実は、③私も、少し前まで「歩きスマホ」をしていました。先週、歩きながらメールをしていた時に、階段から落ちてしまいました。けがはしませんでしたが、④とても怖かったです。ですから、今は「歩きスマホ」をしていません。
携帯電話は、とても便利ですが、「歩きスマホ」はとても危険だと思います。携帯電話を使う時はけがをしないように、安全なところで使いたいと思います。
1.①「歩きスマホ」とありますが、それはどういう意味ですか。
A.歩いて行っても、携帯電話を買うという意味 |
B.歩きながら、携帯電話で音楽を聞くという意味 |
C.歩きながら、携帯電話を見るという意味 |
D.歩きながら、周りの人と話すという意味 |
A.しかし | B.例えば | C.それでは | D.それに |
A.階段から落ちて、けがはしました。 |
B.階段から落ちて、けがはしませんでした。 |
C.階段から落ちそうになって、けがはしました。 |
D.階段から落ちそうになりましたが、けがはしませんでした。 |
A.けがをしましたから |
B.階段から落ちましたから |
C.携帯電話が壊れましたから |
D.階段の下に人がいましたから |
A.「私」は「歩きスマホ」は危険だと思っています。 |
B.「私」は携帯電話は便利ではないと思っています。 |
C.「私」は気を付ければ、「歩きスマホ」をしてもいいと思っています。 |
D.「私」は「歩きスマホ」をしたことがありません。 |
2 . 外国へ旅行に行ってその土地の人と友達になると、ときどき聞かれることがあります。それは「あなたは日本人なのに、どうして着物を着ていないの。」ということです。日本人の服というと、着物が思い出されるからでしょう。しかし、そう聞かれると、いつも私は同じような説明をすることになります。
日本でも100年くらい前までは、着物を着ていました。着物が本当に日本人の服だったからです。しかし、今世界の多くの国が①そうであるように、日本にも洋服が伝えられ、伝統的な服よりも動きやすい洋服を着るようになりました。特に男性は、着物を着る機会がほとんどなくなってしまいました。
女性にとっても現代の日本で着物を着る機会はとても限られています。結婚式や成人式や入学式など②特別な時だけです。このほか、夏、花火大会や盆踊りがある時に「浴衣」という着物を着ることもあります。浴衣は夏用の着物で、ほかの着物に比べて値段もやすく、洗濯もしやすいように作られています。
私は子供のころ、毎年1度だけ浴衣を着て、花火を見に行ったり盆踊りに行ったりしました。成人式では私も友達も、女性はほとんど着物を着ました。実は日本人は今でも着物を着るのが好きなのだと思います。着物を着ると背中が伸びて、気持ちがしっかりします。日本の女性だという自覚が生まれます。③いい意味で、緊張するのです。
しかし、「値段が高い」「動きにくい」「着るのが難しい」などの理由から、今では着物の女性を見ることが少なくなりました。動き易い洋服もいいと思いますが、日本人としてもっと着物を着る機会が増えたらと私は思います。
1.①「そう」とは何を指しますか。A.100年くらい前までは日本でも着物を着ていたということ。 |
B.着物が本当に日本の衣服だったということ。 |
C.男性は、着物を着る機会が、ほとんどなくなってしまったということ |
D.洋服が伝えられ、伝統的な衣服よりも動きやすい洋服を着るようになったということ |
A.デパートへ行く時 | B.旅行へ行く時 | C.盆踊りをする時 | D.試験を受ける時 |
A.勉強をしないで試験を受けた時 | B.悪いことをして先生に呼ばれた時 |
C.発表会でクラスの代表に選ばれた時 | D.自分の秘密を友達に知られた時 |
A.男の人です | B.外国に行ったことがありません |
C.1度だけ浴衣を着たことがあります | D.もっと着物を着たいと思っています |
A.外国へ旅行に行くと、どうして着物を着ていないのかと聞かれるということ |
B.今では着物を着る機会が少なくなってしまい、それが残念だということ |
C.浴衣は夏、花火大会や盆踊りに行く時に着るということ |
D.着物は値段が高くて、着るのが難しく、それに動きにくいということ |
3 . 私の趣味は写真をとることです。休みの日はいつも公園や郊外へ行って、写真を撮ります。時々美術館へすばらしい写真を見に行きます。
