1 . 全日本カレー工業協同組合、及び日本缶詰瓶詰レトルト(袋装)食品協会が公表している統計によると、日本人は年間79.1回、カレーを食べているそうだ。3 袋 300 円ぐらいのレトルトカレーは欠かさないけど、週に一回ぐらいかな。(仙台の先輩60 代)カレーは暑くなると、カレー脳になって食べたくなるけど、よく外食で食べていますけど、50回ぐらいじゃないか。(京都の女性50代)何か食べたい、でもそれが何か、浮かんでは消え、決まり手がないまま悶々としてしまう(郁闷得很)。そんなときです。「カレーはどう?」
保育園の給食でカレーの機会が多いのは「うちは野菜嫌いな園児が多いので、春野菜カレー、夏野菜カレー、秋野菜カレー、冬はキノコカレーにすると、園児は野菜を残さないで食べるんです」(前出園長先生談)と、教育者からは食育の点でも重要な存在だったのです。( ア )、レトルトカレーを災害時の非常食で買い置きしている方々も多い……キャンプ(露营)で定番的に作って食べている家庭もいるし、これで「日本人は年間79.1回」も、少しは頷けるのではないだろうか?
1.文中の「カレー脳になって」とはどういう意味か。A.カレーしか食べない。 | B.カレーを最優先にする。 |
C.カレーをたくさん買う。 | D.カレーを家に置いておく。 |
A.何を食べるかなかなか決められなくて悩んでいる時 |
B.誰と一緒に食べに行くかなかなか決められない時 |
C.何のカレーを食べるかなかなか決められない時 |
D.園児は何の野菜カレーが好きなのか分からなくて悩んでいる時 |
A.だから | B.また | C.でも | D.このように |
A.少しは理解できる。 | B.少しは理解できない。 |
C.少しは多過ぎる。 | D.少しは少な過ぎる。 |
A.園長はカレーが好きなので、保育園の給食でカレーの機会が一番多い。 |
B.保育園の給食は野菜カレーの場合、園児は野菜を残してカレーだけ食べてしまう。 |
C.地震などの災害時に備えて、多くの日本人はレトルトカレーを買って保存しておく。 |
D.統計によると、日本人は月間79.1回、カレーを食べているそうだ。 |
2 . 夏は蒸し暑くなるだけでなく、突然雨が降る日も多くなる。雨の日に部屋の中でボーっとしていると、だんだん眠たくなり、一寝入りしようしたら、そのまま目が覚めず、ぐっすり眠りこんでしまったという経験がある人も多いだろう。雨の日にはなぜかとても眠たくなると、疑問に感じたことはないだろうか?
実は、それには以下の3つの原因がある。
( ア )、雨の日は空気中の酸素濃度が薄くなり、その影響で脳の働きは緩慢になり、交感神経が活発さを失うことで、眠気を催す。
次に、雨の日は、雨雲が太陽を遮るため、あたりは薄暗くなり、メラトニン(褪黑素)というホルモンの分泌が多くなることで、眠気を催す。
最後に、雨の音も眠気を催す。この音は「ホワイトノイズ(白噪音)」とも呼ばれ、こうした自然音には、脳をリラックス(轻松)状態に導くα波が含まれているため、眠気を催す。また、イライラした気分にさせる音も雨の音でかき消されるため、リラックスして眠ることができる。
1.文中の「ボーっとしている」とはどういう状態か。A.雨が降って、興奮している状態 |
B.何もしないで、何も考えていない状態 |
C.安心している状態 |
D.心配している状態 |
A.では | B.とりあえず | C.まず | D.初めて |
A.雨の日に蒸し暑くなるから |
B.雨の日に空気中の酸素濃度が薄くなるから |
C.雨の日に眠気を催しやすいから |
D.雨の日に脳の働きが緩慢になり、意識が無くなりやすいから |
A.脳で分泌されるメラトニンというホルモンが多くなるから |
B.雨の日は雨雲が太陽を遮るため、あたりは薄暗くなり、人は眠りやすいから |
C.ホワイトノイズという自然音に脳を楽な状態に導くα波が含まれているから |
D.自然の音に人をイライラする気分にさせる音が含まれているから |
A.雷の音 | B.風の音 | C.α波の音 | D.雨の音 |
3 . 私は小学校の卒業式のことをよく覚えています。卒業式には、別の学校へ行った昔の先生も久しぶりに来てくださいました。その中には、1年生の時に大好きだった先生もいて、とても嬉しかったです。
卒業式の最後に、私たち6年生はみんなで歌を歌いました。昔から歌われている(被唱)歌で、意味が分からない古い言葉もありましたが「ここで歌うのは最後だ。」と思って、一生懸命歌いました。母がそれを聞いて「赤ちゃんだったあの子が、こんなに大きくなった。」と思って泣いてしまったそうです。友達の両親も泣いたと聞きました。5年生も、私たちに「ありがとう。」と伝える歌を歌ってくれました。
