1 . 日本で最もたくさん採れる果物はみかんで、果物全体の生産量の約3分の1を占めています。2番目はリンゴで、次になしが続きます。しかし、日本人が一番たくさん食べる果物は、国産のみかんではなく、日本でほとんど取れないバナナなのです。
バナナの輸入は1903年に始まりました。そのころ、日本人が最もたくさん食べていた果物はみかんとりんごでした。しかし、だんだんみかんやりんごを食べる量が減り、ア( )バナナの輸入が増えて、2004年にはバナナが一番多く食べられるようになりました。1年間に1人が食べるバナナの量は5.7キロにもなります。手で簡単で剥けてすぐ食べられること、ちょっとお腹が空いた時にも便利で、健康にいいことがバナナの人気の理由のようです。
1.日本で3番目に取れる果物は何か。A.りんご | B.みかん | C.バナナ | D.なし |
A.2018年 | B.1903年 | C.2004年 | D.1890年 |
A.輸入が増えた。 | B.健康にいい。 |
C.ちょっとお腹が空いた時に便利だ。 | D.手で簡単で剥げてすぐ食べられる。 |
A.まだ | B.反対に | C.例えば | D.だから |
A.5.7キロ | B.11.4キロ | C.17.1キロ | D.22.5キロ |
最近、どう褒めたら子供が新しいことにチャレンジする気持ちを持つようになるか、調べた実験の話を聞きました。数百人の子供に難しい問題を10問解かせます。そして、良い結果だった子供たちを二つのグループに分け、一方に「よくできたね。頭がいいね。」と「頭の良さ」を、もう一方に「よく頑張ったね。」と「努力」を褒める言葉をかけます。すると、次の行動に①違いが現れました。
実験では続けて、同じ問題をもう一度解くか、新しい問題をやってみるかを選ばせます。そうしたら、頭の良さを褒められたグループでは、間違えると頭が悪いと思われてしまうと考えたからか、多くの子供が②同じ問題を解きました。( ③ )、努力を褒められたグループでは、90%が新しい問題にチャレンジしたのです。
④褒め方のヒントが隠された面白い実験だと思いました。
1.息子に対する自分のほめ方について、私はどう感じているか。
A.簡単だ。 | B.うまくいっている。 |
C.簡単ではない。 | D.自信がある。 |
A.頭の良さを褒められた子供の多くは、新しい問題を解こうとした。 |
B.頭の良さを褒められた子供の多くは、同じ問題を解こうとしなかった。 |
C.努力を褒められた子供の多くは、新しい問題を解こうとした。 |
D.努力を褒められた子供の多くは、新しい問題を解こうとしなかった。 |
A.頭がいいと褒められたから |
B.間違えると頭が悪いと思われるから |
C.新しい問題に興味がないから |
D.自分に満足してチャレンジしたくないから |
A.そして | B.だから | C.それに対して | D.あるいは |
A.「ずっと集中して頑張っていたね。本当に感心したよ。」 |
B.「とてもよくできたね。すごく頭がいいんだね。」 |
C.「ぜんぜん勉強しなくてもできたんだから、偉いなあ。」 |
D.「難しい問題なのに、簡単にできちゃったね。驚いたよ。」 |
3 . 最近、近所の花屋が閉店した。30 年以上も「町の花屋さん」として(作为…)人気があった店だ。
この店がオープンしたのは、私がまだ小学校に入る前だった。私にとって、店の思い出はそのまま(照原样…)子供のころの思い出と重なる。家族の誕生日や家にお客さんが来る時などには、母と一緒にこの店で花を買っていた。
小学校を卒業する時には、こんなことがあった。クラス全員でお金を出し、担任の先生に花束を送ることになった。「お礼の気持ちを表すために(为了…)、見たことのないほ ど大きなのを送ろう」と私たちは話し合った。しかし、小学生のお小遣い(零钱)の中から集まったお金は少しだけだった。それで、私たちはどきどき(忐忑不安…)しながら、「大好きな先生にあげるから、できるだけ(尽可能…)大きい花束を作ってください」とお願いした。おじさんは嫌な顔もしないで、とても大きなバラの花束を作ってくれた。
30 年以上もきれいな花束を作り続け、暖かい思い出を作ってくれたおじさんに、「ありがとう、お疲れ様でした。」と言いたい。
1.「店の思い出はそのまま子供のころの思い出と重なる」とあるが、それはどんな思い出ですか。A.私は小学校に入学した時に、この花屋が開店したこと |
B.小学校を卒業する時に、先生と一緒にこの花屋で花を買ったこと |
C.特別なことがある時には、よくこの店で花を買っていたこと |
