1 . そのころ、日本で一番強い人は将軍でした。一休さんがとても頭がいい子どもだと聞いて、将軍は一休さんと会いたいと思いました。
ある日、将軍は安国寺の和尚さんに言いました。「 ① 。私の家に連れて来なさい」和尚さんと一休さんは将軍の家に行きました。将軍の家はとても立派でした。部屋にはきれいな絵がたくさんありました。「一休、おまえは頭がいいから、何でもできるだろう。この絵を見なさい」と、将軍は言いました。それは虎の絵でした。「この虎は人を食べるから、とても危ないのだ。一休、この虎を縄で捕まえてください」この虎は絵の虎ですから、捕まえることができません。一休さんは、どうするでしょう。
和尚さんは心配しました。しかし、一休さんは笑っていました。そして、「 ② 。私が縄で捕まえます」と言って、縄を持って虎の絵の前に立ちました。「将軍さま、私が縄で捕まえますから、早く虎を絵から出してください」。「うーむ」将軍は何も言うことができませんでした。
1.「 ① 。私の家に連れて来なさい」 ① に最も正しいのを選んでください。A.私は和尚さんに会いたい | B.私は一休に会いたい |
C.私は和尚さんを見たい | D.私は一休を見たい |
A.本物です | B.偽物です | C.分からないです | D.以上都不正确 |
A.分かりました | B.分かりません |
C.何? | D.知りました |
A.一休さんが虎を捕まえましたから | B.一休さんが笑ったから |
C.将軍が一休さんに感心したから | D.将軍が虎を捕まえましたから |
A.一休さんの頭がいい |
B.虎は捕まえることができませんでした |
C.文章のタイトル(题目)を「将軍と虎」にするのが一番いい |
D.将軍の家に絵が少ししかありません |
2 . 九月に入り、朝夕だいぶ過ごしやすくなりました。大学では、いま試験が終わったところで、ほっとしています。
来年の春、君が日本に留学するという知らせを聞いてとても喜んでいます。よかったですね。
日本に来てまだそれほど長くはありません。ただ一年半だけにすぎません。この間に、ぼくが一番努力してきたことは日本語の学習と、自分自身の目で日本を見るということです。
もちろん、日本へ来た(ア)、日本語を話せるようになりたいのです。言葉が通じなければ何もできないし、何をするのにも時間がかかります。君は英語が話せるから、日本語がわからなくても大丈夫だと考えているかもしれませんが、それは間達った考えです。日本という国にはさまさまな文化が取り入れられ、たくさんの国の料理も楽しめるのですが、言葉(イ)、日本中どこへ行っても日本語しか使われていないのです。いや、日本語しか通じないのです。科学技術の高度に発達した国なのに、なぜこうなのか、長い間不思議に思っていましたが、最近分かってきました。日本の人々は外国で生活さえしなければ、日本語だけで、十分に生活したり勉強したりすることができるのだということです。ですから日本語の学習は僕にとっては日常生活のためだけではなく、専門の研究のためにも必要なものなのです。日本に来て習い始める人もいるようですが、できれば国ですこし学んでから来たほうがいいと思います。ぜひ勉強を始めてください。
1.文中の(ア)に入るもっとも適切なものはどれか。A.以上 | B.ので | C.のに | D.こそ |
A.言葉が通じなければ何もできないという考え |
B.英語が話せるから大丈夫だろうという考え |
C.日本語がわからなくても問題ないという考え |
D.英語は大事だという考え |
A.にとっては | B.については | C.によっては | D.にかかわり |
A.日本という国にはさまさまな文化が取り入れられているから |
B.日本ではたくさんの国の料理も楽しめるから |
C.日本では日本語しか通じないから |
D.日本は科学技術の高度に発達した国だから |
A.日本語だけで十分だから、日本語しか使われていないのだ。 |
