1 . 日本では、季節ごとに、感謝の気持ち、お礼の気持ち 51 込めて、 手紙や物を送るという習慣があります。最も盛んにやりとり(互赠,交换)される年賀状は、新年の挨拶状で、その年の干支の絵などが描かれるハガキを年内に書き、元旦に 52 (届く)ように送ります。最近では携帯や、パソコンの普及により、特に若者の間ではメ一ル 53 一年のはじまりの挨拶をする人もいるようです。
夏に贈るのは、暑中見舞いです。暑い時期に 54 (あいて)の健康を気遣って出す挨拶状ですが、近年はビジネス上の儀礼的なものとなっている場合も多いようです。
また、8 月のお盆のころまでに「お中元」、冬になると 1 年の終わりに「お歳暮」という贈り物をします。お中元やお歳暮は普段お世話になっている人に 対する感謝の気持ちを 55(あらわす)ために(为了)送ります。お中元やお歳暮の時期になると、デパ一トには贈り物専用の売り場がつくられ、 56 (多い) 人が売り場に押し寄せます(蜂捫而至)。贈るものとしては、食べたり、 57 (使う)して、後に 58 (のこる)ないものを選ぶのが一般的です。ビールなどのお酒や、デパ一トで買い物ができる商品券、調味料などが人気のようです。挨拶状 59 贈り物 59 人に感謝の気持ちを伝えて、よい人間関係を築くための 60 (大切)習慣です。
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注意:
(1)字数为 80~120 字;
(2)格式正确,书写清楚;
(3)使用「です·ます」体。
3 . 若い頃から、幼稚園の先生か保育園の保育士になりたいと思っていました。(ア)ことを友人との雑談の中で話したところ、「私の知人で幼稚園の園長さんがいるので、一度会って話を聞いてみないか」と誘われました。
友人に「えー、私66歳やで。若くないで」と言いましたが、勧められて面接をしました。採用は無理だと思っていたところ、いいお話をいただきました。
これまでの勤務経験は、金融機関や病院、福祉施設などです。悩みに悩みました。でも、一生は一度きり。やらずに後悔するよりも、やって後悔するほうがいい。そう思い、7年働いてきた福祉施設を12月末で退職し、1月からこの幼稚園で働くことにしました。
どこまで頑張れるかは分かりませんが、新しい出会いにワクワクドキドキしている私がいます。このご縁を大切に、たくさんの子どもたちの成長に関わっていけることを楽しみにしています。
1.(ア)に入れるのに最も適切なのはどれか。こA.あれ | B.あの | C.それ | D.その |
A.筆者 | B.筆者の友達 | C.幼稚園の先生 | D.保育士 |
A.採用は無理だけど、幼稚園で見学するチャンスをもらった。 |
B.幼稚園で働くチャンスをもらった。 |
C.幼稚園の園長さんに話を聞いてみるチャンスをもらった。 |
D.幼稚園の面接を受けるチャンスをもらった。 |
A.幼稚園の園長さんとの会談のこと |
B.幼稚園の園長さんを紹介してくれる人との仲のこと |
C.幼稚園で働き、そこでの新しい出会いのこと |
D.幼稚園の面接を受ける機会のこと |
A.「私」は12年も働いてきた福祉施設を退職した。 |
B.「私」は子供たちとともに成長するのを期待している。 |
C.「私」は12月から1ヶ月以上幼稚園で働いている。 |
D.「私」は以前幼稚園で働いた経験を生かそうと思っている。 |
4 . 皆さんが今、使っている教科書では、覚えなくてもいい漢字に振り仮名がついている。この習慣は昔からあるものなのだ。
昔漢字が日本に伝わってきた時、日本には文字がなかった。そこで漢字を中国語の発音と同じに読んだ。たとえば、「山」という漢字は昔で「san」、「雨」は「yu」と発音していた。日本人はそれを「サン」「ウ」と読んだ。これが今の音読みになったわけだ。しかし、日本にも「ヤマ」「アメ」という「山」「雨」にあたる言葉があったので、「山」「雨」という漢字に「ヤマ」「アメ」という発音を表す。「也末」「夜麻」「阿米」「安女」という漢字を振り仮名として付けた。このような漢字を万葉仮名という。
この万葉仮名から片仮名と平仮名ができた。平仮名のほうは、主に女性が使い始めたが、片仮名はお坊ちゃんが使い始めた、お坊ちゃん達は仏教の本を勉強した時、行間に漢字の読み方や先生の説明を書いた。万葉仮名の阿、伊、宇などと書くより、その一部を使って、ア、イ、ウと書いたほうが便利なので、片仮名が多く使われてきた。
注釈:
①振り仮名:注音假名
②あたる:符合
③お坊ちゃん:和尚
④使われて:被用作
1.日本で使っている教科書で振り仮名が付いているのはどんな漢字ですか。
A.覚えなくてもいい漢字 |
B.お覚えたほうがいい漢字 |
C.勉強し始める漢字 |
D.勉強すれば分かる漢学 |
A.夜 | B.麻 | C.伊 | D.仏 |
A.中国人 | B.日本人 | C.お坊ちゃん | D.女の子 |
A.書きやすかったですから |
B.勉強しやすかったですから |
C.発音をしやすかったですから |
D.女性達が使いやすいですから |
A.昔の日本には文字がありました。 |
B.振り仮名をつける習慣は昔からあります。 |
C.片仮名と平仮名から万葉仮名ができました。 |
D.お坊ちゃんは行間に漢字の読み方や先生の説明を書くため、平仮名を使いました。 |
A.きます | B.います | C.あります | D.おきます |
A.どうして | B.こうして | C.こんなに | D.どんなに |
―はい、またあした。
A.気がついて | B.気をつけて | C.気に入って | D.気になって |
8 . 9月の初め、耳が聞こえなくなった。耳が詰まる感じだった。医者に行くことにした。とりあえず、近所の耳鼻咽喉科に行った。先生1人と3、4人の看護婦だけの治療所だった。患者はたくさんいた。
