A.さえ | B.こそ | C.でも | D.まで |
1.自分で買うものは何ですか。
A.レインコート | B.地図 | C.笛 |
A.レインコートと笛 |
B.レインコートと地図 |
C.ラジオと笛 |
3 . 日本では三〇年後には、四人 一人の高齢者の生活を支えなくてはならない。
A.で | B.が | C.を | D.に |
4 . 司会:前回の話し合いでは、学級ごとに発表することが決まりました。今回の話し合いは、その発表内容についての報告です。それでは、一組から報告してください。
一組代表:はい。一組はいくつか案が出た中で、二つに絞りました。一つは詩の朗読でもう一つは劇です。両方とも、全員で取り組むことができて、時間内に収まるのですが、それぞれによさがあり、まだ決定していません。もう一度話し合って決めたいと思います。
司会:そうですか。来週金曜日には発表内容を担当の先生に提出します。学級の話し合いは、いつごろ行いますか。
一組代表:はい。来週火曜日に話し合いの時間を取るようにします。
司会:その次の日が、三回目の話し合いになっているので、それまでに決定するようにお願いします。それでは、二組の発表内容を報告してください。
二組代表:はい。二組は、音楽の時間に練習した合唱曲二曲を全員で歌うことに決めました。話し合いの中で、「音楽の時間に歌った曲がとても良い曲だったので、またみんなで歌いたい」という意見や「それなら練習に時間がかからず、しかも上手に歌える。」という意見が出たからです。
司会:それなら、テスト前でも短い時間で準備ができそうですね。合唱の練習についてはどのようにしますか。
二組代表:はい、もうすぐテスト前で部活動が休みになります。だから、時間は放課後、場所は第一音楽室を借りて練習したいと思います。
司会:そうですか。音楽室を使う時は先生に許可を取るようにしてください。最後に、三組の報告をお願いします。
三組代表:はい。三組では、学級目標と専門部の仕事内容について発表することになりました。
司会:もう少し詳しく教えてもらえますか。前回の話し合いで発表時間は十分以内と決めましたが、守れそうですか。
三組代表:はい。確かに、詳しく発表していたら時間がかかりそうですが。(А )目標達成に向けた取組について、代表者が短くまとめて発表することにしました。
司会:わかりました。それぞれの学級の特長が出る発表になりそうですね。学年集会が楽しみです。一組も、前回の話し合いで確認した①二つのことを踏まえて考えてきてください。
次回の話し合いは来週の( B )です。発表の順番を決定し、リハーサルの打ち合わせをします。
学年の話し合いを受けて、一組の代表は、担任の先生に発表内容の話し合いについて相談にいきました。
一組代表:先生、学年集会で発表する内容を学級で話し合いたいのですが、来週火曜日に行ってもよろしいでしょうか。
担任の先生:いいですよ。前回で学級での話し合いでは、いろいろな意見が出て大変でしたね。でも、せっかくの機会だから時間を掛けて納得のいく話し合いにしようとしたことは、良いことだと思いましたよ。二組と三組の発表内容はどのようなものでしたか。
一組代表:( Ⅽ)ようです。どの学級も工夫しているので、もう一度よく考えて決めたいと思います。そして決まったら、②全員協力して取り組みます。
1.二組代表の発言について説明しているものとして、最も適切なものを、次のАBCDから一つ選んでください。A.話し合いの流れに沿って、出された多くの意見を順番に示している。 |
B.結論から伝えて、なぜその内容になったかという理由を後で述べている。 |
C.対立している考えるを示し、どちらの意見がより適切かを説明している。 |
D.代表としての考えを述べ、意見をまとめる苦労について伝えている。 |
A.しかし | B.つまり | C.また | D.そこで |
A.月曜日 | B.火曜日 | C.水曜日 | D.木曜日 |
A.学級目標と専門部の仕事内容 | B.詩の朗読と合唱 |
C.詩の朗読と劇 | D.劇と発表 |
A.話し合いはしたものの、意見が分かれて決定できなかった。 |
B.合唱を披露したり、学級目標などを紹介したりする。 |
C.練習時間を短くするため、音楽の時間に学習した合唱曲を歌う。 |
D.学級目標を紹介した後、行動目標を専門部ごとに発表する。 |
A.結束 | B.分裂 | C.解散 | D.個別 |
A.来週の木曜日 | B.来週の月曜日 |
C.来週の火曜日 | D.来週の金曜日 |
5 . 自分の過去の経験、とりわけ幼いころの経験が、誰にとってもこれは①いとおしいものなのです。自分の子供のころの経験というのは、人間にとって何か最も心暖まる思い出であり、子供であった時の世界というのは、個人の人生における、一つの故郷なのです。
②故郷というのは別に山があったり川があったりする故郷ではなくて、経験の故郷というのは幼児期に戻っていきます。「僕が子供だった時には」とか、「俺が小学校三年生のころには」などと、もう相当年配の方でも、あるいは年配の方になればなるほど子供時代を懐かしみ、子供時代をいとおしむ感情というものが戻っていくような、心の故郷です。本当の心が戻っていく経験の原型というのは子供時代にあるのです。
