9 . 今年、文部科学省の調査で視力が1.0米満の小学生、中学生、高校生の割合(比例)が過去最高になったことが分かりました。調査は全国の5歳から17歳までの子ども約322万人を対象にしました。
調査結果は以下のとおりです。裸眼で視力1.0を下回る割合は小学校で約37.8%、中学校で約61.2%、高校で約71.5%と、どれもこれまでで一番高くなりました。それを10年前と比較すると、それぞれの年代で視力1.0を下回る割合は約7ポイント増えていて、子どもたちの視力低下が進んでいます。
文科省や専門家はスマートフォンなどの利用時問の増加が要因の一つと見ています。だから、画面から目を30センチ以上離すことや30分に1回は目を休めることなどを呼びかけています(呼吁)。
一方、幼稚園から高校のすべてで虫歯がある子どもの割合が過去最少となりました。給食後の歯磨き指導などの保健活動や各家庭での歯の健康への意識向上のおかげだと考えられています。
1.
文中の「対象」に合っていないのはどれか。A.10歳の中学生 | B.17歳の高校生 | C.5歳の子ども | D.20歳の大学生 |
2.
文中に「視力1.0を下回る」とあるが、どういう意味か。A.裸眼で視力1.0だ |
B.裸眼で視力1.0ではない。 |
C.裸眼で視力1.0よりいい。 |
D.裸眼で視力1.0ほどよくない。 |
3.
文中の「子どもたちの視力低下が進んでいる」要因はどれか。A.スマートフォンなどの利用時間が長い。 |
B.パソコンの画面から目を30センチ以上離す。 |
C.目を使うとき、30分に1回目を休める。 |
D.1.0未満のこどもの割合が過去最高になった。 |
4.
「虫歯がある子どもの割合が過去最少」の理由はどれか。A.幼稚園から子どもが甘いものを食べないこと |
B.給食前の歯磨き指導などの保健活動 |
C.歯磨きなどの保健活動や歯の健康への重視 |
D.各家庭での歯の健康への意識低下 |
5.
文章の内容に合うのはどれか。A.子どもの視力は10年前と比べて、よくなった。 |
B.虫歯のある子どもの数は過去最高だ。 |
C.裸眼で視力1.0未満の割合は中学校で約61.2%だ。 |
D.スマートフォンなどを長時間に利用すると呼びかける。 |