A.か | B.が | C.と | D.を |
2 . 若者が結婚に積極的でなくなったと言われていますが、出会う機会が減ったせいもあります。確かに昔は恋人がいない場合は親戚のおじさんやおばさん、会社の上司などから見合い話が持ち込まれることがたびたびありました。現在は人と人との結びつきが弱くなったためにそういう人が減っています。
代わりに登場したのが結婚紹介所です。出会いの場を設ける様々な工夫が採り入れられています。ただ飲んだり食べたりするだけのパーティーだけでなく、一緒にゴルフをしたり、料理を作ったり、様々な楽しみが用意されています。
中でも最近犬あるいは猫がいる喫茶店での婚活が注目されています。元々、犬・猫が好きな人同士が集まりますから共通の話題もあります。また会話が中断しても目の前にいる犬や猫と遊べばいい。
(ア)、気まずい(尴尬)思いをすることもありません。普通の婚活より緊張しないですむし、話がまとまらなくても、犬や猫と遊べて楽しいので参加者は満足しているそうです。
1.文中の「そういう人」の指すものはどれか。A.結婚に積極的でなくなった人 |
B.結婚相手を探している人 |
C.結婚相手を紹介してもらえる人 |
D.人間関係に弱い人 |
A.親戚の人や会社の上司などから見合い話が持ち込まれる。 |
B.素敵な結婚相手を紹介してくれるが、お見合いの場所は自分で探す。 |
C.飲んだり食べたりするだけでなくいろいろな活動も楽しめる。 |
D.犬あるいは猫を連れて行ってもかまわない。 |
A.犬か猫を連れて行って婚活をすれば、緊張することはほとんどない。 |
B.犬か猫のいる喫茶店で婚活をすれば、緊張することはほとんどない。 |
C.犬か猫と遊ぶために、婚活をする人がいつも喫茶店を選ぶ。 |
D.犬や猫が好きな人同士と知り合って、婚活の成功率が高くなる。 |
A.だから | B.ただし |
C.ところで | D.それとも |
A.会話が止まっても気まずくならないから |
B.犬や猫がかわいいから |
C.犬や猫と遊ぶとリラックスできるから |
D.婚活の相手が犬や猫が好きな人だから |
3 . たばこの煙が原因でたばこを吸っていない人も病気になることがあります。東京都調布市と大分県では、ある取り組み(措施)を始めました。
東京都調布市では、住んでいる人や市に来た人たちの健康のため、公園や駅の前、学校の近くでたばこを吸ってはいけないことにしました。
(ア)のために、禁煙のレストランや喫茶店などを紹介する本も作りました。この本では、市にある70ぐらいの店を日本語と英語で紹介しています。
(イ)、大分県では、コンビニの前にたばこの灰皿を置くことをやめる実験を始めました。灰皿が置かれているのは入り口付近で、子供がたばこの煙を吸ってしまうことがあるからです。
この実験を始めたのは、大分県の灰皿が置いてあるコンビニのうち、半分の253店舗です。10月の終わりまで実験をしたあと、これからも灰皿を置かないほうがいいかどうか、店で働いている人や客にアンケートを取り、意見を聞きます。
大分県の担当者は「みんなが安心してコンビニを利用できるように、実験のあとも灰皿を置かない店が増えてほしい」と話しています。
県とコンビニが協力してこのような取り組みをすることは、全国で初めてだそうです。これからもっと広がっていけば、たばこの煙が少ない綺麗な町になり、今よりも健康的に生活ができるようになるでしょう。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.たばこを吸いたい人 |
B.たばこの煙を吸いたくない人 |
C.たばこを買いたくない人 |
D.たばこの煙を気にしない人 |
A.評判のいい店 |
B.たばこの販売を取り扱っていない店 |
C.禁煙のレストランや喫茶店 |
D.英語が通じる店 |
A.しかし | B.そして |
C.また | D.だから |
A.コンビニの前の灰皿を撤去する実験 |
B.コンビニの前の灰皿をほかの場所に移動する実験 |
C.コンビニの入りロ付近で灰皿を置く実験 |
D.子供をコンビニの灰皿から遠ざけさせる実験 |
A.若い人の喫煙問題 |
B.禁煙のレストラン |
C.たばこの煙が少ない町へ |
