1 . たくさんの人が行き来する駅で、大きいかばんを持った海外からの旅行者を見かけた。ガイドブックを片手に、とても 1 (不安だ)そうな様子を見て、思わず「何かお困りですか。」と英語で声 2 かけた。
「京都行きの電車 3 乗りたいのですが、何番ホーム(站台)に行ったらいいの?」
「ああ、それなら八番ホームかな。」と 4 (言う)ながら、「大丈夫だろうか。知らない国で、日本語もできない。ここは人が多いし、道に 5 (迷う)しまうかもしれない。途中まで 6 (案内)してあげよう。」そう思って、「では、私について来てください。」と言った。このぐらいの英語ならなんとかわかる。
困ったとき 7 (親切だ)してもらうのはうれしい。私にもそんな経験がある。イタリアの田舎で道に迷い、バスもタクシーも見つからなかったとき、 8 (ことば)もわからない私に助けてくれたおばさんが懐かしい。あのおばさんにしてもらったように、少しは私もいいことができたかな 9 考えて、いい気分 10 家へ帰ってきた。
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2 . 中日は古代から交流 1 始まりました。両国の文化は同じところも違うところもあります。例えば、おじぎという礼儀はずいぶん違います。
日本ではおじぎをするのが普通の礼儀です。例えば、生徒が学校の廊下で先生 2 会った時、店員が店などでお客さんを 3 (むか)える時、近所の人と道で会った時など、いろいろ 4 場面 5 おじぎをします。
中国人は日本人ほどよくおじぎを 6 (します)。でも、改まった場面で尊敬や感謝などの気持ちを 7 (伝)える場合は 8 (深い)おじぎをします。例えば、結婚式で両親にお礼を 9 (言う)たり、卒業式で学生が先生に花を贈ったりする時など、よくおじぎをします。
私たちは異文化を理解 10 (する)合って、摩擦や誤解を避けなくてはいけません。
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3 . スマホは人々の生活に不可欠なものになっています。しかし、スマホのさまざまな実用な機能が増えて、いろいろな問題も出てきました。特に、ゲームをしたり、テレビドラマを見たり、好きな情報を読んだりしているうちに、利用時間が(ア)しまい、自分でコントロール①できなくなります。スマホとうまく付き合うにはどうしたらいいのでしようか。専門家に付き合い方について聞いたら、スマホと距離を取る方法として、紹介してくれました。それは「目の前から隠す」というやり方です。
「小学生や中学生であれば、スマホでゲームをしたりする時、親と決めた利用時間を守ります。時間になったら、親に預かってもらったり、別の部屋などの手が届かない場所に置いたりするといい。」
友達がみんなゲームをしていたり、LINEなどSNS②で連絡を取り合ったりしているのに、止めてしまうと仲間外れになると心配する人もいるかもしれません。「そんなことで人を仲間外れしたりするようなグループに入らないように。自分でやりたいことをしていてもいい集団に入ってください。」と専門家は忠告します。
スマホは確かに便利だし、インターネットの世界も本当に楽しいです。一方、自分では止められなくなる害もあるものです。ですから、( イ )やり方を身に付けてほしいです。
注释:①コントロール:管控 ②SNS:社交网站1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.無駄になって | B.速くなって | C.無くなって | D.長くなって |
A.スマホを決して使わないこと |
B.スマホの利用時間を守ること |
C.スマホを親のところに置くこと |
D.スマホを自分の部屋に置かないこと |
A.テレビドラマを見ること |
B.好きな情報が読めないこと |
C.自分の好きなことをすること |
D.ゲームをしたりするのを止めること |
A.いい集団に入る | B.距離を取る |
C.友達と付き合う | D.連絡を取り合う |
A.スマホの便利さ | B.スマホの特徴 |
C.スマホとの付き合い方 | D.スマホの実用な機能 |
4 . 日本では、産業の発達とともに交通も発達してきました。鉄道が初めて開通したのは明治維新から4年後の1872年、東京と横浜の間でしたが、その後、わずか50年ほどで、ほとんどの都市や町には鉄道ができました。そして、長い間、産業の発達のために役立ってきました。
自動車は1910年ごろから作り始めました。当時はアメリカから輸入した部品を組み立てて作っていましたが、その後、日本の自動車製造技術が進み、1935年ごろから国産車が増えてきました。(ア)、1960年代から高まる高度経済成長期には自動車が急速に増え、日本は車社会の時代に入りました。
