木村:私ですか?あるにはあるんですけど......
伊藤:何ですか。
木村:実は…あのう、歌手になることなんです。
伊藤:えっ、歌手ですか。
木村:( ア )ください。真剣(认真)なんですから。
伊藤:ごめんなさい。でも、どうして?
木村:子供のころから歌が大好きで、ずっと歌手になりたいなあって思っていたんです。たくさんのお客さんの前で、一度思いきり(尽情地)歌ってみたいんです。
伊藤:本気ですか。
木村:ええ、でも、私に才能があるかどうかも分からないし.......
伊藤:才能なんて関係ないじゃないですか。夢なんですから。
木村:ええ、とりあえず歌のレッスン(课程)にはいきたいなあと思っているんですけど、時間がなくて......
伊藤:ぜひ行くべきよ。歌手になりたいと思うだけでは、夢は( イ )よ。
木村:そうですね。よし!行こう!
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.泣きないで | B.歌わないで | C.言わないで | D.笑わないで |
A.実現します | B.実現しません | C.あります | D.ありません |
A.歌のレッスンに通う | B.留学して歌を勉強する |
C.歌手になりたい | D.会社をやめる |
2 . 高校の時に、同じクラスに山口美穂という友達がいました。交通事故で足の骨を折って2週間ほど入院した時、私が、学校の勉強が遅れるのが心配だと話すと、彼女は「じゃ、私が毎日授業のノートをコピー(复印)して持ってきてあげるから」と言って、本当にそうして( ア )んです。もし立場が反対だったら、同じことができるかどうかわかりません。時々お見舞い(探望、看望)に行くだけで終わったかもしれません。彼女は本当に心がやさしい人だと思いました。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.あげた | B.もらった | C.くれた | D.いった |
A.私が退院したら | B.山口さんが入院したら |
C.私がノートをコピーしたら | D.山口さんが親切でなかったら |
A.筆者は、高校の先生に病院に来てもらって勉強した。 |
B.山口さんは、筆者を心がやさしい人だと思った。 |
C.山口さんは、筆者が入院していた病院に勤めている。 |
D.筆者は、交通事故で学校を休まなければならなくなった。 |
3 . わたしは毎朝七時半に起きて、急いで服を着て、朝ごはんを食べます。そして八時過ぎにうちを出ます。うちの近くからバスに乗って大学まで行きます。いつも九時前に大学に着きます。
午前中三時間と午後三時間日本語を勉強して、そのあと図書館で新聞を読んで、六時ごろうちへ帰ります。
土曜日と日曜日は授業がありません。金曜日はすこし夜遅くまで起きていて、土曜日の朝は遅く起きます。午前中は掃除をしたり、洗濯をしたりして、午後から友達と遊びに行ったり、買い物に出かけたりします。もちろんすこし日本語の勉強もします。
きのうはわたしの誕生日でした。わたしはケーキや果物を買って帰りました。友達を呼んで、パーティーをしました。
1.この人はよく何で大学へ行きますか。A.走って行きます。 | B.歩いて行きます。 | C.急いでいきます。 | D.バスで行きます。 |
A.一時間以上かかります | B.一時間半かかります | C.すぐです | D.四十分くらいかかりま |
A.3時間。 | B.5時間。 | C.6時間。 | D.4時間。 |
A.早く寝る。 | B.遅くまで寝ません。 | C.早く起きる。 | D.分かりません。 |
A.テレビを見た | B.パーティーをした | C.掃除をした | D.友達と遊びに行った。 |
4 . 「さん」は本来個人の名前につけるものであるのに、グループや組織などにも「さん」がつけられることは多い。「東京商事さん」「大阪電機さん」などというのは、今や普通のことであるが、「NHKさん」「民間放送さん」とか「国立大学さん」などというのも一般化しつつある(正在逐步)ようだ。それに、この傾向は今後も強まるのではないかと思われる。周囲の人が「さんづけ」をしているのに、自分だけそれをしなければい、相手に失礼ではないか、少々抵抗はあるが、「さん」をつけて呼ぶほうがよさそうだという心理が働くからだ。今後国際化がいっそ進めば、近い将来「アメリカさん」「中国さん」などというようになるのかもしれない。
