1 . 渡り鳥(候鸟)は太陽をコンパス(罗盘)にして旅をするのだそうだが、それほどの能力は人間にはない。地下から地上へ出ようとしたり、電車の中で眠ったりした時、座標感覚(方位感觉)を失うことはよくある。
鳥や魚を見て、人間はどうしてこうも感覚が鈍い(迟钝)のだろうと悔しく思うこともあるが、神は「人間が、人間らしく生きていくために必要な座標感覚」は与えておいてくださったのである。
地下に降りたり、水の中に入ったり、夜に出かけたり、必要以上の速さで走ったりするから……。つまり、人間本来の能力を超えたことをしようとするから、座標感覚の方がついていけないのだと考えられる。
自分の足で歩くのであれば、外国の道でも迷うことは少ない。( ア )、自動車で走るともうだめである。これは、景色やその他の座標的データが、歩く速度ならば十分頭に入るけれど、自動車の速度で見る景色の量には、記憶の方がついていけないからであろう。
つまり、科学文明が進めば進むほど、座標感覚は( イ )なることになる。
1.文中に「座標感覚を失うこと」とあるが、その例はどれか。A.人間は鳥や魚より感覚が鈍いこと |
B.人間には渡り鳥のような能力がないこと |
C.渡り鳥が太陽をコンパスにして旅をすること |
D.地下から地上へ出ようとした時、方向が分からなくなること |
A.自動車で走りながら景色を見る能力 |
B.足で歩くなら、あまり道に迷わない能力 |
C.暗い夜に出かけても、道に迷わない能力 |
D.地下に降りたり、水の中に入ったりする能力 |
A.つまり | B.すると | C.ところが | D.それでは |
A.鈍く | B.鋭く | C.大きく | D.小さく |
A.人間は動物と比べて座標感覚が鈍いものだ。 |
B.人間は動物と比べて鋭く座標感覚を持っているものだ。 |
C.人間は人間らしく生きていくために座標感覚が必要である。 |
D.人間は本来の能力で無理なことをするから座標感覚が鈍くなる。 |
2 . 擬音語・擬態語(拟声拟态词)の特色は、発音が意味に直結している(直接关联)ことである。「ぱちぱち」という擬音語は、「ぱちぱち」という発音が、小さくて固い物が立てる音や拍手の音を表しており、意味に直結している。
普通の言葉、( ア )擬音語・擬態語以外の言葉は発音と意味とが約束によって結ばれている。例えば、「歩く」という言葉は、「あるく」という発音が、「足を使って前に進む」という動作を表すと約束したからできた意味である。「約束」を変えれば違う結びも可能である。
ところが、擬音語・擬態語は、発音と意味の結びを変えることができない。発音が意味を決めているからである。こうした性質は次のようなおもしろいことを起こす。それは、ある音が決まった意味に直結する傾向である。たとえば、「きらきら」「さらさら」という清音で表される語は「ぎらぎら」「ざらざら」という濁音で表される語より明るく澄んで軽やかな(清澈明快)印象を持っている。
また、ある音がある意味の語には共通に用いられるということも起こる。例えば、「ぶ」の音。「がぶがぶ」「げぶげぶ」「ざぶざぶ」と2つ目の音に「ぶ」が来るとすべて水や水分に関係のある音や様子を表す語になっている。2音節目の「ぶ」には、そうした意味を与える力があるのだ。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.または | B.つまり | C.そのかわり | D.あるいは |
A.擬音語・擬態語は発音も意味も簡単だ。 |
B.擬音語・擬態語は発音が意味と関連性がない。 |
C.擬音語・擬態語は発音が意味より先に決まった。 |
D.擬音語・擬態語は発音がそのまま意味になっている。 |
A.「あるく」という発音は「足を使って前に進む」という意味に直結している。 |
B.「足を使って前に進む」の意味は「あるく」という発音でしか表すことができない。 |
C.「あるく」の「足を使って前に進む」という意味は他の発音で表す可能性もあった。 |
D.「あるく」という発音で「足を使って前に進む」という動作を表しているわけではない。 |
