3 . 子供の早期教育や情操教育に熱心な親たちの間で、「読み聞かせ(读给孩子听)が流行っているようです。
「どんな本を読んであげたら、子供の脳の発達にいいのでしょうか。」お母さんたちから、そう質問されることもあります。
みなさん勘違い(誤解)しているのですが、読み聞かせをするから脳が発達するのではありません。脳が発達した結果として、読み聞かせた本の内容が理解できる。
(ア)、どうすれば脳が発達するか。
殘念なことに、それは、具体的にはあまりよくわかっていません。人間の成長というのは、非常に長いスパン(跨度)で観察しなければならないからです。
ただし、「識字率」については、わかっていることがあります。
子供が文字をどれくらい早く覚えるか、ということと一番関係が深い生活習慣は何か。それは外遊び(在室外玩耍)時間です。外で遊んでいる時間が長い子ほど、文字をよくしっている。これは様々な調査があって、今はもう常識になっています。
つまり、子どもは、本を読むから、読み聞かせをするから、字を覚える(イ)。活動性の高い子供が字を早く覚えていく、読んだ本の理解にも優れている、ということです。
1.
文中「みなさん勘違いしている」とあるが、勘違いしていることはどれか。A.読み聞かせが脳の発達にいいと思っています |
B.子供の早期教育や情操教育が重要だと思っている |
C.本を読んであげなくても、子供の脳は発達すると思っている |
D.脳の発達したので、読み聞かせた本の内容が理解できると思っている |
2.
文中の(ア)に入れるのに最も適當なものはどれか。3.
文中の「それ」の指すのはどれか。A.どうすれば脳が発達するかという問題 |
B.人間の成長をどう観察すればいいかという問題 |
C.読み聞かせが脳の発達につながるかという問題 |
D.どんな本を読んであげたら、子供の脳の発達にいいかという問題 |
4.
文中の「わかっている」とはどういうことか。A.外で遊んでいる時間が短い子は長い子より賢いということ |
B.外で遊んでいる時間が長い子は短い子より賢いということ |
C.子供の識字力と一番関係が深いのは外遊びの時間だということ |
D.人間の成長は長年にわたって観察しなければならないということ |
5.
文中の(イ)に入れるのに最も適當なものはどれか。A.つもりだ | B.に決まっている | C.と言います | D.のではない |