1 . 明日は日本語の試験です。私は今日、孫さんといっしょに図書館へ行きました。図書館の外は暑かったです。でも、中は暑くありませんでした。日本語の勉強は簡単ではありません。1時から4時まで勉強しました。そして、図書館で3時ごろアイスクリームを食べました。アイスクリームはおいしかったです。
1.明日は何の試験ですか。A.スペイン語 | B.日本語 | C.英語 | D.韓国語 |
A.デパート | B.アパート | C.図書館 | D.学校 |
A.暑かったです | B.暑くなかったです |
C.寒かったです | D.広かったです |
A.1時間 | B.2時間 | C.3時間 | D.4時間 |
A.おいしくなかったです | B.おいしかったです |
C.冷たかったです | D.冷たくなかったです |
2 . 王さんの部屋は2階にあります。あまり広くないです。でも、きれいです。部屋の右に机があります。机と窓の間に本棚があります。本棚の上に本や辞書や雑誌などがあります。机の上にラジオがあります。王さんは毎晩ラジオで日本語を勉強します。ラジオの左に写真があります。それは王さんの家族の写真です。
1.机と窓の間に何がありますか。A.写真 | B.本棚 | C.ラジオ | D.椅子 |
A.広いです。そして、きれいです。 |
B.広いです。でも、きれいではありません。 |
C.あまり広くないです。でも、きれいです。 |
D.あまり広くないです。そして、きれいではありません。 |
A.本と写真 | B.辞書とラジオ | C.本や辞書や雑誌 | D.本や写真やラジオ |
A.ラジオ | B.テレビ | C.コンピュータ | D.ビデオ |
A.ラジオ | B.机 | C.写真 | D.本棚 |
3 . 私たちの身の回りを見ると、物が溢れている。…… 次々と新しい物が登場してきて、「素晴らしい文明社会」といってよいだろう。
それでは、私たちは満足しているかと言うと、そうでもない。もちろん、人間は欲深いから、どんなに豊富な物に囲まれても、まだまだ欲しいという面もあるが、今の不満は量や新奇なものをほしがるのとは少し違う。
たとえば、今では当たり前のことになったが、冬でもトマトやキュウリが出まわっている。①トマトが手に入るのは、お料理をする人間としては嬉しいことである。
でも、私たちは、トマトが実をつけるには、かなりの温度と充分な太陽光が必要だということを知っている。だから、冬のトマトは、石油を燃やして温室で作っていることが分かっているので、②「本物」の気がせず、ありがたいと思う一方、なんだか不満である。
台所の中にはプラスチック製品がたくさんある。色とりどり(各种各样)で、きれいで、割れなくて便利であるが、これもどこか「本物」でない気がする。(中略)
これまでに「本物」という言葉を使ってきたが、それでは本物とは何かということになる。こう考えると難しいが、その一つに自然をうまく利用しているもの、自然とうまく溶け合うものの場合、何となく安心感があると言えるのではないだろうか。
バイオテクノロジー(生物技術)は、③そのような願望を実現しようとする技術である。
私たち人間は、暮らしていくために食べ物、衣服、住居を必要とする。それらを何から作るか。食べ物はもちろん植物や動物、魚など、そのほとんどが生き物である。衣服も、麻や綿、毛織物に絹とすべて生物由来のものであった。住居さえ、日本の場合木や草、紙を使ってきたから、これも生物を利用してきたというわけである。
このような生物依存の生活、ついこの間まで(三、四十年前であるが、それは人類の歴史の中では「この間」である)そうでした。近年、石油を材料にしたプラスチックが生まれ、合成繊維が安価で大量に生産され、化学肥料が合成されるようになり、④私たちの生活は急速に生物離れた。そのために、最初に書いたような豊かさが生まれたのは確かである。
けれども、生物離れしたためのマイナスも少なくない。それが、やはり自然とうまくマッチした(协调)形で、できれば生物をもう少し上手に利用したほうがよいのではないかと言う気持ちを生んだわけである。⑤もう一度生物技術を見直そうと言うことである。
1.①「トマト」は日本では夏の野菜だが、今は冬でも手に入る。そのことを筆者はどう考えているか。A.冬のトマトはおいしいので、もっと多く作るべきだ。 |
B.冬のトマトは、ありがたいけれども、不満も感じる。 |
C.冬でもトマトが作れるのは、文明の進歩のおかげだ。 |
D.冬にトマトを作るのは不自然だから、やめた方がよい。 |
A.冬のトマトは工場で作られた化学肥料で育てるから |
