1 . 生きていく上で、心身のバランスが大切なのは言うまでもありません。今の私の支えとなったこれまでの経験、とくに登山や自転車を通じての自然との付き合いや食など、「からだ」について語らせていただこうと思います。
心身は不可分、(ア)「心身一如」だと実感しています。どんなに意志が強く、立派な志を持っていても、体を壊してしまうと、なかなか思いを実行できなくなってしまうことでしょう。やはり普段から体を労ることを意識していきたいものです。とくに運動をしているとついつい頑張ってしまいがちですが、やはりほどほどに「からだ」を使うという意味で心がけが大切だと感じています。
若い頃はついつい厳しい登山をしてしまいましたが、今はちょっとしたハイキングで も、こころゆくまで楽しさ、ありがたさを感じるようになりました。また、「気構え」と「からだ」との関係についても自分の経験を交えて少し述べてみたいと思います。
普段の生活では、病気や怪我をしないにこしたことはありませんが、生身の体です。何が起こるかわかりません。普段から準備できることへの備え、など考えてホームドクターとのお付き合い、寿命と健康寿命、人生の終わいたら、より毎日が安心に過ごせるのではないでしょっか。
ついつい:不知不觉 ほどほど:适当的 心ゆくまで:心满意足
生身:活人 気構え:精神准备
1.策者によると、生きていく上で、何が大切か。
A.心の状態と、体の状態のパランスをしっかり見ること |
B.食小をする際の、栄養と量のバランスを考えること |
C.生活と仕事のバランスを考えて、無理をしないこと |
D.家族と自分の成長のバランスを見て、調節すること |
A.あらゆる | B.いわゆる | C.たとえば | D.とにかく |
A.心も体もそんなにすぐには壊れないから、強くなるように努力すること |
B.立派な志を持って、限界を突破するまでからだを使うということ |
C.必死に体を労ることに努め、できるだけ疲れないようにすること |
D.無理をせずに、自分のできる範囲で動かし、休養も心がけること |
A.好き好んで厳しい登山をして、満足感を得ようとしていたと)、うこと |
B.ハイキングが好きなので、無意識のうちに山に登っていたと言うこと |
C.故意にそうしょうとしたわけではないが、結果的にそうなってしまったこと |
D.ジョギングのついでに山登りをして、うっかり長時間山にいたということ |
A.いつ病気になるかわからないと心の準備をしておくこと |
B.ホームドクターと良好な関係を築いておくこと |
C.人生の終わりに向かって、色々準備しておくこと |
D.頑張って運動して、健康を取り戻そうと努力すること |
2 . 私たちが他の人といるとき、相手に自分がどう見られているか不安に思ったり、ドキドキしたりすることがあります。これが、「対人不安」です。大勢の人の前で自己紹介するときや、片思いの相手に話しかけるときの緊張なども対人不安のひとつです。対人不安の度合いが高い人は、他の人の表情などから受け取る情報や、一緒にいる状況への解釈がマイナスに偏る傾向にあるといいます。(ア)人間関係に敏感な人は対人不安の高い人です。
相手の表情から自分に否定的なストーリーを想像して、イライラしたり怒ったりしたというわけです。「人からどう思われているのだろう」「相手に嫌われたくない」と心配するこころの底に、相手に嫌われるときに自尊心を傷つけられることへの恐れもあるといいます。対人不安には、人前での発表や会議での発言といった状況で起きる「発表、発言 不安」、あまり親しくない相手や嫌いな相手との間に生じる「親しくない相手への不安」、異性と居合わせたりする状況で起きる「異性への不安」、自分だけが会話の輪の外にいるときなどの「会話のない不安」、先生や上司など目上の相手といるときの「目上への不安」があります。
対人不安の度合いが高い人は、他人の目や気持ちを気にしすぎて、マイナスに: ぎてしまっているのかもしれません。自分が人との関係をマイナスに見てしまいがちだということを意識して、あえてプラスに解釈するよう努めてみましょう。
注:片思い:単相思 度合い:程度 あえて:硬要 遠望レンズ、:远望透镜
1.以下のどれが「対人不安」ではないか。
