1 . 数年前、日本の友人の家に41( )時のことをよく覚えている。彼女はお風呂のお湯を沸かし、私に「一番風呂」をすすめて42( )。浴室に入ると、湯気が立つ暖かい浴槽の横には、お風呂用品が並べ」43( )。やや困惑した私が彼女に「シャワーだけでいい、浴槽は使わない」と言うと、「いいから、シャワーを使ってから、お風呂に入って」と44( )。彼女の「言いつけ」(吩咐)の45( )、私はシャワーを浴びてからお風呂に入り、お風呂から出た後、お湯を捨て、浴槽を洗おうとした。46( )、彼女はそんな私を見て驚き、すぐに浴室のドアを閉め、「みんなに見つかる前に、急がないと」と言いながら浴槽にお湯を入れ始めた。
説明を聞いて47( )分かった。一人目がお風呂に入った後、すぐに浴槽のお湯を捨ててしまうなど、日本人にとってはもったいないことなのだ。日本人はまず、シャワーで身体をきれいに洗い、それからお風呂に入る。体が汚いままお風呂に入るのは48( )な行為だ。日本の家庭では普通、家族全員が同じお湯を使ってお風呂に入る。客が来た時は、客が一番に入る。最後に入浴した人は浴槽を洗う。中には、前回使ったお風呂の残り湯を「追い焚き(再次加热)」してもう一度使うという人もいるらしい。日本人のお風呂事情を知らない外国人は、家族全員が同じお湯でお風呂に入るという習慣が汚い、受け入れられないと感じる49( )。しかし、私は、50( )習慣は日本人のきれい好きの特徴を示しているのみならず(不仅)、彼らの節約・環境保護の理念も示しているように感じる。
1.A.泊まる | B.泊まった | C.住むむ | D.住んだ |
A.やった | B.あげた | C.くれた | D.もらった |
A.てある | B.ている | C.ておく | D.てしまう |
A.言えた | B.言われた | C.言わせた | D.言わされた |
A.こと | B.もの | C.とおり | D.ところ |
A.そこで | B.それに | C.だから | D.すると |
A.やっと | B.じっと | C.ずっと | D.ほっと |
A.結構 | B.無理 | C.失礼 | D.適当 |
A.にすぎない | B.までもない | C.とは限らない | D.かもしれない |
A.これ | B.この | C.ここ | D.こちら |
2 . 小学生が一人で、テレビの画面に目をやりながら食事をしている。学校から帰って、ほっとする間もなくタ食を済まして習い事に行く。そこへ中学生の姉が帰ってくる。朝のうちに母親が準備した晩ご飯を温め、急いで食事をし、英語を習いに行く。仕事が終わって母親が帰ってきた時には、子供たちはいない。母親は、一人で食事を済ます。父親は、今夜も遅くなると言う。時代が変われば、いろいろなことも変化するが、食事の風景もその一つだ。
家族みんな集まってその日何があったかを話し、声を上げて笑う姿は、昔のことになってしまったようだ。遊び疲れてお腹を空かせた子供たちが「今日の夕食は何だろう」「お父さん、早く帰ってこないかな」と食事を楽しみにした時代があった。(ア)、家族が一緒にテーブルを囲むことが、今は少なくなった。「食事は家族の関係を強くする時間だ」と言われてきたが、食事も家族の関係も大きく変わろうとしている。
今は、スーパーやコンビニに行けば、食べ物が溢れている。忙しい生活をする人たちのために、簡単にでき、栄養のバランスも考えられた商品がたくさん並んでいる。そこから選べば、時間をかけなくてもテーブルにごちそうが並ぶ。「食事を楽しみにする子供たちに何を食べさせてやろうか。」「疲れて帰ってくる父親は何を喜ぶだろうか。」と、ゆっくり時間をかけて食事の準備をする母親の姿は少なくなった。今は、みんなでテーブルを囲む食事は、懐かしい風景としか言えない時代になってしまったのだろうか。
1.子供たちは昔、食事のことをどう思っていたか。A.食事を済まして習いことに行った。 |
B.毎日の食事は何だろうと楽しみにしていた。 |
C.母親はスーパーで食べ物を買ったのか期待していた。 |
D.母親が準備したご飯を急いで食べて、英語を習いに行った。 |
A.しかし | B.それに | C.そこで | D.したがって |
A.忙しくて、父親は仕事から早く帰ってこられない。 |
B.残業で家に遅く帰った父親は家族と一緒に食事ができない。 |
C.みんなでテーブルを囲んで、楽しいことでも悲しいことでも話せる。 |
D.栄養のバランスを取った商品を選び、簡単にテーブルにごちそうを並べる。 |
A.みんなでテーブルを囲む食事を通して、家族の関係がよくなる。 |
B.スーパーの食べ物が溢れて、自分で食事の準備をする必要はない。 |
C.時代が変わっても、家族みんな集まって食事をする風景は変わらない。 |
D.今はゆっくり時間をかけて食事の準備をする母親の姿は少なくなかった。 |
A.家族の仕事 | B.食事の種類 | C.家族の関係 | D.食事の風景 |
A.見てくれませんか | B.見てもらいませんか |
C.見てあげませんか | D.見てやりませんか |
4 . 健康不是一切,但没有了健康就失去了一切。保持身体健康非常重要,心理健康也不能忽视。请你以「健康的な生活法」为题,写一篇作文。
写作要点:1.简单说明健康的重要性;
2.如何保持健康?