B.冬のトマトは色は赤くてきれいだが、まずいから |
C.冬のトマトは低い温度の中で育ち、形が悪いから |
D.冬のトマトは温室の中で石油を燃やして作るから |
A.自然を利用し、自然と溶け合い安心感を得ること |
B.冬でもトマトが豊富に食べられるようにすること |
C.プラスチック製品などをより多く生産すること |
D.本物とは何かということを明らかにすること |
A.室内でビデオなどを楽しむことが増え、自然に接する機会が減ること。 |
B.人間の暮らしがコンピュータに囲まれ、他の人と話せなくなること。 |
C.住居が狭くなって、自分の家で動物や植物が育てられなくなること。 |
D.石油などから作られた物が増え、生物をあまり利用しなくなること。 |
A.天然資源が不足し、繊維を合成する必要が生じたから |
B.自然から離れたため、いろいろな問題が生じたから |
C.冬にトマトを食べるような生活は、ぜいたくだから |
D.自然を上手に利用して生産をもっと増やしたいから |
4 . 私たちの生活はコンピューターのおかげで、大変便利になってきた。旅行に行きたいとき、指定券を買いに①「みどりの窓口」に行く。「みどりの窓口」はコンピューターによってオンラインかされているから、空席があれば、どこの窓口でもすぐ買える。
( ア )旅に出るための現金はそんなに持って出る必要はない。たとえば、東京の支店に預金口座がある場合、北海道の札幌にいても、南の沖縄にいても、現金を引き出すことができる。これは、ほとんどの都市銀行が専用の通信回線を使って、北海道から沖縄まで1つのコンピューターシステムを作り上げたからだ。どの銀行のどの支店でも現金を( イ )。
しかし、コンピューターだって機械だから、故障することもある。②そんな時は日本全国でお金が引き出せないという困ったことになる。でも、そんな話は聞いたことがないから、あまり心配する必要はなさそうだ。
1.文中①の「みどりの窓口」について、正しい説明はどれか。A.現金を引き出す銀行の窓口だ。 |
B.指定席の切符をカードで買うことができる。 |
C.空席があれば、どこのみどり窓口でも指定券が買える。 |
D.空席があるかどうか、コンピューターで調べる窓口だ。 |
A.そこで | B.そして | C.けれども | D.それでも |
A.東京の支店へ行って、預金口座を作る。 |
B.北海道あるいは沖縄の支店へ行って、預金口座を作る。 |
C.預金口座のある銀行の現地の支店へ行って、現金を下ろす。 |
D.預金口座のある銀行の東京の支店へ行って、現金を下ろす。 |
A.引き出す | B.引き出される | C.引き出させる | D.引き出せる |
A.旅行に行ったとき | B.コンピューターが壊れたとき |
C.コンピューターが直ったとき | D.全国でお金が引き出せないとき |
5 . 相手の都合に関連のある場合、①多くの日本人はいつでもいいとか、何でもいいと言う。どの日が都合が悪いか正確に告げる方が、確かに能率的ではあるが、自分自身の便宜を取り立てて述べるのは、②( )と感じている日本人が多い。したがって、どの日が好都合化と尋ねると、よく「いつでもいいです」というのである。
食事をごちそうするとしよう。まず、「何でもいいです」。しかし、本当にビーフステーキでいいのかと確かめると、③「ステーキはどうも……」と言う。
(略)
相手の申し出た時刻や条件が合えば、それでよい。合わなければ、「ちょっと……」と言って、別の申し出を待つ。相手はすぐそうしてくれるし。④この過程を支える考えは自分の都合を相手に押し付けるのは、⑤( )ということである。
礼儀正しさとは何かについて、また別の考え方があることを理解するが、円滑なコミュニケーションに繋がるのである。
1.①「多くの日本人はいつでもいいとか、何でもいい」とあるが、それはなぜか。A.自分自身の便宜を取りてて述べないから | B.能率を上げるから |
C.失礼にならないようにするから | D.自分の都合を正確に教えるから |
A.礼儀に外れる | B.悪くはない | C.マナーのよい | D.邪魔になる |
A.ステーキは美味しくありません | B.ステーキはいただいて、ありがとう |
C.ステーキは高いようです | D.ステーキは食べません |
A.時刻や条件がいいかについて相談する過程 | B.自分の都合を相手に押し付ける過程 |
C.自分の便宜を立てて、相手を説得する過程 | D.別の申し出を待つ過程 |
A.礼儀正しい | B.非礼である | C.失礼なこと | D.思いやりがある |
