1 .
朝起きた時,今日はいい天気だと思って,傘を持たないで出かけました。しかし,午後は空が暗くなって雨が降って来ました。日本では雨の日を悪い日と言っています。でも,私は雨が特に嫌いではありません。雨は木や花また私たちにも大切なものですから。
学校が終わる時,雨がまだ降り続いていました。それで同じ寮(宿舍)の李さんと1本の傘で帰りました。帰る途中スーパーでお菓子や果物がとても安かったです。スーパーにはお客があまりいませんでした。雨の日ですから,果物がとても安かったです。いろいろ買って,寮に帰りました。窓が開いていました。朝出かける時閉めるのを忘れました。でも,雨が部屋に入っていませんでした。よかったです。
1.今日の天気はどうでしたか。( )A.いい天気でした |
B.朝から晴れていました |
C.朝から曇っていました |
D.朝から晴れて,午後は雨でした |
A.空気がいいですから |
B.雨が木や花などにとても大切なものですから |
C.スーパーの物が安くなるからです |
D.スーパーが人が少ないからです |
A.映画を見ました | B.お茶を飲みました |
C.買い物をしました | D.散歩しました |
A.自分の傘で帰りました | B.李さんの傘で一緒に帰りました |
C.傘を持たないで帰りました | D.窓を閉めないで帰りました |
A.閉めることができないから | B.雨が降りましたから |
C.天気がいいから | D.閉めるのを忘れたから |
2 . 最近、断捨離をしているという人が多くなって(1) 。断捨離で一番難しいのが、洋服です。もう着ないけど捨てたくない洋服で、クローゼット(壁柜)がいっぱいになってしまっているというのはよくある(2)です。
(3)季節の変わり目は、洋服を断捨離する絶好の(4)です。洋服の断捨離が成功すれば、クローゼットが(5)するだけでなく、お金も貯まり始めるなど、たくさんの利点があります。
では、断捨離を始めてみても、まだ使えるし、捨てるのは浪費だと思い、すぐには(6)人も多いのではないでしょうか。(7)洋服がクローゼットに大量にある原因は、枚数が過多だということです。そんな時は、自分の洋服の適正量を決めるとうまくいきます。私は、各季節に、トップス7着、ボトムス7着(8)と決めています。このように、断捨離をしてクローゼットを整理すると、無駄に買ってしまうことが減り、お金の節約にもつながりますし、買い物にも慎重になります。
私は、洋服を断捨離してから毎月の被服費がかなり減り、(9)分お金が貯まり出しました(开始存下來)。ぜひ、自分に必要な洋服の(10)を確認しながらやってみてください。
1.A.いきました | B.きました | C.おきました | D.みました |
A.こと | B.まま | C.せい | D.とおり |
3.文中の「季節」の正しい読み方はどれか。
A.きせつ | B.ぎせつ | C.ぎせき | D.きせき |
A.トライ | B.タイミング | C.ダイビング | D.ドライブ |
A.しっかり | B.がっかり | C.すっきり | D.ゆっくり |
A.捨てた | B.捨てたい | C.捨てない | D.捨てたくない |
A.あまり着ない | B.大切な | C.必要な | D.よく 着る |
A.さえ | B.しか | C.こそ | D.まで |
A.それ | B.その | C.そこ | D.そちら |
A.枚数 | B.部数 | C.人数 | D.件数 |
3 . お見舞い(おみまい 探望,慰问)とは、本来誰かを訪問することを示す日本語であった。また、日本語の古語では「見回る」(巡视)という意味として使用されたこともある。現在の日本では一般的に災難や事故などによる怪我を負った人や病人のもとを訪ねる行為をさす言葉として使用されている。また、「お見舞いを頂く」のように渡される手紙や物品をさすことがある。
日本では、病気の人を見舞う時には何か適当なものを持っていくのがふつうである。花が喜ばれる品物の一つであるという点では他の国とは変わりがない。( ア )、どんな花を持っていくのかは、国によって違いがあるようだ。
日本では、鉢植え(盆花)の花よりもカーネーション(康乃馨)ヤバラなどの「花束」のほうが一般的なようだ。友達の話によると、鉢植えの花は「根がついている」ので、「寝つく」、( イ )、「病気が治らず、ずっと寝たままになる」ということを連想させてしまうそうだ。そのため、根を切り取った花を持っていくのがマナーになっている。それに対して、私の国では一般に鉢植えの花の方が喜ばれる。鉢植えは、普通の花束に比べると、ずっと長持ちするので、「長生き」につながるからだ。そういう意味で、日本では造花を見舞いに持っていくことがダブーだが、ほかの国では喜ばれることもある。