A.ぐるぐる | B.ざらざら | C.きらきら | D.ごろごろ |
A.くすくす | B.にやにや | C.げらげら | D.ざぶざぶ |
3 . S会社は、成人式を迎える若者を対象に、「時」に関するアンケート調査をした。
大切な人に「1秒の言葉」を伝えるとしたら、誰に伝えたいか、という質問に対して、男女とも「母」が1位に。最も伝えたい言葉は、「ありがとう」で60%を占めた。普段なかなか素直(直率)に言えない新成人の本当の気持ちが分かる。また自分が言われたい「1秒お言葉」があるとしたら、誰に言われたいか、との質問には、「恋人」が1位で41. 5%、言われたい言葉は「好きです」が1位、続いて「友だち」に「ありがとう」が2位となった。
また、あなたにとって最も価値のある1秒は、誰といっしょにいる時か、と聞いたところ、1位は「1人でいる時間」、2位には「家族といる時間」が入った。誰にも縛られず、( ア )と読み取れる(能看出)。
続いて、大人になって、必要な「品物」は何と思うか、という質問には、「( イ )」と答えた人は最も多かった。「時間を大切にしたい」「携帯電話で時間を見るのはマナー違反」などの理由が挙げられた。
自分が総理大臣だったら。何に最も力を入れるかと聞いたところ、「景気・金融」が1位で、その次は「教育」「医療・福祉」「環境」「少子化」と続く。ニュースで話題になる問題への関心度が高く、将来への不安も読み取れる結果になった。
1.文中の「本当の気持ち」の指すものはどれか。A.なかなか素直になれないということ |
B.誰かに自分の気持ちを伝えたいと思うこと |
C.母親に感謝の気持ちでいっぱいであること |
D.自分にとって大切な人は誰か分からないこと |
A.恋人に好きと言いたい人が最も多い。 |
B.恋人に好きと言ってほしい人が最も多い。 |
C.友だちにありがとうと言いたい人が最も多い。 |
D.恋人と友だちに気持ちを伝えたい人が最も多い。 |
A.家族といっしょにいる時間を最も大事にしている |
B.家族といっしょにいる時間が最も安心できると思っている |
C.自由な時間が大切だと思う一方、家族と過ごす時間も安心できる |
D.自由な時間より家族といっしょに過ごす時間が大切だと思っている |
A.時計 | B.教育 | C.環境 | D.携帯電話 |
A.若者が健康問題に関心を持っていること |
B.若者が社会問題に関心を持っていること |
C.若者が総理大臣に関心を持っていること |
D.若者が友だちの将来に関心を持っていること |
4 . 先週の金曜日、公園へ遊びに行く途中、思わぬ(意外的)大失敗をしてしまった。歩きながら、ある家の前に置いてある植木鉢(花盆)の花の葉を軽い気持ちで引っ張った(扯、拽)。
その瞬間、「バリーン」という音に、ぼくはびっくりした。後ろを見ると、大きな植木鉢が、倒れて割れていたのだ。
ぼくはすごいスピードで、その場から走って逃げていった。気がつくと、もうその家からずいぶん離れたところに立っていた。
「いったい何ということをしてしまったのだ。大変なことになってしまった。」と後悔し、どうしたらよいが迷ってしまった。謝りに行くのか、黙ってこのままにしておくのか、困ってしまった。( ア )、自分がしたことだ。やってしまったことは仕方ないと思い、謝ろうと心に決めた。でも、少し不安があった。本当に許してくれるだろうか。もし、許してくれなっかたらどうしよう。怖いおじいさんだったらどうしよう。どきどきしながらも、その家へ戻った。
1.文中に「軽い気持ち」とあるが、それはどんな気持ちか。A.ちょっと楽しい気持ち |
B.ちょっと寂しい気持ち |
C.なんとなくやってみたい気持ち |
D.なんとなくうれしくなった気持ち |
A.遊びに遅れるかもしれないと思ったから |
B.「バリーン」という音にびっくりしたから |
C.しなければならないことをしなかったから |
D.ちょっとしたいたずらでまずいことになったから |
A.どうしたらよいか迷ってしまったこと |
