1 . 小学生の時、よく「将来の夢は何ですか」とか「将来は何をしたいですか」と 1 。それ 2 、みんなはエジソンのような発明家になりたいとか、アインシコタインのような科学者になりたいと答えていた。みんなはすごい夢を持っているんだねと思っていた。でも、エジソンやアインシコタインという名前がかっこいいからわたしもとりあえずそう答えて 3 かなと思った。確かに無難な答えだった。でもおもしろくない。
そう答えてみたのに、ほんとうにそう思っているという 4 。発明家や科学者になりたいと言い 5 、どんなことをしたらそうなれるのかさえ分からなかったわたし。いや、そもそも、それはほんとうの夢ではないのだ
さて、僕は中学生になって、そしていつの間にか高校生になった。高校生になると勉強のほうがとても忙しくなって、「将来の夢」のことなど 6 忘れてしまった。その頃はストレスも多く、放課後に漫画を読んでストレスを 7 。
そんな時に、漫画家ってすごいなと思った。漫画家は、きれいな画面 8 面白いストーリーを伝えること 9 、読者を感動させ泣かせたり笑わせたりすることができるのだから。わたしもちょっとやってみたい気分になっていた。それで、初めて自分の夢を持つようになった。漫画家になるにはどんな準備が必要なのか、どうしたらおもしろいストーリー展開ができるのかなと、いろいろな疑問をもって漫画家の自伝を読んだりした。漫画家になる 10 学校で学ぶ道もあることが分かった。
1.( )A.聞かせた | B.聞いた | C.聞かれた | D.聞いていた |
A.について | B.に対して | C.にとって | D.によって |
A.おこう | B.しまう | C.来る | D.ある |
A.わけにはいかない | B.わけではない | C.わけがない | D.ないわけにはいかない |
A.ても | B.から | C.のに | D.ながら |
A.すっかり | B.がっかり | C.しっかり | D.ぴったり |
A.困らせていた | B.溜まらせていた | C.持たせていた | D.発散させていた |
A.をはじめ | B.にかわって | C.を通して | D.をきっかけに |
A.によって | B.に基づいて | C.に関して | D.に比べて |
A.ように | B.ために | C.ことに | D.そちら |
2 . 今年もあの季節が来ます。暖かい日が続き、雪解けが進むと飛び始める花粉です。春は雪片付けから解放されてすがすがしい季節である一方、花粉症の人にとっては厄介(麻烦)な時期でもあります。花粉症に悩まされている人たちにとって、マスク(口罩)は不可欠なものです。以前は花粉症の人はごく少数でしたが、近年は花粉症に悩まされている人が身近でも増えていると感じている人が多くなっています。
ほかにも、冬の寒さや乾燥対策、夏の日焼け対策として、また、女性であれば近所の買い物など、化粧が面倒くさい時にマスクをして出かけるという人もいます。しかし、最く近、そういう理由が何もないのに1年中ずっとマスクなしでは生活ができない「マスク依存症」になる人が増えているそうです。
専門家によると、「自分に自信がない人」「自分の顔を(ア)人」「コミュニケーションが苦手な人」などがマスク依存症になりやすいということです。また、いじめが原因でマスク依存症になるかどうか場合によって、結論が違います。いじめの問題はとても複雑で、それを社会からなくすためにはまだまだ大変な努力が必要です。
また、新型コロナウイルスの影響でマスクをする人が激増します。コロナ対策の一環として、マスクをかけて出かける呼びかけが高くなっています。それで、普段出かける時、周囲の人を心配させないためにも、欠かせないマスクをかけないといけないです。だから、コロナが原因で「マスク依存症」になる人がかなり増えるでしょう。
マスク依存症はわたしたちが考える以上に深刻な問題なのかもしれません。
1.文中に「あの季節」とあるが、実際に指す季節はどれか。A.花粉症の季節 | B.雪解けの季節 | C.すがすがしい季節 | D.暖かい季節 |
A.冬の寒さや乾燥対策 | B.夏の日焼け対策 | C.化粧が面倒くさい | D.いじめの原因 |
A.花粉症に悩まされる人 | B.コミュニケーションが上手な人 |
C.自分にとても自信がない人 | D.いじめられた人 |
A.気にしない | B.気にしすぎる | C.気に入る | D.気にかけない |
A.花粉症が原因でマスク依存症になる人が激増しているから。 |
B.いじめが原因でマスク依存症になる人が激増しているから。 |