1.この傾向は今後も強まるのではないかと思われるとあるが、なぜか。A.周囲の人が「さんづけ」をしているが、自分だけそれをしたくないから |
B.自分だけ「さん」をつけて呼ぶほうがよさそうだから |
C.相手に失礼ではないかと心配して、「さん」をつける呼び方がよさそうだと思うから |
D.国際化がいっそう進めば、「さんづけ」をしなければならないから |
A.はい、そうです | B.いいえ、そうではありません |
C.分かりません | D.いいえ、普通ではありません |
A.はい、そのような可能性があります | B.いいえ、そうではありません |
C.分かりません | D.いいえ、普通ではありません |
王さん:( ア )は田中先生です。田中先生は私たちの日本語の先生です。
小野さん:あの方はどなたですか。
王さん:( イ )方はマリーさんです。
小野さん:マリーさんはドイツ人ですか。
王さん:ええ、そうです。
小野さん:( ウ )ありがとうございます
1.( ア )に入る最も適切な言葉はどれですか。
A.その男 | B.この男 | C.あの | D.これ |
A.その | B.この | C.あの | D.これ |
A.どうも | B.どうぞ | C.はい | D.いいえ |
6 . ハチミツ(蜂蜜)は、天然の甘みに加え、薬としての効果もある食べ物として、昔から人々に親しまれてきた。砂糖と比べると、甘みは30%も強いのに、カロリーは20%も低い。消化吸収が速く、すぐエネルギーになるので、運動の後や病気の後の体力の回復にもよい。 ア 、非常に強い殺菌力を持ち、病気の治療や予防などにも効果が期待できる。
ハチミツは、ハチ(蜜蜂)が蜜を取った花の種類によって、香りや甘みに違いがある。私が好きなのは、果物や木の花から蜜が取られたハチミツだ。ミカンは、甘くてすっぱい味がして、香りが爽やかだ。コーヒーや紅茶に入れると、とてもおいしい。木の花では、栗が好きだ。栗のハチミツは、焼いた栗のような香りがある。肉料理に向いているようだ。
ハチミツについて特に注意すべき点は、1歳未満の赤ちゃんには食べさせないほうがいいということだ。ハチミツは普通、高温による熱殺菌をしていないので、赤ちゃんに害のある菌が残っているからだそうだ。
1.文中の ア に入れるのに最も適当なものはどれか。A.しかし | B.しかも | C.でも | D.それで |
A.砂糖より少ない量で、同じ甘みになる。 |
B.すぐ消化吸収されるので、効果が早く出る。 |
C.同じハチなら、花が変わっても香りや甘みは同じだ。 |
D.病気の後や疲れている時に、ハチミツは効果がある。 |
A.体力の回復によくて、殺菌力があるから。 |
B.カロリーが高い食べ物だから。 |
C.甘いので、砂糖の節約になるから |
D.匂いがよくておいしいから。 |
A.熱いものに入れてはいけないこと |
B.肉料理には合わないことが多いこと |
C.走った後に食べてはいけないこと |
D.1歳前の赤ちゃんに食べさせないこと |
7 . 日本には四季があり、昔から季節ごとに「旬」の食材を楽しんできました。例えば、夏の野菜と言えばキュウリ(黄瓜)やスイカ(西瓜)、冬の野菜と言えば大根(萝卜)が代表的です。しかし、最近は、ほとんどの食材が一年中スーパーで売られ、「旬」が分からない消費者が増えています。それは残念なことです。
旬のものを食べることには多くの長所があります。まず、その食材の旬の時期に収穫されたものは、最もよい条件で自然の恵みを十分に蓄えながら育ったものです。当然、味は最高においしく、栄養も豊富です。また、旬のものは、その季節に私たちの体が必要とするものを与えてくれます。例えば、夏の野菜のキュウリ(黄瓜)は水分が多く、汗で失われた水分を補ってくれます。
ぜひ旬を考えて食材を選びましょう。消費者がもっと旬の食材を選ぶために、スーパーにも季節に合った食材が増えていくでしょう。
1.冬の旬のものは次のどれですかA.キュウリ | B.スイカ | C.大根 | D.昆布 |
A.旬のもの、すべて水分が多いです。 |
B.旬のもの、味はおいしく、栄養も豊富です。 |
C.旬のもの、値段が一番安いです。 |
D.旬のもの、自然にも環境にもいい。 |
A.消費者は旬の時期を覚えなければならない。 |
B.消費者には、旬の良さを知り、旬を意識した食生活をしてほしい。 |
C.旬の物は日本の食文化であり、必ずスーパーへ買いに行きます。 |
D.旬の食材は大変よくて、毎日食べるのがいい。 |