B.日本は英語が要らない国だ。 |
C.日本語の学習は日本に来てから始めたほうがいい。 |
D.英語がわかると日本で十分生活できる。 |
3 . 洋風化していない食事、つまり昔から食べてきた伝統的な和食のほうが健康によいと考える人たちがいる。しかし、伝統的な和食を食べていた時代の日本人は、(ア)今のように長寿ではなかったし、健康でもなかったし、体格もよくなかった。
日本人が健康で長寿になったのは、第二次世界大戦後に、主としてアメリカの影響で、日本人の食事が洋風化してからのことである。戦後、食事が急激に洋風化した約30年間しで、日本人の寿命や体格は急にのびたのだ。
健康と長寿に貢献する食事というのは、日本の伝統的な和食ではない。和食に乳製品や肉類の食料が加わり、野菜や果物の種類が豊富になった。そして、食塩の摂取量が減り、卵を毎日食べられるようになり、エネルギーが増えた。(イ)、日本人の健康度がのぼり、寿命も延ばしたのである。
伝統的な和食ではなく、このような栄養バランスに優れた食事を、研究者たちは日本型の食事と呼んでいる。しかし、現代では、洋風化が行きすぎてしまい、理想的といわれている日本型食事よりも欧米型食事に近づきすぎているのだそうだ。それを少し戻すためには伝統的な和食のよさを取り入れる必要があるのである。
1.文中の(ア)に入るもっとも適切なものはどれか。A.けっして | B.はっきり | C.ぜったい | D.しっかり |
A.伝統的な和食ばかり食べたから |
B.毎日卵ばかり食べたから |
C.アメリカ人のように肉類をたくさん食べたから |
D.戦後、食事の栄養のバランスがよくなったから |
A.だから | B.そのかげで | C.それが | D.それと |
A.食事を洋風化するのはよくない |
B.日本人は今アメリカ人のように肉ばかり食べる。 |
C.現代の日本人は和食より洋食をもっと好んでいる。 |
D.欧米型食事は健康に悪い。 |
A.長生きするためには、洋食を食べてはいけない。 |
B.洋食を食べないと、健康にならない。 |
C.健康のために、昔の伝統的な和食に戻るべきた。 |
D.栄養のバランスが取れた食事こそ、体にいい。 |
4 . 私は1950年、アメリカへ医学を勉強に行った。戦後まもなくのころで、私はまずアメリカのものの豊かさ、またアメリカ人の明るさに深く感心した。
(ア)自分の考え方や感じ方がアメリカ人と異なるので、時々アメリカ人の冷たさを体験した。例えば、アメリカに行って最初の頃だったが、日本の知り合いに紹介されたアメリカ人を訪ねて、しばらく話をしていると、「あなたはおなかがすいているか。ケーキがあるのだが」と聞かれた。私はおなかがすいていたが、はじめて会った相手にそれを聞かれて、すいていないと答えた。たぶん、もう一回ぐらい勧めてくれるだろうと思っていたのだ。(イ)相手は「あ、そう」と言っただけで、私はがっかりして、おなかがすいていると答えればよかったのにと思った。そして、もし相手が日本人なら、大体はじめて会った人におなかがすいているかなどと聞くことはせず、何かあるものを出してくれるのにと考えた。
1.文中の(ア)に入るもっとも適切なものはどれか。A.それで | B.それと同時に | C.しかし | D.そこで |
A.そして | B.つまり | C.しかし | D.だから |
A.相手がはじめて会った人だから |
B.相手がアメリカ人だったから |
C.相手が考える時間をくれなかったから |
D.相手の態度が冷たかったから |
A.おなかがすいていないから |
B.アメリカ人におなかがすいているかと聞かれたから |
C.おなかがすいたのに、ケーキしかないから |
D.アメリカ人の招待のしかたをしらずに、まちがった返事をしたから |
A.作者はアメカ人の招待のしかたに深く感心している。 |