D.おじさんが大好きだったので、よくこの店で花を買っていたこと |
A.お客さんが来たということ |
B.お金がないこと |
C.先生に花を買ってあげたということ |
D.母と一緒にお花を買っていたこと |
A.もうすぐ閉店する花屋のおじさんに、無理なお願いをするから |
B.嫌そうな顔をしているおじさんに、無理なお願いをするから |
C.お店に花があまりないのに、おじさんに無理なお願いをするから |
D.お金が少ししかないのに、おじさんに無理なお願いをするから |
A.小学校時代にとてもお世話になった先生へのお礼の気持ち |
B.よい思い出を作ってくれた花屋のおじさんへの感謝の気持ち |
C.大好きだった花屋さんが閉店するので、寂しいと思う |
D.近所の花屋さんが閉店したので、とても不便だと思う |
A.小学校に入る時、先生にきれいな花を送りました |
B.花屋さんのおじさんは大きな花束を作ってくれませんでした |
C.大好きだった花屋さんがこれからも開店しますので、とても楽しいです |
D.近所の花屋さんに暖かい思い出を作ってもらいました |
自分のやりたいことをするために、睡眠時間を減らせばいいという人もいるだろう。しかし、必要な睡眠時間は個人差がある上に、無理をすると苦痛も大きい。楽しいことをするために睡眠時間を削るのはそれほど苦しくないが、勉強のために睡眠時間を削るなど、なかなかできないだろう。
では、どうすれば時間ができるのか。大きく分けて二つの方法がある。
一つは、自分にとっての「無駄な時間を減らす」ことだ、大学に受かるための時間が必要ならば、それに関係のない時間を減らせばいい。これは必ずしも、食事や入浴の時間を削れというわけでない。当たり前のように過ごしている無駄な時間をなくせばいいのだ。
時間を増やす二つ目の方法は、「時間の密度を上げる」ことだ。時間の密度を上げるということは、1時間で5ページ勉強するのと10ページ勉強するのとでは、時間の密度が倍も違うということだ。見た目では勉強をやっていないのに「できる」人は、時間的に多く勉強していないだけで、人の何倍ものスピードで十分な勉強量をこなしているはずだ。
ここで出てくるのが、一見無駄に見える時間の効用である。1時間だけはテレビを見る、友達と電話で話すなど何でもいいのだが「遊び」があることで残りの2、3時間の密度がアップするなら、それは無駄な時間ではなく、投資の時間ということになる。つまり、自分にとって無駄な時間とは何か、どのように時間の密度を上げるかは、人によって違うため、それぞれで試しながら学んでいく必要がある。
1.文中に「なかなかできない」とあるが、何ができないのか。
A.寝ないで楽しいことをすること |
B.楽しいことをするための時間を作ること |
C.寝るための時間を作って、勉強もすること |
D.寝る時間を減らして、勉強の時間を作ること |
A.睡眠時間 | B.食事や入浴の時間 |
C.目標に関係のない時間 | D.大学に入るために勉強する時間 |
A.時間的に多く勉強する人の時間の密度は低い。 |
B.短い時間で多くの学習内容が理解できる場合、その時間の密度は高い。 |
C.何倍ものスピードで人と同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は低い。 |
D.長い時間をかけて、いつもと同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は高い。 |
A.テレビを1時間見ることで、情報量が増える。 |
B.遊びや投資の情報を得ることで、能率が上がる。 |
C.友達と電話で話すことで、会う時間が節約できる。 |
D.遊びをすることで、かえって勉強の集中力が高まる。 |
A.時間の密度を上げる努力をするよりも、無駄な時間を減らしたほうが能率が上がるはずだ。 |
B.時間をうまく使えるようになるには、焦らずにゆっくりと自分のペースで好きなことからやることが重要だ。 |
C.「できる」人のように、短い時間でより多くの勉強内容を十分に理解するには、投資の時間を減らす必要がある。 |
D.時間をうまく使えるようになるには、自分でいろいろやってみて、無駄な時間を判断して、時間の有効活用術を身につけなければならない |
5 . 東京タワーは約333メートルですが、東京スカイツリー(晴空塔)は634メートルです。とても高いです。東京スカイツリーは2008年7月に着工し、2012年2月に竣工しました。有名な建築家の安藤忠雄と彫刻家の澄川喜一によってデザインされました。そして、日本で一番高いタワーです。
