1 . 先日、知り合いの外国人から、「焼き鳥の食べ方には、串からそのまま食べると、箸で肉を串から外して(取下来)食べるのがあるようだ。どちらが正しいのか」 という質問があった。私「自身は、串から直接食べるほうです」と答えたが、本当のところどうなのだろう、その後も気になった。
調べてみてわかったのだが、この「焼き鳥の食べ方論争」はずっと続いているようだ。「串から直接派」の主張は、串から外してしまうとうまみが逃けてしまうし、冷めやすいからおいしくなくなる。だから串から直接食うべきだ、というのが主である。(ア)、「串から外す派」は、特に女性は串から直接食べるとロの周りが汚れたり口紅が取れてしまって見た目が悪いこと、外してばらばらにしたほうがみんなで分けて食べやすいこと、などを理由にしている。
どちらの主張にも一理あるが,私はやはり、特に作り手の気持ちを考えると、「串から直接派」の考えに賛成したい気持ちになる。焼き鳥屋さんの多くは、「焼き鳥は串に刺して焼くからおいしいものであり、そのために手間のかかる(费事、费力气)串うちという作業をしている」のだから、(イ)と思っているのかもしれません。見た目や周りを気にするより、おいしさ100%の状態で味わうことが、作り手に払うべき最大の敬意だと思うからである。
1.文章に「気になった」とあるが、何に気になったのか。A.自身は、串から直接食べるのは本当かのこと |
B.焼き鳥の食べ方、どちらが正しいのかのこと |
C.知り合いの外国人から質間があること |
D.箸で肉を串から外して食べること |
A.つまり | B.それでは | C.それに対して | D.そこで |
A.どちらの意見の人が多いかわからない。 |
B.どちらの意見もなかなか理解できない。 |
C.どちらの意見にも賛成できるところがある。 |
D.どちらの意見にも反対する点はある。 |
A.ばらばらにして、みんなで分けて食べてもらいたいく。 |
B.串から外して、きれいに食べてもらいたい。 |
C.自分の好きな食べ方で食べてもらいたい。 |
D.串から外すのではなく、そのまま食べてもらいたい。 |
A.出されたままの状態でそのまま食べるべきだ。 |
B.100%味わって、その感想を作り手に伝えるべきだ。 |
C.見た目や周りの人のことも考えて、きれいに食べるべきだ。 |
D.自分の好きなように自由に食べるべきだ。 |
2 . 日本では,昔から引っ越しをした時、近所の家へ挨拶(寒暄、拜访)に行く習慣があります。 「これからいろいろお世話になります。とうぞよろしくお願いします。」と言う意味です。
アパ一トやマンションでは、自分の部屋の隣に住んでいる人や、上の部屋と下の部屋に住んでいる人などに挨拶をします,引っ越しをしてから、すぐに挨拶に行きます,挨拶に行く時は、小さな品物を持って行くことが多いです。例えば、タオル(毛巾)や石鹸(肥皂)お菓子などです。挨拶に行ったが、留守(不在家)だった時は,挨拶のことばを書いた手紙などを玄関のポストに入れて置くのがいいす。挨拶することで、近所の人と親しくなったり、困る時は互い助けたりすることができるのす。
最近は、[引っ越しの挨拶」をしない人も多くなっています。特に、一人で住む時は、挨拶をしない人がたくさんいます。しかし、私は[引っ越しの挨拶」はやはりいい習慣だと思います。
1.この文章によると、日本では引っ越しをした時、とんな習慣がありますか。A.小さな物を持って近所に挨拶します。 |
B.隣の人は何か小さな物をくれます。 |
C.隣の人に挨拶の手紙を書いて出します。 |
D.挨拶の手紙を書いて自分の家の玄関に置きます。 |
A.タオル | B.石鹸 | C.お菓子 | D.テレビ |
A.挨拶に来たことを知らせたいから | B.後で品物を取りに来て欲しいから |
C.暇な時に遊びに来て欲しいから | D.後で連絡してもらいたいから |
A.同じアパ一トやマンションに住んでいるから |
B.引っ越しをしたら、挨拶をしなければならないから |
C.近所の人に手紙を取ってほしいから |
D.近所の人と親しくなったり、困る時は互い助けたりすることができるから |
A.一人で住む人 | B.挨拶する時の持ち物 |
C.引っ越しの挨拶 | D.日本の習慣 |