1.「お見舞い」という言葉は本来どういう意味として使われたか。A.病人のもとを訪ねる行為をさす | B.誰かを訪問することをさす |
C.「見回る」という意味として使う | D.「長生き」を祈ることをさす |
A.お見舞い | B.見回る | C.お見舞いをいただく | D.災難や事故 |
A.そして | B.それで | C.それから | D.しかし |
A.だから | B.つまり | C.ところで | D.ちなみに |
A.鉢植えは体に良くないから | B.鉢植えよりバラのほうが一般的だから |
C.鉢植えは悪い連想をさせてしまうから | D.鉢植えは「長生き」につながるから |
4 . 友達が① 、一緒に飲んだり食べたりするのは楽しいのだ。ある時、こんなことがあった。みんなで料理を作っている時、1人がトマトの皮を剥いてお皿に並べ始めた。すると、他の人が「あなた、トマ卜は皮を剥かないものよ」と言った。そう言いながら、その人はキュウリの皮を剥いている。「あら、私の家ではキュウリの皮は剥かないわ」と卜マ卜の皮を剥いた人は言う。
自分の今までやってきた食べ方と違えば、少しおかしいと思うのは当たり前(理所当然)のことだ。世界中を旅行している人に、どうして他の国の人と友逹になれるかと聞いてみると、「その国の食べるものを、一緒におなかいっぱい食べることだ」という答えが返ってきた。世界は広いのだから、トマトの皮を剥く人も剥かない人もいる。それは問題ではなく、それよりも、同じテーブルに座り、食べ、一緒に笑うことが大切だ。そうすれば特別な努力をしなくても、いい友達が作ることができるということなのだろう。
1.① に何を入れますか。
A.集まって | B.集めて | C.集合して | D.取集して |
A.どうしたら外国に行けるのか。 |
B.どうしたら他の国の人と結婚できるのか。 |
C.どうしたら他の国の人と友逹になれるのか。 |
D.どうしたら楽しい旅行ができるのか。 |
A.「その国の人と一緒に仕事をすることだ」。 |
B.「その国の人ど一緒に旅行することだ」。 |
C.「その国の人の食ベるものを一緒におなかいっはい食べることだ」。 |
D.「その国の人の料理の仕方を習うことだ」。 |
A.特別な努力をすることです。 |
B.プレゼントをあけることです |
C.その人の家を訪問することです |
D.同じテーブルに座り、食ベ、一緒に笑うことです。 |
A.トマトは皮を剥いて食べたほうがいいです。 |
B.トマトは皮を剥かないで食べたほうがいいです。 |
C.トマトの皮が剥いているかいないは小さい問題ではありません。 |
D.トマトの皮が剥いているかいないは大きい問題ではありません。 |
5 . 週末があっという間に過ぎると感じる人には、ある共通点があります。
週末、起きる時間が遅いのです。
「週末は,だらだら(慵懒)過ごしたい」と思い、多くの人が起きる時間が遅くなりがちです。ところが、昼頃に起きて食事を済ませると、気づけば夕方です。「あれ,もう1日が終わりか。速いなあJと思います。
貴重な週末の1日を無駄に過ごし、損をしたような気分になるのです。人は起きる時間が遅いほど、1日も(ア)感じる傾向があります。少なくとも週末は、ゆっくりしたいと思いますが、本当にゆっくりすると、あっという間に時間が過ぎます。週末にやろうとしていたことが、思うようにできなくなるのです。少しでも週末を長く感じるには、朝がポイント(关键)です。
週末こそ、早起きをしましょう。早起きすると、体感できる1日が長くなります。人より早く行動を始めると、体感できる週末が長く感じられるようになります。少し早起きするだけで、休日が1日分長くなったような気がして、得した気分を味わえます。平日の疲れは、週末のぜいたくによって、癒し(治愈)ましょう。おいしいものを食べたり、友だちと話をしたり、温泉に行ったりです。
誰もがまだ起きていない時間から、週末を楽しめるのは気持ちのいいことです。
1.文中に「共通点」とあるが、その共通点はどれか。A.夕方まで寝ること | B.週末に早く起きること |
C.週末に遅く起きること | D.早起きして食事を済ませること |
A.長く | B.短く | C.暗く | D.明るく |
A.早起きすると,1日が長く感じるようになるから |
B.早起きするだけで,疲れを癒すことができるから |
C.朝,たくさん寝れば,得をした気分を味わえるから |
D.人より早起きすると,損をしたような気分になるから |
A.早起きの人は遅く起きる人より十分に週末を楽しめること |
B.早起きの人は遅く起きる人より週末をだらだら過ごせること |
C.遅く起きる人は早起きの人よりおいしいものを食べられること |