写作要求:1.字数为300-350字;
2.格式正确,书写清楚;
3.使用「です・ます」体。
5 . 新聞やテレビなどで、子どもたちの「本離れ」が進んでいるというニュースをよく目にする。その理由として「本以外の情報媒体の氾濫」がよく挙げられているようだが、私は①それを挙げることは、子どもに本を紹介する試みを投げ捨てることだと思う。
かといって、小学校高学年や中学生くらいになると、身についた「本嫌い」を直すのは難しい。そこで親が無理に固い文章を与え、読ませても、良い結果はおそらくは得られない。
そこで、私が読んでほしいと思うのがショート・ショート(超短篇小说)だ。この言葉を聞けば、星新一さんの名が浮かぶ人は多いと思う。星さんは生涯で1000を超える数のショート・ショートを書かれたが、その多くはSF(サイエンス・フィクション)である。妄想を集める銀行、人類と共生するようになった妖精など、不思議なものがそこにはたくさん登場する。そして、読者を驚かせる②オチが待っている。小学校6年生のときに初めて読んで、私はショート・ショートの虜になってしまった。SF的な設定と、数ページ先に待つオチが楽しくてしようがなかった。星さんの文体は非常に簡潔であり、小学生だった私にも理解しやすい作品が多かったことも嬉しかった。漫画は好きだけれど本は嫌い、という人も読んでほしいと思う。なぜなら、漫画とショート・ショートは似ているからだ。ページをめくった時の驚き、素早い展開。1つ読むたびに、次が読みたくなる。本当におもしろい。
1.①「それ」とは、何を指すか。A.子どもたちの「本離れ」が進んでいるというニュース |
B.子どもたちの「本離れ」が進んでいる理由 |
C.子どもに本を紹介する試み |
D.「本嫌い」を直すことの難しさ |
A.梗概 | B.気づき | C.話の結末 | D.落とし穴 |
A.ショート・ショートの多くは分かりやすい作品だ。 |
B.「本嫌い」の小中学生は、高校に入ると、「本好き」になる。 |
C.「本嫌い」を直すのは難しいから、面白い本に出会っても、「本好き」にならないのだ。 |
D.漫画は漫画、超短編小説は超短編小説だ。 |
A.星新一とショート・ショートを紹介すること |
B.子供に固い文章を読ませる親の間違いを指摘すること |
C.「本離れ」の子どもに本を紹介すること |
D.漫画とショート・ショートの違いを教えること |
A.漫画とたくさんの共通点がある | B.読みにくい |
C.想像力が豊かだ | D.文体が冗長ではない |
6 . 「私は食べ物のあまりない時代の人間ですから、本当にびっくりしてしまいましてね、困ってしまいました。」
山下先生はそういうと、本当に困った顔をして、次に何を言おうかと考えているように見える。
小学校二年生の娘の学校のことである。先生が「世界の中には、食べ物がなくて死んでしまう子がたくさんいます。替さんは、この人たちのために、何ができると思いますか」と尋ねると、「先生、スーパーはないの?」と聞いたり、「お母さんに頼んで、たくさん食べ物を買ってもらって、送ってあげます」と答えたりした子がいたそうである。
「今の子供たちには、食べ物がないということはどういうことなのか、なかなか考えられないのでしょうね」という山下先生の言葉を問いて、私は「そうかもしれないな」と思った。私が娘に「もっと食べなさい」ということがあっても、娘のほうから(ア)ということはない。
少しお腹の出始めた夫にこの話をすると、「そう。今、料理の本よりも、ダイエット本を買う人のほうが多い時代になったからな。①食べない努力をする人たちが食べられない人たちと一緒に生きている時代なんだ、今は。」②それだけ言うと、後は何も言わなかった。
山下先生は「子供さんと一緒に食べ物のことを話し合ってください」と言ったが、③これは難しい宿題になりそうである。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.もっと食べたい | B.あまり食べたくない |
C.食べてよかった | D.母のほうが食べなさい |
A.料理の本よりダイエット本を買う人のほうが多い時代 |
B.痩せる努力をする人よりも痩せない努力をする人のほうが多い時代 |
C.豊かな生活をしている人もいれば、まずしくて食べられない人もいるという時代 |
D.食べ物のあまりない時代 |
A.平気に思った | B.真面目に思った |
C.面白く思った | D.残念に思った |
A.ダイエット本を買う人たち | B.食べたくない人たち |
C.学生たちの親たち | D.小学生たち |
A.食べ物に困っている子供たちに食べ物を送ることができないから。 |
B.今の子供たちには、食べ物がないということは考えられないから。 |
C.子供たちが親の話を聞かないから。 |
D.教科書が教えてくれないから。 |
A.とともに | B.ところで | C.としたら | D.といっても |
A.たい | B.たがる | C.たがっている | D.たがった |
A.だいたい | B.たいてい | C.たいした | D.たいへん |
A.旅行 | B.料理 | C.ゴルフ |