C.夏の日焼けが原因でマスク依存症になる人が激増しているから。 |
D.コロナが原因でマスク依存症になる人がかなり増えているから。 |
3 . わたしは漫画家なので、人のわずかな動作に好奇心を持つ。だから、わたしが外国で失敗をすると、すぐ、その国の人々がわたしに見せる反応を敏感に感じてしまうようだ。
①、私たち日本人がスープをズルズル音を立てて、飲んでいるのを見て、欧米人や中国人が嫌な顔をしたのを何度も見たことがある。日本人は昔、畳の上に座って、低いおぜん(テーブル)で食べていたので、食器が口から遠かった。②、お碗も口元へ持ってきて吸う習慣がついた。だから、音が立ってしまう。これは、どっちのほうが文化が高いとか、低いとかいうことではなく、その国々の習慣やマナーが違うだけのことである。
日本人がイスとテーブルの食事をするようになったのは、1960年ごろからのことで、まだ、膝を組んで食べる者もいる。外国人は嫌な顔をするだろう。韓国の女性は座るとき、片膝を立てる。私はとても美しいと思うが、両膝をそろえて座る習慣の日本女性は、嫌な顔をするだろうし、韓国女性は正座がいいとは思わない。
1.文中の①のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.つまり | B.たとえば | C.そのうえ | D.ところが |
A.それに | B.それでも | C.それで | D.それから |
A.わたし | B.外国人 | C.欧米人 | D.中国人 |
A.欧米人や中国人がイヤな顔をしたこと |
B.日本人が昔、低いおぜんで食べていたこと |
C.日本人がお碗をロ元へ持ってきて吸うこ |
D.日本人が音を立てて、何かを飲こと |
A.わたしは外国で生活しているので、よく失敗をする。 |
B.いやな顔をされたので、外国のことがすきではない。 |
C.人々の動作や行為は、その国の習慣と儀礼に関わる。 |
D.韓国女性の座り方は日本人の正座より美しいと思う。 |
4 . 今日は朝から快晴で、気持ちの良い一日でした。
朝食にはお気に入りのトーストとコーヒーを楽しんで、新聞を読みながら穏やかな時間を過ごしました。
①、午前中は友達と公園で遊んでいました。青空の下、風に揺れる木々が心地よく、笑い声がたのしくこだましていました。ボールを投げたり、花を摘んでみたり、子どもたちと一緒に過ごしました。昼食後、図書館で読書の時間を楽しんでいました。最近、興味を持っていた小説を手に入れ、静かな空間で没頭することができました。本の中の世界に引き込まれ、時間を忘れるほどでした。
夕方には家に戻り、夕食の用意をしながら昼間の出来事を思い出しました。家族といっしょに食卓を囲んで今日の出来事や感じたことを話し合いました。笑いあり、感動ありの和やかな時間でした。夜は静かな時間を過ごし、何かを書くことにしました。今日の出来事や感謝の気持ちを振り返りながら、心の中にある思いを文字に起こしました。②も毎日を大切に、豊な日々を過ごしていきたいと思います。
1.文中の①のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.そして | B.まず | C.最後に | D.よく |
A.笑い声が小さくなって、静寂になった。 |
B.笑い声が大きくなって拡散していった。 |
C.笑い声が聞こえなくなった。 |
D.笑い声が風で消えていった。 |
A.図書館で自分の頭を下げることができた。 |
B.小説を書くことに専念することができた。 |
C.小説を読むことに専念することができた。 |
D.頭を下げるのを通じて小説を手に入れた。 |
A.これから | B.それから | C.あれから | D.どれから |
A.小説 | B.論文 | C.日記 | D.説明書 |
5 . 子供が自室に閉じこもるのは親から独立した自分だけの精神的世界を持ち始めたことの現われだろうから、悪いこととは言えない。子供だって、自分が親に完全管理されることをいつか嫌うようになるもので、もしそうならないとすれば、また別の心配が生じるだろう。しかし、そうは言っても、これは程度問題で、子供が学校から帰ってから寝るまで、食事の時を除いて自分の部屋にいる、というのでは、家族の間のコミュニケーションも稀薄になる。だから、子供がある年齢に達して自室に閉じこもりがちになることを、一つの成長過程として認めるにしても、建築的にそれを助長するような空間の作り方は避けるべきだろう。