卒業式の後で、たくさん寫真を撮りました。同じ中学校に行くことができない友達と別れたくないと言って、泣いている人もいました。私は友達にノートを渡して、「私に何か言葉を書いて。」と頼みました(拜托)。みんな、「6年間、友達でいてくれてありがとう。」「ずっと忘れない上。」などと書いてくれました。今でも、そのノ一卜を見ると、(ア)。
1.文中に「とても嬉しかった」とありますが、どうしてですか。A.1年生の時の先生が、家に来てくれましたから |
B.大好きだった先生に、久しぶりに会いましたから |
C.1年生の時、小学校が大好きでしたから |
D.小学校の卒業式のことを思いましたから |
A.卒業式 |
B.大好きだった先生 |
C.昔から歌われている歌 |
D.最初に歌った歌 |
A.卒業する子供と両親が、一緒に歌いました。 |
B.卒業する6年生が、歌で「ありがとう」と伝えました。 |
C.古い言葉の歌は、大人が子供に歌いました。 |
D.卒業する子供が歌った歌は、親たちを泣かせました(让……哭)。 |
A.友達にノートを渡して、言葉を書くと頼みました。 |
B.友達と同じ中学校へ行きました。 |
C.卒業式の前に友達とたくさん写真を撮りました。 |
D.友達と泣きながら、歌を歌いました。 |
A.古い言葉が覚えられます。 | B.もっと写真が撮りたくなります。 |
C.小学校のことを思い出します。 | D.中学校に行きたくなります。 |
4 . 4人に「休みの日の過ごし方」を聞きました。
Aさん
たいてい、うちで絵をかいています。子供の時から絵をかくのが大好きで、自分の漫画をみんなに読んでもらうのが夢でした。今は他の仕事をしていますが、絵は趣味でずっとかいています。
Bさん
テニスをしています。最近始めました。健康にいいですから。テニスは難しいですが、おもしろいです。一緒にテ二スをするあたらしい友達もたくさんできました。
Cさん
何もしません。1日中寝ていることが多いです。每日仕事がとても忙しくて、うちに帰る時間も遅いですから、疲れています。休みの日は何もしたくありません。
Dさん
家族と過ごします。6歳の息子と3歳の娘がいます。仕事の日は一緒に遊べないので、休みの日は公園へ行ってたくさん遊んでやります。子供はとてもかわいいです。
1.休みの日にスポーツをする人は誰ですか。A.Bさん | B.Cさん | C.AさんとCさん | D.BさんとDさん |
A.AさんとCさん | B.AさんとBさん | C.CさんとDさん | D.BさんとDさん |
A.一人でいることが好きですから | B.仕事で疲れていますから |
C.友達がいませんから | D.絵を書くことが好きですから |
A.Aさん | B.Bさん | C.Cさん | D.Dさん |
A.Aさんは子供の時からずっと絵をかいています。 |
B.Bさんは友達がいません。 |
C.Cさんはいつも早く帰ります。 |
D.Dさんは、子供が3人います。 |
5 . 私の母は、よく家でケーキを焼きます。
焼くことが多いのは冬です。ケーキを焼くと、寒い部屋が暖かくなるし、ケーキの匂いが気持ちを温かくします。( ア )、ケーキに入れる物がたくさんある時です。特に果物など、「早く食べないと、悪くなると思う物は、ケーキに入れて焼く。」と言っています。
あまり焼かないのは夏です。もちろん、暑くなり過ぎるからです。仕事などで忙し過ぎる場合も全然作りません。そして、母が悲しい気持ちになっている時も作ってくれません。こういう時、「お母さんのケーキが食べたいなあ。」と言ってみると、ちょっと元気になって、作ってくれる(为我做)ことがあります。
母のケーキを食べると、私はとても幸せになって、「お母さん、いつもありがとう。」と思います。母は「年を取って上手にできなくなったら(如果)、もうケーキは焼かない。」と言っています。でも、母はケーキが大好きです。母がケーキを作れなくなったら、私が( イ )と思います。
1.お母さんは、どんな時に「よく家でケーキを焼きます」か。A.部屋が暖かくなった時 | B.とても暑いと思った時 |
C.果物がたくさんある時 | D.子供が悲しそうな時 |
A.それから | B.それとも | C.それでも | D.それでは |
A.お店でケーキが買えなかった時 | B.筆者が仕事などでとても忙しい時 |
C.お母さんが悲しむ時 | D.お母さんがちょっと元気になった時 |
A.天気がいい時 | B.元気になった時 |
C.気持ちがいい時 | D.仕事で忙しい時 |
A.母のケーキを食べるのをやめよう。 | B.母にケーキを作ってあげよう。 |
C.母にケーキの作り方を教えよう。 | D.母のケーキは食べられないと言おう。 |