D.遅く起きる人は早起きの人より週末をぜいたくに暮らせること |
A.週末を無駄に過ごしても損ではない。 |
B.早起きしても週末を十分に楽しめない。 |
C.遅く起きる人は週末が速く過ぎると感じる。 |
D.早く起きる人は週末が速く過ぎると感じる。 |
6 . (四)
「井の中の蛙」という言葉があります。知識や経験があまりなく、広い世界があることを知らない人のことを言うのです。知識や見識が限られているので、自分が狭い世界にいることにはあまり気が付きにくいのです。
人は誰でも「井の中の蛙」にはなりたくないでしょう。(ア)、今もう一度 考えると、「井の中の蛙」というのは、実は誰でも必ず通る道なのです。なぜなら、 生まれた時は、みな知識も体験もゼロの状態だからです。成長をするにつれ、親や友達、先生からたくさんの知識や常識を教えていただきます。「知りません」という発言に恥ずかしさを感じていることもあるでしょう。実は最初は誰でも井の中の蛙なのですから、井の中の蛙であることに恥ずかしさを感じる必要はありません。本当に恥ずかしさを感じるべきところは「謙虛さを忘れること」なのです。
謙虚になれば大丈夫です。人は知識がどんどん吸収できるようになるからです。さらに知識を増やして、広くそして深く考える力が身につき、井の中から脱出できます(逃脱)。また、井の中から外に出るためには、他人に引き出してもらう必要があります。「助けの手なんていらないぜ」と思っている人は、いつまでも井の中から抜け出せないのです。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.しかし | B.それに | C.それで | D.ところで |
A.「井の中の蛙」になるかどうかは年齢に関係がないから |
B.生まれた時は、みな知識も体験もゼロの状態だから |
C.親や友達、先生からたくさんの知識や常識を学ぶべきだから |
D.「井の中の蛙」になったことに恥ずかしさを感じているから |
A.「知りません」という発言 | B.井の中の蛙であること |
C.知識や常識を学ばないこと | D.謙虚を忘れること |
A.井の中の蛙であること | B.知識や常識を学ばないこと |
C.謙虛を忘れること | D.「知りません」という発言 |
A.知識などをどんどん吸収すること |
B.他人に引つ張ってもらうこと |
C.新知識を吸収し、見識を広めること |
D.他人の助けをもらわず自分で体験すること |
7 . 日本では、季節ごとに、感謝の気持ち、お礼の気持ち 51 込めて、 手紙や物を送るという習慣があります。最も盛んにやりとり(互赠,交换)される年賀状は、新年の挨拶状で、その年の干支の絵などが描かれるハガキを年内に書き、元旦に 52 (届く)ように送ります。最近では携帯や、パソコンの普及により、特に若者の間ではメ一ル 53 一年のはじまりの挨拶をする人もいるようです。
夏に贈るのは、暑中見舞いです。暑い時期に 54 (あいて)の健康を気遣って出す挨拶状ですが、近年はビジネス上の儀礼的なものとなっている場合も多いようです。
また、8 月のお盆のころまでに「お中元」、冬になると 1 年の終わりに「お歳暮」という贈り物をします。お中元やお歳暮は普段お世話になっている人に 対する感謝の気持ちを 55(あらわす)ために(为了)送ります。お中元やお歳暮の時期になると、デパ一トには贈り物専用の売り場がつくられ、 56 (多い) 人が売り場に押し寄せます(蜂捫而至)。贈るものとしては、食べたり、 57 (使う)して、後に 58 (のこる)ないものを選ぶのが一般的です。ビールなどのお酒や、デパ一トで買い物ができる商品券、調味料などが人気のようです。挨拶状 59 贈り物 59 人に感謝の気持ちを伝えて、よい人間関係を築くための 60 (大切)習慣です。
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8 . 若い頃から、幼稚園の先生か保育園の保育士になりたいと思っていました。(ア)ことを友人との雑談の中で話したところ、「私の知人で幼稚園の園長さんがいるので、一度会って話を聞いてみないか」と誘われました。
友人に「えー、私66歳やで。若くないで」と言いましたが、勧められて面接をしました。採用は無理だと思っていたところ、いいお話をいただきました。
これまでの勤務経験は、金融機関や病院、福祉施設などです。悩みに悩みました。でも、一生は一度きり。やらずに後悔するよりも、やって後悔するほうがいい。そう思い、7年働いてきた福祉施設を12月末で退職し、1月からこの幼稚園で働くことにしました。
どこまで頑張れるかは分かりませんが、新しい出会いにワクワクドキドキしている私がいます。このご縁を大切に、たくさんの子どもたちの成長に関わっていけることを楽しみにしています。
