1 . 私の趣味は山に登ることです。山のいちばん上で景色を見ながら昼ご飯を食べるのが、私の楽しみです。
先週、会社の先輩の内村さんと話していて,内村さんも山が好きなことがわかりました。①それで、私がよく行く山に,一緒に行くことになりました。週末、私たちは山の近くの駅で会って,山に向かいました。1 時間ぐらい登ったとき、内村さんが止まって、「珍しい花が咲いていますね。ここで少し休みませんか」 と言ったので、休むことにしました。
内村さんは「少し」と言ったのに、ずっと花の写真を撮っていて、12 時になってしまいました。それで,私たちは弁当を食べました。私は②ちょっと残念でした。山の上で食べたかったからです。弁当を食べながら、内村さんは撮った写真を見せてくれました。とてもきれいだったので、私も撮ってみたくなりました。
昼ご飯のあとで、内村さんは山の花の上手な撮り方を教えてくれました。私も少し撮ってみて,楽しくなりました。そして、2 時間ぐらい写真を撮って,山をおりました。山に行って、上まで登らないで帰ったのは初めてでした。でも、とてもいい一日でした。
内村ざんと山に行って,私は③山の新しい楽しみを知りました。また一緒に山に行きたいと思います。
1.どうして「私」は内村さんと一籍に山に行くことにしましたか。A.内村さんが山で昼ご飯を作ってくれると言ったから |
B.内村さんに山を好きになってもらいたかったから。 |
C.内村さんも山が好きなことがわかったから。 |
D.内村さんの好きな山に登ってみたかったから |
A.しかし | B.だから | C.それなのに | D.それでも |
A.山のいちばん上で弁当が食べられなかったから。 |
B.持ってきた弁当がおいしくなかったから。 |
C.咲いていた花があまりきれいではなかったから。 |
D.花の写真を撮る時間が短かったから。 |
A.弁当を食べながら、私は内村さんに撮った写真を見せられました。 |
B.私は内村さんに山の花の上手な撮り方を教えてあげました。 |
C.私たちは山の頂点まで着かないで帰りました。 |
D.今度も内村さんと一緒に山に登ろうと思っています。 |
A.山の上で景色を見る楽しみ。 |
B.山の上で昼ご飯を食べる楽しみ。 |
C.山の登り方を人に教える楽しみ。 |
D.山に咲いている花の写真を撮る楽しみ。 |
2 . 私はデマエ(外卖)という日本語が大好きです。なぜなら、こんな便利な制度は、欧米ではほとんど想像できないからです。
配達制度で、欧米先進国に現存しているものは、せいぜいミルクと郵便ぐらいであって、昨今は牛乳配達さえ崩れつつある国も少なくない。
① が日本では、ミルク、郵便はもちろん、新聞、洗曜、デパート、医師、米、酒、食品など、あらゆるものが玄関に現れます。
それはもう信じられないほどのサービスです。
② 、当のサービスを受けている日本の「消費者」たちは、いっこうに有難がっている風がない。それどころか、ミルクが値上げされたり、新聞が値上げされたりすると、国中にブー、ブー」という声が上がります。
デパートや酒屋が配達を断ったら、たちまち客を失ってしまいます。医師が往珍を断ると、人道問題までも一緒になって叩きます。
だから、この国では、配達可能、出張可能なものは、すべて玄関までという制度が崩れない。配達用のトラック、スターター、往診用の乗用車、マッサージ師の出張用自動車などは、もしかすると、交通渋滞の一因を成しているのではないかと思えるほどです。
1.欧米の「デマエ」の現状について、正しく述べているのはどれか。A.多くの国では「デマエ」サービスを利用するのは想像できます。 |
B.多くの国では郵便ぐらいは「デマエ」サービスの利用ができます。 |
C.一部の国では、牛乳の「デマエ」サービスしか利用できない。 |
D.一部の国では、「デマエ」サービスが交通間題を起しています。 |
A.どの | B.どんな | C.それ | D.あれ |