B.アメリカ人の明るさに感心をしている反面、習慣の違いにも困っている。 |
C.アメリカ人より日本人のほうが招待のしかたを知らないと感じている。 |
D.アメリカ人は人を招待するとき、一回しか誘わないから駄目だ。 |
5 . 日本の大都市の通勤時聞帯の混雑ぶりは世界的に有名です。朝は7時から9時ぐらいまでの短い時間に集中し、夜は6時ごろから終電まで長く続きます。5時に勤務時間が終わるのが、普通ですが、定時に帰宅する人がほとんどいないからです。
「帰宅が遅くなるのは、残業が多いことがもちろん大きな理由ですが、( ア )だけではありません。1~2時間残業した後、帰宅の途中で「一杯飲んでいく」ことがよくあります。1日の仕事の疲れやストレスをとるためと言えます。飲む場所は、日本的な「居酒屋亅、西洋風な「スナック」などがあります。これらは一般に飲み屋と呼ばれています。大きな会社には社員クラブもあり、安い値段で飲んだり、食べたりすることができます。
本当に一杯のお酒で帰宅することもありますが、何軒も回って飲むこともあります。たいていの飲み屋はカラオケの設備があり、そこで歌うのが目的で飲む人もいます。夜遅くまで楽しんで、帰るのが遅くなります。そして、飲みすぎて「二日酔い」に苦しんでも、次の日は決して休まないのが、日本のサラリ一マンです。
1.日本の大都市の通動時聞帯の混雑ぶりは世界的に有名です。それはどの意味ですか。A.日本の大都市の通勤時間帯の混雑さはとても大変だ。 |
B.日本の大都市の通勤時間帯の混雑さは誰でもわかる。 |
C.日本の大都市の通勤時間帯の混雑さは世界一だ。 |
D.日本の大都市の通勤時間帯の混雑さはすばらしい。 |
A.それ | B.その | C.この | D.あの |
A.残業が多いから。 |
B.帰宅の途中、一杯を飲んで帰るから。 |
C.残業が多くて、帰宅の途中、一杯を飲んで帰るから。 |
D.通勤時間帯が混雑だから |
A.ストレスを解消するから。 |
B.飲み屋は家の近くにあるから。 |
C.道が込んでいるから。 |
D.飲み屋で歌を歌うことが好きだから。 |
A.日本は残業が多く、みんな遅く帰る。 |
B.夜より朝のほうが込んでいる。 |
C.日本のサラリ一マンは仕事が終わってみんな飲みにいく。 |
D.飲みすぎても、次の日必ず出勤する。 |
6 . 江戸時代は1603年から1868年までで、約260年ありました。この時代はいろいろな規則がありました。
江戸時代の人は外国へ行ってはいけませんでした。( ア )、 外国の船は日本に入ってはいけませんでした。長崎だけ入ってもよかったです。
またキリスト教を信じてはいけませんでした。みんなお寺に名前を登録しなければなりませんでした。( イ )、 牛肉と豚肉を食べてはいけませんでした。
江戸時代は藩(*1) がありました。藩に大名(*2) がいました。大名は自分の藩と江戸にうちがありました。そして、藩に1年江戸(*3) に1年、住まなければなりませんでした。奥さんと子どもは江戸に住んでいました。江戸まで歩いて行かなければなりませんでしたから、とても大変でした。
また江戸時代の長男はお父さんの仕事をしなければなりませんでした。いろいろ規則がありましたが、平和な時代でした。
(*1)藩:大名的領地。(*2)大名:江戸吋代統一-管轄 領地的独立領主。
(*3)江戸:日本奈京的旧称。
1.( ア )に入るものはどれか。
A.それで | B.そして | C.しかし | D.それでも |
A.長い歴史と多くの規則がある。 | B.外国へ行ける。 |
C.外国の船は日本に自由に入る。 | D.キリスト教を信じる。 |
A.それでも | B.それは | C.しかし | D.それから |
A.お寺に名を登録する。 | B.牛肉と豚肉を食べる。 |
C.大名は好きなところに家族と住む。 | D.好きな仕事をする。 |
A.江戸時代は規則多くて、大変な時代だ。 |