1.(ア)に入れるのに最も適切なのはどれか。こA.あれ | B.あの | C.それ | D.その |
A.筆者 | B.筆者の友達 | C.幼稚園の先生 | D.保育士 |
A.採用は無理だけど、幼稚園で見学するチャンスをもらった。 |
B.幼稚園で働くチャンスをもらった。 |
C.幼稚園の園長さんに話を聞いてみるチャンスをもらった。 |
D.幼稚園の面接を受けるチャンスをもらった。 |
A.幼稚園の園長さんとの会談のこと |
B.幼稚園の園長さんを紹介してくれる人との仲のこと |
C.幼稚園で働き、そこでの新しい出会いのこと |
D.幼稚園の面接を受ける機会のこと |
A.「私」は12年も働いてきた福祉施設を退職した。 |
B.「私」は子供たちとともに成長するのを期待している。 |
C.「私」は12月から1ヶ月以上幼稚園で働いている。 |
D.「私」は以前幼稚園で働いた経験を生かそうと思っている。 |
9 . あの日はとても暑くて、私と友人は二人でコンビニでアイスを買って食べました。私が買ったアイスは、売られている中で一番安いものでした。あまりお金がなかったから、という理由だけで買ったアイスでしたが、とても美味しかったのです。私は友人と「本当においしいね」と言って二人で公園で食べたのです。
そして、その日から10年が経ちました。私は今は会社員をしています。仕事が終わって、タ食を買うためにコンビニに入りました。(ア)、なんとなくアイス売り場を見ていると、10年前のあの日に食べたアイスが売っていました。とても懐かしいと思い、そのアイスを買って帰りました。私は一人暮らしの家で、そのアイスを食べてみました。すると、そんなに美味しくなかったのです。味が変わったのか、もしくは私の味覚が変わったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
あの日は、とても暑かったですし、友人と一緒に食べたから特別美味しく感じたわけです。(イ)、食べるものが同じでも、状況が違うと、味まで違って感じることがあるのです。
1.文中の「私が買ったアイスは、売られている中で一番安いもの」とはなぜなのか。A.おいしいから | B.大好きだから |
C.お金がなかったから | D.いつも食べているから |
A.仕事帰りにアイスを買って食べた日 | B.友人と二人で公園でアイスを食べた日 |
C.友人と会社でアイスを食べた日 | D.公園で仕事の休憩時間にアイスを食べた日 |
A.そして | B.だから | C.かなり | D.すると |
A.部屋は冷房をかけていて寒かったから。 | B.大人になって味覚が変わったから。 |
C.10年前のあの日とは状況が違ったから。 | D.10年前から友人とは会っていないから。 |
A.つまり | B.しかし | C.そして | D.けれど |
10 . 日本では雨が降る日は天気が悪い日と言います。どうして日本では雨が降る日だけ天気が悪いと言うのでしょうか。
もちろん、雨が降ると、傘を差さなければなりません(必须打伞)。靴が汚れて、かばんも濡れます(淋湿)。でも、わたしは雨の日が好きです。(ア)は木の緑が美しく見えます。雨が汚い空気を洗って、晴れの日よりきれいに見えます。また、デパートや映画館は雨の日のほうが空いています。(イ)、わたしがいつも行くスーパーは雨の日のほうが値段が安いです。特に野菜や果物はとても安くなるのでうれしいです。
わたしは雨ではなく、風が強いほうが天気が悪いと思います。風が強い日はよく目にごみが入って困ります。それに、家に砂が入ったり、洗濯物が飛んだりして、たいへんだからです。
雨が降ると、天気が悪いと言われるけれど、わたしは天気がいいか悪いかは雨だけでは決められない(不能决定)と思います。みなさんはどう考えるのでしょうか。
1.この文章の「雨が降る日」について正しくないのはどれか。A.靴が汚れる。 |
B.傘を差さなくてもいい。 |
C.木の緑が美しく見える。 |
D.デパートは雨の日のほうが空いている。 |
A.雨の日 | B.風の日 | C.晴れの日 | D.天気が悪い日 |
A.それから | B.これから | C.それに | D.それでは |
A.好きではないから。 |
B.雨の日が好きだから。 |
C.野菜や果物は雨の日のほうが値段が安いから。 |
D.よく目にごみが入ったり洗濯物が飛んだりして、大変だから。 |
A.雨が降る日は天気が悪いと思う人はいない。 |
B.雨が降る日、誰でもスーパーに行きたくない。 |
C.天気がいいか悪いかは雨だけでは決められない。 |
D.風が強いほうが天気が悪いと思う人は筆者だけだ。 |