そういう考え方に従うと、子供部屋は、あんまり居心地が良くないほうが良いのではないか。居心地が良くないというのが語弊(用词不当)があるが、少なくても良すぎないほうがいい。もっと正確的に言えば、ある内向的な時を過ごすには居心地がいいが、その気持ちがふっと外へ向いたときには、多少気づまり(感觉受拘束)が感じられて、自然に部屋の外へ、居問や食堂へ出ていきたくなるような部屋がいい。
1.本文によると、子供はなぜ自分を自室に閉じこめるか。A.ある時になったら、内向的になるから | B.自分だけの独立した空間を持ちたいから |
C.両親に管理されることを嫌うから | D.自分の悩みを持ち始めたから |
A.親のことが嫌いなこと | B.別の心配が生じること |
C.家族の絆が薄くなること | D.子供が自分だけの精神世界を持つこと |
A.家族の間の交流が稀薄になること | B.子供が自分の精神的世界を持つこと |
C.子供が自室に閉じこもること | D.大人が子供に自分の空間を作ること |
A.子供の部屋は居心地が良すぎないほうがいい。 |
B.子供の部屋は居心地がよいほうがいい。 |
C.子供の自分だけの空間をできるだけ居心地よく作ったほうがいい。 |
D.できるだけ子供に自分だけの空間を作らないほうがいい。 |
A.内向的な人も、外向的な人も好きな部屋がいい。 |
B.自然的な環境にあって、人の気持ちを良くする部屋がいい。 |
C.静かに過ごすのに相応しいが、外へ向いた時、外に出たくなる部屋がいい。 |
D.多少気づまりが感じられるが、居間や食堂と繋いでいる部屋がいい。 |
6 . ここ何年も、冬場はずっと憂鬱気分で、クリスマスやお正月を楽しめていない。「今年こそは」と思っていても「冬太り」を繰り返してしまうのはなぜ?それは「冬季うつ」の症状の可能性がある。気になる方は一度、精神科などに相談を。
ツバメが春に巣作りをし、クマが冬眠するように、生き物の多くは季節の動きに合わせて生きている。この季節変動をもたらすのは、日照時間の長短だ。
人間は季節変動に影響されにくい生き物だが、影響を受けやすい人もいるとわかってきた。こんな「季節に敏感な人」に見られる精神症状が冬季うつ。うつ病の一種で、女性に多く、患者数は男性の1.5倍いる。冬季の気分の落ち込みに加え、「何事もおっくうで仕事が順調に進まない」「人に会うのが面倒」といった「社会的引きこもり(闭门不出)」症状が表れるのが特徴だ。また、うつ病では通常、食欲が低下するが、冬季うつでは食欲が高まる。特に炭水化物を食べたがり、結果として体重が増える。
治療のカギを握るのが生活改善だ。漫然と日光浴をするのではなく、光を目の奥に届かせるのがポイント。光を見ることで体内時計が調整され、朝と夜、夏と冬といった自然界のリズムに適応しやすくなる。(ア)、気分の波や食欲をコントロールする働きがあり、冬季うつの症状とも深く関連している神経伝達物質「セロトニン」の合成量を光の刺潡で増やせる。
食事も重要だ。セロトニン(血清素)を合成する原料となるのが、必須アミノ酸(氨基酸)のトリプトファン(色氨酸(必需氨基酸之一))。それが足りないと、光を浴びても効果が得られにくい。
1.文中の「冬太り」を繰り返してしまうのはなぜかと思われているか。A.食欲の冬で、誰もが太るから | B.運動の量が減ってきたから |
C.うつ病のせいで、食欲が高まるから | D.季節変動の影響をうけたから |
A.興奮して意欲が強い様子 |
B.コツコツして勤勉な様子 |
C.のろのろして動作が遅い様子 |
D.面倒くさく思っていて、やりたくない様子 |
A.季節の変動 | B.仕事が順調に進まないこと |
C.人との触れ合いがうまくできない | D.体重の増加 |
A.しかし | B.さらに | C.そこで | D.一方 |
A.日光浴をして、光をたっぷり浴びること。 |
B.気分の波や食欲をコントロールすること。 |
C.必須アミノ酸のトリプトファンなど十分摂ること。 |
D.日に当たって、光を目の奥に届かせること。 |
タバコが高いからだ。店や種類で差はあるが、だいたい1箱が7ドルくらい。1本45円ほどとなれば、火をつけた直後にバスが見えたとき、舌打ち(咂嘴)しながらも消さない愛煙家がいておかしくはない。値段が高いだけでなく、町全体がタバコに極めて厳しい。①建物の中で吸えるところは、自宅のほかはまずない。市内に数店の「シガーバー(雪茄吧)」以外は飲食店も禁煙だ。市民の喫煙率は19%というが、タバコを吸っている人に出会うのがほとんどないためか、喫煙者はもっと少なく感じられる。
