1 . 日本に来る前に漫画で野球というスポーツを知って、興味を持ちました。(ア)、私の国では、野球をしている人を見たことがありません。道具もないので、野球はできませんでした。
先週の土曜日に友達が入っている野球クラブの見学に行きました。クラブの人たちに誘われて、ずっとやりたかった野球の練習を初めてすることになりました。やっと野球ができることになって、うれしかったです。ボールを打つのは難しかったです。でも、クラブの人たちがやさしく教えてくれました。野球はやはりおもしろいスポーツだと思いました。それで、クラブに入ることにしました。
これから毎日クラブでたくさん練習します。そして、(イ)試合に出たいです。
1.文中(ア)のところにどれを入れていいか。A.でも | B.また |
C.そして | D.それから |
A.野球に興味を持たないから |
B.野球をする道具がないから |
C.野球を見たことがないから |
D.野球をしたい人がいないから |
A.いつ | B.いつに |
C.いつで | D.いつか |
A.試合に出たいから、今「私」は毎日クラブで練習する |
B.野球クラブを見学した後、「私」ははじめて野球をした |
C.野球をするのは難しかったから、おもしろくないと思った |
D.日本に来る前に、「私」は野球について少しも分からなかった |
A.私の趣味 | B.野球クラブ |
C.野球と試合 | D.初めての野球 |
2 . 本を読む人がだんだん減っているみたいです。電車の中で、本や新聞ではなく、携帯電話を見る人が多いです。そのほか、本を読むより、ネットの動画を見るほうがおもしろいです。①こういう意見もぼくが聞いたことがあります。実際にそうなのでしょうか。
本を読む時、精神を集中して、本の内容を理解しながら、読みます。そうではないと、本に書いてある内容が分からなくなります。つまり、まじめに本を読めば、精神的に疲れやすいです。その反対、ネットの動画を見る時、あまり深く考えなくてもいいです。ほかの何かをしながら、動画を見ても、その内容も理解できます。現代人は生活や仕事などの影響で、へとへとしている(筋疲力尽)日々を過ごして、リラックス(放松)できる動画を見たがるのは分からないことでもありません。(ア)、動画ばかり(净是)見ていて、本当にいいでしょうか。偶に読書に没頭して、考えることで、本のおもしろさを感じて、それは動画を見るより、有意義な事ではないでしょうか。
1.文中の「①こういう意見」の指すものはどれですか。A.本を読むのはネットの動画を見るよりおもしろいという意見 |
B.ネットの動画を見るのは本を読むよりおもしろいという意見 |
C.本を読むこととネットの動画を見ることとどちらもおもしろいという意見 |
D.本を読むこととネットの動画を見ることとどちらもおもしろくないという意見 |
A.本を読むことができなくなります。 |
B.本の内容が理解できるようになります。 |
C.本の内容が分からなくなります。 |
D.精神的に疲れやすくなります。 |
A.深く考えないでネットの動画を見てもいいです。 |
B.何かをしながらネットの動画を見ないほうがいいです。 |
C.何かをしてネットの動画を見れば内容が分からなくなります。 |
D.ネットの動画を見れば、リラックスできなくなります。 |
A.そして | B.つぎに | C.だから | D.けれども |
A.ずっと動画を見ても大丈夫です。 |
B.動画を見ることには意義がぜんぜんありません。 |
C.自分で本からおもしろさを発見するのは意義があります。 |
D.本を読むより動画を見るほうが有意義です。 |
3 . 田舎で暮らすと何でも安いので、生活費があまり掛かりません。広い家を買っても借りても驚くほど安く済みます。庭も広いから、①そこで野菜などを作って食べることもできるでしょう。自然がいっばいだし、のんびり(悠闲)しているから子供を育てるのにいいです。学カテストをしたら小学校も中学校も一番は地方の県でした。子供ばかり(光,只)ではありません。お年寄りにとっても暮らしやすいところなのです。近所の人はみんな知り合いで、お付き合いが多いですから、都会のように②1人で寂しいということがありません。
では、なぜ③田舎の人ロは減り続けているのでしょうか。田舎の生活には車が必要だとか、店があまりないとか不便なこともあります。しかし、一番の問題は田舎には仕事がないことです。仕事があれば若者も帰ってきます。この問題を解決してもっと田舎で暮らせるようにしたいものです。
