1 . わたしは子供の時からカレーが好きです。今も1週間に5回カレーを食べます。2回は会社の食堂で食べます。食堂のカレーはあまり(A)です。わたしは辛いカレーが好きですから、食堂のカレーには辛い物を入れます。あとは、休みの日に家で作って食べます。たくさん作りますから、朝も昼も夜もカレーを食べます。
1.(A)に入る言葉はどれですか。A.辛い | B.辛くない | C.甘い | D.甘くない |
A.1回 | B.2回 | C.3回 | D.5回 |
A.子供が一人います |
B.今学生です |
C.会社でも家でもカレーを食べます |
D.会社でも家でもカレーを作ります |
2 . 私たちは長い間、自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした。だから、自然の草花や風景、家具や道具、美術や建築など、目に見える対象だけに美しさを求めてきました。
ところが、科学が発達して、顕微鏡や写真機などの光学機械が制作されるようになると、今まで想像も付かなかった新しい世界を見ることができるようになりました。( ア )、機械の力によって、新しい美が次々と発現されたのです。
顕微鏡は、目に見えない微生物や虫、草、鉱物など小さな部分を、何千倍、何万倍もの大きさに写して、人間が今まで全然気付かなかった世界を、私たちの目の前に開いてくれました。
菜の花やモンシロチョウ(菜粉蝶)は春の田園の美しさの代表です。ところが、その花粉や、蝶の羽を顕微鏡で見ると、思いがけない(意想不到)形をしているのに、びっくりさせられます。そして、 こんなに美しいものかと、驚かされます。
雪でもそうです。白い雪の美しさや、山や木に積もった雪景色の美しさは、誰でも知っていることですが、顕微鏡で見た雪の美しさは、また格別(特殊)です。雪の結晶は、たいてい六角形をしています。しかも同じ六角形でもその種類はいろいろで、それぞれ違った模様を描いているのです。
私たちは科学の力によって、新しい美しい雪の世界を見ることができるようになりました。これらの雪や蝶の羽などは、どんな図案家の力も及ばないほどの美しさを持っています。
こうした美しさは、誰かが作ったものでもなく、自然のうちに、調和した美しい形ができあがっているのです。
さらに、このごろでは、電子顕微鏡で、金属の組織を拡大して見ることができるようになり、そこにも、私たちの想像も付かない美しい形が現れています。( イ )は、科学の進歩とともに、これからも私たちの前に、新しく発見されていくことでしょう。
1.文中に「自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした」とあるが、その理由は何か。A.目に見える美は一番だから |
B.科学が発達していなかったから |
C.新しい世界を見る意欲がないから |
D.新しい美を発現したくないから |
A.つまり | B.例えば | C.しかし | D.それに |
A.自分の目で見られる世界 |
B.何千倍、何万倍もの大きさに写した世界 |
C.目に見えない世界 |
D.顕微鏡や写真機などの光学機械の世界 |
A.白い雪の美しさ |
B.山や木に積もった雪景色の美しさ |
C.六角形をしている雪の結晶の美しさ |
D.思がけない形をしている雪の美しさ |
A.目に見える美 | B.描かれた絵の美 |
C.白い雪の美 | D.自然の中の美 |
3 . 遣唐使10月号(报刊第10期)
新入生の日本人留学生の皆さん(大家)、こんにちは。
私たちは、日本人留学生会「遣唐使の会」です。全部で30人です。全部の人は京華大学の日本人留学生で、専門は中国語や中国経済、中国史などです。以下は、会長と副会長の自己紹介です。
会長:「はじめまして、会長の山田香織です。経済学部の 4 年生 です。専門は中国経済で、卒業論文のテーマ(主题)は『中国の株式市場』です。どうぞよろしく。」
副会長:「はじめまして、副会長の鈴木真一です。2年前に日本から中国の京華大学に来ました。この大学に慣れ(习惯)てきました。歴史学部の 2 年生で、専門は中国史です。どうぞよろしくお願いします。」
活動日は金曜日で、時間は午後4時から(从)6時半まで(到)です。場所は、留学生会館2階の小会議室です。『遣唐使』は私たちのニュースレターです。どうぞよろしく。
1.本文の筆者(作者)はだれですか。A.新入生の日本人留学生 | B.留学生会「遣唐使の会」の人 |
C.中国の留学生 | D.「中国の株式市場」の人 |
A.歴史学部の 4 年生です。 | B.専門は中国経済ではありません。 |
C.経済学部の 2 年生です。 | D.専門は中国史ではありません。 |