A.相手に自分がどう見られているか不安に思う |
B.他の人といるとき、ドキドキする |
C.片思いの相手に話しかけるとき、緊張する |
D.緊張するが、大勢の人の前で挨拶くらいはできる |
A.他の人の表情などから受け取る情報が負の方向に偏る |
B.一緒にいる状況への解釈が悪い時と良い時の差が激しい |
C.人間関係に敏感ではないが、大勢いると萎縮してしまう |
D.人間関係が悪いときに、精神的につらくなる傾向がある |
A.それから | B.つまり | C.ところで | D.でも |
A.相手に嫌われるときに相手の悪いところを発見してしまう悲しみ |
B.相手に嫌われるときに感じるイライラした気持ちに対する不安 |
C.イライラしたり怒ったりした気持ちを隠せないことへの不安 |
D.相手に嫌われるときに自尊心を傷つけられることへの恐れ |
A.他人の目や他人の自分に対する気持ちを気にする |
B.自分と人との関係を解消するために動き始める |
C.自分が人との関係をプラスに解釈するよう努めてみる |
D.相手の表情から自分に否定的なストーリーを想像する |
3 . 僕の名前は、オオカワ・ユースケ。オオカワ・ユースケは、神童だった。神童っていうのは、辞書によると、「ひとなみはずれた知識をもつ子ども」「非常にすぐれた才能をもつ子ども」ということ。天才ってこと。いや、もっとすごくて、「超天才」って、モーツァルトみたい。三歳でピアノに似た楽器をひきはじめ、五歳で作曲した。六歳ごろからお父さんと演奏旅行をしてまわった。ウィーナーとかいう数学者は、九歳で高校に進学して、(ア)十四歳で大学にはいって研究し、十八歳で学位をとったんだって。日本人では、博物学者の南方熊楠が有名だ。熊楠は、九歳のころ、友だちの家に江戸時代の百科小説があったので、毎日少しずつ読ませてもらった。そして、読んだところをおぼえておき、家に走り帰って1字1句まちがいないよう紙に書き写し、三年がかりで写しおえて、内容をぜんぶおぼえてしまったという。すごい記憶力だね。天才としか言いようがないようだ。
こんなことは、みんな、学校の図書室にあった本に書いてあったことだけど、大川ユースケのことは、(イ)、本にはのっていないのだが。
注:人並み外れた:异于常人的
1.「僕」はどのような子どもだったのか。A.神童というあだ名をつけられ、人気者だった |
B.なんでもできるため、女の子にモテていた |
C.他の子どもとは少し違い、非常に優れていた |
D.他の子どもよりすこし頭がよかった |
A.オオカワ・ユースケはとても優秀であり、モーツァルトに憧れを持っているということ |
B.その年齢では普通できないことをこなせていて、他のことは明らかに違うということ |
C.世の中の母親は、三歳でピアノを習わせることはまだ早いと思っているということ |
D.作曲には普通10年の期間が必要なのに、5年で完成させていてとてもすごい |
A.つまり | B.しかし | C.ところで | D.それから |
A.アメリカの博物学者であり、記憶力がとても優れていた |
B.記憶力が優れており、本の内容を全て覚えてしまった |
C.日本の博物学者であり、幼少期に本の內容を紙に書き写していた |
D.本の内容を覚えて、3年がかりで書き写し、覚えてしまった天才だ |
A.やはり | B.もっと | C.もちろん | D.あまり |
4 . 渡辺さんが暮らしていた修道院のエレベーターは、4秒たつと自動的にとびらが閉まるそうです。(ア)、その4秒が長い。まだ人が乗ってくるかもしれないのに、待たないで、すぐに「閉」のボタンを押してしまう。普段なら4秒なんてすぐにたっちゃうのにね。4秒すら待てないゆとりのなさを反省した渡辺さんは、小さな決心をします。「閉」のボタンは押さずに、いつでも4秒待つ。自分を「待たせる」ことで心のゆとりを取りもどす努力をしました。
私も実践してみました。エレベーターの「閉」を押さずに待ってみたのです。イライラしました。全く自分にゆとりがないことがわかります。