D.健康的な生活 |
4 . 動物園の動物は何でああ生気がないのだろう。それに比べて、野生動物のはつらつ(活波)とした美しさ。何がその差を生み出すのか。動物園の動物は安全な檻の中で暮らしている。外敵が侵入してくる心配もないし、自分で危険を冒して、餌を探しに出かける必要もない。(ア)、野生動物は常に、死と隣り合わせで生きている。そのため、適度な緊張感と注意力を保っていなければならない。そのことが野生動物をはつらつとさせているのだ。動物園の動物は安全性と引き換えに、生気を失ってしまっている。文明の檻の中で暮らしている私たちも、動物園の動物に似ている。安全性を重視するあまり、生き生きと生きることを忘れてしまっているのだ。満たされすぎるが故のむなしさ。
冒険家が敢えて自らを逆境に投げ込み、危険な旅をするのは、生きている実感がほしいからだ。別に冒険家になる必要はない。ただ、リスクや危険を避けてばかりいると、次第に人生が味気ないものになっていくことを知ってほしい。
1.動物園の動物と野生動物の特徴について、正しいのはどれか。A.動物園の動物は生き生きとしている。 |
B.野生動物は生き生きとしている。 |
C.動物園の動物は美しい。 |
D.野生動物は生気がない。 |
A.ところで | B.つまり |
C.すると | D.一方 |
A.文明の檻の中で暮らしている私たちは、動物園の動物と違う。 |
B.冒険家が敢えて自らを逆境に投げ込み、危険なたびをする。 |
C.安全性を重視するあまり、生き生きと生きることを忘れてしまう。 |
D.適度な緊張感と注意力を保っていなければならない。 |
A.逆境に投げ込みたいから |
B.リスクや危険を避けたいから |
C.生きている実感がほしいから |
D.人生を楽しみたいから |
A.危険を避けてばかりいると、人生が味気ないものになっていく。 |
B.野生動物は珍しいから、大切にすべきだ。 |
C.生きていることを実感するために、冒険家になったほうがいい。 |
D.動物園の動物は生気を失ってしまっているから、あまりよくない。 |
5 . 苦労してやりくりをして生きるよりは、困らない程度の収入があるに越したことはありません。誰でも挑戦すべきだと思います。(ア)、ここでまたトラブルが起こります。どの程度の収入が欲しいのかと、他人を見て决めることです。例え社会が、月100万円の収人があれば幸福だと決めてあっても、個人にはそれに達することができるのでしようか。
自分の収入レベルは自分の思考や能力と努力によるものです。だから現実的になるべきなのです。高い目標決めることはよくないのです。何年以内に部長まで登ります。取締役まで進みますなどと決めない方がいいのです。人生が苦しくなります。真面目に仕事をする。日々勉強して能力を上げる。人々との付き合い方を学ぶ。そうすれば自然に昇進していくのです。課長で止まるか、部長で止まるかはわかりませんが、自分の能力に想像した位置まで進むことは確かです。ということは、気楽に、しかし真面目に生活すれば、全て順調に進むということです。
人生にくじけそうになるのはこの現実性、具体性に欠けて妄想にふけっているからです。
1.文中の「誰でも挑戦すべき」と思うのは何か。A.苦労せず、やりくりできる方法を探すこと |
B.苦労してでも収人のためにがんばること |
C.苦労してでも仕事を増やそうとすること |
D.苦労しないでできる仕事に転職すること |
A.つまり | B.ですから | C.しかし | D.もしかして |
A.収人と能力や考え方は比例しているということ |
B.収入をあげたいなら、仕事を替えろということ |
C.収入と自分の感情は比例しているということ |
D.収入と能力は努力しなくてもなんとかなるということ |
A.自分の能力が高すぎると、目標をすぐに達成してしまい、つまらないから |
B.高い目標を決めてしまうと、達成するために自分を追い込んでしまうから |
C.目標が自分のレベルより高いと、自分のレベルの低さに気づいてしまうから |
D.目標を立てる時に、自分のレベルを高く見積もってしまい、嘘つきになるから |
A.目標をたてて、しつかり計画を立てる |
B.気楽にして、真面目に生活をする |