1.①「そこ」とはどこを指しますか。A.田舍 | B.広い家 | C.庭 | D.自然 |
A.近所の人はみんな知り合い、お付き合いが多いですから |
B.生活費があまり掛からなくて、困っていることはあまりありませんから |
C.近所に親切な人がたくさんいます。 |
D.近所にお年寄りがたくさんいますから |
A.田舎は何でも安いので、一生懸命に働かなくてもいいです。 |
B.子供たちはのんびり勉強しているから、テストの点がいいです。 |
C.みんなが家族のように暮らしています。 |
D.子供を育てるのにもいいし、暮らすのにもお金があまり掛かりません。 |
A.若者が田舎に住みたくありませんから | B.あまり仕事がありませんから |
C.車が運転できない人が増えましたから | D.店がなくて不便ですから |
A.田舎はいいことばかりです。 |
B.田舎は何でも安いので、給料も少なくていいです。 |
C.田舎の人ロはもう増えることはありません。 |
D.仕事が増えれば田舎に住む人が増えます。 |
教育費が高いので、40,50歳くらいの親は生活が苦しくなっています。また、学校をやめてしまう子どもや学校に行きたがらない子どもが最近増えています。
1.日本では義務教育は何年間ですか。
A.3年間 | B.6年間 | C.9年間 | D.12年間 |
A.多い | B.少ない | C.ちょうどいい | D.知らない |
A.国立の学校 | B.公立の学校 | C.市立の学校 | D.私立の学校 |
A.日本では文字の読み書きができない人はほとんどいないので。 |
B.大学は義務教育なので。 |
C.大学の入学金も授業料も安いので。 |
D.大学を卒業しないと、賃金が低いので。 |
A.日本では文字の読み書きができない人がたくさんいます。 |
B.最近多くの子どもは学校に行きたがりません。 |
C.日本では高校や大学は義務教育なので、費用が高くないです。 |
D.1999年の大学進学率は高校進学率より高いです。 |
5 . Aさんは今画壇で知らない人がいないほどの、かなり高名な画家です。
このAさんにわたしはある時、「どうして画家になられたんですか」 と、聞いたことがあるのですが、その問いにAさんは、次のように答えてくれました。
Aさんが小学校の低学年の頃、家で一生懸命絵を描いていたら、隣のおばさんが遊びに来て、偶然、 Aさんの絵を見て、こう言ったそうです。
「へえ、Aちゃん、絵が上手なんだね。(ア)びっくりしちゃった。」
その褒められた一言がうれしくて、また一生懸命描いていると、再びおばさんが来て、Aさんの絵を褒めてくれた。
「すごい、前より、また(イ)。」
それがうれしくて、また頑張って描くと、また褒められた。
このように、褒められたのがうれしくて懸命に描くと、また褒められて、それがきっかけになって、また一生懸命描く。
褒められると頑張る、という、この2つが歯車(齿轮)のようにいいほうに回転して、気がつくと画家になっていた、というのです。
「それだけです」 と、Aさんは少し申し駅なさそうに言われました
Aさんがすばらしい画家になれた、そのきっかけを作ってくれたのは隣のおばさんです。隣のおばさんが何気なく(无意中)褒めてくれたその一言で、調子よく図に乗った(一表扬就来劲儿)Aさんは,単純に図に乗る才能を持っていた画家、と言ってもいいでしょう。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.筆者 | B.面家 | C.Aさん | D.おばさん |
A.うまくなったね | B.元気になったね |
C.美しくなったね | D.大きくなったれ |
A.絵を描くこと | B.よく褒められたこと |
C.絵が上手であること | D.桧の描き方を教えてもらったこと |
A.每日絵を描くようになること |
B.毎日楽しく過ごせるようになること |
C.絵を描く意欲が出て、だんだん上手になること |
D.絵を描く意欲が出て、歯車という絵を描くこと |
A.図に乗る才能を持つだけの画家だから |
B.ただ絵が好きで画家になっただけだから |
C.少し才能があって画家になっただけだから |
D.すばらしい機会に恵まれた画家だけだから |
