1 . わたしの家族は京都に住んでいます。家族は父、母、姉、弟、おばあさん、そしてわたしの六人です。おじいさんは八年前に亡くなりました。父は弁護士で、母は小学校の先生です。姉は二年前に大学を卒業して、今、東京の会社で働いています。一人で会社の寮に住んでいます。弟は十七歳で、もうすぐ高校を卒業します。今、大学へ入るためにいっしょうけんめいに勉強しています。将来医者になりたいと言っています。おばあさんは毎日家でテレビを見たり、本を読んだりしています。わたしたちは毎晩食事の後いっしょにテレビを見たり、お茶を飲んだりしながらいろいろ話します。
日曜日には父の車で遊びに行ったり、映画を見に行ったりすることもあります。ときどき親戚の人や友達が遊びに来ます。夏休みはみんなで旅行します。わたしたちは毎日楽しいです。
1.このひとの家族はみんなで何人ですか。A.4人です | B.6人です | C.7人です | D.5人です |
A.もう死にました | B.はい、元気です |
C.はい、今、東京にいます | D.分かりません |
A.はい、そうです | B.まだわかりません |
C.いいえ、なりません | D.医者になりました |
A.お茶を飲んで話します | B.本を読みます |
C.ゲームをします | D.すぐ勉強します |
A.弁護士 | B.会社員 | C.教師 | D.看護師 |
2 . 日本では幼稚園や小学校で「おかしも」という言葉を習います。①「おかしも」とはどのような意味でしょう。「お菓子も」と書いて「肉や野菜だけでなく、『お菓子も』食べましょう。」という意味でしょうか。実は、②これは災害や事故などが起きた時に、安全に避難するための注意を一つにした言葉です。「押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない」という四つの言乗の初めの平仮名を並べたものです。
小学校で一年に何度も行われる避難訓練では、教室を出て校庭に逃げる練習をするのですが、その時子供たちが早く避難できるように、先生は『おかしも』ですよ。」と③何度も声を掛けます。一年に何度も、避難訓練のたびにこの言葉を耳にするので、④日本の子供たちで「おかしも」の意味を知らない子供はいないほどです。
本当に何かがあったときには、この訓練で「おかしも」を身に付けたおかげで子どもたちは怖がったり慌てたりせずに冷静に避難できるというわけです。「おかしも」は子どもたちを安全に避難させるために考えられたのです。
1.①「おかしも」とは何か。A.肉や野菜だけでなく、お葉子も食べようと勧める言葉 |
B.避難する時の注意を短くした言葉 |
C.避難訓練の時、教室を出て校庭に早く避難すること |
D.避難訓練の時、子供たちが冷静に行動すること |
A.幼稚園で習った言葉 | B.小学校で習った言葉 |
C.「おかしも」という言葉 | D.安全という言葉 |
A.子供たちが教室を出て早く避難できるように |
B.子供たちが肉や野菜などを食べられるように |
C.子供たちがお菓子も食べられるように |
D.子供たちが「おかしも」という言葉を覚えられるように |
A.毎日学校で先生から説明してもらうから |
B.避難訓練をする時にはいつもその言葉を聞くから |
C.大人たちが工夫して考えた言葉だから |
D.お菓子に似ている言乗だから |
A.子供の教育について | B.子供の言葉について |
C.避難訓練について | D.「おかしも」という言葉について |
3 . 日本は、国土が狭くて、資源が乏しい国です。外国との貿易がないと、わたしたち日本人は、1日も生活することができないでしょう。日本から外国への主な輸出品は、自動車・機械・鉄鋼などです。逆に、石油・石炭・鉄鉱石などの工業原料や燃料は、基本的に輸入しています。
日本製の自動車は、ガソリンの消費量が少なくて、世界中で人気があります。しかし、自動車を作るために必要な原料は、基本的に輸入しています。わたしたちの毎日の生活は、世界の国々との繋がりによって、り立っています。
国と国の繋がりは、貿易だけではありません。近年、世界中で演劇やスポーツなど、文化の交流が盛んになりました。文化の交流によって、これまで知らなかった外国の姿に接することも可能になりました。
文化の交流は、心の交流です。物の交流と同じ、大切な繋がりです。中国と日本の交流も、物と心の両面でもっと盛んになるでしょう。
注释:繋がり:联系,关联; ~によって:通过,因而;~ために:为了;少しだけ:只有一点儿
1.日本から外国への主な輸出品は何ですか。
A.石油 | B.自転車 | C.燃料 | D.鉄鋼 |
A.価格が安いですから。 | B.ガソリンの消費量が少ないですから。 |
C.原料は輸入していますから。 | D.質がいいですから。 |
A.貿易です。 | B.演劇やスポーツです。 |
C.貿易や文化の交流などです。 | D.文化です。 |
A.中国と日本の交流も物と心の両面でもっと盛んになるでしょう。 |
B.筆者は毎日の生活は世界の国々との繋がりで成り立っていると思っています。 |
C.筆者は文化の交流は心の交流だと思っています。 |
D.日本で自動車を作るために必要な原料は、少しだけ輸入しています。 |