先ごろの厚生労働省の発表によれば、日本の男女合計の喫煙率は24%と、過去最低を更新した。ニューヨークと5%しか違わない。その割に喫煙者が多いように思えるのは、受動喫煙をかぶる場面が多いせいだろう。中でも飲食店はひどい。隣のテーブルですぱすぱ吸われるのはよくあることだ。同じテーブルを囲む仲間に気を使い、こっちに向けて煙を吐く迷惑な者もいる。仲間は大事だが他人はどうでもいいらしい。
東京にある禁煙広報センターが、一昨年喫煙者に聞いた。約2000人の半数が1箱500円ならやめると答えたそうだ。日本はタバコが安すぎるし、煙の居場所に寛大すぎるようだ。②「スモークハラスメント」という言葉がある。喫煙者の煙で嫌な思いをしている人がいるということを愛煙家に知っておいてほしいと、今月末の世界禁煙の日を前に思う。
1.日本のことについて正しく述べているものはどれか。
A.タバコを吸っている時にバスが来ても、バスに乗らずにタバコを吸い続ける。 |
B.タバコを吸っている時にバスが来たら、そのままバスに乗ってタバコを吸う。 |
C.タバコを吸っている時にバスが来たら、タバコを吸うのをやめてバスに乗る。 |
D.バスを待つときにはいつもタバコを吸いながら待つ。 |
A.タバコが高いので、バスに乗ってもタバコを消さない。 |
B.「シガーバー」でもタバコを吸ってはいけない。 |
C.喫煙率の数字よりもっとタバコを吸う人が少なく感じられる。 |
D.外ではタバコをあまり吸わないが、飲食店でタバコを吸う人は多い。 |
A.自分の家以外の建物の中では、たいていタバコを吸ってもよい。 |
B.自分の家以外の建物の中では、タバコが吸えるところはほとんどない。 |
C.自分の家以外では、建物の外でしかタバコを吸うことができない。 |
D.自分の家以外では、建物の中でも外でもタバコを吸ってはいけない。 |
A.それに | B.しかし | C.しかも | D.それとも |
A.タバコの煙が人に迷惑をかけること | B.タバコを吸うところが多すぎること |
C.タバコを吸う人が少なくなってきたこと | D.タバコの値段が安すぎること |
8 . 日本では昔から箸が使われてきたと言われています。( ① )、古代の箸は、今のような2 本の棒状の箸ではなく、1 本の細く削った竹をたわめて(弯曲)ピンセットのような形にしたもので、それで食べ物を挟んでいたようです。このとき、竹の端と端を向かい合わせることから、鳥のくちばし説とは別に、「端」が箸になったという説もあります。
日本では古代の箸は、おもに神へのお供え物を移動させるためのものでした。後に、日 常の食事に用いられるようになったほか、儀式や行事には特別な箸が使われるようになり、宮廷行事には竹、節句などには柳の箸、月見の宴には萩の箸が使われるようになりました。
江戸の末期ごろになってスギの割箸が現れ、大正時代に入ると、他人が一度使った箸は二度と使わないという意味の②「衛生割ばし」の名前で割り箸が広く普及するようになり、現在に至っています。
ちなみに、( ③ )、かつては天皇や皇族が用いた箸の付属品だったと言われています。
1.文中の(①)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それでは | B.そして | C.ただ | D.それに |
A.月見の宴 | B.儀式や行事 |
C.神へのお供え物の移動 | D.天皇や皇族の食事 |
A.割り箸が広く普及してきた。 |
B.他人が一度使った箸は二度と使わない。 |
C.日常の食事の時には箸置きや箸箱などはない。 |
D.江戸の末期ごろになってスギの割箸が現れた。 |
A.スギの割箸などは |
B.箸についたものをとろうとして |
C.食事の途中、箸を食器の上に渡して |
D.今も使われている箸置きや箸箱などは |
A.日本は中国よりもっと早く箸を使うようになった。 |
B.大正時代に入ると、スギの割箸が現れた。 |
C.衛生割ばしは天皇や皇族しか使わなかった。 |
D.古代の箸は細く削られた竹で作られ、ピンセットのようなものだった。 |
9 . ( ア )はどんな気持ちで勉強や仕事をしていったほうが幸せだろうかという視点で考えてきましたけれど、今からは、そうではなくて、社会の制度のあり方として、どんなものがよいだろうかという点を考えてみます。
一つの提案は、もう少し進学のプロセスを考えてはどうか、少し大胆にいうと、高校から直接に大学へ進学するのを原則禁止して、いったん社会に出て働くことにしてはどうか、ということを考えています。