3 . 現在、世界中の多くの国で、たくさんの人がインタ一ネット(网络)を利用しています。(ア)、学校に行かなくても、家でコンビュ一タ一を使って、授業を受けることができます。友達とコンピューターで交流することもできます。
しかし、どんなにコンピエ一タ一が便利になっでも、学校に行きたい人もいるでしょう。友達と会って話したり、一緒にスポ一ツをしたりすることもとても大切なことです。家でコンピューターの前に座っているだけでは勉強できないことも、この世界にはたくさんあります。コンピューターは便利ですが、人々が現実に体験することのほうがもっと大切です。コンピューターが便利になるにつれて(随着)、人々が現実に体験する機会が少なくなってしまうのが心配となっています。
1.文中の(ア)に入るのに最も良いものはどれか。A.たとえば | B.でも | C.しかし | D.これから |
A.勉強すること | B.スポ一ツををすること |
C.授業を受けると | D.友達と交流すること |
A.コンピュ一タ一が便利になりましたから |
B.人々が現実に体験することが大切ですから |
C.人が現実に体験する機会が少なくなりますから |
D.学校に行かなくて、家で勉強をしますから |
A.コンピュ一タ一を使って学校の授業を受けることができない |
B.コンビュ一タ一で授業を受けて、誰も学校に行かない |
C.コンビ二一タ一はとても便利なので、利用したほうがいい |
D.コンビュ一タ一で授業を受けることができるが、学校に行くことも大切だ |
A.インタ一ネットをよく使ってください。 |
B.インタ一ネットを全然使わないほうがいいです。 |
C.インタ一ネットのことを心配しています。 |
D.インタ一ネットのことが何も分かりません。 |
4 . 日本の一年には春と夏と秋と冬の四つの季節があります。
三月と四月と五月は春です。春は暖かくていい季節です。花がたくさん咲日できれいです。私は四月にお花見に行きました。六月と七月と八月は夏です。夏はたいへん暑くて、私はあまり好きではありません。六月の中ごろから七月の中ごろまで、雨がよく降ります。梅雨と言います。七月と八月は夏休みで、若い人たちは海や山に行きます。あの有名な富士山もたくさんの人が登ります。私も今年登ります。
九月から十一月までは秋です。秋は静かで(ア)、私は大好きです。秋の空はたいへん美して、月もきれいです。十二月から二月までは冬です。日本の冬はたいへん寒くて、北のほうでたくさん雪が降ります。東京や京都でもときどき降ります。そして、若い人たちは雪が降ると、北海道へスキ一に行きます。
日本では四つの季節がありますから、自然が変化して、美しいです。
1.この文章によると、梅雨はいつからですか。A.夏から始まります。 | B.六月中旬から始まります。 |
C.七月中旬から始まります。 | D.夏休みの終わりに始まります。 |
A.さむくて | B.さわやかで | C.たのしくて | D.つめたくて |
A.春 | B.夏 | C.秋 | D.冬 |
A.勉強します | B.スキ一に行きます。 | C.旅行します。 | D.花見に行きます |
A.春夏秋冬の変化が小さい国である。 |
B.夏は涼しく冬は寒い国である。 |
C.春は綺腿な花が少しだけ咲いている国である。 |
D.秋の空は美しく、月が綺麗な国である。 |
5 . 先月、新しいオートバイを買った。オートバイには長い間乗っていなかったが、久しぶりにまた乗りたくなったのだ。前に乗っていたのは大学生のころで、もう20年も前だ。卒業後はずっと仕事や子供の世話で忙しかったが、最近、少し自由に使える時間が増えた。妻に相談したら、「いいんじゃない?」と賛成してくれた。
オートバイを買った店は、「ガロン」という店だ。私には、どうしてもこの店で買いたい理由があったのだ。
20年前の春、私は、父にもらったオートバイで東京から京都まで旅行をしていた。安い旅館に泊まりながら、何日もかけて進む旅だった。
3日目の朝、道を走っているとき、オートバイの前の方で何かが折れる音がした。見ると、オートバイの部品が壊れていた。ハンドルが少しぐらぐらしたが、オートバイは一応動いた。