先週の土曜日、美術館の前で、本田さんに会いました。本田さんは高校生の時の友達です。本田さんも美術館へ写真を見に来ました。二人で一緒に写真を見ました。それから、近くの喫茶店へ行きました。今週の土曜日、本田さんと一緒に公園へ写真を撮りに行きます。
1.「ふたり」はだれとだれですか。( )A.「わたし」と高校生 | B.「わたし」と友達 |
C.本田さんと「わたし」 | D.本田さんと高校生 |
A.喫茶店へ行きます。 | B.友達に会います。 |
C.美術館へ行きます。 | D.写真を撮ります。 |
A.喫茶店へ行きます。 | B.友達に会います。 |
C.美術館へ行きます。 | D.写真を撮ります。 |
A.喫茶店 | B.公園や郊外 |
C.美術館 | D.公園 |
A.高校生 | B.友達 |
C.本田さんと | D.本田さんと高校生 |
4 . 友達が① 、一緒に飲んだり食べたりするのは楽しいのだ。ある時、こんなことがあった。みんなで料理を作っている時、1人がトマトの皮を剥いてお皿に並べ始めた。すると、他の人が「あなた、トマ卜は皮を剥かないものよ」と言った。そう言いながら、その人はキュウリの皮を剥いている。「あら、私の家ではキュウリの皮は剥かないわ」と卜マ卜の皮を剥いた人は言う。
自分の今までやってきた食べ方と違えば、少しおかしいと思うのは当たり前(理所当然)のことだ。世界中を旅行している人に、どうして他の国の人と友逹になれるかと聞いてみると、「その国の食べるものを、一緒におなかいっぱい食べることだ」という答えが返ってきた。世界は広いのだから、トマトの皮を剥く人も剥かない人もいる。それは問題ではなく、それよりも、同じテーブルに座り、食べ、一緒に笑うことが大切だ。そうすれば特別な努力をしなくても、いい友達が作ることができるということなのだろう。
1.① に何を入れますか。
A.集まって | B.集めて | C.集合して | D.取集して |
A.どうしたら外国に行けるのか。 |
B.どうしたら他の国の人と結婚できるのか。 |
C.どうしたら他の国の人と友逹になれるのか。 |
D.どうしたら楽しい旅行ができるのか。 |
A.「その国の人と一緒に仕事をすることだ」。 |
B.「その国の人ど一緒に旅行することだ」。 |
C.「その国の人の食ベるものを一緒におなかいっはい食べることだ」。 |
D.「その国の人の料理の仕方を習うことだ」。 |
A.特別な努力をすることです。 |
B.プレゼントをあけることです |
C.その人の家を訪問することです |
D.同じテーブルに座り、食ベ、一緒に笑うことです。 |
A.トマトは皮を剥いて食べたほうがいいです。 |
B.トマトは皮を剥かないで食べたほうがいいです。 |
C.トマトの皮が剥いているかいないは小さい問題ではありません。 |
D.トマトの皮が剥いているかいないは大きい問題ではありません。 |
海にプラスチックごみが流れて入ると、紙や紫外線で小さくなって、5ミリ以下のマイクロプラスチックになります。これには有害なものがついています。魚などがそれを食べると、その魚を食べている人間にも悪い影響を与えるかもしれません。
今、世界中で多くの国々がプラスチックごみを減らすための対策を進めています。日本の場合は、レジ袋をどのくらい減らせるかが重要です。日本人一人が一年で使うレジ袋はとても多く、300~400枚ほどと言われています。今の法律は、スーパーやコンビニに、レジ袋を有料にしたりマイバックを配ったりすることを求めています。( ア )、これからは、レジ袋を有料にすることが義務になるかもしれません。
私たちはひとりひとりが、プラスチックを使いすぎている今の生活についてもう一度考え直す必要があるでしょう。
1.文中に「環境省が計画をまとめました」とあるが、計画の内容に合っているのはどれか。
A.プラスチックの皿や袋の60%を再生して利用すること |
B.レジ袋やストローの生産を25%減らすこと |
C.使い捨てプラスチックごみを60%減らすこと |
D.プラスチックの皿や袋の使用を25%減らすこと |
A.海で生息する魚 |
B.マイクロプラスチックを食べた魚 |
C.波や紫外線に影響された魚 |
D.プラスチックのごみをそのまま食べた魚 |
A.スーパーやコンビニでレジ袋を無料で提供すること |