B.江戸時代はみんな自由に選べられる。 |
C.江戸時代は外国の船は日本に入れない。 |
D.江戸時代は規則がおおくて、平和な時代だ。 |
7 . 私は13歳の中学生です。最近、寂しくて泣きたくなることがあります。私は人と話すことが上手ではありません。( ア )、 友達もできません。一人だけいい友達がいましたが、その人が北海道へ行きました。私は毎日電話を掛けましたが、1カ月の電話代が3万円にもなったので、電話ができなくなりました。
家では、兄が大学受験勉強で、母は兄のことだけ心配しています。父も仕事が忙しくて、私の話を全然聞きません。
勉強がしたいのですが、できません。( イ ) 何もできない毎日です。
1.( ア )に入るのはどれか。A.しかし | B.でも | C.それから | D.ですから |
A.人と友達になるのは好きではないから。 |
B.人と話すことが上手ではないから。 |
C.中学生で勉強が忙しいから。 |
D.寂しくてなくから。 |
A.毎日電話をしなければいけない。 | B.電話がなくなったから。 |
C.電話代がたくさんでたから。 | D.友達が北海道へ行ったから。 |
A.中学生だから。 | B.毎日友達に電話するから。 |
C.兄が受験勉強するから。 | D.勉強ができないから。 |
A.本当に | B.実は | C.ゆっくり | D.なぜか |
8 . 日本ではペットといえば、犬や小鳥や金魚などが一般的だったが、最近は蛇や豚などこれまでペットとは思われていなかったものも飼われるようになってきた。また、飼い方も変わってきている。
これまで人とペットの間は飼っている人と飼われているものというはっきりした上下関係があった。(ア)、今は家族の一員のように思っている人が多い。ぺットをまるで自分の子供のようにかわいがる人が多いのだ。これは家族構成の変化などが影響しているためと思われる。記念写真を撮りにわざわざ写真館へ行ったり、ブランド物の洋服を着せたりする人もいるそうだ。また、日本の狭い住宅事情に合うことから、手軽に飼える小さなペットが好まれている。最近では、ペットを家の中で飼う人が多くなってきている。そのため、ペットを飼ってもいいアパートやマンションは人気がある。ペットを飼う人の数は増えているのだ。
最近、日本人とペットの関係はどのようになっていくのかというアンケート調査が行われた。その結果、「家族同様に生活する世帯が増える」、「老後のパートナーとしての重要性が増す」と答えた人が多く、少子高齢化が進む中、ペットの地位は確実に高くなってきているようだ。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なのはどれか。A.また | B.さらに | C.それで | D.しかし |
A.蛇や豚などが飼われるようになってきた。 |
B.ペットを庭で飼う人が減ってきている。 |
C.手軽に飼える小さいペットが人気がある。 |
D.ペットを自分の子供みたいにかわいがる人が多い。 |
A.日本人の飼うペットの種類が変わったから |
B.ペットを家の中で飼う人が増えてきているから |
C.日本人とペットの間ははっきりした上下関係だったから |
D.昔と比べて今では日本の住宅が狭くなってきているから |
A.ペットを買うために大金を払ったから |
B.手軽に飼えるペットが流行っているから |
C.少子化と高齢化が同時に進んでいるから |
D.ペットにブランド物の洋服を着せたりするから |
A.日本のペットの種類 | B.日本のペット事情 | C.ペットと住宅 | D.ペット |
9 . 2013年にユネスコ(联合国教科文组织)無形文化遺産に登録された「和食.日本人の伝統的な食文化」には、料理そのものだけではなく、自然を大切にする日本人の心に基づいた食文化も含まれます。