A.そして | B.なぜなら | C.しかも | D.ところが |
A.玄関まで届けておかないと、受け取ってもらえないから。 |
B.法律でそう定まっているから。 |
C.お客に満足なサービスを提供しないと、利用されなくなるから。 |
D.人道問題が出てくる可能性があるから。 |
A.日本における「デマエ」という制度は便利だが、日本人はあまり有難いと思っていない。 |
B.日本における「デマエ」という制度は交通渋滞の原因になるから、しばらくしたら消えてしまうだろう。 |
C.日本における「デマエ」という制度に対し、多くの人が不満を持っている。 |
D.日本における「デマエ」という制度は、欧米先進国の真似をしたものである |
3 . 会社を出てから家に着くまでの即、私は息子の太郎のことばかりを考えていた。昨日の夜、太郎が2年間かわいがっていたハムスターの「ハナ」が突然、死んでしまったからだ。昨日の夜、私の手のひらの上で冷たくなっているハナを、私の指の間からそっとなでていた太郎の小さな手。今、起こっていることをしっかり受け止めようとしているようだった。
私が家に戻ると、太郎が、ハナの大好きだったひまわりの種と、庭に咲いていた花をたくさん入れて、ハナのお墓を作ったと言うので、私は太郎と一緒にお墓に向かった。小さな石の墓は庭の隅にあった。
ハナのお墓の前で、私たちは手を合わせた。太郎が「生まれ変わったら、またうちに来てください」と小さい声でつぶやいているのが聞こえた。顔を上げると、お墓の後ろにきれいな緑色の鳥が、小さく丸くなって落ちているのが見えた。大きさはハナよりも少し大きいぐらいだろうか。じっと小鳥を見つめている私の考えを読み取ったように、太郎が言った。「ハナのお墓があったから、ここに落ちてきたんだよ。一緒に天国に行けるからね。」ハムスターも空を飛ぶ鳥と一緒なら、( )天国に飛んで行けるだろう。
太郎はこのふたつの小さな命から、生き物をかわいがることだけではなく、死を受け入れることも教わったにちがいない。親が教えにくいことを、ハナと小鳥が教えてくれたの。私はいっしか、お墓と小鳥に向かって、もう一座手を合わ廿ていた。」
1.文中に「息子の太郎のことばかりを考えていた」とあるが、どうしてか。A.息子が悲しんでいないか心配だったから。 |
B.家で一人で待っている息子が心配だったから。 |
C.息子がベットにえさをやったか心配だったから。 |
D.息子がちゃんとお墓を作れたか心配だったから。 |
A.どうしてハムスターが死んでしまったのだろう。 |
B.どうしてこんなところで鳥が死んでいるのだろう。 |
C.この烏はどうやってここまでやってきたのだろう。 |
D.太郎にペットの死をどうやって説明したらいいだんう。 |
A.必ず | B.ぜひ | C.きっと | D.絶対 |
A.ハナと小鳥が無事に天国へ行かれるように願ったから。 |
B.太郎のために、ハナに生まれ変わってほしか。かか。 |
C.ハナだけでなく、小鳥まで死んでしまったことが悲しか。 |
D.太郎の心を成長させてくれたハナと小島に感謝をしたかつ。 |
A.生き物とはいつか必ず別れが来るのだということ。 |
B.生きているものの命を大切にしなければならないこと。 |
C.ベットが死んだときには墓を作ってやるのだということ。 |
D.ベットを飼うときはきちんと世話をしなければならないこと。 |
4 . 今は「地球全体が暖かくなった」と言われています。しかし、東京は特に暑くなったようです。夏は東京だけでなく、30度以上になる日が続くこともよくあり、暑いのは当たり前と言えます。ところが、東京では夜もずっと暑いのです。例えば、都心では夜27度もあって、よく眠れないほどです。郊外なら少し涼しくなり、23度ぐらいだそうです。4度も違うのです。