B.すごいスピートでその場から逃げたこと |
C.その家からずいぶん離れたところに立っていたこと |
D.軽い気持ちで植木鉢の花の葉を引っ張ってしまったこと |
A.でも | B.それで | C.そして | D.ただし |
A.やってしまったことは仕方ないということ |
B.謝っても許してくれるかどうか知らないということ |
C.怖いおじいさんだったらなんとかなるだろうということ |
D.謝りに行くのか、黙ってこのままにしておくのか、分からないこと |
5 . 人間は感情の動物である。
人を説得(说服)する時には、この当たり前のことを思い出す必要がある。相手に「理論上では分かっている。でも、感情的に受け入れられない」と思わせたら、それは説得の仕方がまずかった証拠である。相手にこう思わせてしまう最もまずいやり方、それは高圧的な言い方である。
高圧的な言い方が、説得効果に与える影響を確かめた心理学の実験がある。
「こうすべきである」「ほかのやり方などできない」といった高圧的な言い方をした場合と、「こうしたほうがいい」「こんなやり方もある」といった言い方をした場合で、説得されやすさに違いが出るかどうか、比較したのでる。実験の結果、説得の内容は同じでも、高圧的な言い方をされた人たちは、自分の態度を変えようとしなかった。これは、予想通りの結果である。ところが、高圧的な言い方をされた人たちは、さらに注目すべき態度を示していたのだ。
最初から説得される方向に意見が傾き始めていた人たちでさえ、説得とは反対方向に自分の意見を硬化(强硬化)させていたのである。この実験の後、高圧的な言い方が生み出すこのような現象は、「ブーメラン効果」と呼ばれるようになった。向こうに行き始めていた意見が戻ってきてしまうことから、こう命令されたのだが、この呼び方は必ずしも適切ではない。実際は元の意見に「戻る」というよりも、硬化するのである。
1.文中の「この当たり前のこと」の指すのはどれか。A.人を説得すること | B.理論で分かっていること |
C.人間は感情の動物であること | D.感情的に受け入れられないこと |
A.こうすべきである | B.こうしたほうがいい |
C.こんなやり方もある | D.ほかのやり方でやってみたら |
A.態度を変えること | B.態度を変えないこと |
C.態度が消極的になること | D.態度が積極的になること |
A.さらに態度を固くした | B.態度が柔らかくなった |
C.別の意見を新しく出した | D.相手の言う通りになった |
A.説得されてその意見に賛成した |
B.説得された方向にすぐ意見を変えた |
C.説得されて変化し始めた意見が元に戻ってしまう |
D.説得されて感情的に受け入れられるようになった |
6 . 少しでも痩せようと、朝食か昼食を抜いてみたりしている人がいる。しかし、1日2食は痩身に逆効果であるともよく耳にする。これは本当なのだろうか。専門家の話では、これは、その2食をどういった時間帯にとるかによる。例えば、朝食を抜いて昼と夜を食べるなら太りやすくなるし、逆に朝食を食べて夜を抜くと痩せやすくなるだろう。現代人はどうしても、朝を少なく、夜をたくさん食べる「逆ビラミット(金字塔)型」に食事を取る傾向があるが、痩身を意識するなら、朝をたくさん、夜を少なくするのが進めたいという。
「夕食を夜の21時にとり、翌日の昼まで何も食べなかった場合、15時間近くエネルギーをとらないことになるから、軽い飢餓状態に陥る。そうなると、体が必死にエネルギーを貯蔵しようとするため、脂肪が蓄積しやすくなってしまうんだ***。
「食べてすぐ眠ると牛になる」とも言われるが、摂食から睡眠までの時間が短いと、余剰エネルギーが蓄積されやすくなり、脂肪がつきやすいのだとか。
逆に、朝食は最もエネルギーが消費されやすい時間帯での食事と言える。さらに睡眠中の飢餓状態も朝食によって解消だれるから、やはり朝食は抜くべきではない。基本的に、食後の活動時間が長い朝と昼は、いっぱい食べてもそれほど問題はないはずである。