A.日本の自動車。 | B.日本の輸入品と輸出品。 |
C.国と国の繋がり。 | D.国と国の文化の交流。 |
4 . 田中さんの家は東京にいます。田中さんの家は広くて明るいです。家から地下鉄 まで歩いて30分かかります。地下鉄から会社まで20分ぐらいかかります。会社は9 時から働きます。月曜日から金曜日まで出勤しますが、週末は休みます。週末の時、田中さんはいつもスーパーへ買い物に行きます。家からスーパーまで歩いて15分かかります。スーパーに行く途中に焼肉のお店がありますから、いつも行きます。
1.田中さんはどこに住んでいますか。A.東京 | B.京都 | C.大阪 | D.奈良 |
A.30 分 | B.20 分 | C.50 分 | D.10 分 |
A.五日間働きます | B.三日間働きます | C.七日間働きます | D.一日間働きます |
A.スーパーへ買い物に行きます | B.スーパーへ勉強に行きます |
C.会社に行きます | D.東京に行きます |
A.狭いです | B.狭くて明るいです | C.広くて明るいです | D.明るくないです |
5 . 昨日は日曜日でした。とてもいい天気でした。田中さんは家族と公園に行きました。田中さんは午前9時に出発しました。家から公園まで二キロぐらいでした。歩いて30分ぐらいかかりました。公園にたくさんの人がいました。2時間ぐらい遊びました。みんな疲れました。午前12時ごろ、タクシーで家に帰りました。
1.今日は何曜日ですか。A.金曜日 | B.土曜日 | C.日曜日 | D.月曜日 |
A.6時 | B.7時 | C.8時 | D.9時 |
A.1時間 | B.2時間 | C.3時間 | D.4時間 |
A.11時 | B.12時 | C.午後1時 | D.午後2時 |
A.バス | B.電車 | C.自転車 | D.タクシー |
6 . 人から聞いた話だが、酒も飲まず、たばこも吸わずに規則正しい(有规律)生活をし、節制に頑張ってきた人が、50歳で不治の病にかかってしまった。
この人の嘆き(哀収)は強く、自分はこれほどまでに節制に頑張ってきたのに、早く死ぬことになるのに対して、自分の同僚であまり節制もせず勝手に生きてきた人が、病気にもならずにピンピンしている(硬朗)のは、まったく話が合わないと言っていた。
この人の嘆には、その通りだと同情を禁じ得ない(禁不住)が、「節制すれば長生きができるはずだ」と思っているのも、少し一面的のように感じられる。
(ア)、節制することは健康にいいだろう。しかし、それは節制しないのに比べると、その人の命を延ばすことに役立つかもしれないが、別に他人と比較することはないだろう。人にはそれぞれの生き方がある。もっと考えれば、無理な節制によるストレス(精神压力)が、この人にとってはよくなかったのかもしれない。とにかく、人間の寿命なんてものは、それほど単純な因果関係で分かるものではなさそうである。
1.( )文中に「話が合わない」とあるが、それの指すことはどれか。
A.節制しても、節制しなくても長生きできない。 |
B.節制しても長生きできないが、節制しなければ早く死ぬ。 |
C.節制すれば長生きできるが、節制しなければ長生きできない。 |
D.節制している人は早く死ぬのに、節制していない人は元気でいる。 |
A.筆者 | B.勝手に生きてきた人 |
C.不治の病にかかった人 | D.たばこを吸って病気になった人 |
A.つまり | B.そして | C.たしかに | D.ところで |
A.命を延ばすこと | B.節制をすること |
C.勝手に生きること | D.他人と比較すること |
A.寿命と節制はあまり関係がない。 | B.無理に節制すると、早く死んでしまう。 |
C.あまり節制しないほうが長く生きられる。 | D.節制すれば、他の人より長く生きられる。 |
7 . わたしは、家のエアコンを取り替える(替换)仕事をしています。エアコンを買った人の家に行って、古いエアコンと新しいエアコンを取り替えます。1年で一番忙しいのは、7月です。日本は、7月からだんだん暑くなって、エアコンを使い始める人が増えるからです。わたしは、よく「冬は寒いから、暇でしょう」と言われましたが、( ア )、冬も忙しいです。部屋を暖かくするときは、ストーブ(暖炉)が便利ですが、ストーブは火を使うので、危険です。ほとんどのマンションやアパートは、ストーブを使ってはいけないので、冬もエアコンを使う家が多いです。
この仕事は、雨の日は、一番疲れます。雨が降っていると、エアコンを外から家の中へ運ぶとき、体が濡れます。雨が強い時は、弱くなるのを待たなければならないので、時間もかかります。でも、お客さんに「ありがとう」と言ってもらうと、とても( イ )です。これからも、この仕事を続けていきたいです。
1.文中に「一年で一番忙しいのは、7月です」とあるが、それはなぜか。A.7月になると、晴れる日が多くなるから。 |
B.7月になると、故障するエアコンが増えるなるから。 |
C.7月になると、エアコンを使う人が増えるから。 |
D.7月になると、部屋を暖かくしたいが増えるから。 |
A.その上 | B.こうして | C.実は | D.特に |