もちろん、交通の発達とともに、いろいろな問題も出てきました。事故の増加、騒音、大気汚染、交通渋滞などが深刻化しています。(イ)、大都市での朝夕の満員電車も問題になっています。
1.文中の「その後」の指すものはどれか。A.国産が増えた後 | B.自動車が作り始めた後 |
C.明治維新の前 | D.鉄道が開通した後 |
A.1872 年ごろ | B.1910 年ごろ | C.1935 年ごろ | D.1960 年ごろ |
A.そして | B.しかし | C.または | D.だから |
A.だから | B.ところで | C.また | D.それにしても |
A.交通の発達と同時にたくさんの問題が出てきた。 |
B.産業の発達と一緒に交通も発達してきた。 |
C.朝夕の満員電車は大都市の問題だ。 |
D.日本で鉄道が初めて開通したのは1868年だ。 |
授業で日本人の先生にも聞きました。先生が「どういたしまして」は、「大したことをしなかったから、気にしないでください」という意味の言葉なのだと答えました。そう考えると、数百円の買い物をしたぐらいで、「どういたしまして」と言うのはなんだか変(奇怪)に思えます。
私はコンビニで「ありがとうございました」と言われた時、今では笑顔を返すようにしています。すると、店員もにっこりしてくれて、笑顔が国境を超えることを実感するのが、私の毎日の小さな楽しみになっています。
1.「大笑いされてしまいました」とあるが、どうしてか。
A.コンビニでお握りとサラダを買ったから |
B.店員に「ありがとうございました」と言ったから |
C.店員に「いいえ、どういたしまして」と答えたから |
D.店員に買ったお握りやサラダを袋に入れてもらったから |
A.「どうもありがとう」と答える。 | B.「どういたしまして」と答える。 |
C.「どうも」と答える。 | D.丁寧にお辞儀をする。 |
A.「どういたしまして」と言うこと | B.「どうも」と言うことやお辞儀だけでいいこと |
C.店員に笑顔を返すこと | D.授業で先生に「ありがとう」と言うこと |
A.笑顔で挨拶する。 | B.「どうも」と答える。 |
C.軽くお辞儀をする。 | D.お辞儀をしながら、「どうも」と答える。 |
A.元気な声で挨拶すること | B.コンビニに買い物に行くこと |
C.笑顔の役割を実感すること | D.コンビニの店員が微笑んでくれること |
北野:大学のクラス会、今度の土曜日ですね。一緒に行こうと言っていましたが、私は行けなくなるかもしれません。ごめんなさい。
ザラ:そうなんですか。どうしたんですか。
北野:最近、仕事が忙しくて…。土曜日も会社に行かなければならないことがある(有时会……)んですが、それが分かるのが前日なんです。
ザラ:それは大変ですね。では、行けるかどうか(能否)、金曜日にメールをください。楽しみにしていたので、もし会えなかったら残念です。
北野:もし行けなかったら、別の日に、二人で食事に行きましょう。久しぶりですから、色々と話したいですね。
1.北野さんはどうしてザラさんにメールをするのか。
A.食事の時間を確認するから |
B.クラス会の時間を知らせるから |
C.自分が行けないかもしれないことを伝えるから |
D.自分の調子が悪いことを伝えるから |
A.体の調子が悪いので、クラス会は欠席する。 |
B.ザラさんに会いたがっている。 |
C.土曜日にザラさんに連絡する。 |
D.ザラさんと二人で食事に行く約束があった。 |
A.クラス会のこと | B.ザラさんがクラス会に行かないこと |
C.食事のこと | D.土曜日にも会社に行かなければならないこと |
A.ザラさんにメールをする。 | B.残業に行く。 |
C.ザラさんと食事する。 | D.クラス会に行く。 |
A.北野さんが絶対にクラス会に行けない。 |
B.ザラさんは今、仕事がとても忙しい。 |
C.北野さんは、毎週土曜日に会社に行く。 |
D.ザラさんは北野さんからのメールを待つ。 |
7 . 日本は、横断歩道(人行横道)や信号が多いです。日本の信号は、赤の時は止まって、青になったら行きます。日本人は信号をとてもよく守ります。昨日、私が横断歩道を渡ろうとしたら(刚要过马路)、信号が赤になりました。その道はあまり広くなくて、車も来ませんでした。私は、その時、走って渡ろうと思いました。( ア )、他の人たちは待っていたので、止めました。その後も、車は1台も来ませんでしたが、誰も横断歩道を渡りませんでした。青になってから、ようやく(终于)みんな渡りました。私の国には、横断歩道や信号があまりありません。信号が赤の時でも、みんな気にしません(不在意)。車が来なければ渡ります。危ない時もよくあります。だから、日本に来て、とてもびっくりしました。
1.「その時」とは、どんな時か。A.信号が赤で、車が来ない時 | B.信号が赤で、車が来た時 |