6 . 李さんは歌が好きです。毎晩、歌の学校へ行きます。歌の先生はハンサムな人です。そして、親切です。
李さんは歌が上手(擅长)ではありません。でも、親切な先生に習いますから、毎日楽しいです。先生の誕生日にコンサートのチケットをあげました。先生は友達と行きました。李さんは図書館へ歌のCDを借りに行きました。今、李さんの歌は昔より(比)ずっと上手です。
1.李さんは毎晩どこへ行きますか。A.友達の家 | B.先生の家 | C.歌の学校 | D.図書館 |
A.きれいな人 | B.親切な人 | C.おもしろい人 | D.よくない人 |
A.コンサートへ行きました。 |
B.先生にチケットをもらいました。 |
C.先生にチケットをあげました |
D.友達にチケットをあげました |
A.李さん | B.李さんの友達 | C.先生の友達 | D.先生の生徒 |
A.歌のCD | B.歌の本 | C.辞書 | D.歌の雑誌 |
7 . 遣唐使10月号(报刊第10期)
新入生の日本人留学生の皆さん(大家)、こんにちは。
私たちは、日本人留学生会「遣唐使の会」です。全部で30人です。全部の人は京華大学の日本人留学生で、専門は中国語や中国経済、中国史などです。以下は、会長と副会長の自己紹介です。
会長:「はじめまして、会長の山田香織です。経済学部の 4 年生 です。専門は中国経済で、卒業論文のテーマ(主题)は『中国の株式市場』です。どうぞよろしく。」
副会長:「はじめまして、副会長の鈴木真一です。2年前に日本から中国の京華大学に来ました。この大学に慣れ(习惯)てきました。歴史学部の 2 年生で、専門は中国史です。どうぞよろしくお願いします。」
活動日は金曜日で、時間は午後4時から(从)6時半まで(到)です。場所は、留学生会館2階の小会議室です。『遣唐使』は私たちのニュースレターです。どうぞよろしく。
1.本文の筆者(作者)はだれですか。A.新入生の日本人留学生 | B.留学生会「遣唐使の会」の人 |
C.中国の留学生 | D.「中国の株式市場」の人 |
A.歴史学部の 4 年生です。 | B.専門は中国経済ではありません。 |
C.経済学部の 2 年生です。 | D.専門は中国史ではありません。 |
A.「中国の株式市場」の副会長です。 | B.「遣唐使の会」の歴史学部の4年生です。 |
C.「遣唐使の会」の会長です。 | D.京華大学の日本人留学生です。 |
A.2時間 | B.2時間半 | C.4時間 | D.6時間 |
A.日本の京華大学 | B.留学生会館 | C.株式市場 | D.大使館 |
男:うん、かまわないよ。どんなこと?
女:家計の管理についてなんですが、聞くところによると日本のほとんどの家庭では、お金の管理は奥さんがするということなのですが、本当なのでしょうか。
男:そうだな。普通の家庭ではほとんどそうだろうな。うちだって、お金の管理は妻の仕事だよ。中国では違うの?
女:はい、お父さんが管理する家もあれば、お母さんが管理する家もあるようですが、私の家では両親は給料を一緒に置いて、必要に応じて使っているようです。
男:あっ、そうか。中国ではほとんどの家庭が夫婦ともに働いているんだったね。日本でも若い人の家庭では奥さんも働いているような場合もあって、その場合は中国と同じだろうと思うね。
女:失礼ですが、先生の場合、お金が必要な時はどうなさるのでしょうか。
男:私の場合、毎朝出かける時、妻から昼食代とタバコの金をもらって行くが、(ア)妻が交際費として毎月いくらか財布に入れてくれるよ。
女:必要な時は奥さまがくださるわけですね。日本は男性中心の社会だと言われていますが、少なくとも家庭ではそうではないようですね。
1.中国の家庭では使わないお金の管理方法はどれか。
A.男の人が管理します。 | B.女の人が管理します。 |
C.夫婦一緒に管理します。 | D.家族一緒に管理します。 |
A.男性中心の社会だということ |
B.日本でも若い人の家庭では奥さんも働いているということ |
C.奥さんがお金を管理するということ |
D.夫婦が給料を一緒に置いて、必要に応じて使うということ |
A.そのほかに | B.それでも | C.そのかわり | D.それこそ |
A.奥さんからもらいます。 | B.昼食代を貯めます。 |
C.友達に借ります。 | D.交際費を使います。 |
A.日本は、家庭では男性中心、社会ではそうではないと言えます。 |
B.日本は、夫婦ともに働く場合が多いので、男女平等の社会です。 |
C.日本は、社会では男性中心、家庭ではそうではないと言えます。 |
D.日本は、社会でも家庭でも男性を中心とします。 |