸 | C.お菓子 | D.テレビ |
A.小さな物を持って近所に挨拶します。 |
B.隣の人に何か小さな物をあげます。 |
C.隣の人に挨拶の手紙を書いて出します。 |
D.挨拶の手紙を書いて自分の家の玄関に置きます。 |
A.アパートなどに住む時は、全員がしていますから。 |
B.引っ越しをしたら、挨拶をしなければなりませんから。 |
C.近所の人に知らせないと、大変失礼しますから。 |
D.「よろしくお願いします」と言う言葉を伝えたいから。 |
A.挨拶に来たことを知らせたいですから。 |
B.後で品物を取りに来て欲しいですから。 |
C.暇な時に遊びに来て欲しいですから。 |
D.後で連絡してもらいたいですから。 |
A.一人で住む人 | B.他の人と住む人 |
C.「引っ越しの挨拶」をする人 | D.「引っ越しの挨拶」をしない人 |
6 . 王さんの部屋は2階にあります。あまり広くないです。でも、きれいです。部屋の右に机があります。机と窓の間に本棚があります。本棚の上に本や辞書や雑誌などがあります。机の上にラジオがあります。王さんは毎晩ラジオで日本語を勉強します。ラジオの左に写真があります。それは王さんの家族の写真です。
1.机と窓の間に何がありますか。A.写真 | B.本棚 | C.ラジオ | D.椅子 |
A.広いです。そして、きれいです。 |
B.広いです。でも、きれいではありません。 |
C.あまり広くないです。でも、きれいです。 |
D.あまり広くないです。そして、きれいではありません。 |
A.本と写真 | B.辞書とラジオ | C.本や辞書や雑誌 | D.本や写真やラジオ |
A.ラジオ | B.テレビ | C.コンピュータ | D.ビデオ |
A.ラジオ | B.机 | C.写真 | D.本棚 |
7 . 私たちの身の回りを見ると、物が溢れている。…… 次々と新しい物が登場してきて、「素晴らしい文明社会」といってよいだろう。
それでは、私たちは満足しているかと言うと、そうでもない。もちろん、人間は欲深いから、どんなに豊富な物に囲まれても、まだまだ欲しいという面もあるが、今の不満は量や新奇なものをほしがるのとは少し違う。
たとえば、今では当たり前のことになったが、冬でもトマトやキュウリが出まわっている。①トマトが手に入るのは、お料理をする人間としては嬉しいことである。
でも、私たちは、トマトが実をつけるには、かなりの温度と充分な太陽光が必要だということを知っている。だから、冬のトマトは、石油を燃やして温室で作っていることが分かっているので、②「本物」の気がせず、ありがたいと思う一方、なんだか不満である。
台所の中にはプラスチック製品がたくさんある。色とりどり(各种各样)で、きれいで、割れなくて便利であるが、これもどこか「本物」でない気がする。(中略)
これまでに「本物」という言葉を使ってきたが、それでは本物とは何かということになる。こう考えると難しいが、その一つに自然をうまく利用しているもの、自然とうまく溶け合うものの場合、何となく安心感があると言えるのではないだろうか。
バイオテクノロジー(生物技術)は、③そのような願望を実現しようとする技術である。
私たち人間は、暮らしていくために食べ物、衣服、住居を必要とする。それらを何から作るか。食べ物はもちろん植物や動物、魚など、そのほとんどが生き物である。衣服も、麻や綿、毛織物に絹とすべて生物由来のものであった。住居さえ、日本の場合木や草、紙を使ってきたから、これも生物を利用してきたというわけである。
このような生物依存の生活、ついこの間まで(三、四十年前であるが、それは人類の歴史の中では「この間」である)そうでした。近年、石油を材料にしたプラスチックが生まれ、合成繊維が安価で大量に生産され、化学肥料が合成されるようになり、④私たちの生活は急速に生物離れた。そのために、最初に書いたような豊かさが生まれたのは確かである。
けれども、生物離れしたためのマイナスも少なくない。それが、やはり自然とうまくマッチした(协调)形で、できれば生物をもう少し上手に利用したほうがよいのではないかと言う気持ちを生んだわけである。⑤もう一度生物技術を見直そうと言うことである。
1.①「トマト」は日本では夏の野菜だが、今は冬でも手に入る。そのことを筆者はどう考えているか。A.冬のトマトはおいしいので、もっと多く作るべきだ。 |
B.冬のトマトは、ありがたいけれども、不満も感じる。 |
C.冬でもトマトが作れるのは、文明の進歩のおかげだ。 |
D.冬にトマトを作るのは不自然だから、やめた方がよい。 |
A.冬のトマトは工場で作られた化学肥料で育てるから |
B.冬のトマトは色は赤くてきれいだが、まずいから |
C.冬のトマトは低い温度の中で育ち、形が悪いから |
D.冬のトマトは温室の中で石油を燃やして作るから |
A.自然を利用し、自然と溶け合い安心感を得ること |
B.冬でもトマトが豊富に食べられるようにすること |
C.プラスチック製品などをより多く生産すること |
D.本物とは何かということを明らかにすること |