私も「自分を待たせること」が大事だとよくわかりました。そして、努力を始めました。ドアが閉まる時、指を1、2、3、4と折って待ちます。長いです。でも4秒待つと落ちっいてきて、すぐにいかりをぶつけたり、後悔するような暴言をはいたりしなくなりました。4秒は心を落ちつかせる「時間のクスリ」なんですね。これはテストの時にも有効です。始まっても、すぐに始めず4秒間、深呼吸。すっと心が落ちつきます。
「4秒のマジック」を認識してください。あなたが少しでも変わったら手紙を書いてください。必ず返小を書くからね。
注:ゆとり:宽裕 いかりをぶつける:发泄愤怒 すっと:一下子
1.文中に「イライラ」とあるが、どうしてイライラするのか。
A.まだ人が乗ってくるかもしれないという恐怖感があるから |
B.嫌いな人と乗ると、4秒も長く一緖にいなければならないから |
C.エレベーターのドアがしまるのがゆっくりすぎて腹立たしいから |
D.早く目的地に行きたい人がいると、気を使ってしまうから |
A.でも | B.そこで | C.また | D.すると |
A.エレベーターに乘ると心が苦しくなるので、エスカレーターだけを使うこと |
B.エレベーターに乗るとイライラしてしまうので、これからは階段を使うこと |
C.「閉」のボタンを押すのは一回のみにして、イライラしないようにすること |
D.「閉」を押さずに待つことで、自分の心のゆとりを取り戻そうと努力すること |
A.自分に優しくすること | B.自分を待たせること |
C.イライラしないこと | D.他人に怒らないこと |
A.4秒間深呼吸すると、自然に言いたいことが頭の中で整理されて、うまく言えること |
B.4秒間深呼吸をすると、自然と心が落ち着いてイライラしたり焦ったりしなくなること |
C.4秒待つとイライラするので、ものごとはできるだけ4秒以内に終わらせること |
D.4秒待っと、いかりをぶつけてしまう可能性があるので、4秒以内に逃げること |
5 . 将来のことを、私が最初に突きつけられたのは、高校入学直後に受けた作文の授業のときだった気がします。テーマは「なぜこの高校を選んだのか」。(ア)先生は、「将来、何になりたいかなども含めて書くように」と言ったので一瞬あせりました。というのも、進学校の中で、「自分が入れる高校の偏差値がこの高校がギリギリセーフだったから」というのが、ひとつの理由だったからです。おまけに私は、この高校の超プリティーな憧れのセーラー服を着たかっただけなのですから…。しかし、そんなことを作文に至くわけにはいかないと。
「通訳になるためにこの進学校を選びました」などと、心にもないことを書いてしまったのです。確かに英語はずっと得意科目でしたが…。
あの頃の私は、将来のことなど本当にまったく何も考えていません。しかしおもしろいもので将来のことをそのとき何も考えていなくても、「いつも何をするのは楽しいか」ということを自分が知っているだけで、私はそのあとのことを何でもやれたものです。人生がうまくいくのはいつも、「体裁のいい知的な理由」よりも自分の心が心底わくわくすることをしたときでした。それは他人からは一見、「体面いいかげん」に思えることかもしれないけれど、のちに世に出て自分なりの夢をかなえた私にとっては、実は重要な感性だったのです。なぜなら、わくわくすることがすべての原動力になったからです。
注:突きつける:摆在眼前 おまけに:再加上 セーラー服:水手服
体裁のいい:体面いいかげん:不痛不痒
1.「一瞬あせりました」とあるが、どうしてか。
A.この高校を選んだ理由が多すぎて書ききれないから |
B.この高校を選んだ理由が母親が決めたというものだから |
C.この高校を選んだ理由が単純すぎるものだったから |
D.この高校を選んだ理由が制服の可愛さだけだったから |
A.それで | B.しかも | C.しかし | D.やはり |
A.テストで90点を取ったら先生が「プリティーだね」と褒めてくれた |
B.いつも山道を歩きながら、「プリティーがあったらなあ」と考える |
C.わたしのお父さんは、若い頃プリティーに憧れていたそうだ |
D.近所の家で飼われている猫は、寝ている姿がとてもプリティーだ |
A.自分が入れる高校の偏差値がこの高校がギリギリセーフだったから |
B.アニメで見たようなきれいなセーラー服を着たかったということ |