よく言われていることですが、日本の大学は、大学入試のゴール地点になってしまっていて、そこで何を学ぶのか、どこでどんなことを身につけるのかという意識がかなり希薄(稀薄,不足)です。一方では、大学を出てから働き始めた多くの人が、大学時代にもっと勉強をしておけばよかったと後悔したり、残念がったりしている姿をよく見かけます。これはとてももったいないことだと思います。
このようなことを言うと、ならば、大学でもっと勉強をさせようにすればいいじゃないか、それは大学でちゃんと教えていない君たち教師の責任じゃないか、という叱りを受けそうですし、確かに反省すべき点は多々あると思います。けれども、現状では大学生がなかなかやる気を持てないという面もあるように感じています。
それは、実社会で実際の仕事などを経験してみないと、その学間の重要性や必要性を実感できないという面があるからです。特に経済学のような学問はそういう傾向が強いように思います。
1.( ア )に入れるのに最も適当なのはどれか。A.これから | B.これまで | C.それから | D.それまで |
A.大学に行かないで、直接に働くこと |
B.教師たちがちゃんと責任を取って教えること |
C.高校を出て、先に働いてみてから、進学すること |
D.大学で生徒に好きなとおりにやらせること |
A.勉強できる環境では勉強の必要性に気づけず、卒業後に気づくこと |
B.苦労して大学に入っても、大学の勉強が合わない学生が多いこと |
C.本当に勉強したがっている卒業生が大学に入り直せないこと |
D.在学中の学生が、後悔している卒業生の姿を見ることができないこと |
A.大学生 | B.大学の教師 | C.叱っている人 | D.社会人 |
A.大学進学者の数を少なくするため |
B.大学の授業をもっと深い内容にするため |
C.大学生が就職するようにするため |
D.大学に入ってから後悔しないようにするため |
10 . 睡眠時間の減少、視力や集中力などの低下に気づいたことはありますか。これらは、スマホ依存の悪影響だと言われています。スマホの普及によって、人間の思考回路が変えられました。(ア)、文字情報の読解力や情報処理能力が低くなってきて、物事を多面的に考える力もだんだん無くなってきました。
今の時代では、スマホで友達とコミュニケーションを取ったり、動画やゲームを楽しんだりすることができます。つまり、スマホをいつでもどこでも手にしています。それはスマホ依存の大きな原因だと思われます。それに、ほとんどの日本人は自分が依存症だと認めません。でも、「やめようと思ってもやめられない」という状態になったら、すでに依存症だと考えるべきです。
依存症は「孤立の病」とも言われます。孤立していると、人は物や行為に依存しやすいです。治療のために、物や行為への依存から、人への依存に移行する「自助グループ」という団体があります。同じ悩みを抱えた人たちが同じグループに参加して、経験をシェアしながら、依存症を乗り越えます。そういう方法で、よい人間関係を築くことができるようになります。スマホ依存を克服するためには、関係の深い仲間も必要です。
また、関連企業がスマホ依存に対して動き始める必要があります。「スマホ依存は持ち主の責任」という主張は通用しません。販売する際にも広告規制や危険性の警告がなくてはいけません。悩んでいる顧客の問題に直面することも、関連企業の社会的役割だと私は考えます。
1.(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.例えば | B.しかし | C.ところで | D.それとも |
A.物事を多面的に考える力がなくなること | B.日本人は自分を依存症だと認めないこと |
C.友達とコミュニケーションを取ること | D.スマホをいつでもどこでも持っていること |
A.自分が依存症だと認識して、それをやめる意志を持つこと |
B.同じ悩みを抱えた人たちの自助グループに参加すること |
C.スマホを販売する際にも危険性の警告を提示すること |
D.スマホ依存を克服して、よい人間関係が築けること |
A.友達と一緒に動画やゲームを楽しんだりすることができるから |
B.物や行為への依存から、人への依存に移行することが大切だから |
C.同じ悩みを抱えた人たちとよい人間関係を築くことができるから |
D.スマホ依存の治療法として、「自助グループ」という団体があるから |
A.今の時代では、ほとんどの日本人は自分が依存症を自覚できない。 |
B.物や行為への依存から人への依存にすることは依存症の治療に役立つ。 |
C.他人とよい人間関係を築いたら、「自助グループ」に参加できる。 |
D.スマホ依存に対して動き始めることは、関連企業の社会的役割だ。 |