この間は、お手紙ありがとうございました。ピラットさんは、今、タイの会社で働いているんですね。日本語を使う仕事をしているなんて、すごいと思います。私は、大学を卒業したら、日本の会社で働きたいと思っています。( ア )、今、日本の大学で経済について勉強しています。
私は、最近、大学の近くに引っ越しました(搬家)。今までは、家から大学まで40分ぐらいでしたが、新しい家から大学までは、20分ぐらいで着くことができます。朝、家を出る時間が遅くなったので、今は、每日、朝ご飯をしっかり食べています。
今度、また日本で会いたいですね。日本に来る時は、連絡してください。
高野
1.文中に「すごいと思います」とありますが、何がすごいと思いますか。A.タイで働くこと | B.仕事で日本語を使うこと |
C.また日本に帰ること | D.日本語を勉強すること |
A.日本の大学で経済を勉強しています。 | B.タイの大学を卒業しました。 |
C.タイの会社で働いています。 | D.タイ語を勉強しています。 |
A.しかし | B.だから | C.例えば | D.なのに |
A.最近、大学の近くに引っ越しました。 |
B.今度、タイへ遊びに行きます。 |
C.朝ご飯を食べる時間がありません。 |
D.タイで働きたいと思っています。 |
A.二人は同じ大学で経済を勉強しています。 |
B.ピラットさんも高野さんも今日本にいます。 |
C.ピラットさんは後で高野さんと会います。 |
D.高野さんは手紙の返事を書いています。 |
7 . 私の家の近くの道路の両側には、花がいっばい咲いています。噂によると、これらの花は、地域を「花いっばい」にしようと近くの小学校で苗を育てられ、配られたものだそうです。その後の管理は、地域へお願いしているけれど、近所の人が水をやったり雑草を抜いたりして大事に育てています。
ある日、近所に住むおばあさんと3歳くらいのお孫さんが、一輸車に水がいっばい入った大きなバケツ(桶)を乗せて、花の所へ行きました。そのお孫さんは、植えられている花に柄(瓢)を使って水をやり始めたのです。小さな両手でそれを持って、大事そうに水をやっていました。水は1回では足りないので、再び一輪車を押して、何度も家から水を運んでいました。30分くらい水やりをしていたでしょうか。終わった後、おぱあさんがお孫さんに、「さやちをんが水をやってくれたので、お花が喜んでいるよ。」と言われたとき、そのお孫さんは、両手を挙げて「やった一」と喜んでいました。夕焼け空で真っ赤に染まった空の下で、小さな心に「(ア)」が育ったのではないでしょうか。
犬の散歩で毎朝そこを通る私は、いつもあの日の小さなお子さんの笑顔を思い出します。
1.筆者の家の近くの道路の両側にある花はどこからのものかA.地城の管理者 | B.者の家 |
C.近くの小学校 | D.近所の人な |
A.バケツ | B.手 | C.一輪車 | D.柄 |
A.大変な心 | B.感謝の心 | C.れた心 | D.優しい心 |
A.あの子の可愛さに感動されたから。 |
B.あの子がやったことに感謝しているから。 |
C.あの子の笑顔がとても素敵で忘れられないから。 |
D.あの子が水をやった花が元気に咲いているから。 |
A.小さな力 | B.緑いっばいの道 | C.元気な子ども | D.水のやり方 |
8 . 私は2歳になる息子と、一緒に家の近くの公園に遊びに行った。息子は「ブランコ(秋千)遊」が大好きで、さっそくブランコに向かったが、そこには先客がいた。二つのブランコに二人の兄弟がそれぞれ立って勢いよく漕いでいた(蹬)。
息子がそちらに近付くと、そのお兄ちゃんがプランコをぐのをやめて、息子に譲ってくれた。息子は嬉しそうにブランコに座り、漕ぎ始めた。私は後ろに回って背中を押そうとした。しかし、息子が自分でぎたいから、私はそれをやめて、様子を見るだけなことにした。
すると、それを見ていた弟さんが、ゆっくりと手本を示すように漕ぎ始めた。息子はそれが分かったのか、一生命にまねて漕ぎ始め、上手に遊べるようになった。ところが、ブランコを降りる時、前に転び、を擦りむいて(擦伤)しまった。それを見たお兄ちゃんは、走り去ったかと思うと、手に絆創膏(创可贴)を持って戻った。(ア)、息子の膝にやさしく絆創膏を貼ってくれた。
息子はまだうまくしゃべれないが、嬉しそうに、何度も何度もお辞儀をして、「ありがとう」の気持ちを表した。別れるときに、その兄弟は息子に向かって、『またブランコで遊ぼうね」と優しく声をかけ、姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれた。
1.息子がブランコに向かった時、何があったかA.お兄ちゃんはブランコに座り続け、息子を無視した。 |