C.信号が青で、車が来ない時 | D.信号が青で、車が来た時 |
A.だから | B.そして | C.でも | D.それで |
A.車が来たから | B.信号が青だから |
C.他の人に止められたから | D.他の人は渡ろうとしなかったから |
A.赤の信号の時間が長いことにびっくりした。 |
B.自分の国と違う横断歩道を渡る習慣にびっくりした。 |
C.日本の横断歩道や信号が多いことにびっくりした。 |
D.日本人も赤い信号に気にしないことにびっくりした。 |
A.筆者は横断歩道を走って渡った。 |
B.昨日、筆者は、車に乗って信号を待っていた。 |
C.筆者の国のほうが、日本より横断歩道が少ない。 |
D.昨日、信号が青になってから車が来て、危なかった。 |
しかし、最近、ナンプレの本を買って、よく読んで奥の手(秘诀)を見つけて、考え方が変わった。人生というのは何も 3 (考える)ずに、ただ試すだけでははるかに足りないものだ。それは時間を無駄にするのではないだろうか。
ナンプレはある数字 4 を入れる時、横からや縦からなどいろいろな角度 5 この数字が正しいかどうか確かめることができるから、まず 6 (確かめる)やすい数字を入れて、一歩一歩、出来上がるものだ。そのように、人生も考えることが第一歩だ。歩きながら、考えることも 7 (忘れる)はいけない。もちろん、失敗もあるはずだが、どこが失敗 8 を見つけ、反省した後、また 9 (歩く)続ける。
青春期真ん中の私たちは、ただ盲目的 10 過ごすのではなく、一歩一歩よく考えながら進む必要があると思う。
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本場の中国では蒸し餃子や水餃子(茹で餃子)が主流だが、日本では焼餃子が 46 です。中国の餃子は主食です。 47 、日本の餃子はご飯のおかずなどの副食 48 の位置づけになっています。その結果、皮の薄さや中の具材なども中国と日本では異なり、焼くことに特化していった日本の餃子文化は独自の進化を遂げていきます。餃子の皮が市販されるようになると餃子は家庭料理の定番(必需品)になり、さらに冷凍餃子の開発によって餃子は日本人 49 ますます身近なものへ 50 いったのです。
1.A.置く | B.置いている |
C.置かれている | D.置かせている |
A.とおりに | B.とおりで | C.どおりに | D.どおりで |
A.から | B.まで | C.までに | D.より |
A.と | B.に | C.が | D.は |
A.したから | B.してから |
C.なったから | D.なってから |
A.理想的 | B.一般的 | C.具体的 | D.健康的 |
A.それに | B.だから | C.しかし | D.すると |
A.として | B.とする | C.によって | D.による |
A.に対して | B.として | C.について | D.にとって |
A.になって | B.となって | C.になった | D.となった |
10 . 最近の旅行ブームを見ていると、日本人にもやっと人生を楽しむ「ゆとり(宽裕)」が出てきたなとうれしく思う。だが、その旅行の中身をよく見てみると、例えば、欧米人のそれとは違っているようだ。
夏休みなど、長期の休暇を取って、海に山に、それぞれ自分の時間を大切に過ごす彼らと違って、われわれの旅行は、やはり日常生活の枠(框框)から一歩も踏み出してはいない。旅行会社の作ったコースを選択する( ア )はないが、もう少し、自分がどうしたいのか、何がしたいのかをはっきりとさせたらいい。そして、胸がわくわく、どきどきするような旅行、日常生活の中では味わうことのできない旅行をしてほしいと思う。旅行会社の作ってくれるコースは確かに経済的だが、もっと心の豊かさが感じられるような旅行をしたほうがいいと思うのだ。
最近は長期休暇の取れる企業も現れてきたが、現実には会社生活の範囲から抜け出せないものがまだ多い。旅行していても、まだ頭の中の( イ )に会社の仕事のことが残っているのだ。われわれ一人一人が、本当に人生を楽しむ「ゆとり」を持てるのは、一体いつのことだろうか。
1.「それ」は何を指しているか。A.人生 | B.ゆとり | C.旅行ブーム | D.旅行の中身 |
A.日本人 | B.欧米人 | C.会社員 | D.旅行者 |
A.ところ | B.こころ | C.つもり | D.ばかり |
A.どこ | B.どこか | C.どこで | D.どこも |
A.日本では、旅行会社のせいで、旅行がおもしろくない。 |
B.日本人は欧米人より仕事がすきだ。 |
C.日本人はすっかり人生を楽しむ「ゆとり」を持つことができた。 |
D.日本人は本当に人生を楽しむ「ゆとり」を持っていないのが普通だ。 |