1958年に東京タワーを作った時、東京には高いビルやマンションがあまりありませんでした。でも、今は高い建物がたくさんあります。東京タワーよりもっと高いタワーから、テレピやラジオの電波を出さなければなりませんから、東京スカイツリーを作りました。
東京スカイツリーには、展望台が2つあります。350メートルの第1展望台と、450メートルの第2展望台です。どちらも、とても速いエレベーターで登ります。エレベーターのドアが開くと、川や海、それから、公園や電車などが遠くまで見えます。晴れの日は、富士山も見えます。
東京スカイツリーに行く時は、夕方の少し前が一番お薦めです。展望台から明るい影色を見た後で、少しずつ暗くなる夕方の景色を見ます。それから、夜の景色も見えますから。昼と夕方と夜の景色、どれもきれいです。みなさん、ぜひ(ア)。
1.東京スカイツリーについて正しいのはどれか。A.東京タワーより遅く建てられた。 | B.完成したまで4年以上かかった。 |
C.建築設計の担当者は三人もいた。 | D.日本で二番目に高いタワーである。 |
A.東京タワーは電波を出せないから |
B.高層ビルがたくさん作りたいから |
C.もっと高いタワーから電波を出すから |
D.東京スカイツリーの周辺に何もないから |
A.333メートル | B.350メートル | C.450メートル | D.634メートル |
A.朝 | B.昼 | C.夕方の前 | D.夜 |
A.行ってみたいです | B.来たくありませんか |
C.行ってもいいですよ | D.遊びに来てくださいね |
タバコが高いからだ。店や種類で差はあるが、だいたい1箱が7ドルくらい。1本45円ほどとなれば、火をつけた直後にバスが見えたとき、舌打ち(咂嘴)しながらも消さない愛煙家がいておかしくはない。値段が高いだけでなく、町全体がタバコに極めて厳しい。①建物の中で吸えるところは、自宅のほかはまずない。市内に数店の「シガーバー(雪茄吧)」以外は飲食店も禁煙だ。市民の喫煙率は19%というが、タバコを吸っている人に出会うのがほとんどないためか、喫煙者はもっと少なく感じられる。
先ごろの厚生労働省の発表によれば、日本の男女合計の喫煙率は24%と、過去最低を更新した。ニューヨークと5%しか違わない。その割に喫煙者が多いように思えるのは、受動喫煙をかぶる場面が多いせいだろう。中でも飲食店はひどい。隣のテーブルですぱすぱ吸われるのはよくあることだ。同じテーブルを囲む仲間に気を使い、こっちに向けて煙を吐く迷惑な者もいる。仲間は大事だが他人はどうでもいいらしい。
東京にある禁煙広報センターが、一昨年喫煙者に聞いた。約2000人の半数が1箱500円ならやめると答えたそうだ。日本はタバコが安すぎるし、煙の居場所に寛大すぎるようだ。②「スモークハラスメント」という言葉がある。喫煙者の煙で嫌な思いをしている人がいるということを愛煙家に知っておいてほしいと、今月末の世界禁煙の日を前に思う。
1.日本のことについて正しく述べているものはどれか。
A.タバコを吸っている時にバスが来ても、バスに乗らずにタバコを吸い続ける。 |
B.タバコを吸っている時にバスが来たら、そのままバスに乗ってタバコを吸う。 |
C.タバコを吸っている時にバスが来たら、タバコを吸うのをやめてバスに乗る。 |
D.バスを待つときにはいつもタバコを吸いながら待つ。 |
A.タバコが高いので、バスに乗ってもタバコを消さない。 |
B.「シガーバー」でもタバコを吸ってはいけない。 |
C.喫煙率の数字よりもっとタバコを吸う人が少なく感じられる。 |
D.外ではタバコをあまり吸わないが、飲食店でタバコを吸う人は多い。 |
A.自分の家以外の建物の中では、たいていタバコを吸ってもよい。 |
B.自分の家以外の建物の中では、タバコが吸えるところはほとんどない。 |
C.自分の家以外では、建物の外でしかタバコを吸うことができない。 |
D.自分の家以外では、建物の中でも外でもタバコを吸ってはいけない。 |
A.それに | B.しかし | C.しかも | D.それとも |
A.タバコの煙が人に迷惑をかけること | B.タバコを吸うところが多すぎること |
C.タバコを吸う人が少なくなってきたこと | D.タバコの値段が安すぎること |
7 . わたしはきのう友達とうみへ行きました。B駅まで電車で行って、それから海まで歩きました。海はきれいでした。( ア )人がとても多かったですから、すこし( イ)およぐことができませんでした。
昼ごはんはカレーを食べました。とてもおいしかったです。午後、ふね( ウ )、おつりをしました。たのしかったですから、また( エ )。