A.「中国の株式市場」の副会長です。 | B.「遣唐使の会」の歴史学部の4年生です。 |
C.「遣唐使の会」の会長です。 | D.京華大学の日本人留学生です。 |
A.2時間 | B.2時間半 | C.4時間 | D.6時間 |
A.日本の京華大学 | B.留学生会館 | C.株式市場 | D.大使館 |
4 . 日本人が出会った時、どのようにあいさつをしますか。おそらく 2人はお辞儀をするでしょう。なぜなら、日本は「お辞儀の文化」を持っているからです。
今度は、1人は日本人ですが、もう1人は別の国の人です。この2人がお辞儀をしま した。その時、2人の頭がぶつかってしまいました。なぜなら、もう1人の国は握手をする文化だからです。
日本人同士がお辞儀をすると、頭がぶつかることはありません。その距離で握手をすると、ちょっと遠い感じがするかも知れません。しかし、「握手の文化」の人たちがお辞儀をすると、頭がぶつかりそうになります。それは 2人の間の距離が握手をするのに適した距離で、「お辞儀の文化」の人たちよりも近いからです。
さあ、あなたはどちらの文化を持っていますか。ぜひ試してみてください。
1.日本人同士が出会った時、普通どんなあいさつをするか。A.笑顔をする。 | B.握手をする。 |
C.お辞儀をする。 | D.頭がぶつかる。 |
A.二人はお辞儀をしたことがないから |
B.もう一人は別の国の人で、握手の文化を持っているから |
C.頭がぶつかることは挨拶のひとつの形式だから |
D.もう一人は別の国の人で、頭がぶつかる文化を持っているから |
A.1人の日本人と1人の別の国の人はお辞儀をする距離 |
B.2人の日本人がお辞儀をする距離 |
C.2人の日本人が握手をする距離 |
D.1人の日本人と1人の別の国の人は握手をする距離 |
A.日本人同士が挨拶する時、お辞儀をしなければならない。 |
B.日本人は別の国の人と挨拶する時、よく握手をしながらお辞儀をする。 |
C.日本人同士がお辞儀をする時、よく頭がぶつかる。 |
D.「握手の文化」の人はお辞儀をする時、頭がぶつかりそうになる。 |
A.日本の文化 | B.お辞儀の文化 |
C.握手の文化 | D.お辞儀の文化と握手の文化 |
1.なにで内モンゴルに行きましたか。
A.今年 | B.車 | C.馬 | D.空 |
A.きれいでした | B.大きかったです |
C.おもしろかったです | D.おいしかったです |
A.写真を撮りませんでした | B.料理を作りました |
C.歌を作りました | D.馬に乗りました |
A.「わたし」と弟 | B.「わたし」と妹 | C.母 | D.父 |
A.来年行きます | B.とてもたのしかったです |
C.内モンゴルはにぎやかです | D.とてもおいしかったです |
6 . 私の新しい家はとても静かです。家の後ろにきれいな公園があります。公園の前に図書館と本屋があります。私はいつも8時に本を読みます。家の前に肉屋と銀行があります。スーパーに花屋とおいしいパン屋があります。今私はいつもパンを買います。とても便利(方便)です。
1.新しい家はどうですか(怎么样)。A.にぎやかです。(热闹) | B.静かです(安静) |
C.不便です。(不方便) | D.きれいです。(干净、美丽) |
A.公園があります。 | B.本屋があります |
C.肉屋があります | D.パン屋があります |
A.はい、そうです | B.はい、そうではありません |
C.いいえ、おいしいです | D.いいえ、おいしくないです。(不好吃) |
A.公園の中に | B.スーパーの中に |
C.喫茶店の隣に | D.パン屋の隣に |
A.パン | B.ケーキ | C.コーヒー | D.本 |
そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。
家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんな小さいことを考えていたら、10 億円は使いきれない。個人が 10 億円使うというのは、実は大変なことだ。
「10 億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。
何と言っても、10 億円を手にするなど想像したこともないから、最初は現実感がないだろう。( ア )、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた本当にやりたいことが見えてくるはずだ。それがあたなの夢だ。
「いくら夢を描いても、実際には 10 億円も稼げないんだから、仕方ない。」
