1 . 絵本を読む時間というのは、その気持ちさえあれば、だれにでもいくらでも見つかるものです。1冊の絵本は5分から10分もあれば読み終えられるのですから。そしてそのひとときは、親と子の気持ちがとても自然に寄りそい、通い合います。こうして私は父親としての気持ちを充分に満足させられ、子どももそれをとても楽しみにしていました。子どもたちが成人した今も、そのときのいろいろの思い出は、親にも子どもにも、心の中にはっきりと残っています。それが人間の絆というものかもしれません。
ア母親も絵本を読んでやっていました。私たち夫婦は、子どもに食べものを与えるのとまったく同じ感覚で、子どもに絵本を読んでやりました。それは特別なことではなく、生活の中に本があることがごく自然だったからです。こうして子どもたちへの本読みは、10年問以上も続きました。しかし子ども自身に早くから絵本を読ませるようには、決して指導しませんでした。
「本」好きの子どもに育てるには、お母さんはどなたも、わが子が本好きで、読書力のある子どもに育って欲しいと願っていらっしゃるでしょう。しかし、現実は必ずしも親の願いどおりにはなりません。どこでどうすれちがう(错过去)のでしょうか。
1.「見つかるもの」 とあるが、何を指すか。A.絵本 |
B.時間 |
C.子供 |
D.親 |
A.幼い子供を持っている父親 |
B.成人した子供を持っている母親 |
C.幼い子供を持っている母親 |
D.成人した子供を持っている父親 |
A.もちろん | B.たとえば |
C.しかし | D.ですから |
A.子供の気持ちを満足させること |
B.子供に食べものを与えること |
C.子どもに絵本を読んでやること |
D.生活の中に絵本がたくさんあること |
A.本好きで、読書力のある子どもに育つこと |
B.早くから絵本が読めること |
C.親と子供の絆を強めること |
D.早く大人になること |
2 . 先日も、クリニックに通っているお母さんと一緒の小学生が、ファーストフードと炭酸飲料を片手に、これから塾に通うんだと言っていた。手にしたハンーバーガーは、お母さんの運転するマイカーの中で食べるのだそうだ。
塾が終わるのは午後8時を過ぎるので、お腹がすいてしまうという。
「何時に寝るの?」と聞いたら、夜中の1時ごろという答えが返ってきた。
最近、子供の高脂血症が増えている。小学生から高校生までのおよそ5~15パ一セントはコレステロール(胆固醇)が高いと言われている。
運動をせず、学校と塾の往復で、ファーストフードを食べているとコレステロールが高くなるのは当然である。子供の食べている食品の種類が昔に比べて著しく減ってきて、いつも同じものばかり食べている、という報告も発表されたばかり
こんなことでは、子供がフォアグラ(醫鵝肝)になってしまいそうだ。お母さん、英語や漢文もいいけれど、その前にもっと大切なことがありませんか。
子供のころに、おやつに作ってもらった蒸かしたサツマ芋。くたくた(精疲力尽)になるまで走り回った後に食べた夕食の味。そんな楽しみを失ってしまった子供たちは、アである。
1.「マイカーの中で食べる」とあるが、それはなぜか。A.急いで塾に通うから |
B.マイカーの中で食べるのが美味しいから |
C.子供がマイカーが好きだから |
D.店に食べるところがないから |
A.先生 |
B.お母さん |
C.子供 |
D.筆者 |
A.運動したくなくなる |
B.成績がよくなる |
C.コレステロールが高くなる |
D.食品の種類は少なくなる |
A.英語や漢文の勉強 |
B.夕食の味 |
C.生活の楽しみ |
D.食品の種類 |
A.うれしい |
B.気の毒 |
C.健康 |
D.難しい |
A.食べはじめる | B.食べておわる | C.食べおわる | D.食べはじまる |
A.なりよう | B.なりそう | C.なりたい | D.なろう |
A.おき | B.あり | C.い | D.み |
A.苦しかったら | B.苦しくても | C.苦しいが | D.苦しくなると |
A.行って | B.行けて | C.行かせて | D.行かれて |
A.買えば | B.買うなら | C.買うと | D.買ったら |
A.で | B.に | C.が | D.まで |
A.よう | B.そう | C.みたい | D.らしい |