1 . 授業中に眠くなったり、集中力が続かなくなったり、時にはイライラしたりすることがありますか。これらを「睡眠不足のサイン」と指摘されています。睡眠が足りないと、記憶力や集中力、思考力の低下を引き起こします。中高生は学校での勉強や部活動、塾などで忙しく、受験生は入試対策に集中している時期があります。それでは、睡眠時間を確保するにはどうすればいいのでしょうか。
人間には1日周期でリズムを刻む①「体内時計」が備わっています。その周期は24時間よりも少し長く、朝に太陽の光を浴びることで時間のズレがリセットされます。(ア)、明るい環境で夜を過ごすと、体内時計の時刻が遅くなり、寝つけなくなってしまうそうです。普段、白色の照明からはブルーライトが発せられています。ブルーライトは脳を覚醒させ、体内時計の時刻を遅くするので、リビングなど、眠る前に過ごす部屋はオレンジ色の照明にするのがおすすめです。白色の住宅照明に比べて弱いものの、スマートフォンからもブルーライトが出ており、布団の中で目のすぐ近くで見たり、遅くまで操作していたりすると、夜更かしにつながるかもしれません。
「眠くなったら仮眠をとれば③いい」と考える生徒さんもいるでしょう。仮眠をとることで、プラスに働く面も多々ありますが、注意が必要です。日中に長い仮眠をとると、夜に眠れなくなる心配があるだけでなく、寝たり起きたりと睡眠が分断することで、体内時計のリズムが崩れ、日中の脳の働きは低下してしまうと言います。どうしても睡魔を追い払えないときは机などに顔を伏せる形で仮眠することです。ベッドだと、眠りが深くなりがちです。昼休みの時間帯ごろまでにとり、長くても15分以内に抑えるようにしたほうがいいと言われています。
注释:①リズムを刻む:设定节奏
②夜更かし:熬夜
③仮眠をとる:打盹儿,小憩
1.睡眠不足は何を引き起こすか。
A.受験勉強の時間を十分に確保すること |
B.部活動などに使う時間を長くすること |
C.記憶力や集中力、思考力が低下すること |
D.体内時計のリズムが狂うようになること |
A.一方 | B.因みに | C.即ち | D.同じく |
A.スマホの画面を明るくし、見やすくさせること |
B.脳を覚醒させ、体内時計の時刻を遅くすること |
C.暗闇の空間を照明し、明るくすること |
D.脳が眠気に弱く、早く寝させること |
A.昼間に起きているのを保つこと | B.一日の睡眠を分断させないこと |
C.夜に規律のある睡眠を取ること | D.日中に長い仮眠をとらないこと |
A.仮眠をとることにはプラスの面ばかりある。 |
B.仮眠をベッドでとることがすすめられる。 |
C.仮眠をできるだけ15分以内に抑えたほうがいい。 |
D.仮眠を深い眠りにすれば脳を休ませる効果がある。 |
2 . 人間の脳は、目に見えないほど小さな「細胞」が1000億個も集まってできています。脳細胞は網の目のように、お互いにつながっています。このつながりに弱い電気が流れることで、私たちは考えたり、体を動かしたりすることができます。私たちが手を動かせるのは、脳から「手を動かせ」という命令が「弱い電気」として脊髄を通って、筋肉まで届くからです。
(ア)、体の筋肉がだんだん弱くなってしまう病気があります。この病気になると、命令が筋肉に届かなくなり、筋肉は使われないことで弱くなってしまいます。治す方法は、まだ見つかっていません。患者さんは、口の筋肉が弱くなると、話すことができなくなります。手足の筋肉が弱くなると、文字を書くことも、キーボードで文字を打つこともできません。病気が進むと、家族や友達に思いを伝えられなくなってしまうのです。
こういう時、「脳波」を使って、患者さんの意思が伝えられるようになります。「脳波」とは、脳が働く時、細胞に流れる弱い電気信号を指します。頭で考えたことを手や口を使わずにパソコンに入力するには、いろいろな方法があります。その一つが「頭の中で文字を書く」方法です。患者さんが脳波を読み取るセンサー①を装着し、文字を書く動作を思い浮かべます。パソコンには、患者さんの「この文字を考えたときには、この脳波」という独自のデータが蓄えられます。このデータを使って、パソコンは患者さんが考えた文字を推測して並べ、言葉にすることができるのです。このシステムを利用すれば、体を動かすことのできない患者さんが、看護師さんや家族、そして友人にも言葉で自分の気持ちを伝えることができるようになります。
注释:①センサー:传感器,感应装置
1.文章の内容によると、「私たち」が体を動かす仕組みは何か。
A.脳から出した命令が筋肉や血液を通じ、全身まで届いて体を動かす。 |
B.脳から出した命令が体内の神経により、全身まで届いて体を動かす。 |
C.脳から出した命令が弱い電気として脊髄を通り、筋肉まで届いて体を動かす。 |
D.脳から出した命令が全身の感覚によって伝達し、筋肉まで届いて体を動かす。 |
A.したがって | B.けれども | C.かえって | D.おなじく |
A.脳細胞が萎縮する病気 | B.脊髄が損傷を受けた病気 |
C.脳機能が衰える病気 | D.身体の筋肉が弱まる病気 |
A.患者さんは筋肉の機能が退化する初期 |
B.患者さんは自立して暮らしが保てない時期 |
C.患者さんは自分の思いを伝えられなくなった段階 |
D.患者さんは脳波を使うシステムで生活を支えている時期 |
A.患者さんの脳波で蓄えられる独自のデータにより、考えた文字を推測して並べ、言葉にして伝える。 |
B.患者さんの頭にセンサーを装着し、考えた文字を専用のスクリーンに現れ、言いたいことを伝える。 |
C.患者さんの眼球が動くことにより、パソコンの画面にある文字を選び、一字ずつ並べ、言葉にして伝える。 |
D.患者さんと会話したい相手の頭にそれぞれのセンサーを装着し、考えたことをすぐに相手に伝える。 |
A.13 人分 | B.15 人分 | C.16 人分 |
乙:いいえ、今おりませんが···。
甲:じゃ、______、これをお渡しください。
A.お帰りになるなら | B.お帰りになると |
C.お帰りになったら | D.お帰りになれば |
乙:「ありがとうございました。」 甲:「 。」
A.どういたしまして | B.かまいません | C.お大事に | D.こちらこそ |
A.こと | B.もの | C.の | D.ため |
A.そうな | B.らしい | C.ような | D.ように |
A.さえ | B.だけ | C.でも | D.とも |
A.おく | B.ある | C.みる | D.いる |