1.文中の「これ」の指すものはどれか。A.1日2食でも痩せられないこと |
B.朝食か昼食を抜くかどうかということ |
C.朝食か昼食を抜いても痩せられないこと |
D.1日2食は痩せられるかどうかということ |
A.朝、昼を食べて夜を抜く |
B.朝食を抜いて昼と夜を食べる |
C.朝ご飯はあまり食べず、晩ご飯はたくさん食べる |
D.朝ご飯はたくさん食べて、晩ご飯はあまり食べない |
A.軽い飢餓状態になる |
B.脂肪が蓄積しやすくなる |
C.摂食から睡眠までの時間が短くなる |
D.体が必死にエネルギーを貯蔵することになる |
A.食べてすぐ横になると牛のようによく働くこと |
B.食べてすぐ眠ると牛のように太ってしまうこと |
C.食べてすぐ横になると牛のようにはならないこと |
D.食べてすぐ眠ると牛のようによ力を持つようになること |
A.睡眠を優先し、朝食抜きが習慣になっているから |
B.朝食をとることによって飢餓状態が解消されるから |
C.適度な間隔で食事をとっても、痩身することができないから |
D.朝食を食べると、エネルギーの消耗はしやすく、睡眠状態 |
7 . 「羊が1匹、羊が2匹……」と数えると早く眠れるというのは本当なのか。
広島国際大学の田中秀樹教授が大学を使って実験したところ、腹式呼吸のほうが効果的という結果が出た。来週横浜市で開かれる日本睡眠学会で発表する。
田中教授は、眠くない状態の大学生14人を昼間に眠らせる実験を行った。それぞれの学生について、羊を数えることと、鼻から吸った空気を口から吐く腹式呼吸の2つの方法で実験した。その結果、ちょっとの間眠る時に出る脳波が現れるまでの平均時間は、羊を数えた時は14分4秒。( ア )に対し、腹式呼吸は9分32秒と短かった。実験を行った20分の間に3分以上継続する眠りまで到達したのは、羊を数えた場合の5人に対し、腹式呼吸は9人と約2倍だった。
田中教授は、英語なら、「シープ(羊)」という発音を繰り返せば自然に腹式呼吸になることもあるが、日本語の「ひつじ」だとそうはならないと指摘。「日本人には単調な雨音や電車に揺られる音を聞くほうが効果的ではないか。」と話している。
1.文中に「腹式呼吸のほうが効果的」とあるが、「腹式呼吸」とはどれか。A.数を数えるような呼吸 |
B.羊を数えるような呼吸 |
C.雨音や電車に揺られるような呼吸 |
D.鼻から吸った空気を口から吐くような呼吸 |
A.眠りに入ること | B.目が覚めること |
C.羊を数えること | D.雨音や電車に揺られること |
A.そこ | B.それ | C.あれ | D.あそこ |
A.よく眠れる | B.よく眠れない |
C.よく目が覚める | D.よく目が覚めない |
A.数えられる状態になる | B.早く眠れる状態になる |
C.数えられる状態にはならない | D.早く眠れる状態にはならない |
8 . 夏では人気が高い「四角西瓜」の出荷(上市)が今月1日、香川県で始まった。独特な立方体の香川の風物詩が全国に涼しさを届ける。
四角西瓜は40年ほど前に、同県内の農家が考え出した特産品。現在は農家6軒が生産している。4月上旬に苗を植え、5月中旬に強化プラスチック製の容器に入れて育て、1辺18センチほどの正方形にする。成熟前に収穫するため、食用にはできないが、展示装飾用として珍しがられている。
香川県西瓜部会によると、今年は少雨などの影響で例年よりも出荷開始が5日ほど遅れたが、形や色などの出来栄え(成色)は( ア )という。東京****の大都市だけでなく、5年ぶりにカナダにも出荷する。7月中旬までに約380個を市場に出す予定で、市場価格は1個約1万円になる。
出荷初日は約230個が出され、検査員が傷や形などを確認して箱に詰めた。西瓜部会長は「蒸し暑い天気が続くが、この西瓜で夏の清涼感を楽しんでほしい」と自慢そうに話した。
1.文中の「風物詩」の指すのはどれか。A.西瓜の苗 | B.四角西瓜 | C.西瓜部会 | D.6軒の農家 |
A.食べにくい形だから | B.まだ熟していないから |