1.( ア )に入れるのはどれですか。
A.しかし | B.あまり |
C.そして | D.だから |
A.も | B.でも |
C.だけ | D.しか |
A.にのって | B.にのりて |
C.をのって | D.をのりて |
A.行きましょう | B.行きたいです |
C.行きます | D.行きました |
A.電車だけで海に行くことができます | B.昼ごはんはカレーです |
C.海にはあまり人がなかったです | D.作者はさかなを食べました |
8 . わたしにはおとうとがいます。兄弟ですが、わたしとおとうとは( ア )。私は背が低いですが、おとうとは高いです。わたしはあまいものが好きですが、おとうとはきらいです。わたしは英語が( イ )が、おとうとは大学で英語を勉強していますから、じょうずです。
でも、わたしたちはとても仲がいいです。ときどきいっしょにスポーツをしたり映画を見たりします。
1.作者には兄弟が何人いますか。
A.ひとりです | B.ふたりです |
C.さんにんです | D.きょうだいがないです |
A.あまりちがいません | B.ぜんぜんちがいます |
C.あまりおなじではありません | D.ぜんぜんおなじです |
A.できません | B.できます |
C.話しません | D.話します |
A.映画を見たりスポーツをしたりします | B.英語を勉強します |
C.あまいものを食べます | D.大学生へ行きます |
A.作者は背が高いです |
B.作者のおとうとは大学生です |
C.作者と作者のおとうとは英語ができます |
D.作者はスポーツが得意です |
9 . わたしのいえはカナダの小さいまちにあります。いえに大きい木があって、子供のとき、よく木の下で本を読んだり兄と遊んだりします。兄はときどき木の上にのぼりました。わたしは高いところがすきではありませんから、木に( ア )木の下で兄を見ていました。
木には毎年はるにあかくて小さい花がさきます。花が( イ )さきますから、木の上がぜんぶあかくなって、とてもきれいです。去年のはるは日本にいましたから、花を見ませんでした。今年ははるに国へかえって、花を見たいです。そして、( ウ )。
1.作者のいえはどこにありますか。A.大きい木の下にあります | B.カナダの小さいまちにあります |
C.日本にあります | D.木の上にあります |
A.のぼって | B.のぼってから |
C.のぼらないで | D.のぼります |
A.たくさん | B.あまり |
C.とても | D.たいへん |
A.花を見たくなかったからです | B.去年は日本にいましたからです |
C.花が咲きませんでしたからです | D.花が小さかったからです |
A.木の上に兄がいます | B.兄は木の花が好きです |
C.兄と木にのぼりました | D.木の下で兄と話したいです |
10 . 「よろしくお願いします。これ、私の名刺です。」
先日、あるパーテイーで、袋に入った1枚のクッキーを渡された。「えっ」と思って、よく見ると、クッキーの表に名前と会社名が書いてあった。相手の人は笑いながら「たべられますよ。」と言った。
名刺は普通、四角い紙でできている。しかし、最近は変わった名刺を持つ人もいる。会社が作っている商品と同じ形をしたもの、木やプラスチックでできたもの、香りがついたものもあるそうだ。
名刺は仕事には必要なものだが、ほかの人と同じような名刺では、顔や名前をなかなか覚えてもらえない。クッキーの名刺をくれた人によると、このような名刺にすると、すぐに名前を覚えてもらえるだけでなく、話しが広がり、仕事の話がうまくいく場合もあるそうだ。
まず、名刺から相手の心をつかむ。これが、最近の新しい仕事のやり方なのかもしれない。
1.「えっ」と思ってとあるが、どうしてそう思ったのか。A.パーテイーなのに、名刺をもらった |
B.名刺だと言うが、クッキーを渡された |
C.クッキーに名前と会社名が書いてある |
D.名刺なのに、食べられると言われたから |
A.紙でできている四角い名刺 |
B.木やプラスチックでできている名刺 |
C.香りがついている名刺 |
D.クッキーの名刺 |
A.木の名刺 |
B.プラスチック製 |
C.香りがついた名刺 |
D.クッキーの名刺 |
A.自分の名前 |
B.会社名 |
C.会社の住所 |
D.自分の住所 |
A.ほかの人と名刺を交換する楽しみが増える |
B.ほかの人とは違って、新しい仕事のやり方が見つかる |
C.自分の名前を相手に覚えてもらえ、仕事の話がうまくいく |
D.自分も変な名刺がもらえ、相手の名前をしっかり覚える |