B.お兄ちゃんはブランコをぐのをやめ、息子に譲った。 |
C.二人の兄弟はブランコをぐのをやめ、息子に譲った |
D.二人の兄弟はブランコを占拠していて、譲らなかった |
A.背中を押すこと | B.子を見ること |
C.ブランコを漕ぐこと | D.ブランコに座ること |
A.漕ぎ方を息子に教えようとしている。 |
B.ブランコの説明書を手に持っている。 |
C.ブランコを潜ぐのが上手であることを示している。 |
D.幼い子どもがやらないほうがいいことを教えている。 |
A.それでも | B.ですから | C.それに | D.そして |
A.その場から逃げたから | B.絆創膏を貼ってくれたから |
C.急いで医者を呼んだから | D.ブランコを酒ぐ手本を見せたから |
9 . 日本にいる外国人は初めてアイスコーヒーを体験した時、その美味しさにびっくりしたそうです、彼らの国では、暑くても常にホットコーヒーが主流なため、この新しい飲み方は新だったのです。
ヨーロッバやブラジル(巴西)では、コーヒーは香りを楽しむための飲み物とされていて、冷たくするとその香りが相なわれる(受损)と考えられています。日本発のコーヒーは、まだ世界に広く受け入れられていません。その原因は、缶に入れたコーヒーにちゃんとした香りがあるはずがないと思われているからです。日本の技術力によって、いつかその問題が解決されるでし上う
アイスコーヒーの起源には二つの説があります。一つは明治時代に大阪のおばちゃんが暑い日に氷を入れると要求したもの、もう一つは大正時代の名古屋の喫茶店で特別な飲み物として広まったというものです(ア)、確かな証拠はまだ見つかっていません。結果として、日本は熱いコーヒーに氷を入れてアイスコーヒーを作り、それがアジアを経て世界に広まりました。
今では、アメリカの店でもアイスコーヒーが一般的ですが、日本と作り方が異なります。日本では豆を選んで少し濃いめに作って氷を入れますが、海外では通常のコーヒーに氷を入れることが多いです。
1.日本の外国人がアイスコーヒーを初体験のとき、何に驚いたか。A.香りの違い | B.コーヒーのおいしさ |
C.ホットコーヒーの人気 | D.冷たいコーヒーの斬新さ |
A.缶コーヒーは日本国内向けだから |
B.日本の技術がまだまだ未熟だから |
C.缶コーヒの段があまりにも高価すぎるから |
D.缶に入れたコーヒーにいい香りがないと思われているから |
A.例えば | B.しかし | C.だから | D.それとも |
A.両方とも確かな拠がある。 |
B.どちらも確かな証拠がない。 |
C.大正時代の名古屋の喫茶店の説に確かな証拠がある。 |
D.明治時代の大阪のおばちゃんの説に確かな証拠がある。 |
A.外では濃いめに作ることが一般的だ |
B.海外ではアイスコーヒーは一般的ではない。 |
C.海外では氷を使わずに飲むことが一般的だ。 |
D.海外では通常のコーヒーに氷を入れることが多い。 |
10 . ある日、私と息子は部活の試合帰りに、近くのレストランで食事をしました。料理を待っていた時、近くの席で一人のお年寄りの女性がうどんのお盆を持ち歩いていて、つまずいて(绊倒了)、うとんをこぼしてしまいました。
私は「あっ」と思いながらも、すぐに動くことができませんでしたが、息子はすぐに席を立って、女性の様子を気遣いながら、こほれた(洒了的)うとんを片付け始めました。息子の優しさに、私は感動して、「息子が人に優しく、行動力のある子になったんだな」と思いました。そして、息子に「大人でもすぐに行動することができないのにすごいね、ありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。
この出来事を通じて、これから自分も困っている人を見かけたら、声をかけようと決めました人に優しくすることで、周りにも良い影響を与えることができると思います。息子の行動は、周りの人々にも心まる影響を与えました。このような行動が広がれば、社会がより良くなるでしょう
1.文中に「うどんをこほしてしまいました」とあるが、それはなぜか。A.つまずいたから | B.うどんが好きではないから |
C.年を取っているから | D.うどんのお盆を持ちいたから |
A.笑う | B.見る | C.心配する | D.考える |
A.安心 | B.怒る | C.感動と感謝 | D.無心 |
A.筆者 | B.息子 | C.年配の女性 | D.社会のみんな |
A.息子が行動力のある子になった。 |
B.息子の行動は、私に心温まる影響を与えた。 |
C.人に優しくすることで、社会がもっと暖かくなる |
D.困っている人を見かけたら、話をしないほうがいい |