C.通訳になりたいから、この学校を選んだということ |
D.先生のような教師になるためにこの進学校を選んだということ |
A.わくわくすることがすべての原動力になるのだということ |
B.高校生のときの私は、将来のことなど考えていなかったこと |
C.人生がうまくいくのはいつも、体裁のいい知的な理由だ |
D.高校生のような若いうちから将来のことを考えなくていい |
6 . 「やることすべて、成功する必要はない。何回失敗しょうが、最後の1回で成功すれば、成功者と呼ばれる。」
アメリカのスポーツメーカー「ナイキ」の創業者フィルナイト氏がよく語っていた言葉 である。(ア)、日本の経営者からも、同じようなことを言われた経験がある。任天堂の社長を務めた故・山内海氏だ。それまで花札やトランプを製造·販売していた任天堂を、携帯型ゲーム機「ゲーム&ウォッチ」や家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」投入で世界的なゲームメーカーに育て上げた「中興の祖」である。彼は、いつもこんなことを口にしていた。
「我々の世界は大相撲と違って1勝11敗でもやっていける。肝心なのは1勝できるからだ」山内氏は「大企業は失败を恐れて、8勝7敗でいいと思っているから怖くない」こう語っていた。何回連続で負けようが、最後の1回で勝利すれば、それでいいと言うの、これは、まさにイノベーションに必要な発想である。
すべてのアイデアや発想が成功に結びつくことはない。今までの常識を覆すよう試みが、簡単に成功するはずもない。(イ)、そのことを恐れて堅実な道を探ろうとしていては、イノベーションは起こせない。既成概念にとらわれていたら、新しいことがどのは生まれない。せいぜい、これまでの延長線上で前任者より成績を落とさないようにするのが精一杯だ。
注:トランプ:扑克牌 イノベーション:创新,改革 せいぜい:充其量
1.(ア)の中に入れるものとして、一番適切なのはどれか。A.実は | B.その他 | C.でも | D.それに |
A.失敗するのはよくあることなので、気にせず挑戦すべきだ |
B.大企業は失敗を恐れるという傾向があるが、ほとんどが大丈夫だ |
C.やるときめたら、やることすべてを成功しなければならない |
D.何回失敗してしまっても、最後の1回で成功すれば、それは成功者である |
A.コンピューター | B.花札やトランプ | C.ゲーム機 | D.スホーツ用品 |
A.発展 | B.経営 | C.技術革新 | D.進歩 |
A.また | B.だが | C.だから | D.そこで |
7 . 中年期になると、これまでのように業績が伸びなくなる。若い頃は、まだまだ未熟な点があるために、仕事に慣れれば慣れるほど力がつき、業績もそれに伴って向上する。能力開発に励めば励むほど成果が出るようになる。(ア)、人生の折り返し点にさしかかる頃には、仕事をするほど習熟していくといった感じがなくなる。
営業職に就いている40代の男性も、40代になってから自分が成長しているという感じがしなくなって、停滞感があるという。20代の頃は、仕事に関して知らないことだらけで、先輩や上司から教えてもらうことも多いし、仕事をしながら自分で気づくこともいろいろあって、自分が日々成長しているという感じが強烈にあったという。
「昨日よりも今日の方ができるようになっているし、今日より明日の方がもっとできるようになっているはずだっていう感じですかね。」
30代の頃は、もう仕事に結構慣れていたし、ひと通りのことはできるようになっていたため、新しい発見がつぎつぎにあるという感じではなかったものの、それまでの経験を活かして適切な判断ができるようになったり、責任をもつ立場になったりしたことで、毎日が刺激的で、必死に仕事をこなしている感じがあったという。
「でも、40代になってからは、目新しいことは何もないし、何だか仕事がマンネリ化してきて、毎日情性で働いてるみたいな感じで…、こんな生活が定年まで続くかと思うと ゾッとしますね」と言って溜息をつく。
注:一通り:普通,一般 マンネリ化:墨守成规 ゾッとする:毛骨悚然 溜め息をつく:叹气