しばらく進むと、オートバイの店があったので、修理を頼んでみた。しかし、難しい修理だからできない、と断られてしまった。次の店でも同じだった。(ア)、3軒目の店が「ガロン」だった。「ガロン」の店員も「これは難しいね。」と言った。でも、「困っているんでしょう?やってみるよ。」と言って、修理を始めてくれた。そして、2時間かけて直してくれたのだ。店員は「いつかこの店でオートバイを買ってね。」と言って笑った。本当に困っていた私は、何度もお礼を言いながら、必ずそうしようと決めた。
今の「ガロン」には、もうあの店員はいなかった。会えなかったのは残念だったが、それでも私は満足している。
1.文中に「長い間乗っていなかった」とあるが、それはどうしてか。A.買いたいと思うオートパイがなかったから |
B.仕事や子供の世話で忙しかったから |
C.「私」のオートバイを妻が使っていたから |
D.家にあるオートバイが壊れていたから |
A.先月、新しいオートパイを買ってから3日目の朝 |
B.先月、オートバイ旅行を始めてから3日目の朝 |
C.20年前、新しいオートバイを買ってから3日目の朝 |
D.20年前、オートバイ旅行を始めてから3日目の朝 |
A.そして |
B.または |
C.だから |
D.ところで |
A.店にあった新しいオートバイを安く売ってくれたから |
B.オートバイを修理してくれそうな店を教えてくれたから |
C.ほかの店で修理を断られたオートバイを直してくれたから |
D.墩れて動かなくなりそうなオートバイを買ってくれたから |
A.もう一度、オートバイに乗ることができたから |
B.「ガロン」でオートバイを買うことができたから |
C.れてしまったオートバイを修理してもらうことができたから |
D.オートバイの修理をしてくれた店員に、お礼を伝えることができたから |
6 . 将棋の世界には、「不調も三年続けば実力」という言葉があります。
自分自身が「自分には実力があるが、今は調子が悪いだけだ」と考えていたとしても、三年も結果を出せなければ、それが本人の持っている実力である、というけっこう厳しい言葉です。
仮に、不調の原因が現在の能力、実力であれば、自分の努力や練習が足りないということなので、頑張ってスキルや能力を上げ、実力をつければいいということになります。新しい戦法を勉強するなど懸命に努力をして、基本的な力を身につけるしかありません。
(ア)、どのような物事でも、今日一生懸命やったからといって、明日すぐに結果が出るということはありません。やっていることは間違っていないし、方向性も正しい。それでも成果が出ていないときこそが、「不調」ということになります。
そのようなときは、まず気分を変えることです。どうしてもモチベーションが下がりやすくなっているので、気分転換を図る。つまり、何かを変えてみればいいということになります。これは本当に何でもいいのです。
ただし、調子は悪いので、いきなり大きなことではなく、小さなことから始めるのが良いでしょう。
たとえば、今までの生活習慣を変えてみる。早起きをしてみる、新しい趣味を始めてみる。あるいは服装を変えて、気持ちを切り替える。何でも良いのですが、生活の中にメリハリ(变化)をつけて、気持ちが行き詰まらないように、落ちないようにするのです。
1.文中に「不調も三年続けば実力」とあるが、この不調は何を指すのか。A.実力があるのに、体の調子が悪いこと |
B.自分の努力や練習の不足による能力などの差のこと |
C.必死にやったのに、すぐに結果が出ないこと |
D.やることの方向性などに間違いがないのに、成果が出ないこと |
A.ですから |
B.ところが |
C.つまり |
D.それに |
A.努力や練習が不足して、結果が出ていないとき |
B.どのような結果を出せばいいか分からないとき |
C.実力があっても、結果につながらないとき |
D.やるべきことをやっても、結果につながらないとき |
A.原因を考えて新しいやり方を取り入れる |
B.結果がすぐに出ることから始める |
C.気分が変わるようなことをする |
D.生活を大きく変化させる |
A.不調の解決法 |
B.不調の原因 |
C.将棋の世界の実力 |
D.将棋の世界の不調 |
7 . 自分を信じて生きることはとても素晴らしいことです。自分を信じると言うことは、自分を認めるということであり、成長する時のモチベーション(动力)にもつながります。しかし、時には自分を疑うこともしなければなりません。
