1 . 雨が上がった後の空に虹が掛かることがある。虹が魅力的に感じられるのは、空に描かれたとても大きな絵のようなところと、美しい色のハーモニー(协调)、そして、すぐ消えてしまうところだ。夏によく ア ことから、俳句では夏の季語になっている。
虹は、雨の水滴がレンズとなり、太陽の光を複数の色に分けることで起きる現象だ。また、大きな滝の下や、ホースの先から水が細かく飛ぶところでも、太陽の光が当たると、小さい虹が見える。虹の色の数は日本では7色とされるが、古代では5色だったそうだ。また、沖縄では2色であり、地域や時代で色の数は違っているようである。
「虹」という漢字は「虫」と「工」からできているが、それは、その字を作った中国で、虹が蛇や竜だと考えられていたからだそうだ。それも雄の竜だという。空にかかる虹が竜と考えられたというのは理解できるが、虹を見て雄の竜を想像する力は私にはない。
1.文中の ア に入れるのに最も適当なものはどれか。A.見える | B.見られる | C.見せる | D.見る |
A.虹は、雨の日の滝の下だけでも見られる。 |
B.虹は夏の空によくかかるので、俳句では夏の季語になっている。 |
C.日本では昔、虹は蛇や竜と考えられ、そこから「虹」という字が作られた。 |
D.日本では、虹の色の数はいつの時代でもどこでも7色である。 |
A.すぐ消えてしまうところも、虹の魅力の一つだ。 |
B.虹を見ると、雄の竜が想像される。 |
C.虹が竜と考えられたというのは、理解できない |
D.虹が夏の季語になっているのがおかしい。 |
「玄関で」
李 :明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
景子:こちらこそ。よろしくお願いします。
李 :景子さん、着物がよく似合っていますね。とてもきれいです。
景子:ありがとう。毎年お正月には着物を着るのよ。さあ、①___上がってください。
「家に上がって」
李 : わあ、おいしそう。すごいごちそうですね。どれから食べようか迷ってしまいます。
景子:これはね、「おせち」と言って、お正月に食べる料理なのよ。②___、たくさん食べてね。
李 :はい、いただきます。③___、今日はお父さんはいらっしゃらないんですか。
景子:急な用事があって、出掛けているの。李さんに会いたがっていたんだけど…。
李 :そうですか。それは残念です。日本に来たばかりのころに一度会って話をしたけど、
とてもやさしそうな感じの人でした。
景子:そうでもないですよ。家ではごろごろ(闲着无事)寝てばかりいるんです。
李 :④___。
「ご飯を食べ終わって」
李 :今日は本当にありがとうございました。お料理、とっても美味しかったです。
景子:また、いつでも遊びに来てください。父が李さんと将棋 (象棋)をしたいって言っていたので。
1.①___には何を入れますか。
A.どう | B.どうも | C.どうぞ | D.どうして |
A.すごいごちそうだと思うから | B.すごいごちそうだけど |
C.絶対にお口に合うから | D.お口に合うかどうか分からないけど |
A.そこで | B.ところが | C.ところで | D.それで |
A.へえ、そうなんですか | B.ええ、そうなんです |
C.はい、そうです | D.いいえ、そうではありません |
A.景子さんのお父さんも一緒に「おせち」を食べました。 |
B.この日、李さんは景子さんのお父さんに会うことができました。 |
C.李さんは景子さんのお父さんに会ったことがあります。 |
D.李さんは景子さんのお父さんと将棋をしたいと思っています。 |
田中: はい。
林: すみません。この1番のバスは公園に行きますか。
田中: いいえ,行きません。5番のバスは行きます。
林: どうもありがとう。
田中: 東京の方ですか。
林: いいえ。わたしは中国人です。去年の4月に来ました。
田中: そうですか。富士山に行きましたか。
林: いいえ。来年行きます。
1.林さんはどこに行きますか。
2.1番のバスは公園に行きますか。
3.林さんは中国人ですか。
4.林さんは富士山に行きましたか。
川上:よろしくお願いいたします。
山田:こちらこそ。
課長:山田さんは営業上かなり経験があるから、分らないことがあったら、教えてもらうといいですよ。山田さん、あとで、いっしょにあいさつに回ってあげてくれますか。
山田:はい。
課長:それから、こちらは野口さん。コピーやコンピュータのことは、野口さんが教えてくれますよ。
川上:はい。よろしくお願いします。
野口:こちらこそ、よろしく。
1.文中の(ア)の「こちら」はだれを指しているのか。
A.川上さん | B.山田さん | C.課長 | D.野口さん |
A.野口さん | B.山田さん | C.川上さん | D.課長 |
A.課長 | B.野口さん | C.川上さん | D.山田さん |
注:ように:希望/请 頼んだ:拜托
A.川上さんといっしょにあいさつに行ってあげるように |
B.川上さんにコンピューターのことを教えてあげるように |
C.川上さんに分からないことがあったら、教えてあげるように |
D.川上さんと今日からいっしょに仕事をしてあげるように |
A.野口さん | B.山田さん | C.川上さん | D.課長 |
お元気ですか。帰国してちょうど二週間経ちました。日本にいた一ケ月の間、毎日案内してくれて、ありがとうございました。
私は日本へ行く前に、来年自分の国の大学院に入って、日本研究をしようと思っていました。私の国には日本研究のいい先生が大勢いるし、図書館には昔の日本のことを書いた本がたくさんあるからです。しかし、人々の毎日の生活について書いてある本はほとんどありません。それで、卒業の前にぜひ一度日本を見ておきたかったのです。
(ア)、日本へ行って、いろいろなところを見ました。あの田舎のおじさんが「今よりもっとおいしい米を作っていきたい。」と言いました。大学の講義や本では勉強できないことが勉強できました。「これだ!」 と思いました。
今では、図書館の本だけで勉強するよりも普通の日本人の人たちの生活や考え方が分からなければ、本当の勉強はできないと思うようになりました。それで、私は来年日本に留学することにしました。
では、また日本で会いましょう。さようなら。
7月10日
ベンフレンド 王より
1.王さんは今何をしていますか。A.大学生です。 | B.高校生です。 |
C.大学院生です。 | D.図書館の人です |
A.6月3日から7月3日までです。 |
B.6月9日から7月2日までです。 |
C.5月26日から6月26日までです。 |
D.5月24日から6月24日までです。 |
A.実際に日本を一度見ておきたかったからです。 |
B.日本研究をするためです。 |
C.生活について書いてある本を買うためです。 |
D.米の作りを調べたかったからです。 |
A.しかし | B.つまり | C.でも | D.そして |
A.日本研究は日本で勉強しなければいけないと思っていました。 |
B.日本研究は日本で勉強したほうがいいと思っていました。 |
C.日本研究は自分の国でなければできないと思っていました。 |
D.日本研究は自分の国の大学院でもできると思っていました。 |