ある大学の先生の話によると、冷房やコンクリート(混凝土)の建物が暑さの主な原因だそうです。東京の夏はむし暑いですから、ビルでも普通の家でも冷房を使っています。また、電車にも地下鉄にもバスにも、ほとんど冷房が入っています。中にいる人は涼しくて快適ですが、外に熱い空気を出しますから、外の気温は高くなります。外が暑くなると、もっと冷房を強くしますから、また、気温が高くなります。これが夜になっても続くのです。また、コンクリートの建物は昼間の太陽で暖かくなりますが、夜になると、コンクリートの壁は冷たくなります。熱が外に出るからです。ビルが多くなると、ますます東京の夜は暑くなっていくのです。
都心には庭のある家が少なくなり、( ア )、ビルやアスファルト(柏油)の道路が多くなりました。1987年の東京には、林や畑、草花のある土地などが5.6パーセントしかありませんでした。しかし、もし緑のある土地が50パーセントに増えると、気温が2度下がると聞きました。
冷房や車のある生活は便利で快適ですが、石油の使い方をみんなで考え、少し石油の利用を減らしたらどうでしょうか。そして、緑を多くすれば、冷房を使わなくても、夜、眠れる東京になるのかもしれません。
1.東京と郊外の気温はどう違うか。A.昼間はどこでも暑いが、夜はどこでも涼しくなる。 |
B.都心と郊外では昼間の気温がたいへん違う。 |
C.都心と郊外では夜の気温がたいへん違う。 |
D.郊外にも緑が少ないので、夜27度もある。 |
A.夜も冷房を使うので、外に熱い空気が出て、気温が下がらない。 |
B.電車などの乗り物にはほとんど冷房が入っている。 |
C.ビルのコンクリートの壁が、夜、冷房を止めると熱くなる。 |
D.コンクリートの建物が、夜になると、暖かくなる。 |
A.つまり | B.反対に | C.だから | D.そのため |
A.地球全体が暑くなったため。 |
B.郊外に住む人が多くなって、建物が増えたため。 |
C.冷房をよく使い、またコンクリートの建物が多くなったため。 |
D.郊外にビルとアスファルトの道路がたくさんできたため。 |
A.冷房の利用を減らす。 |
B.石油の利用を減らす。 |
C.林や畑、草花を増やす。 |
D.コンクリートの建物を増やす。 |
5 . 私たちは長い間、自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした。だから、自然の草花や風景、家具や道具、美術や建築など、目に見える対象だけに美しさを求めてきました。
ところが、科学が発達して、顕微鏡や写真機などの光学機械が制作されるようになると、今まで想像も付かなかった新しい世界を見ることができるようになりました。( ア )、機械の力によって、新しい美が次々と発現されたのです。
顕微鏡は、目に見えない微生物や虫、草、鉱物など小さな部分を、何千倍、何万倍もの大きさに写して、人間が今まで全然気付かなかった世界を、私たちの目の前に開いてくれました。
菜の花やモンシロチョウ(菜粉蝶)は春の田園の美しさの代表です。ところが、その花粉や、蝶の羽を顕微鏡で見ると、思いがけない(意想不到)形をしているのに、びっくりさせられます。そして、 こんなに美しいものかと、驚かされます。
雪でもそうです。白い雪の美しさや、山や木に積もった雪景色の美しさは、誰でも知っていることですが、顕微鏡で見た雪の美しさは、また格別(特殊)です。雪の結晶は、たいてい六角形をしています。しかも同じ六角形でもその種類はいろいろで、それぞれ違った模様を描いているのです。
私たちは科学の力によって、新しい美しい雪の世界を見ることができるようになりました。これらの雪や蝶の羽などは、どんな図案家の力も及ばないほどの美しさを持っています。
こうした美しさは、誰かが作ったものでもなく、自然のうちに、調和した美しい形ができあがっているのです。