ある日、私は夫に「明日銀行に行って50万円下ろしてきて。」と頼みました。すると、夫は「1日10万円までしか下ろせないよ。」と言いました。でも、私の記憶ではそうではありません。「そんなことないよ、下ろせるよ」と言っても、絶対違う、と夫はまるで私が間違っているかのように言うのです。私は少し頭にきて、すぐに銀行に電話をしました。そこで聞いてみると、50万円まで下ろせるということ。
なぜ、夫のような人間は自分を信じて疑わないのでしょうか。自分が絶対に合っているという自信はどこから来るのでしょうか。このようなことが、時にはトラブルの原因になるおそれがある。そのため、自分を信じることも大切ですが、時には自分が本当に真実を言っているかどうか調べる必要があります。
1.文中に「自分を疑う」とあるが、どのような意味か。A.自分が犯罪をしていないかどうか気にすること |
B.自分が他人を傷つけていないか調べること |
C.自分の言っていることが真実か気にすること |
D.自分の行動は理にかなっているか確かめること |
A.銀行は1日10万円しか下ろせないということ |
B.夫はきっと自分にをついているということ |
C.夫の言っていることはいつも間違っていること |
D.銀行はどこでも24時間あいているということ |
A.悩んで |
B.悲しくて |
C.腹が立って |
D.楽しくて |
A.自分はいつもかしこいと思うこと |
B.他人が間違っていると言うこと |
C.他人は自分より劣っていると思うこと |
D.自分を信じて疑わないこと |
A.自分のことだけを信じて生きていけばいい |
B.自分の言ったことは本当に正しいか疑うべきだ |
C.自分は真実だけを伝えるために生まれてきた |
D.自分がいつでも正しいので信じるべきだ |
8 . 私の留学している日本の大学には、漫画を読んで社会について考える授業があります。私は子供のころから日本の漫画が大好きだったので、この授業を取りました。しかし、これは失敗でした。
この授業では、学生は毎週の授業の前に、先生が指定した漫画を読んでおくことになっていました。ところが、扱う漫画はどれも私が知らないものばかりだったので、読むのに時間がかかって、毎回とても大変でした。
いちばん困ったのは学期末の試験です。試験の前に、ある漫画を読んでおくように先生に言われました。その漫画は全部で3巻もあり、しっかり読むのにはとても時間がかかりました。そのために、ほかの試験の勉強ができなくなり、寝る時間も削らなければならなくなりました。いつもなら、試験期間中は漫画を読むのを我慢するのですが、このときの私は逆だったのです。
試験はうまくいきましたが、今はしばらく漫画はお休みにしたい気分です。
1.「私」は大学で選んだ授業の漫画内容について、正しいのはどれか。A.私の大好きなもの |
B.私のよく知っているもの |
C.私のあまり知らないもの |
D.私のぜんぜん知らないもの |
A.授業で先生に扱ってもらいたい漫画を見つけてくること |
B.社会問題がテーマになっている漫画を見つけてくること |
C.先生に読んでくるように言われた漫画を読んでおくこと |
D.自分が読んだことがない漫画を探して、読んでおくこと |
A.ほかの試験の勉強がしたいのに、漫画を読まなければならなかった |
B.漫画が読みたいのに、試験の勉強をしなければならなかった |
C.好きな漫画が読みたいのに、好きではない漫画を説まなければならなかった |
D.試験の勉強をしなければならないのに、漫画を読むのを我慢できなかった |
A.しぽらくは、休みの日だけに漫画を読もう |
B.しばらくは、好きな漫画しか読みたくない |
C.しばらくは、我慢して漫画を読もう |
D.しばらくは、漫画は読みたくない |
A.最初は漫画の授業が好きでしたが、今は嫌いになりました |
B.私は子ども時代に社会に関する漫画をたくさん読んだ |
C.期末試験は順調に行かなかったから、私は漫画授業を休もうと思う |
D.期末試験は順調に行ったけど、私は漫画授業を休もうと思う |
9 . スーパーやコンビニなどで買った食品に、賞味期限が表示されているのは知っていますね。では、賞味期限が切れたものは、どう処理をしているのでしょうか。