その子供時代の経験に比べてみて、現代はいかに変わっているか。そこで耐えられない気持ちになるわけです。自分の子供のころに自動車というものはなかった。原っぱで野球ができた。それから道路で自転車に乗れた。しかし、今は自動車がやたらに走っていて、人間はもう危険で歩けない。今の子供は気の毒だ、かわいそうだ。③これは非人間的である。そういうふうに飛躍するのです。ということは、人間本来の姿というのは、かなり私たち個人の勝手な独断によって創られているイメージではないかということなのです。本来の姿というのは、俺が子供ころのようにしろという、それだけのことを言いたいのではないか。もちろん、真剣に考えている人もたくさんいますが、現在の人間性回復論というものは、その点でものすごく甘いし、ずいぶん身勝手だと思います。
1.①いとおしいと意味が同じなのは、何か。A.なつかしい | B.かわいらしい | C.うつくしい | D.たのしい |
A.人生に迷いを感じたときに、心の温もりを与えてくれるところ |
B.思い出がいっぱいあり、人生の中の大切な人と一緒に過ごしたところ |
C.子供時代の思い出がある世界で、思い出すと心に安らぎを感じるところ |
D.幼いころ、仲間と一緒に遊んだりした美しい景色が楽しめるところ |
A.現代の子供は遊び場がなく、かわいそうだということ |
B.道には自動車が多く走っていて危険で歩けないこと |
C.昔は原っぱで野球ができたこと |
D.道路で自転車に乗れたこと |
A.人々は心の故郷がいつまでも自分の思い出のままで、変わらないでほしいと思っている。 |
B.子供時代の思い出は人々にとって故郷そのものであり、その思い出の中に真の人間性が育まれている。 |
C.今の世の中は危険で非人間的なので、人間性回復論を掲げることで人間本来の姿を取り戻さなければならない。 |
D.心の故郷を懐かしむのはけっこうなことだが、人間本来の姿は個人によって創られたイメージであり、今の人間性回復論には賛成できない。 |
6 . 学級崩壊という言葉が使われ始めてから、早いものでもう10年以上経ちます。その原因は「親のしつけにある」とか「教師の指導方法が問題だ」とか、「本人に障害がある」とか言われてきましたが、未だはっきりしません。解決の特効薬は見つからず、大きな社会問題となっています。
学級崩壊した教室の特徴として見られるのは、小学校低学年の子供たちが授業中席につけず、話を聞けないことです。それが、教室活動の妨げにもなっています。学級崩壊の原因は模索中とはいえ、それが見つかるまで子供たちの成長を止めることはできません。大人になる前に、社会生活で必要な知識を身につけなければならないのですから、何としてでも解決策を見つけ出さなければなりません。
( ア )学校の先生たちは、様々な工夫をするようになりました。例えば、問題のある子供が授業に集中できるように、教え方や注意の引き方を変えてみる——言わば児童指導のスキルを磨くこと。また、体を動かしたり、眼球トレーニングをすることで集中力をつけさせるなどです。
それらを実施した学校では、子供たちに好評で少しずつ効果も出てきているようですが、その効果がずっと続くかどうかはわかりません。子供たちの明るい末来のためにも、こういった先生たちの努力のほかに、原因を究明することが欠かせないでしょう。
1.下線の「学級崩壊」を説明するものとして最も適切なものはどれか。A.学級崩壊は、子供たちの学習の機会を奪ってしまう恐れがある。 |
B.学級崩壊は、子供の性格や障害、親のしつけなどに原因がある。 |
C.学級崩壊は、ここ数年で社会問題として取り上げられるようになった。 |
D.学級崩壊は、原因は分かっているが解決方法がまだ見つかっていない。 |
2.文中の( ア )の中に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.それに | B.そこで | C.それで | D.そして |
3.先生たちの「工夫」とはどのようなものか。
A.子供たちの注意が授業に向くように、新しいやり方で授業を行うようになった。 |
B.集中力をつけるための訓練を自分たちで開発し、実際に子供たちにやらせてみた。 |
C.子供たちが社会生活で必要な知識を身につけられるような授業を行うようになった。 |
D.授業に集中しないことはよくないことだと子供たちに丁寧に説明するようになった。 |
4.下線の「原因を究明することが欠かせない」とは、どんな意味なのか。
A.原因を究明してはいけない。 | B.原因を究明する必要はない。 |
C.原因を究明するほかはない。 | D.原因を究明しなくてはならない。 |
5.筆者は、学級崩壊についてどのように考えているか。
A.教師は親と協力しあい、原因を見つけるための努力を続けていくことが欠かせない。 |
B.教師の工夫によって改善してきているが、根本的な原因を見つけなければならない。 |
C.教師の努力によって改善してきているが、引き続き教師が努力することが最も重要だ。 |