さらに、このごろでは、電子顕微鏡で、金属の組織を拡大して見ることができるようになり、そこにも、私たちの想像も付かない美しい形が現れています。( イ )は、科学の進歩とともに、これからも私たちの前に、新しく発見されていくことでしょう。
1.文中に「自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした」とあるが、その理由は何か。A.目に見える美は一番だから |
B.科学が発達していなかったから |
C.新しい世界を見る意欲がないから |
D.新しい美を発現したくないから |
A.つまり | B.例えば | C.しかし | D.それに |
A.自分の目で見られる世界 |
B.何千倍、何万倍もの大きさに写した世界 |
C.目に見えない世界 |
D.顕微鏡や写真機などの光学機械の世界 |
A.白い雪の美しさ |
B.山や木に積もった雪景色の美しさ |
C.六角形をしている雪の結晶の美しさ |
D.思がけない形をしている雪の美しさ |
A.目に見える美 | B.描かれた絵の美 |
C.白い雪の美 | D.自然の中の美 |
6 . 「どこでだってできる職業なんだから、軽井沢とか伊豆とか空気のいいところに家を買って、必要な時だけ上京したらいかがですか」よくこういうことを言われる。自然に囲まれた環境下でのんびり暮らしたいというのは、多くの人の夢であるようだ。
(ア)、私はそういうタイプ(类型)の人間ではない。いや、実は過去に一度、海や山が近く、水も空気もうまいというところに住んだことがある。引っ越した当時は、(イ)場所だと感激していた。だが、喜んでいたのも、さほど長い期間ではなかった。半年も経つ頃には、飽き(厌倦)が来ていた。庭で咲く花を見ても、何も感じなくなっていた。水をやるのが面倒だなと思うだけになった。自然との付き合い方がわからないのだ。普段人は、自分が生まれ育った環境のイメージ(形象、印象)に縛られ続ける(一直被束缚)のだろうと思う。私の生まれた家は大阪の下町 (平民区) にあった。小さな商店や町工場が狭い土地にびっしりど並ぶ、緑も土もない町だった。だが私にとっては居心地(心情,感觉)のいい場所だった。
現在私は東京の中心地付近に住んでいる。自然とはまったく縁のない場所である。マンションだから庭もない。外に出て深呼吸したら、肺に入ってくるのは排気ガス(废气) だ。それでもここが、大阪の実家以外では一番住み心地がいい。老いた両親も、すごくごみごみした(杂乱的)場所だと聞き、「それはええな」と喜んでくれた。
1.文中の「そういうタイプの人間」とはどんな人間か。A.どこでも家が買える人 | B.どこでも仕事ができる人 |
C.のんびり暮らしたいと思う人 | D.自然豊かなところで暮らしたいと思う人 |
A.また | B.だから | C.しかし | D.そして |
A.自然にすぐ飽きてしまったから |
B.自然のいいところは手入れが面倒だったから |
C.自然とどう付き合ったらいいかわからなかったから |
D.自然に囲まれた環境で暮らすのは自分の夢ではなかったから |
A.素晴らしい | B.懐かしい | C.にぎやかな | D.有名な |
A.庭の手入れなども必要なくて楽だから |
B.東京の中心地付近にあって便利だから |
C.大阪の実家のイメージと似ているから |
D.老いた両親が好きなマンションだから |
元気ですか、私は北京にいます。ここはちょっと寒いです。北京はとてもにぎやかな都市です。
きのうは故宮を見ました。古かったですが、とてもきれいでした。たくさんの写真を撮りました。夜は王府井に行きました。よかったです。
北京はカフェがたくさんあります。毎日カフェでコーヒーを飲みます。月に一回ケーキを食べます。とても美味しいです。
また北京でいっしょに遊びましょう。
鈴木花子
注:北京「ペキン」
故宮「こきゅう」
王府井「ワンフーチン」
1.今、北京はどんな都市ですか。
A.暑いです。しずかです。 |
B.寒いです。しずかです。 |