実にもったいないことに、それは捨てているのです。でも、それらは賞味期限が切れたからといって、すぐに悪くなってしまうものではないのです。先日、新聞に、スーパーに並べられたおにぎりは6時間を超えたら、ほとんど捨ててしまうということが書かれていました。先進国で最も食料自給率が低く、外国に食べものの大半を委ねている(委托)日本で、こんな無駄なことをしているのです。
一体どれぐらい捨てているかというと、賞味期限切れの食べもの、学校給食の残飯、家庭の残飯、観光地の残飯、それから過剩農産物。なんとこれらを年間2000万トンも捨てているのです。そのうち小売店から出る賞味期限切れや返品などの売れ残り食品は約60万トンです。
この60万トンを基準に計算してみると、大人一人一日に500gを食べるとして、毎日300万人分も捨てていることになるそうです。こんな国はありません。世界で最も食料自給率の低い国なのに、裏側では世界一食べものを捨てているのです。なんとも恐ろしい民族に見えるのは、私だけでしょうか。
1.「こんな無駄なこと」とあるが、どんなことを指すか。A.外国に食べものの大半を委ねていること |
B.食料自給率が低い日本で、賞味期限の切れたものを捨てること |
C.賞味期限切れの食べものは学校給食の残飯や家庭の残飯や観光地の残飯などを含んでいること |
D.スーパーやコンビニなどで買った食品に、賞味期限が表示されていること |
A.先進国で日本は食料自給率が一番低い国だ |
B.日本は食べものの大半は外国に任せている |
C.日本では食べ物を無駄に捨てるから、食料自給率が低いのだ |
D.日本は食料自給率が低いから、賞味期限切れのものを捨てるのはもったいないんだ |
A.2000万トン | B.60万トン | C.500g | D.1500kg |
A.日本は世界で最も食料自給率の低い国だというから |
B.日本人は年間2000万トンも捨てるから |
C.スーパーに並べられたものは6時問を超えたら、ほとんど捨ててしまうから |
D.食料自給率の一番低い国だが、世界一食べものを捨てる国であるから |
A.賞味期限が切れたものは、どう処理すればいいこと |
B.食べものを大切にすること |
C.日本は食料自給率をあげたほうがいいこと |
D.賞味期限を表示しないほうがいいこと |
10 . 花がたくさん咲いている季節には、女王蜂は一日に1500個ぐらいの卵を昼も夜も産み続けます。計算してみると、一分間に一個の速さで産むのです。
1500個の卵の重さは、女王蜂の体重(200—300 mg)と同じぐらいになると言われています。
不思議なことに、一日にいくつ卵を産むかは、女王蜂が決めるのではありません。外で働く働き蜂、(イ)、季節の変化を知っている働き蜂が決めるのです。
<今、花盛りだから、たくさん卵を産ませよう>
<梅雨になりそうだ。あまり産ませてはいけない>
<夏が近づいてきた。卵を産むのを止めさせよう>
きっとこんな話し合いが、働き蜂の間で交わされるのでしよう。そして、女王蜂に付き添っている(照料)若い働き蜂に伝えられます。
若い働き蜂が、ローヤルゼリー(蜂王浆)を多く食べさせると、女王蜂はたくさんの卵を産みます。少し食べさせると、少ししか卵を産みません。
もし花が咲いていない季節に、大勢の仲間が生まれてくると、みんな一緒に、飢え死にしてしまうことを蜜蜂は知っています。
私たち人間が、平和な生活を続けていくためには、食べ物と、人口との関係を、もっと蜜蜂に教えでもらわねばなりません。
1.花がたくさん咲いている季節には、女王蜂は一日にいくつぐらいの卵を産むのか。A.1個 | B.200個 | C.300個 | D.1500個 |
A.女王蜂は一日に1500個の卵を産むこと |
B.一日にいくつ卵を産むかは女王蜂が決めること |
C.一日にいくつ卵を産むかは働き蜂に決められること |
D.働き蜂は季節の変化を知っていること |
A.つまり | B.しかし | C.もし | D.では |
A.1月 | B.4月 | C.8月 | D.11月 |
A.花盛りの季節には、女王蜂は一日中卵を産み続けている。 |
B.若い働き蜂は、女王蜂に付き添って、食事の世話をする。 |
C.女王蜂は夏が近づくにつれて、産む卵の数を増やしていく。 |
D.人間は蜜蜂から平和な生活について学ぶべきである。 |