D.教師だけに任せるのではなく、社会全体で原因を究明しなければ問題は大きくなる一方だ。 |
7 . 「すし」と「てんぷら」は日本食の代表的なものとして知られている。
すしにはいろいろなものがある。普通のご飯に酢・砂糖・塩などで味付けしてできたすし飯を小さく握って、その上に魚や卵などをのせて作ったのが「握り寿司」である。醤油と砂糖で煮た油揚げの中にすし飯を入れて作ったのを「いなりずし」という。種々の野菜を刻んで煮たものをすし飯に混ぜたものが「五目ずし」といわれる。仕上げ方はいろいろだが、酢で味付けした「すし飯」が土台になることだけは変わらない。
中世までは、炊いたご飯と生魚をサンドイッチのようにして漬け込み、長時間保存して発酵させたものが「すし」で、今も彦根(滋賀県)など、一部の地域にこの方法が残っている。この方法は、東南アジアで行われている保存食と共通したもので、生魚を保存するために発酵させる方法だった。現在の日本のすしは、この発酵を、酢を使うことにより簡略化した「一夜ずし」の方法で、江戸時代に発達したものだ。
てんぷらは、魚介類や野菜に、水溶きした小麦粉の衣をつけて油で揚げる料理である。中国から日本に場げ物料理が伝わったのは、7~8世紀のことといわれているが、油が高価であったため寺院の揚げ菓子や調理に用いられたほかは、一般には普及しなかった。しかし、16世紀から17世紀にかけて、ヨーロッパの文化が日本に入ってきたころ、国内での植物性油脂の生産が飛躍的に伸び、ヨーロッパや中国の料理文化の影響もあって、てんぷらが新しい味として国に広まっていった。
てんぷらは油を( ア )にして作った「つゆ」をつけて食べるのがいい。また、ご饭に載せて、だしと油、みりんで味を調えた「たれ」をかけて「天丼」としたり、そばと組み合わせて「てんぷらそば」にしてもおいしく、昼食時の人気の献立となつている。
1.下線の「仕上げ」は次のどの言葉に近いか。A.完成 | B.結束 | C.終結 | D.完了 |
2.下線の「方法で」は前後の文脈から考えれば、次のどの意味か。
A.方法によって | B.方法であり | C.方法で作られ | D.方法で清け込み |
3.下線の「一般には普及しなかった」は次のどの意味か。
A.普通は普及しなかった。 | B.あまり普及しなかった。 |
C.たいてい普及しなかった。 | D.普通の人々には普及しなかった。 |
4.下線の「てんぷらが新しい味として国に広まっていった」のはなぜか。
A.中国から日本に揚げ物料理が伝わったから。 |
B.ヨーロッパの料理文化が日本に入ってきたから。 |
C.日本国内での植物性油脂の生産が飛躍的に伸びたから。 |
D.以上のABC三つの原因だから全日本に広がっていった。 |
5.文中の( ア )の中に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.中心 | B.もと | C.はじめ | D.きっかけ |
A.もの | B.ものだ | C.ものを | D.ものか |
9 . 「キャリア」という言葉を聞いたことがありますか。日本語で一般的には、人の人生における職業の経歷、どんな職業を歩んでいくかまたは歩んできたかを指します。私はこの意味をもう少し広く捉え、その人の人生観を、仕事をしていく視点から見た生き方として考えたいと思います。
言ってみれば、ここで言うキャリアは人生に対する姿勢、向き合う力。学校卒業した後、就職する、さらに進学する、留学する、企業から独立する、起業する、転職する、企業の中で出世するなどが考えられます。このキャリアの考えに対し、生活していく視点から見た生き方、人生の経路もあります。保護者から独立する、結婚相手を見つけて一緒に暮らす、子供を持つ、子供が独立した後は仲間を見つけて一緒に暮らすなどです。(ア)をどのように生きていくかはその人自身がどのような人間であるか、自分は何者かという自己意識を形成する重要な部分を占めることになります。
キャリアとは自分自身で積み上げていくもの。それは正解とか、失敗とかはないようですが、みんなに言えることは、自分のキャリアを自信にしてほしいっていうことです。
1.文中に「キャリア」とあるが、ここではどのような意味で使われていますか。A.その人がどんな働き方をしてきたか。 |
B.その人の人生はどんなものなのか。 |
C.その人は仕事を何年やっているか。 |
D.その人はどんな仕事が好きなのか。 |
A.どんな学校に進学したかということ。 |
B.人生をどう生きるかということ。 |
C.生活のために何をしてきたか。 |
D.どんな友達と付き合ってきたか。 |
A.仕事 | B.生活 | C.人生 | D.個人 |
A.自分はどんな人なのかを考え出すということ。 |
B.自分はどんな生き方にあっているか考えること。 |
C.自分が何をしたらいいか、聞いてみること。 |
D.自分はどんな仕事をしたいか考えること。 |
A.仕事に答えを出すのは難しいから。 |
B.人によってキャリアは違うから。 |
C.好きなことは変わるから。 |
D.他人と自分を比べてしまうから。 |
A.ております | B.ています | C.ございます | D.なさっています |