C.暑いです。にぎやかです。 |
D.寒いです。にぎやかです。 |
A.故宮と天安門 |
B.西単と王府井 |
C.天安門と西単 |
D.故宮と王府井 |
A.古いですが、きれいです。 |
B.新しいですが、汚いです。 |
C.古いです。そして汚いです。 |
D.新しいです。そしてきれいです。 |
A.コーヒーを飲みます。 |
B.コーラを飲みます。 |
C.ケーキを食べます。 |
D.クッキーを食べます。 |
A.わたしは今北京にいません。 |
B.今、北京は暑いです。 |
C.故宮は古いですが、きれいです。 |
D.わたしは毎日ケーキを食べます。 |
8 . 昔、あるアメリカ人がトップ販売員と呼ばれる人たち 300 人の言動を観察し、その共通点を探ったことがあった。その結果、「言葉使いが丁寧」「自己主張をしない」「人を笑わせるのがうまい」など、いろいろな要素を探り当てたのだが、中でも「相手を立てるのがうまい」という要素がもっとも重要であることが明らかになった。
要するに、「人間は社会生活や人との繋がりにおいて、『自分を認めてもらいたい』『他人から尊敬されたい』という欲求に一番の反応を示す。トップ販売員と呼ばれる人たちは、他人のこの欲求を満たしてあげる術に長けている」というのだ。
心理学では、人間は衣食住や愛情といった基本的な欲求が満たされると、他者から尊敬されたいという「承認の欲求」、( ア )「自己重要感の欲求」に駆られるようになるということが実証されている。
あなたもこの人間心理をうまく活用し、他人の自己重要感の欲求を満たしてあげてはどうだろう。そうすれば、相手はこの上ない幸福感に満たされるため、あなたに対して好感と親しみを寄せるのも当然のことだ。
こんなことに長けていたのがヒルトン・ホテルの創立者コンラッド・ヒルトンだ。彼は従業員一人一人の名前を覚え、会うたびに声をかけたほか、給料を手渡すときも、「今月もご苦労様」「来月も頑張ってください」と言いながら深々と一礼したと言う。社長にこうまでされたらどうなるか。誰だって「ああ、社長はいつも私のことを気にかけてくれているのだ」と感激し、この人にずっと付いていこうという気になる。
この例にもあるように、人は皆、自分の存在感、価値というものを認めてもらいたがっているのだ。そして、その欲求を満たしてくれた相手には、「この人に協力しよう」という気持ちを抱くのが人の心理というものなのだ。
1.相手を立てるの意味として正しいのはどれか。A.相手を尊重し大切に扱う |
B.相手の立場になって考える |
C.相手を起き上がらせる |
D.相手をこの上ない幸福感で満たしてあげる |
A.笑顔で客を接しないこと | B.丁寧な言葉を使わないこと |
C.自分の好きな商品を推薦すること | D.客を尊敬すること |
A.いくら | B.つまり | C.ところで | D.たとえ |
A.相手に親しみを感じたいと思う心理。 |
B.衣食住のような基本的な要素が何よりも重要だと思う心理。 |
C.他人に自分の価値を認めてもらいたいという心理。 |
D.相手の欲求を満たしてあげたいと思う心理。 |
A.人に何かをしてもらうときは、自分が重要な人物だということを相手に分からせると、きちんとやってもらえる。 |
B.相手に自分のことを好きになってもらうためには、相手の持ち物の価値にお世辞を言うことも必要である。 |
C.人とうまく付き合うためには、相手のことを大切に思っている気持ちを表現することが重要である。 |
D.トップ販売員や大会社の社長は、人に好かれ、親しみを感じてもらうのがうまい。 |
9 . 去年の夏休み、私は友だちと一緒に老人ホームに行って、皿洗いや、高齢者の方の食事運びを手伝いました。高齢者の方は、手伝いをしたり、お話をしたりすると、とても喜んでくれて、「ありがとう」と言ってくれました。私は、「ありがとう」と言われて、少し役に立てている気がして①うれしくなりました。自分が助けてもらったり、支えてもらったりしたときにも、②たくさん「ありがとう」と言っていきたいと思いました。