6 . 言葉は時代に伴って進化する。ほかの言語と同様に今まで日本語もずっと変化し続けてきたが、現在は特に猛烈なスピードで変化しているようだ。
その原因のひとつとして考えられるのは、いわゆるITに関係すること、つまりパソコンや携帯電話などである。以前は専門家にしか分からなかったコンピューター用語も、今では一般の会話の中に当然のように出てくるようになった。( ア )、携帯電話やパソコンのメール、掲示板などの書き込み(跟帖) から次々と新しい言葉が生まれている。(^_^)や(ー_ー)のような顔文字も入り、そこでの会話はまるで宇宙人がしゃべっているように思えるくらいである。
これまで多くの言葉が生まれたり消えたりしていき、残る言葉の数は限られているので、このような事態も特に驚くことではないという学者もいる。しかし、これほど新しい言葉や表現が増えると大半が消えていったとしても、かなりの数の新しい言葉が残るのではないだろうか。50年後の日本語は今とはまったく別の言葉になっているのかもしれないというのは言い過ぎだろうか。
1.文中の「猛烈なスピ一ドで変化している」のはどれか。A.今の日本語 | B.時代と言葉 | C.昔の日本語 | D.ほかの言語 |
A.だが | B.でも | C.また | D.さて |
A.宇宙人の言葉は顔文字である。 |
B.地球で宇宙人の話が聞ける。 |
C.何を話しているかまったく分からない。 |
D.宇宙人の言葉は私たちのとそう変わらない。 |
A.生み出された新しい言葉は思ったより多いから |
B.残っていく新しい言葉の数は今までと変わらないから |
C.いつの時代も若い人の会話は宇宙人の会話のようだから |
D.携帯電話やパソコンの影響で新しい言葉が増えているから |
A.大した変化はないだろう。 |
B.天と地の違いほど大きく変化するだろう。 |
C.宇宙人の言葉がかなり広く使われるだろう。 |
D.古い言葉と新しい言葉が半々使われるだろう。 |
7 . 中国では、滴滴の利用者は430都市・5億5000万人にまで広がっているのだ。一般のドライバーが自分の車に乗客を乗せる仕組みを「ライドシャア」と言う。ライドシャアがここまで広がった最大の理由は「タクシーがつかまらない」というストレスを解消したことだろう。ただ、滴滴のサービスを実際に使ってみると、さらに多くの理由がわかってくる。まずアプリ(APP)をタッチすると、乗車場所と目的地を入力するようになっている。また、好きな車両を選択できる。呼び出しをクリックすると近くの車と瞬時にマッチング(匹配)できる。「到着まで3分」といった待ち時間が表示される。
料金支払いの工夫も細かい。乗る前にアプリ上に基本料金や距離料金まで掲載される。そして降車時に支払い行為がない。降りたあとにアプリに支払い金額が通知され、承認すれば決済完了。
(ア)、料金も安い。中国の都市部の物価は、日本とそう変わらないレベルになってきたが、北京の中心部から空港までの35キロで124元(日本円で2000円程度)。交通状況は違うが、東京でこの距離を移動すると1万円は超える。また、乗り心地がよかったかどうかをアプリから評価できる仕組み(机制)がある。この評価は滴滴にすぐに届く。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.それに | C.しかし | D.だが |
A.料金がやすい。 | B.アプリのサービスがいい。 |
C.「タクシーがつかまらない」ストレスの解消。 | D.支払いの工夫が細かい。 |
A.乗る前に料金が分かる。 |
B.車を降りるとき、払わなくていい。 |
C.待ち時間が表示される。 |
D.車を降りた後に、アプリを通じて支払う。 |
A.滴滴のサービスはいいから、日本にも導入された。 |
B.滴滴がいろいろな良さがあって、利用者がとても多い。 |
C.北京の中心部の物価が日本よりずっと安い。 |
D.タクシーに乗って、運転手に乗車場所と目的地を教えなければなりません。 |
A.滴滴の仕組み | B.滴滴の歴史 |
C.中国の滴滴と日本のタクシー | D.滴滴の魅力 |
他人に注意するのが好きな人がいる。切符売り場などで、人々が列を作って並んでいるのに、割り込む(加塞儿、插队)人に、「みんな順番で待っているのよ。」などと注意する。内心何か言いたいと思っていた他の人々は、「代わりに言ってくれてよかった。」ほっとする(安心、放心)。注意されたほうは、文句を言いながらも(尽管、虽然)、列の後ろに並ぶ。