8 . 日本でよく飲まれている飲み物に緑茶があります。茶道で使われる抹茶は木の葉を乾かして細かい粉にしたものであり、緑茶の一つです。実は紅茶も、緑茶と同じ植物から作られるものです。 ア 、作り方は違います。
緑茶は、今では、スーパーやコンビニに行くと、ペットボトル入りの物がたくさん売られています。甘い成分が入らず、健康によいということから、今では緑茶は最もよく売れている飲み物になりました。
1.文中の ア に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それに | B.しかも | C.でも | D.それで |
A.緑茶と紅茶は同じ植物から作られるもので、同じ作り方です。 |
B.抹茶は茶道で使われる紅茶の一つです。 |
C.緑茶は紅茶より甘い成分が入って、体にいいです。 |
D.日本では緑茶は最もよく売れている飲み物です。 |
A.家で入れた緑茶より、買った緑茶のほうがおいしいから。 |
B.甘い成分が入っていなくて、健康によいと考えられているから。 |
C.水を飲むよりも、緑茶のほうがおいしいから。 |
D.家で入れるより、買ったほうが安いから。 |
9 . 私の町は大きい川の近くにあります。昔から水のきれいな川でした。魚やカニがたくさんいて、鳥も集まってきます。川の水は飲み水や生活、米作りにも使われています。
40 年ぐらい前に、この川の近くに大きい工場ができました。町の人は「働くと ころができてよかった。」と思いました。でも、「川が汚くなったら困る」と心配 した人もおおぜいいました。ちょうどそのころ、日本中のいろいろなところでそのような問題が起きていて、魚がいなくなって、病気になる人も出ていたからです。会社は「工場では川の水をたくさん使います。でも、使った後で元の川の水よりきれいにしてから川に戻します。」と説明しました。( ア )、会社はその約束を守りました。
私はこの川が大好きです。きれいな川を将来の子供たちにも残したいです。人間だけではなく、ここに住んでいる生き物たち全部に残したいです。同じ考えの人が おおぜいいますから、きっとできると思っています。
1.この川はどんな川ですか。A.昔も今もきれいな川 |
B.昔はきれいだったが、今は汚い川 |
C.昔は汚かったが、今はきれいな川 |
D.昔も今も汚い川 |
A.働くところが少ないから |
B.この川が汚くなったから |
C.いろいろなところで川が汚くなっていたから |
D.会社の人が説明したから |
A.でも | B.ずっと |
C.そして | D.けれども |
A.工場を作る約束 |
B.働くところを作る約束 |
C.川の水をたくさん使う約束 |
D.川の水をきれいにして川に戻す約束 |
5.文中に「できると思っています」とありますが、何ができると思っているのですか。
A.工場で使った水をきれいにすること |
B.川を汚くしないこと |
C.病気にならないこと |
D.同じ考えの人を増やすこと |
10 . 地球温暖化対策への人々の関心は、少しずつではあるが確実に高まっており、普段の生活の中でも、さまざまな実践がなされるようになった。
具体的にどのようなことが行われているか、最近の調査で上位にランク(rank)されたのは、「水道の水を出したままにしない」「エアコンの温度を弱めにする」「買い物の際にエコバッグ(ecology bag)を持っていく」などがある。これらは確かに、 ア 。そのほか、「風呂の残り湯を洗濯に使う」「省エネの電気製品を使う」「車に乗らないで、自転車や公共交通機関を利用する」「生活で出るごみを イ 」など、問題意識を強く持った行動も見られ、温暖化対策が少しずつ生活に定着しているということである。
1.以下の対策の方法で、地球温暖化に最もよいものはどれか。A.ごみをゴミ箱に捨てること。 |
B.買い物のときに安いものを買うこと。 |
C.外出の時に自動車を利用すること。 |
D.お風呂の残り湯は花にやること。 |
A.日々の生活で対策が役に立たない。 |
B.日々の生活でちょっと気をつければできる。 |
C.日々の生活では対策をまったく行わない。 |
D.日々の生活で対策をすることに関心がない。 |
A.増える | B.増やす | C.減る | D.減らす |
A.一人一人の対策が、生活に定着し始めている。 |
B.一人一人の対策の意識は、まだとても低い。 |
C.一人一人の対策に、問題がたくさん出ている。 |
D.一人一人の対策の状態は、まったく分からない。 |