このボランティア活動をきっかけに、もっとほかのボランティア活動にも参加したいと思いました。先月も、老人ホームや施設に行って、歌を歌ったり、ギターを弾いたりしました。演奏が終わると、高齢者の方はみんな笑顔で、「( ア )」と言ってくれました。私は、ボランティア活動をやってよかったなと思いました。
私たちは、気づかないうちに、たくさんの人と関わり、支えてもらったり、助けてもらったりして、生きています。支えてもらうばかりではなく、自分たちもできることはないかと考え、支えてあげるということが助け合いだと思います。助け合うことで、みんなが笑顔になり、よりよい生活ができるように、小さいことから人のことを考えて行動していきたいと思います。
1.文中に「①うれしくなりました」とあるが、その理由はどれか。A.高齢者たちとお話をするのが楽しかったから |
B.老人ホームで高齢者たちに手伝ってもらったから |
C.自分が助けてもらったり、支えてもらったりしたから |
D.高齢者たちに感謝されて、自分が役に立てていると思ったから |
A.高齢者たちを助けてあげる人 |
B.ボランティア活動に参加したい人 |
C.自分を助けてくれたり、支えてくれる人 |
D.自分に「ありがとう」と言ってくれる人 |
A.お元気ですか | B.ありがとう | C.おはよう | D.すみません |
A.支えてもらうだけでいいと思う。 |
B.友だちと一緒に老人ホームに行ったことがある。 |
C.高齢者の方の笑顔が私に力をくれた。 |
D.このボランティア活動に参加してよかった。 |
A.助けてくれたり、支えてくれる人に感謝したい。 |
B.お互いのことを考えて行動して助け合っていきたい。 |
C.これからも高齢者のためにボランティア活動を続ける。 |
D.私たちは人に支えてもらったり、助けてもらったりして生きている。 |
10 . 以前は、①「親離れできない子」が問題になっていましたが、最近では「子離れできない親」も問題になっているらしいです。いつまでも親に面倒を見てもらって、独立しようとしないのが「親離れできない子」です。成人しても親に仕事場に送り迎えしてもらったり、何を決めるのにも親の意見を聞いたりする人のことを言います。( ア )、いつまでも子の世話をしたがり、子の独立を応援できないのが「子離れできない親」となります。「子離れできない親」は、いつまでも子どものことを干渉したがり、結婚もさせないこともあるようです。しかし、②このようなことではよくないのです。親は子の成長を応援するべきなのです。
子が親から離れていったとしても、親子の関係はなくなるわけではありません。もちろん、大人になるまで大事に育ててきた世界で最も大切な子が③自分の手を離すのは寂しいと思うでしょうが、自分だって④そうしてきたのです。つまり、人間はみんなが独立して、お互いの成長を応援し合うべきなのです。
1.文中の①「親離れできない子」の説明として正しいものはどれですか。A.いつまでも親が子を支配しているということ |
B.親に仕事を探してもらって働くということ |
C.いつまでも親に面倒を見てもらっているということ |
D.独立しようとしたが、親が好きなのでやめたということ |
A.つまり | B.要するに | C.反対に | D.ということは |
A.親が結婚相手を探して結婚させること |
B.親が子を干渉して結婚もさせないこと |
C.親が子のことが好きで、子が親が好きなこと |
D.親がきちんと子の世話をしないこと |
A.子 | B.孫 | C.親 | D.結婚相手 |
A.親から離れて独立したこと | B.子を大事に育てたこと |
C.親として誇りを持ってきたこと | D.子のために干渉してきたということ |