A.室内でビデオなどを楽しむことが増え、自然に接する機会が減ること。 |
B.人間の暮らしがコンピュータに囲まれ、他の人と話せなくなること。 |
C.住居が狭くなって、自分の家で動物や植物が育てられなくなること。 |
D.石油などから作られた物が増え、生物をあまり利用しなくなること。 |
A.天然資源が不足し、繊維を合成する必要が生じたから |
B.自然から離れたため、いろいろな問題が生じたから |
C.冬にトマトを食べるような生活は、ぜいたくだから |
D.自然を上手に利用して生産をもっと増やしたいから |
8 . 私たちの生活はコンピューターのおかげで、大変便利になってきた。旅行に行きたいとき、指定券を買いに①「みどりの窓口」に行く。「みどりの窓口」はコンピューターによってオンラインかされているから、空席があれば、どこの窓口でもすぐ買える。
( ア )旅に出るための現金はそんなに持って出る必要はない。たとえば、東京の支店に預金口座がある場合、北海道の札幌にいても、南の沖縄にいても、現金を引き出すことができる。これは、ほとんどの都市銀行が専用の通信回線を使って、北海道から沖縄まで1つのコンピューターシステムを作り上げたからだ。どの銀行のどの支店でも現金を( イ )。
しかし、コンピューターだって機械だから、故障することもある。②そんな時は日本全国でお金が引き出せないという困ったことになる。でも、そんな話は聞いたことがないから、あまり心配する必要はなさそうだ。
1.文中①の「みどりの窓口」について、正しい説明はどれか。A.現金を引き出す銀行の窓口だ。 |
B.指定席の切符をカードで買うことができる。 |
C.空席があれば、どこのみどり窓口でも指定券が買える。 |
D.空席があるかどうか、コンピューターで調べる窓口だ。 |
A.そこで | B.そして | C.けれども | D.それでも |
A.東京の支店へ行って、預金口座を作る。 |
B.北海道あるいは沖縄の支店へ行って、預金口座を作る。 |
C.預金口座のある銀行の現地の支店へ行って、現金を下ろす。 |
D.預金口座のある銀行の東京の支店へ行って、現金を下ろす。 |
A.引き出す | B.引き出される | C.引き出させる | D.引き出せる |
A.旅行に行ったとき | B.コンピューターが壊れたとき |
C.コンピューターが直ったとき | D.全国でお金が引き出せないとき |
9 . 相手の都合に関連のある場合、①多くの日本人はいつでもいいとか、何でもいいと言う。どの日が都合が悪いか正確に告げる方が、確かに能率的ではあるが、自分自身の便宜を取り立てて述べるのは、②( )と感じている日本人が多い。したがって、どの日が好都合化と尋ねると、よく「いつでもいいです」というのである。
食事をごちそうするとしよう。まず、「何でもいいです」。しかし、本当にビーフステーキでいいのかと確かめると、③「ステーキはどうも……」と言う。
(略)
相手の申し出た時刻や条件が合えば、それでよい。合わなければ、「ちょっと……」と言って、別の申し出を待つ。相手はすぐそうしてくれるし。④この過程を支える考えは自分の都合を相手に押し付けるのは、⑤( )ということである。
礼儀正しさとは何かについて、また別の考え方があることを理解するが、円滑なコミュニケーションに繋がるのである。
1.①「多くの日本人はいつでもいいとか、何でもいい」とあるが、それはなぜか。A.自分自身の便宜を取りてて述べないから | B.能率を上げるから |
C.失礼にならないようにするから | D.自分の都合を正確に教えるから |
A.礼儀に外れる | B.悪くはない | C.マナーのよい | D.邪魔になる |
A.ステーキは美味しくありません | B.ステーキはいただいて、ありがとう |
C.ステーキは高いようです | D.ステーキは食べません |
A.時刻や条件がいいかについて相談する過程 | B.自分の都合を相手に押し付ける過程 |
C.自分の便宜を立てて、相手を説得する過程 | D.別の申し出を待つ過程 |
A.礼儀正しい | B.非礼である | C.失礼なこと | D.思いやりがある |
10 . 李さんは歌が好きです。毎晩、歌の学校へ行きます。歌の先生はハンサムな人です。そして、親切です。
李さんは歌が上手(擅长)ではありません。でも、親切な先生に習いますから、毎日楽しいです。先生の誕生日にコンサートのチケットをあげました。先生は友達と行きました。李さんは図書館へ歌のCDを借りに行きました。今、李さんの歌は昔より(比)ずっと上手です。
1.李さんは毎晩どこへ行きますか。A.友達の家 | B.先生の家 | C.歌の学校 | D.図書館 |
A.きれいな人 | B.親切な人 | C.おもしろい人 | D.よくない人 |
A.コンサートへ行きました。 |
B.先生にチケットをもらいました。 |
C.先生にチケットをあげました |
D.友達にチケットをあげました |
A.李さん | B.李さんの友達 | C.先生の友達 | D.先生の生徒 |
A.歌のCD | B.歌の本 | C.辞書 | D.歌の雑誌 |