A.便利で安いです | B.便利で安全です | C.便利ですが、高い | D.便利ですが、危ない |
A.風 | B.雨 | C.エアコン | D.体 |
A.うれしい | B.気持ち悪い | C.寂しい | D.悲しい |
8 . 佐藤さんは新しいうちは静かなところにあります。うちの隣にきれいな公園があります。公園の前に図書館と喫茶店があります。佐藤さんは図書館で本を借ります、そして、公園で読みます。時々、喫茶店で読みます。喫茶店にコ一ヒ一がおいしいです、佐藤さんはそれが一番すきです。うちの近くに郵便局と銀行があります。郵便局と銀行の間にス一パーがあります。ス一パ一の中に花やおいしいパンなどがあります。とても便利です。
1.ス一パ一はどこにありますか。A.公園の隣に |
B.喫茶店の前に |
C.郵便局と銀行のうしろに |
D.郵便局と銀行の間に |
A.本をよみます |
B.本をかいます |
C.本をかります |
D.本をみます |
A.いつも公園で読みます。 |
B.図書館で読みます、時々喫茶店で読みます。 |
C.公園で読みます、時々図書館で読みます。 |
D.公園で読みます、時々喫茶店で読みます |
A.にぎやかです | B.べんりです | C.せまいで | D.ひろいです |
A.本 |
B.コーヒー |
C.パン |
D.花 |
失敗はマイナス面だけ見れば、確かにこれほど嫌なものはありません。(ア)反対にプラス面を見てみると、失敗が人類の進歩、社会の発展に大きく貢献してきた事実があることも忘れてはならないように思います。
昔から人間は失敗に学び、そこからさらに考えを深めてきました。人々の生活を楽にした発明を振り返って(回顾)みても、そのすべては「失敗は成功の母」、「失敗は成功のもと」などの言葉に代表されるようなもので、過去の失敗から多くのことを学んで、これを新しい創造の種にすることで、成功できたのです。
個人のことを考えても同じことが言えます。わたしたちが日常的に行っているすベての事、仕事でも家事でも、趣味でも何でも、失敗がなければ、上手になることは(イ)です。人の行動には必ず失敗がつくものですが、一方でそうした失敗がなければ、人間が成長していくこともまたあり得ません。
1.文中の「その人1とはどのような人か。A.失敗しか知らない人 | B.新しいことに挑戦する人 |
C.成功しても喜びもしない人 | D.新しいことに挑戦しない人 |
A.それで | B.すると | C.しかし | D.だから |
A.考えを深めたこと | B.失敗から学んだこと |
C.人類が進歩したこと | D.社会の発展に貢献したこと |
A.可能 | B.能率 | C.不思議 | D.不可能 |
A.挑戦しなければ必ず成功する。 |
B.失敗から学ぶことが大切である。 |
C.失敗はプラスの面ばかりである。 |
D.失敗はマイナスの面ばかりである。 |
10 . 週末があっという間に過ぎると感じる人には、ある共通点があります。
週末、起きる時間が遅いのです。
「週末は,だらだら(慵懒)過ごしたい」と思い、多くの人が起きる時間が遅くなりがちです。ところが、昼頃に起きて食事を済ませると、気づけば夕方です。「あれ,もう1日が終わりか。速いなあJと思います。
貴重な週末の1日を無駄に過ごし、損をしたような気分になるのです。人は起きる時間が遅いほど、1日も(ア)感じる傾向があります。少なくとも週末は、ゆっくりしたいと思いますが、本当にゆっくりすると、あっという間に時間が過ぎます。週末にやろうとしていたことが、思うようにできなくなるのです。少しでも週末を長く感じるには、朝がポイント(关键)です。
週末こそ、早起きをしましょう。早起きすると、体感できる1日が長くなります。人より早く行動を始めると、体感できる週末が長く感じられるようになります。少し早起きするだけで、休日が1日分長くなったような気がして、得した気分を味わえます。平日の疲れは、週末のぜいたくによって、癒し(治愈)ましょう。おいしいものを食べたり、友だちと話をしたり、温泉に行ったりです。
誰もがまだ起きていない時間から、週末を楽しめるのは気持ちのいいことです。
1.文中に「共通点」とあるが、その共通点はどれか。A.夕方まで寝ること | B.週末に早く起きること |
C.週末に遅く起きること | D.早起きして食事を済ませること |
A.長く | B.短く | C.暗く | D.明るく |
A.早起きすると,1日が長く感じるようになるから |
B.早起きするだけで,疲れを癒すことができるから |
C.朝,たくさん寝れば,得をした気分を味わえるから |
D.人より早起きすると,損をしたような気分になるから |
A.早起きの人は遅く起きる人より十分に週末を楽しめること |
B.早起きの人は遅く起きる人より週末をだらだら過ごせること |
C.遅く起きる人は早起きの人よりおいしいものを食べられること |
D.遅く起きる人は早起きの人より週末をぜいたくに暮らせること |
A.週末を無駄に過ごしても損ではない。 |
B.早起きしても週末を十分に楽しめない。 |
C.遅く起きる人は週末が速く過ぎると感じる。 |
D.早く起きる人は週末が速く過ぎると感じる。 |