1.(ア)の中に入れるものとして、一番適切なのはどれか。A.それから | B.すると | C.ところで | D.ところが |
A.自分が成長しているという感覚がなくなり、止まっているような感じがする |
B.自分が日々成長しているという感じが強烈にあり、日々が充実している |
C.毎日が刺激的で、必死に仕事をこなしている感じがある |
D.自分の能力をさらに成長させるためのモチベーションが高くなっている |
A.毎日給料があがっているということ |
B.毎日成長している感覚があるということ |
C.毎日上司との信頼関係が深くなっているということ |
D.日によってできる日とできない日があること |
A.仕事には大分慣れており、できることがかなり増えた |
B.新しい発見がつぎつぎにあり、仕事がとても楽しい |
C.それまでの経験を活かして適切な判断ができるようになる |
D.責任をもつ立場になり、毎日が刺激的だ |
A.新しい発見がつぎつぎにあるという感じ |
B.何をしても元気が出ない倦怠感 |
C.同じ趣向が繰り返されて、新鮮さを失うこと |
D.すべてのことに期待と情熱を持っている |
8 . 中学3年生のとき、こんなことがありました。仲良くしていた友だちのひとりに、教室の片すみで、「実は私、病気みたいなの」と打ち明けられたのです。両足を閉じて目をつむると倒れてしまう、と。「へえ、だったらやって見せてよ」と私。友だちは、ちょっとおどろいた顔をしたけれど、小さくうなずきました。目の前で足を閉じ、目をつむったとたん、棒のようになって倒れてしまいました。あっというまの出来事でした。
抱き起こすと、その顔は苦痛にゆがんでいました。「ごめん。本当にごめんね…」何度もあやまりながら、なんてひどいことをしてしまったんだろうと、胸の奥が(ア)痛みました。友だちの言ったことを信じなかった私。興味本位で実演をねだって、病気の身をまるで案じてあげられなかった私。それなのに、彼は自分が苦痛を味わうと知りつつ、おろかな友を受け入れてくれたのです。
友情とは何か。ちょっと前までそんなことを論じていた自分が、恥ずかしくなりました。友情は理屈じゃない。この人を本当に大切にしよう。なんとしてもこの友情に終わりを迎えさせてはならない。そんを熱い思いが、心の底からわいてきました。私は、この出来事を一生忘れないでしょう。
注:目をつむる:闭上眼睛興味本位:只把有趣与否作为判断基准的倾向ねだる:死乞白赖地要求案じる:担心理屈:道现
1.文中にある「こんなこと」とはどのようなことか、。
A.友逹が教室で自分のことを病気扱いしてきたこと |
B.中学3年生の友達が、自分に相談してきたこと |
C.友達が自分に病気であることを打ち明けてきたこと |
D.友達が教室にいるときに、倒れ、病気になったこと |
A.友達が足を閉じて目をつむった瞬間倒れてしまったこと |
B.友達が棒のようになって話すことができなくなってしまったこと |
C.私が目をつむったら友達は私のことを棒のようだと言ったこと |
D.先生が目をつむった瞬間私が思わず倒れてしまったこと |
A.ドキドキ | B.きりきり | C.はらはら | D.わくわく |
A.友だちの言ったことを信じなかった |
B.友逹にひどいことをしてしまった |
C.友達に病気であると騙された |
D.友達の病気を理解できなかった |
A.友情は理屈じゃなく、心で感じる物でそれに理由はないという思い |
B.友情とは何かを友達が教えてくれて、それを忘れないようにしようという思い |
C.彼が自分を助けてくれたことによる、彼に対する感謝と感激の思い |
D.この友達との友情を絶対になくならせてはいけないという思い |
9 . 日本社会では自慢は嫌われる。「自慢するな」と子どものころから教えられ、自慢する人間を遠ざけてきた人も多いのではないか。自慢をする人はろくな人間にならないと教えられてきたのではないか。(ア)、そのわりに偉くなった人間には自慢する人が多いことに気づいた人はいないだろうか。
私自身、これまで何人もの企業家、政界人として名をなした人と出会った経験があるが、その中のかなりの人が大声で自分の成果を語りたがる人だった。それどころか、むしろ、ほとんどの「大物」たちは自慢したがる人々だった。謙虛な大人物を、私はほんの数人しか知らない。