C.每日一生懸命勉強をする |
D.目標に向かって、毎日努力をする |
6 . 怒りがずっと続くのはよくありません。心が痛みを感じ続ければ、心の病気になってしまいます。足を踏まれた場合は自分の足を引っ込めれば、体への異変は取り除かれます。でも、怒りや心の痛みを除くには体の痛みを取り除いただけでは解決しない場合があるのです。
(ア)、自分は悪くないのに満員電車で足を踏まれました。痛いし、靴が汚れてしまいました。睨みつけても相手は無視、もう腹が立ちます。これでは体の痛みがなくなっても怒りは、増え続けます。では、次のように考え方を変えてみたらどうでしょう。お詫びがないのは気づいていないからかもしれません。朝から冴えない表情だけど、仕事でだいぶ疲れているせいなのかな。そういえば、私も疲れているときに気づかず人を傷つけるようなことを言ったりしたことがあったな。もしかしたら私が今とても疲れていたら、知らない人の足を踏んで、全然意識がなくて、気づかないかもしれません。相手の立場や状況を理解しようとすることに努めてみるのです。
理解しようとするうちに、自分のことも振り返り、より大切な気づきを得ることもあるのです。
1.文中に「心の痛みを感じ続ければ」とある、「心の痛み」とは何か。A.足を踏まれて足を怪我した時の痛み |
B.怒った時の心が傷つくような感じ |
C.怪我をしたときに「痛い」と思うこと |
D.病気になってつらい思いをすること |
A.もちろん | B.つまりは | C.例えば | D.しかし |
A.足を踏まれて、靴が汚れたのに無視されたから |
B.足を踏んで、謝ったのに無視されたから |
C.足を踏まれたのはこちらなのに、謝ってしまったから |
D.足を踏んだのに気づかず、怒られたから |
A.相手には相手の状況や都合があったということ |
B.相手にも心が痛くなるようなことをするということ |
C.相手は私とは全くの無関係だと考えること |
D.相手も私も悪くない、悪いのは運だと考えること |
A.相手の立場や状況を理解すること |
B.相手の人柄を十分に理解すること |
C.相手の言い分も聞いて理解すること |
D.相手の気持ちを知ってあげること |
7 . 先日、区内のホールで、0歳から入場できるピアノコンサートがありました。演奏はすばらしかったのですが、一部の人のマナーの悪さにはがっかりしました。
演奏中なのに、ホールに頻繁に出入りしたり、隣の人とつぶやいたり、特に子どもの声が幾度となく(不间断地)響いたり。前方の男性が、曲の合間(停顿间隙)に2度も振り返て(回头看)「静かにしてください」と注意したほどで、ピアニストの方には本当に気の毒でした。
私は、この貴重な企画を子どもにマナーを教える場として、ぜひ活用してほしいと思います。子どもには、演奏中は静かにするようきちんと伝えるべきです。もしも静かにできなくなったときはすぐに退場すること。子どもは経験を重ねれば分かるはずです。実際、当日も静かにしていた子どもは何人もいたのです。そして、親子用に出入りしやすい通路よりの席を用意するなど、主催者側にもご配慮いただきたいと思います。このすばらしい企画が、誰も満足できる形で、長続きするよう願っています。
1.文中に「一部の人のマナーの悪さ」とあるが、主にどういうことを指しているか。A.ある男性が聴衆に注意したこと |
B.ホールに出入りしたりすること |
C.子どもを騒がせる親がいたこと |
D.隣の人と頻繁にしゃべったこと |
A.曲の演奏の隙間があるピアノコンサートを行う企画 |
B.すばらしい曲ばかりのピアノコンサートを行う企画 |
C.子供連れも入場できるピアノコンサートを行う企画 |
D.子供向けに開かれたピアノコンサートを行う企画 |
A.主催者側 | B.保護者 | C.保護者と観衆 | D.主催者側と観衆 |
A.マナーを覚える場 | B.音楽を味わう場 |
C.時間を守る習慣を付ける場 | D.親子が触れ合う場 |
A.幼児だから、うるさく騒ぐのもしかたない |
B.幼児を抱えるお母さんたちも気の毒だ |
C.人に迷惑にならなように気を付けるべきだ |
D.人を邪魔した場合はきちんと謝るべきだ |
