A.はずがありません | B.はずでないでしょう |
C.のではないでしょう | D.のではないでしょうか |
A.にしても | B.につれて | C.にともなって | D.において |
A.そうで | B.のように | C.みたいで | D.らしく |
A.5、7、5、の17音 | B.5、7、7の31音 |
C.7、5、7の19音 | D.7、5、7、5、5の29音 |
A.か | B.と | C.を | D.が |
7 . 睡眠時間の減少、視力や集中力などの低下に気づいたことはありますか。これらは、スマホ依存の悪影響だと言われています。スマホの普及によって、人間の思考回路が変えられました。(ア)、文字情報の読解力や情報処理能力が低くなってきて、物事を多面的に考える力もだんだん無くなってきました。
今の時代では、スマホで友達とコミュニケーションを取ったり、動画やゲームを楽しんだりすることができます。つまり、スマホをいつでもどこでも手にしています。それはスマホ依存の大きな原因だと思われます。それに、ほとんどの日本人は自分が依存症だと認めません。でも、「やめようと思ってもやめられない」という状態になったら、すでに依存症だと考えるべきです。
依存症は「孤立の病」とも言われます。孤立していると、人は物や行為に依存しやすいです。治療のために、物や行為への依存から、人への依存に移行する「自助グループ」という団体があります。同じ悩みを抱えた人たちが同じグループに参加して、経験をシェアしながら、依存症を乗り越えます。そういう方法で、よい人間関係を築くことができるようになります。スマホ依存を克服するためには、関係の深い仲間も必要です。
また、関連企業がスマホ依存に対して動き始める必要があります。「スマホ依存は持ち主の責任」という主張は通用しません。販売する際にも広告規制や危険性の警告がなくてはいけません。悩んでいる顧客の問題に直面することも、関連企業の社会的役割だと私は考えます。
1.(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.例えば | B.しかし | C.ところで | D.それとも |
A.物事を多面的に考える力がなくなること | B.日本人は自分を依存症だと認めないこと |
C.友達とコミュニケーションを取ること | D.スマホをいつでもどこでも持っていること |
A.自分が依存症だと認識して、それをやめる意志を持つこと |
B.同じ悩みを抱えた人たちの自助グループに参加すること |
C.スマホを販売する際にも危険性の警告を提示すること |
D.スマホ依存を克服して、よい人間関係が築けること |
A.友達と一緒に動画やゲームを楽しんだりすることができるから |
B.物や行為への依存から、人への依存に移行することが大切だから |
C.同じ悩みを抱えた人たちとよい人間関係を築くことができるから |
D.スマホ依存の治療法として、「自助グループ」という団体があるから |
A.今の時代では、ほとんどの日本人は自分が依存症を自覚できない。 |
B.物や行為への依存から人への依存にすることは依存症の治療に役立つ。 |
C.他人とよい人間関係を築いたら、「自助グループ」に参加できる。 |
D.スマホ依存に対して動き始めることは、関連企業の社会的役割だ。 |
9 . 明日からは着ることのない制服を前にして、息子は黙っていた。
卒業は何も突然やって来たわけではない。むしろ入試が終わると、「もうすぐ卒業するんだなあ」と卒業を待ち、高校での新しい生活を夢見たのではなかったか。それなのに卒業式、謝恩式を終えて帰宅した息子は、ひどく口が重くなっていた。
夕食後の風呂あがりに息子は私に、「お母さん、何か言うことない?」と聞いた。私はわざと、「何もないよ。ごめんね」と答えた。
私にも息子の感傷は経験上分かるが、それだけである。先生や友人、学校での数々の思い出を、そのまま共感してやることはできない。それはもう、私の知る世界ではないからだ。
「こんな日はね、一人でいる方がいいよ。たぶんお母さんと何かを話しても、どうしようもないよ。」
「…そうだね、もう寝る。」
悩みや相談なら、自分が言い出すことで楽になったり考え方が変わったりする。( ア )、感傷や思い出というものは、人に話してもどうしようもなく、実際、言葉にすればするほど心から離れたものになってゆく。
分かってもらえないことがあると知ることで思い出が深まっていくのだと。いずれ息子も知るだろう。大切な思い出ほど、人は人に語りたくないものなのだ。
1.文中に「息子は黙っていた」とあるが、それはなぜか。。A.前にした制服が着たことがないから |
B.卒業が突然やってきたから |
C.高校での新しい生活が夢見なかったから |
D.卒業して悲しいから |
A.しかし | B.それに | C.しかも | D.それで |
A.私にも息子と似た経験があり、息子の感傷を理解することができる。 |
B.息子の気持ちは理解できるが、まったく同じ感情を抱くことはできない。 |
C.私にも卒業時期の思い出があるが、息子の感傷を理解することができない。 |
D.私にも卒業の経験があるが、それは昔のことで息子にとって参考にならない。 |
A.進路を決めるときの悩み |
B.どの店に入るかの選択 |
C.友人と別れる時の悲しみ |
D.どの大学に進学するかの相談 |
A.筆者は息子の卒業を期待していた |
B.筆者の息子は今年で高校を卒業した |
C.筆者は息子のような経験を持っていなかった |
D.筆者は悲しんでいる息子をそのままにした |
A.簡単だ | B.簡単な | C.簡単よう | D.簡単そう |