私も初めのうちは、人間、偉くなると自慢したくなるのだろうと思っていた。
(イ)、あるとき、気づいた。むしろ逆なのではあるまいか。自慢するタイプの人が出世をして、社会のトップに躍り出ていく。謙虚な態度を続けている人は、周囲の人にアピールできない。
もちろん、自慢するだけ、アピールするだけでは成功しない。アピールしただけでなく、きちんと仕事をする。その仕小を成功させ、またその成果をアピールして自分の能 力を周囲に示す。そのようにしてきた人が勝ち抜いていく。それができない人は、自分の能力を認めてもらえず、埋もれてしまう。その結果が、大物たちが自慢する理由では ないだろうか。
注:遠ざける:疏远 アピール:宣传
1.日本社会では何が嫌われるか。A.いいのか悪いのか、やりたいのかそうでないかをにごすこと |
B.自分のことを下げて、相手のことをあげようとすること |
C.自分の凄いところや良いところを他人に見せつけること |
D.どんなことでもふざけずに真剣に取り組もうとすること |
A.そして | B.それで | C.しかし | D.すると |
A.話が上手な人 | B.円滑な人 | C.謙虚な人 | D.自慢する人 |
A.だが | B.また | C.そこで | D.それから |
A.周囲の人に「きちんと仕事をする子だ」と思われて、どんどん出世する |
B.自分のことをアピールできないことが原因で、社会で上にいくことができない |
C.成果を一生懸命アピールしている人よりも注目されて、出世することができる |
D.社会でライバルが現れたときに、余裕で勝ち抜いていくことができる |
10 . 自分で行動してみようと思えば、意外とできるものだ。(ア)、私の例をひこう。
私は子どものころから引つ込み思案で恥ずかしがりだった。人前で話をするなんてとんでもない。人前に出ると、顔を赤らめ、ぼそぼそしゃべるばかりだった。とにかく、人の前に出てなにかをするというのが苦手だったのだ。(イ)、予備校で教えることになったときも、「人前で話をするなんて無理ではないか」「人前でもし失敗してしまったら、もう立ち直れないのではないだろうか」と思った。特に、予備校でパフォーマンスを行いながら、みんなにわかるように説明することなどできそうもなかった。が、とりあえずやってみた。ところが意外と才能があった。一生懸命やってみると、人並みにはできた。もっと工夫していると、いつのまにかカリスマ講師と言われるようになった。そして、「小論文の神様」と呼ばれるまでになっていた。そんなものなのだ。
あのとき、自分でしり込みしていたら、少なくとも今の私はなかった。その後の私の人生が、ある程度成功だったとすると、この成功を導いたのは、自分ができることの限界にこだわらなかったことが要因の一つに挙げられる。自分はこうたと思い込んでしり込みするのでなく、何かに挑戦して、新しい自分を作っていくこと。それこそが大切なことなのだ。
注:引つ込み思案:畏缩不前;パフォーマンス:表演、演出;人並み:普通;カリスマ:超凡的;しり込みする:撤退・退缩。
1.(ア)の中に入れるものとして、一番適切なのはどれか。
A.それから | B.また | C.例えば | D.でも |
A.引つ込み思案で恥ずかしがりだった |
B.人前で話をするなんてとんでもないと思っていた |
C.人前に出ると顔を赤らめ、ぼそぼそしゃべるばかりだった |
D.人の前に出てなにかをするというのがわりと得意だった |
A.すると | B.だから | C.それに | D.しかし |
A.予備校の講師は、難しく見えて実は節単なものだ |
B.人間はみんなやればできるし、なんとかなるものだ |
C.カリスマになるのは難しいが、小論文は簡単だ |
D.演説をするのは一度やってみたら意外に楽しいものだ |
A.自分ができることに限界を設けず、一生懸命にやった |
B.自分ができることの限界にこだわり、そこまで頑張った |
C.自分はこうだと思い込んで、その通りになるようにした |
D.新しいことに挑戦しない人を見て、アドバイスするようにした |