8 . 日本は「男性中心の社会」と言われてきました。昔の日本では、男性は外で働き、女性は家にいて、家事だけをするのが普通でした。①この考え方は日本の社会に強く残っていました。②そのために、外国に比べて,女性の社会進出が,大きく遅れていました。
③かつては、男性しか採用しない会社がありました。同じ会社で、同じ仕事をしていも、男性と女性とで、給料が違うこともありました。
そして、そんな考え方がだんだん見直されてきました。現在ではたくさんの女性が会社に進出してきました。女性の外交官もいるし、女性の新聞記者も、女性の航海士もいます。日本のさまざまな分野で女性が活躍しています。
以前は結婚したら、会社をやめていく女性が多かったです。育児もあるし、炊事や洗濯もあるし、家の中の仕事だけでも、たくさんありました。結婚している女性にとって、④仕事や家事の両立は大変でした。
しかし、最近では会社が育児のための休暇を認めたり、女性が働きやすい環境を作るように、変わってきました。社会進出する女性は、⑤ 。
1.①「この考え方」とはどんな考え方ですか。A.男性の給料が高いという考え方 |
B.外国に比べて女性の社会進出がとても遅れていたという考え方 |
C.外国に比べて女性の社会進出が早かったという考え方 |
D.男性は外で働き,女性は家にいて、家事だけをするという考え方 |
A.同じ会社で同じ仕事をしても、男性の給料が多いため。 |
B.普通は男性も家にいて、家事をするため |
C.男性が外で働き、女性が家にいて家事だけをする考え方は日本の社会に強く残っていたため |
D.男性しか採用しない会社があったため |
A.これから | B.前 | C.現在 | D.将来 |
A.家事をするのが仕事に役立つ。 | B.仕事をするのが家事に役立つ。 |
C.家事と仕事をうまくやる。 | D.家事と仕事がうまくできない。 |
A.ますます増えていくでしょう |
B.あまり増えないでしょう |
C.まったく増えないに決まっています |
D.少しも増えないに違いありません |
9 . 3人の男が旅行をしていました。ある晩、泊まった宿にお金を預けました。
そして、宿の主人に① 言って、また旅を続けました。
「私たち3人が一緒に来た時にだけ、お金を渡してください。」ある日、3人のうち1人だけが、この宿に戻ってきました。
「お金が必要になりました。外の2人にお金を取って来てほしいと言われたので、私は②1人で戻ってきました。お金を渡してください。」
宿の主人は、この言葉を信じて、お金を渡しました。しかし、その男は外の2人に言われましたから、お金を取りに来たのではありませんでした。彼はお金を持って③ 。
数日後、外の2人が戻ってきました。宿の主人からこの話を聞いて、④2人はびっくりしました。「3人が一緒に来たら、お金を渡すように言ったのに、どうするんだ。」
2人はこの宿の主人を裁判所に連れて行くことにしました。困った宿の主人は、友人に相談しました。友人はいい知恵をくれました。裁判所で2人は宿の主人が約束を守らなかったから、主人にそのお金を払ってもらいたいと言いました。
すると、宿の主人は、① 答えました。
「3人が私のところに置いていたお金は、私がしっかり預かっています。ご安心ください。⑤3人一緒に来れば、いつでもお金を渡します。」
1.2つの① には同じものを入れますが、それはどれですか。A.こう | B.そう | C.ああ | D.あう |
A.外の2人は戻りたくなかったから |
B.外の2人に、1人で戻れと言われたから |
C.お金を自分1人のものにしたかったから |
D.外の2人に、お金を取ってこいと言われたから |
A.逃げそうでした | B.逃げてきました |
C.逃げてしまいました | D.逃げたようでした |
A.宿の主人が、お金を使ってしまったから |
B.宿の主人が、もう1人の男にお金を渡してしまったから |
C.宿の主人が、もう1人の男にお金を渡さなかったから |
D.宿の主人が、お金を渡さないから |
A.3人来た時にだけ渡すように言ったから |
B.お金が無くなったから |
C.3人で来ることができないと知っているから |
D.お金を渡したいから |
A.卓球 | B.相撲 | C.野球 | D.柔道 |