必ずしも自分の得にならない。場合によっては損になるかもしれないのに、他人の利益のためにあえて(敢于)する、というのが「利他行動」である。
なぜ、注意することが利他行動になるのだろうか。注意された相手は、その後規則を守ってきちんとした行動をとるようになるかもしれない。( ア )、結果、その人と接する人々は、得をすることになる。自分は何の行動も取っていないのだから、「ゼロコスト」(零成本)で、そのような利益を得たことになる。
注意する人も、そのことで得することもあるかもしれない。一方で、行動することにはエネルギー(能量)が必要であり、けんかになったり、不快な思いをしたりする危険もある。そのような不利益を被り(蒙受)ながら、他者には無償(むしょう)の利益を与えるという意味で、「注意すること」は利他行動である。」
1.文中に「みんな順番で待っているのよ。」などと注意する」とあるが、その意味はどれか。A.列の後ろに並んでください。 |
B.列の真ん中に並んでください。 |
C.みんな文句を言っているのよ。 |
D.みんな切符を買っているのよ。 |
A.自分の思ったことをそのまま言ったから |
B.自分の言いたいことを他人が言ってくれたから |
C.割り込む人が列の後ろにおとなしく並んだから |
D.割り込む人が切符を買ってこの場を離れたから |
A.たとえば | B.そうなれば | C.そういえば | D.そのかわり |
A.注意すること | B.けんかすること |
C.文句を言うこと | D.不快な思いをすること |
A.注意する人は利益を得ることになるから |
B.注意された人は利益を得ることになるから |
C.注意された人は不利益を被ることになるから |
D.注意する人は不利益を被りながら、他者に利益を与えるから |
9 . 田中さんの家は奈良にあります。家の門の横には大きな木がたくさんあります。庭にも一本大きな木があります。その木の下に池があります。池の中に魚がいます。あかい魚やくろい魚です。池の側にはいろいろな花があります。とてもきれいです。庭にはときどき鳥が来ます。
この家には田中さんと奥さんと男の子が一人と女の子一人います。この家には部屋が八つあります。玄関の隣に応接間があります。その右がわに茶の間があります。台所は茶の間の向こうです。茶の間に今田中さんと女の子がいます。
もちろんトイレとお風呂もあります。田中さんの部屋は二かいにあります。田中さんの部屋にはたくさん本があります。そしてたくさん絵があります。田中さんが書いた絵です。田中さんは毎日この部屋で勉強します。
1.田中さんの家はどこにありますか。A.たくさんあります。 | B.門の横にあります。 |
C.奈良にあります。 | D.木にすんでいます。 |
A.一本あります。 | B.二本あります。 |
C.三本あります。 | D.四本あります。 |
A.部屋にあります。 |
B.大きな木の下にあります。 |
C.さかながいます。 |
D.門の横にあります。 |
A.はい、花があります。 |
B.はい、鳥が来ます。 |
C.いいえ、なにもいません。 |
D.はい、魚がいます。 |
A.二人います。 | B.三人います。 |
C.四人います。 | D.五人います。 |
10 . わたしは月曜日から金曜日までは(毎朝)6時に起きます。土曜日と日曜日は8時に起きます。そして、新聞をよんでから顔を洗います。それから朝ご飯を食べます。いつも朝ご飯を食べながら(一边……边…)テレビを見ます。月曜日から金曜日までは7時ごろ会社へ行きます。土曜日と日曜日は休みです。
1.わたし(筆者)は顔を洗ってから(洗完脸之后)何をしますか。A.本をよみます。 | B.新聞をよみます。 |
C.さんぼします。 | D.朝ご飯を食べます。 |
A.朝ごはんの前に見ます。 | B.朝ご飯の後で見ます |
C.朝ごはんの時に見ます | D.7時に見ます |
A.月曜日から金曜日まで | B.金曜日 | C.土曜日 | D.土曜日と日曜日 |
A.7時ごろ | B.8時ごろ | C.9時ごろ | D.10時ごろ |
A.わたし(筆者)は土曜日は他の日より(比起其他的日子)早く起きます。 |
B.わたし(筆者)は学生です。 |
C.わたし(筆者)はテレビより映画のほうが好きです。 |
D.わたし(筆者)は土曜日と日曜日は会社へ行きません |