B.スーパーやコンビニでマイバッグを配ること |
C.一日に一人につき1枚のレジ袋を使うこと |
D.一年に一人につき300枚以内のレジ袋を使うこと |
A.したがって | B.つまり | C.そのように | D.しかし |
A.プラスチックごみを減らす対策 |
B.プラスチックごみの現状 |
C.プラスチックごみが魚類に対する影響 |
D.プラスチックごみの再利用 |
7 . 日本からのメ一ル
日本語を勉強しているみなさんへ
はじめまして。ぼくは伊藤達郎と言います。東京にある私立大学の2年生です。出身地は四国で、家族は両親と二つ年下の妹です。
専攻は経営学ですが、選択で中国語を勉強しています。高校時代、修学旅行で中国を訪れました。漢字の国――中国にとても興味があります。中国の映画と歌も大好きです。ぼくは姜文と王菲のファンです。中国語の勉強を始めてから、映画の台詞や歌詞が少し分かるようになりました。新宿駅の近くに、中国語の歌が歌えるカラオケボックスがあります。時々歌いに行きます。秋の学園祭では、中国の歌を歌おうと思っています。
ぼくの趣味はサッカ一です。大学のサッカ一部に入っています。ポジション(防守位置)はゴ一ルキ一パ一(守门员)です。勉強をしながら、アルバイトをしています。私立大学は学費が高いので、アパ一トの部屋代と食費は親の仕送り(生活费)に頼っていますが、小遣いは自分で稼がなければなりません。今週から秋の学期が始まりました。講義はそれほど負担ではありません。
しかし、演習は二つとっており、来月に発表が回ってくるので、今からその準備をしなければなりません。図書館で資料を調べるほか、関係の店へ実地調査に行く計画です。
今年の初めに、妹が大学を受験しました。4校受けて、最後の1校にやっと合格しました。中国の大学受験はどうでしょうか。勉強は忙しいでしょうか。ぼくは将来、貿易関係の会社に就職したいので、いつか中国の大学に留学できたらと思っています。
今日メ一ルを送ったのは、日本語を勉強している中国の大学生と、友達になりたいと思ったからです。ぼくにメ一ルをください。必ず返事をします。メル友になれたらとてもうれしいです。
10月 25日
伊藤達郎
1.筆者は何人家族ですか。A.3人家族 | B.4人家族 | C.5人家族 | D.6人家族 |
A.試験の準備 | B.発表の準備 | C.留学の準備 | D.就職の準備 |
A.友達を作るため | B.自分をアピ一ルするため |
C.作文を練習するため | D.仕事を探すため |
A.筆者はサッカ一部のメンバ一です。 |
B.筆者は歌があまり好きではありません。 |
C.筆者は公立大学の学生です。 |
D.筆者はいま就職のために図書館で資料を調べています。 |
A.今大学受験を受けています。 | B.中国の大学で勉強しています。 |
C.筆者より2つ年下です。 | D.妹も私立大学の学生です。 |
8 . 若者はなぜ動物について学習しますか。それは自分自身を知るためだけでなく、自分が関わる相手を知るためにも不可欠な学習です。動物は、それぞれによって違うの独自の生き方をしますが、互いに関係して生存しています。
私たち人間自身も動物ですから、自分が動物であることを知らないで、どう生きるかを見定める(看准、看清)ことができません。また人間は他の動物を含む生物世界と関わって生きています。いわば、動物を含む他の生物は、人間 ア 生活条件となっています。その関わる相手を知らないと、どう関われば生きていけるかが分かりません。
しかしこれだけでは不十分です。どうしても「動物とどう関わればよいか」ということの基本を知らなければなりません。自分が関わる相手の動物について知ることは欠かせませんが、それだけでなく、これまでの人間と相手である動物との関わりがわからないと、 イ からの関わり方を生み出すことはできません。1.筆着によると、若者は動物について学習する理由として、正しくないのはどれか。
A.自分自身を知るため |
B.自分が関わる相手を知るため |
C.動物と間わり方を知るため |
D.動物と関わらずに生きていくため |
A.について | B.にとって | C.にそって | D.にたいして |
A.人間と関わる生物を知ること | B.人間との関わり方を知ること |
C.人間自身を知ること | D.動物の生き方を知ること |