C.食べるのが惜しいから | D.珍しがられているから |
A.とても高い | B.とても低い | C.とてもよい | D.とても悪い |
A.傷がなく形が丸いから | B.1個1万円しか売れないから |
C.毎年カナダに出荷しているから | D.香川県でしか取れないものだから |
A.自然のままに育った | B.品種改良で作られた |
C.容器に入れて育てられた | D.40年間かかって考えられた |
9 . わたしたちは日常いろいろな言葉を使います。友だちと話をしたり、家族と会話をしたり、会議をしたり、言葉は人と人とのコミュニケーションに大切なものです。そして使う言葉によって人を喜ばせたり、悲しませたり、怒らせたり、( ア )言葉によって人を殺してしまうこともあります。
日本の言葉は美しく使うために、そして相手を思いやる言葉として、敬語があります。今の若い人は言葉が乱れている(混乱)とよく聞きますが,あなたはどうですか。年上(年长)の人、先輩にも友だちと同じような言い方をしていませんか。
言葉には心が現われてきます。だから、言葉が乱れてくることは、心が乱れていることの現われなのです。心が乱れるということは、正常な判断ができなくなってしまうことなのです。
日本語には、相手を思いやる美しい言葉がたくさんあります。 日本語を正しく使うことは、人を思いやる優しい心を育ててくれます。人を思いやる優しい心からは、自然に美しい言葉が出てきます。美しい言葉は、相手の心を暖かくさせます。そして喜びとなり、勇気となって相手を励まします。
言葉は生きています。言葉によって、人を殺すことも生かすこともできるから、言葉を大切に使いましょう。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.けれども | B.それでは | C.それなら | D.あるいは |
A.正常な判断ができなくなること |
B.言葉は相手を思いやって言うこと |
C.言葉が人を死なせるほどひどいこと |
D.人とのコミュニケーションができなくなること |
A.言葉が美しくなる。 | B.言葉が暖かくなる。 |
C.言葉が優しくなる。 | D.言葉が混乱してくる。 |
A.相手を思いやること | B.判断ができないこと |
C.人を悲しませること | D.心が現れていないこと |
A.言葉はこわいものではない。 |
B.言葉を美しく大切に使おう。 |
C.言葉は生きているとは限らない。 |
D.日本語には美しい言葉がすこしある。 |
失敗はマイナス面だけ見れば、確かにこれほど嫌なものはありません。(ア)反対にプラス面を見てみると、失敗が人類の進歩、社会の発展に大きく貢献してきた事実があることも忘れてはならないように思います。
昔から人間は失敗に学び、そこからさらに考えを深めてきました。人々の生活を楽にした発明を振り返って(回顾)みても、そのすべては「失敗は成功の母」、「失敗は成功のもと」などの言葉に代表されるようなもので、過去の失敗から多くのことを学んで、これを新しい創造の種にすることで、成功できたのです。
個人のことを考えても同じことが言えます。わたしたちが日常的に行っているすベての事、仕事でも家事でも、趣味でも何でも、失敗がなければ、上手になることは(イ)です。人の行動には必ず失敗がつくものですが、一方でそうした失敗がなければ、人間が成長していくこともまたあり得ません。
1.文中の「その人1とはどのような人か。A.失敗しか知らない人 | B.新しいことに挑戦する人 |
C.成功しても喜びもしない人 | D.新しいことに挑戦しない人 |
A.それで | B.すると | C.しかし | D.だから |
A.考えを深めたこと | B.失敗から学んだこと |
C.人類が進歩したこと | D.社会の発展に貢献したこと |
A.可能 | B.能率 | C.不思議 | D.不可能 |
A.挑戦しなければ必ず成功する。 |
B.失敗から学ぶことが大切である。 |
C.失敗はプラスの面ばかりである。 |
D.失敗はマイナスの面ばかりである。 |