あたなはそう考えるだろうか。それは違う。確かに 10 億円稼ぐ(挣钱)のは不可能かも知れない。けれども、10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ。
それは、あなたの夢に賛成する人が現れるからだ。夢に向かっていくあなたの真面目で一生懸命な姿勢に賛成して「お金を出そう」と言い出す人もいるかも知れない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかも知れない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。
大切なのは、10 億円を稼ぐ人間になることではなく、10 億円分の夢を描くことだ。そして、その大きい夢にふさわしい(适合)だけの大きい人間になっておくことだ。
1.文中の「けっこう多いんじゃないだろうか」に合うのはどれか。A.あまり多くない。 | B.とても多い。 | C.あまり少なくない。 | D.とても少ない。 |
2.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.しかし | B.そして | C.それで | D.例えば |
3.「本当にやりたいことが見えてくるはずだ」とあるが、どうすれば見えてくるか。
A.10 億円よりも想像しやすい金額から夢を考え始める。 |
B.10 億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。 |
C.10 億円があれば実現できることを常に考える。 |
D.10 億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。 |
4.「10 億円の夢を描けば、10 億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、その理由は何か。
A.10 億円の稼ぎ方を教えてくれる人が現れるかも知れないから |
B.10 億円を稼ぐための具体的な行動を起こせるかも知れないから |
C.夢を実現するうえで、誰が必要か分かるようになるかも知れないから |
D.夢の実現を助けてくれる人が現れるかも知れないから |
5.この文章で筆者が最も言いたいことはどれか。
A.大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。 |
B.大きい夢を描いて、努力によってその夢を実現することが大切だ。 |
C.大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。 |
D.大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。 |
8 . 東京に何年ぶりかの大雪が降りました。朝、窓の外を見ると、家の屋根も道路も木の枝も真っ白でした。
珍しいことなので、私はさっそく外へ出ました。公園ではもう子供たちが雪だるま(雪人)を作って遊んでいました。その回りで大きな声で笑っている姿は、とても楽しそうでした。
私は積もったばかりの雪を、手で取ってみました。手の中の雪が少しずつ溶けていきました。指先がずいぶん冷たくなりました。それでも、なんだか嬉しくてもう1度雪を取りました。今度は丸い玉にして遠くへ投げました。
私は雪が大好きです。だから、東京にも( ア )と思っています。しかし、父も母も雪が降ると嫌な顔をします。なぜなら、東京には雪が降るとさまざまな困ったことが起こるからです。道路や線路に雪が積もると事故が起こったり電車が止まったりします。滑りやすくなった道で転んでけがをする人も出てきます。雪が降った次の日の新聞にはそんな事故やけがのニュースが載ります。
そんなニュースを見ると嫌な気分になります。でも、積もったばかりの雪に触ると、やっぱり楽しくなります。
1.文中に「珍しい」とあるが、何が珍しいのか。A.窓の外を見たこと | B.外へ出たこと |
C.雪がたくさん降ったこと | D.子供たちが楽しそうに遊んいたこと |
A.手の中に雪が溶けてしまった。 | B.その雪で丸い玉を作って遠くへ投げた。 |
C.その雪で指先を冷たくした。 | D.その雪で雪だるまや丸い玉を作った。 |
A.あまり降らなければいい | B.たくさんの雪が降らなくてもいい |
C.雪が降ったり止んだりすればいい | D.もっとたくさんの雪が降ればいい |
A.雪が降って困ったことが起きたというニュース |
B.雪が降って嬉しかったというニュース |
C.雪が降って公園が真っ白になったというニュース |
D.雪が降ってたくさん積もったというニュース |
A.筆者 | B.父や母 | C.けがをした人 | D.子供たち |