私の番が来た。耳と鼻を先生が見てみたが、異常はなかった。一応調整してみたり、鼻にピンセットを刺して通りをよくしてみた。しかし、①( )。「でも聞こえません」と私は言った。「でも異常はないよ」、先生は「これ以上やりようがないよ」と、明らかに顔が少しイライラしていた。仕方ないので、私はあきらめて帰った。
今度は大病院に行った。大病院でも同様に見てくれて、「通りに異常がない」と確認した。先生は結果を見てから、私にいくつか質問をした。その後、先生は「精神的なものだ」と言って、「②( )、耳に異常はないよ。薬を出しておくから、ちょっと苦いけど、飲めたら飲んでみて」と、にっこり笑って言って、私を安心させた。言われた通り、耳はすぐ治った。
私はその医者にプロフェッショナルを感じて、そのうえ、最後まで結果を求めたところに心を打たれた。先生のように、私も自分の仕事にはもっと一歩踏み込んで、追求していきたいと思う。
1.文中に①( )のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.変わりはある | B.変わりはない | C.少し変わった | D.変わっている |
A.がっかりした気持ち | B.何もわからぬ気持ち |
C.焦っている気持ち | D.期待している気持ち |
A.「わたし」があきらめて、帰ったあと |
B.「わたし」がまた、大病院に行ったあと |
C.先生が耳に異常がないことが分かったあと |
D.「わたし」が先生にいくつが質間されたあと |
A.たとえば | B.ところで | C.それでも | D.つまり |
A.何の病気でも小さい治療所へ行ってはだめだ。 |
B.病気になったら、大病院のほうが信頼できる。 |
C.何をしても、根気強くやっていくべきものだ。 |
D.だれでも絶えずにいい仕事を追求するべきだ。 |
9 . ブログ*は覚子メディアの一つとして、どんどん利用されてきている。ブログとは、狭義にはウェブ上の覚書きや評論などを指して、記録(ログ)しているウェブサイトの1種である。「ウェブをログする」という意味でウェブログと名付けられ、それが略されて、ブログと呼ばれるようになった。
現在、より頻築に用いられている広義には、作者の個人的な体験や日記のトピックに関する、①( )ウェブに限定されない話題等のような、時系列で比較的頻繁に記録される情報についてのウェブサイト全般を含む。
ブログはそれぞれの項目にはタイトルがつけられ、時問軸や類別で整理し、分類する構造となっている。用途は広く、個人の日記的なものから、手軽な意見表明の場として、時事問題等について論説するものもある。②( )、トラックバック*機能などを通じて、コミュニティー*を形成している。ブログ界と呼ばれる。ブログの更新者は有名人から一般市民まで様々であるが、彼らのことを一般的にブロガーと呼ぶ。
総合的に、今現在の状況として、ブログは市民権を得ており、最近では人気タレントや政治家、その他著名人などによるブログも増加し、着実に普及しているようである。
注釈:ブログ/网络日志トラックバック機能/链接自动通知功能
コミュニティー/共同体;社区
1.文中の①( )のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。
A.ほとんど | B.あまりにも | C.たえずに | D.必ずしも |
A.しかし | B.それなのに | C.めったに | D.さらに |
A.有名人や一般市民 | B.人気タレント | C.プログの作成者 | D.政治家 |
A.ブログはウェブログのことを略する呼び称である。 |
B.ブロガーはブログのトラックバック機能を指す。 |
C.ブログはウェブに限定される話題だけ含む。 |
D.ブログはブログの作成者や読者を指す。 |
A.個人的な体験や意見を発表する |
B.ショッピングをする |
C.項目を時間軸や類別で整理する |
D.時事問題を論説する |
10 . 「中島、起きているか。遅れるな」と、ガチャン。
8月9日午前3時半、中島君への電話を切ったとき、「ついに中国に行く日が来たんだ。」と、僕はとても①( )しました。早朝出発して、成田空港へはすぐ着きました。そして、ついに初めての飛行機に乗りました。飛行機が飛び上がる時は、ジェットコースターみたいな感じで、ものすごく高く上がって、耳が痛くなりました。窓から大きな島が丸ごと見えました。
「やっと中国に着いた。よかった」
北京空港に着いたとき、僕はすごく安心したのを今でも覚えています。初めて見る中国は、自転車の通りがとても激しく、バスに乗ってからも、周りにずらっと自転車が走っていて、日本とはずいぶん違うなと思いました。でも、運転手さんが安全に運転してくれて、安心しました。
②( )の中国での1週間は、僕たちは初めての経験ばかりで、とても楽しかったです。初めて天安門広場を見学したり、初めて万里の長城に登ったりしました。言葉が通じないので、中国の人とはあまり話ができなかったけど、僕たちはとても満足していました。帰りの飛行機はまたジェットコースターに乗っている気分でした。無事に成田空港に着いて、ほっとしました。
注釈:ジェットコースター/云霄飞车
1.文中の①( )のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.わくわく | B.にこにこ | C.いろいろ | D.どきどき |
A.初めて飛行機に乗った経験 |
B.初めて中島さんに電話した経験 |
C.初めて中国を旅行した経験 |
D.初めて万里の長城に登った経験 |
A.中国の空港 | B.中国のバス | C.中国の自転車の通り | D.中国の運転手さん |
A.これから | B.それから | C.そういう | D.これでは |
A.中国はどんな国か | B.私の友人の中島君 |
C.ジェットコースター | D.中国の旅の初体験 |