1 . 皆さんは寄付をしたことがあるだろうか。食べる物が不足して困っている人や、災害で家を失った人のために少しでも寄付した経験がある人はいるだろう。その寄付に対する考え方に、今、新しい働きが起こっている。
ある会社では、社員食堂で低カロリーの定食を食べると代金の一部が寄付金となり途上国(发展中国家)の子供たちの食生活を支援するというシステムを取り入れている。社員としては( ア )につながるだけでなく、人を助けることができ、会社としては社員の健康を支えながら社会貢献ができるので、双方にとって一石二鳥というわけだ。
また、「寄付つき」の商品を販売する企業も増えている。特定の商品を買うと売り上げの一部が寄付されるというもので、商品を買えば、同時に寄付できるという手軽さが消費者に歓迎され、売り上げを伸ばしているという。
これまでの寄付はわざわざ募金の場所へ足を運んだり、銀行からお金を振り込んだりしなければならないものが多く、社会貢献に関心はあっても寄付をするのは面倒だと考える人も少なくなかった。しかし、新しい寄付の形により、これまでと比べて手軽に寄付できるようになり、社会貢献がしやすくなった。( イ )、企業にとっても自社のイメージ向上や売り上げの増加などメリットの多い取り組みとなっている。
このように寄付は慈善のためというばかりでなく、寄付をする側にもプラスになる活動として注目されている。
1.社員食堂で低カロリーの定食を食べることがどんな良い結果につながるのか。A.社員の健康が守られ、社会の役に立つことにもなる。 |
B.社員に定食代の一部が返金され、給料も上がる。 |
C.会社で寄付が日常のことになり、食生活に対する意識も高まる。 |
D.会社は社会の役に立つことができ、食堂の経費の節約にもなる。 |
A.環境保護 | B.体調管理 | C.時間管理 | D.経済成長 |
A.寄付をする方法があまり知られていない。 |
B.寄付をすることが社会的に評価されにくい。 |
C.寄付をするのに面倒なシステムである。 |
D.寄付をするためには経済的に余裕がなければならない。 |
A.さらに | B.なぜなら | C.それとも | D.または |
A.企業が社員や消費者の意思にかかわりなく積極的に行うもの |
B.企業が慈善事業のためではなく利益を上げるために行うもの |
C.社員や消費者が手軽に寄付ができて企業側にも利点があるもの |
D.社員や消費者が気がつかないうちに社会貢献に参加できるもの |
2 . 日本ではペットといえば、犬や小鳥や金魚などが一般的だったが、最近は蛇や豚などこれまでペットとは思われていなかったものも飼われるようになってきた。また、飼い方も変わってきている。
これまで人とペットの間は飼っている人と飼われているものというはっきりした上下関係があった。(ア)、今は家族の一員のように思っている人が多い。ぺットをまるで自分の子供のようにかわいがる人が多いのだ。これは家族構成の変化などが影響しているためと思われる。記念写真を撮りにわざわざ写真館へ行ったり、ブランド物の洋服を着せたりする人もいるそうだ。また、日本の狭い住宅事情に合うことから、手軽に飼える小さなペットが好まれている。最近では、ペットを家の中で飼う人が多くなってきている。そのため、ペットを飼ってもいいアパートやマンションは人気がある。ペットを飼う人の数は増えているのだ。
最近、日本人とペットの関係はどのようになっていくのかというアンケート調査が行われた。その結果、「家族同様に生活する世帯が増える」、「老後のパートナーとしての重要性が増す」と答えた人が多く、少子高齢化が進む中、ペットの地位は確実に高くなってきているようだ。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なのはどれか。A.また | B.さらに | C.それで | D.しかし |
A.蛇や豚などが飼われるようになってきた。 |
B.ペットを庭で飼う人が減ってきている。 |
C.手軽に飼える小さいペットが人気がある。 |
D.ペットを自分の子供みたいにかわいがる人が多い。 |
A.日本人の飼うペットの種類が変わったから |
B.ペットを家の中で飼う人が増えてきているから |
C.日本人とペットの間ははっきりした上下関係だったから |
D.昔と比べて今では日本の住宅が狭くなってきているから |
A.ペットを買うために大金を払ったから |
B.手軽に飼えるペットが流行っているから |
C.少子化と高齢化が同時に進んでいるから |
D.ペットにブランド物の洋服を着せたりするから |
A.日本のペットの種類 | B.日本のペット事情 | C.ペットと住宅 | D.ペット |
A.もらえ | B.いただき | C.くだされ | D.やれ |
A.で | B.に | C.を | D.か |
A.そうだ | B.そうで | C.そうな | D.そうに |
A.を長くし | B.が長くなり | C.が短くなり | D.を短くし |
7 . 勉強をしたことのない科目では、「なんだか難しそうだな」という印象を受けたものがきっとあるでしょう。まだ習ったことのない科目は、内容がよく分からないので格別に不安です。その不安が、さらに難しそうな印象を強くさせます。
(ア)、一度勉強し始めると、印象は大きく変わります。「なんだ。やってみれば意外と簡単じゃないか」と思い、学ベば学ぶほど、内容がよく分かるようになり、「おもしろい、楽しい、うれしい」という印象へと変わるのです。もちろん難しい部分もありますが、そもそも(从一开始)解けない問題が授業に出ることはありません。やればできるという実感が湧き出てきます。勉強が難しそうに見えるのは、最初だけなのです。実はどんなことも同じです。経験する前は「なんだか難しそうだな」という印象を受けます。経験する前は、展開や様子がよく分からないので、不安です。その不安が前提としてあるので、気になる物事があっても、なかなかやってみようという決心はできません。勇気を出して、やってみたら、意外に楽しくて易しいかもしれません。若者でもお年寄りでも、「分からない」による不安を超えて、どんどん新しい物事に挑戦してみましょう。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.そして | C.しかし | D.だから |
A.内容がよく分かるようになったから |
B.内容が簡単だと分かったから |
C.難しい部分がないと気づいたから |
D.解けない問題が授業に出ないから |
A.まだ勉強したことがない頃 | B.勉強し始めた頃 |
C.勉強が終わった時 | D.勉強している間 |
A.経験がないことから生まれた不安 |
B.展開や様子がよく分からないことによる不安 |
C.気になる物事に関する情報がないことによる不安 |
D.気になる物事がないことから生まれた不安 |
A.新しい科目は学ばなくても、難しそうな印象からおもしろいという印象へと変わる。 |
B.新しい科目は、学んでも難しそうな印象はなかなか変えられない。 |
C.新しい物事は難しそうに見えるので、避けたほうがいい。 |
D.新しい物事に積極的に挑戦したほうがいい。 |
A.8 月 | B.9 月 | C.3 月 | D.4 月 |
A.されます | B.させます | C.させられます | D.させてくださいます |
A.へ | B.を | C.で | D.に |