A.どれ | B.あれ | C.これ | D.それ |
A.若者は動物の生き方をまねしながら勉強する必要がある。 |
B.若者は動物を知ろために動物と関わらなければならない。 |
C.若者は動物を保護するために動物について学習する。 |
D.若者は動物についての学習を通して、どう生きるかを見定める。 |
9 . お父さん、お母さんへ今日のこの日を迎えられたのも、27年間、私をずっと支えてくれたおかげです。思い返せば私は本当にわがままな娘だったよね。しようがないなと言いながらも私のわがままを聞き入れてくれたことに、愛情をたくさん感じていたし、本当に心から感謝しています。今日まで与えてもらった大きな愛情を思い返すと ( ア )。お父さん、私が生まれた時から単身赴任で週末しかお家にいなかったけれど、いつも遊んでくれて私を楽しませてくれるお父さんが帰ってくるのが毎週とても楽しみだったよ。穏やかで優しいお父さんのことが大好きです。
お母さん、お母さんとは家族の中で1番多くの時間を一緒に過ごしたから、言葉を通さなくてもよく心が通じていたよね。お料理・お裁縫・着付けなど何でもこなしてしまうお母さんは私の自慢の母です。
お父さんとお母さんの娘に生まれてくることができてとても幸せでした。今までたくさんのわがままを聞いてもらった分、これからは親孝行していきたいと思います。今後は田中さんと2人で( イ )温かい家庭を築いていきます。
お父さん、お母さん、体を大事にいつまでも元気でいてください。最後に田中さんのお父さん、お母さん、田中さんを優しい人に育てて( ウ )ありがとうございました。
田中さんの最高の伴侶となれるよう努力していきます。( エ )
1.文中に「おかげ」という言葉があるが、使い方の違うものは次のどれか。A.そのおかげで私は少し気持ちが楽になりました。 |
B.そのおかげで私は夜は寝ることができませんでした。 |
C.そのおかげで彼は気持ちがよくなりました。 |
D.その薬のおかげで痛みが治まりました。 |
A.感激がいっぱいになります |
B.胸がいっぱいになります |
C.感動がいっぱいになります |
D.心がいっぱいになります |
A.南向きで光のいっぱい家 |
B.あいに溢れる家 |
C.生活の豊かな家 |
D.いつでもけんかのない家 |
A.あげて | B.くれて | C.もらって | D.くださって |
A.今後とも温かく見守っていただけますよう、宜しくお願い致します。 |
B.今後とも温かく見守ってくれるよう、宜しく願います。 |
C.今後とも温かく見守っていただけますよう、宜しく願います。 |
D.今後とも温かく見守ってもらうよう、願います。 |
母と2 人で2 日間かけて話し合ってルールを決めた。
•お小遣い帳をつけ,毎月チェック(检查)を受ける
•お年玉(压岁钱)など臨時収入はすべて貯金する
•教育費は母が払うが、それ以外はわたしが払う
•ネットショッピングなどをする時は、必ず母に相談し許可を受ける
新しいお小遣い制が始まるとすぐに、これは大変なことだと気づいた。まったく無駄に使うことができないのだ。
携帯の料金もお小遣いで払うので、使いすぎないように気をつけるようになった。服を買う時は、かわいいから欲しいとはいかなくなった。まずは予算を立てなくてはならない。値段を見て、あきらめる場合がほとんどだ。予算の範囲で、好きな服を見つけた時はとてもうれしいし、その服を大切に着るようになった。また,自分にとって本当に必要なものかどうか、買う前に考えるようになった。
そして、必要ないと思うものはあきらめて買わないようにすると、( ア )ことに、少し日が経つと、「まったく必要なし J という気持ちになっているのだ。
1.文中に「うん。やってみる! I とあるが,その時はどんな気持ちか。A.嫌がる気持ち | B.不安な気持ち |
C.うれしい気持ち | D.がっかりした気持ち |
A.貯金する | B.母にあげる | C.教育費にする | D.自由に使える。 |
A.高いから | B.欲しくないから |
C.必要がないから | D.かわいくないから |
A.残念な | B.悔しい | C.悲しい | D.不思議な |
A.よく服を買うようになった。 |
B.お金を無駄に使わなくなった。 |
C.携帯を自由に使えるようになった。 |
D.必要のないものも自分で買うようになった。 |