この10年で、海外では日本食レストランが増えています。農林水産省によると、2013年に約5万5千店だったのが、今年の調査では約18万7千店と、3 倍以上に増えました。
また、観光庁が今年1月から3月に行った訪日外国人への調査による1と、日本を訪れる前に期待していたこととして「日本食を食べる」が最も多く、8割を超えました。和食会議.事務局は、日本食への関心が高まっている理由の一つに「健康的な食事として注目されていること」を挙げます。(ア)、国内に目を向けると、農林水産省の22年度の調査では、和食や和食文化について教わったり、受け継いだりした経験が「ある」と答えるのは25.4%にとどまりました。
和食をめぐっては「調理が難しそう」「手間がかかる」などのイメージから、今後、家庭で和食を作る機会が(イ)ことが心配されています。和食会議.事務局は「次世代を担う中高生が、改めて和食のすばらしさを考え、日本の食文化をしっかりと受け継いでいってほしい」と話します。
1.この文章によると、この10年で、どんな変化が起こったのか。A.国内外では日本食レストランが増加している。 |
B.国内では約日本食レストランの5万5千店から18万7千店に増えた。 |
C.海外では、日本食レストランは3倍以上に増えた。 |
D.海外では日本食レストランがこれから増え続けていく。 |
A.なので | B.だから | C.それでも | D.しかし |
A.増えてしまう | B.多くなってしまう | C.減ってしまう | D.与えられてしまう |
A.国内外の人々は日本食への関心が高まっている。 |
B.日本食への関心は日本国内より海外のほうが高い。 |
C.日本国内では和食への関心を持っている人はいない。 |
D.国内外の人は日本食を楽しみにしている。 |
A.日本人なら誰でも和食を作ることができる。 |
B.和食を作られる外国人がますます多くなる。 |
C.和食は海外では健康食として注目されている。 |
D.今の中高生は日本の食文化をしっかり受け継いでいる。 |
10 . 参勤交代とは、大名(诸侯领主,即拥有大量领地的武士)が領国と江戸とを1年おきに往復する制度のことだ。たとえば4月から1年間江戸に滞在し、翌年の4月に領国に帰って1年過ごし、その翌年の4月にまた江戸に上る(进京)というような移動を繰り返す。大名は領国と江戸を行ったり来たりだけど、大名の妻や子供はずっと江戸に留まらなければならない。大名は1年間妻や子供に会えないわけである。
参勤交代の制度は、大名が将軍家に対して謀反などの意図をさせず、主従関係をしっかりするために決められたものだ。また、大名行列の費用や江戸での滞在費用は莫大なもので、大名家(ア)すごく大きな負担となった。それは大名家があまり力をつけないように財産を消費させる目的があった。
(イ)、大名や武士を相手に仕事をする江戸の町人や商人たちはだんだん豊かになっていった。また、武士たちが頻繁に往来することで、江戸などの大都市の文化や産物が地方に伝わったり、街道や宿場が整備されたりという「副産物」もあった。
1.文中には「大名の妻や子供はずっと江戸に留まらなければならない」とあるが、その目的は何か。A.大名の妻や子供を人質とすること |
B.大名は翌年に妻や子供に会えること |
C.大名の妻や子供が江戸を観光できること |
D.江戸の文化や産物が地方に伝わること |
A.に対して | B.について |
C.に関して | D.にとって |
A.大名の財産を消費させること |
B.大名が武士を相手に仕事をすること |
C.大名行列を作り、江戸に一年間住ませること |
D.大名が将軍家に対して主従関係をしっかりすること |
A.一方 | B.つまり | C.それとも | D.それでは |
A.将軍家の負担が大きくなったから |
B.江戸の街道や宿場が整備されたから |
C.大名たちとその家族が江戸に集まり、財産を消費するから |
D.大都市の文化や産物が地方に伝わり、地方も豊かになったから |