A.ようだ | B.みたいだ | C.らしい | D.そうだ |
A.もと | B.せい | C.まま | D.とおり |
3 . コンピューターの発達によって、生活はいろんな面で便利になった。旅行する時には、新幹線の切符や航空券はどこででも買える。現金はキャッシュカードで下ろせるし、クレジットカードで買い物もできる。ただ、それらの行動のすべてがコンピューターに記録され保存されていることが、一つの恐怖となっている。
子どもが生まれたり、進学したり、就職したりすると、ダイレクトメール(信件广告)が送られている。塾の案内や買い物案内はもう珍しくない。あて先にはそれぞれ長い番号がつけられている。銀行、保険会社、デパート、病院、どこへ行っても情報がつきまとう(纠缠上)。
民間企業でもさまざまな個人情報を持っている。氏名、住所、電話番号ばかりか、勤務先、地位、資産、 収入、学歴、職歴、会社での評価、犯罪歴などまで集められている。集められた情報は転売される。
クレジットカードを申し込んだら断られた、という人も出はじめている。ブラックリスト(黑名单)に載っていたのである。ところが、それは間違った情報だった。どこで、どんな理由でブラックリストに入ったのか分からない。本人の知らないうちに入ってしまっていることもある。
カード社会であるアメリカでは、間違ってブラックリストに入れられてしまうと、カードが使えなくなり、買い物もできなくなってしまう。知らないうちに自分の情報が勝手に歩き出し、自分の生活を不自由にしていくのが、( ア )社会の恐怖である。
1.「一つの恐怖となっている」とあるが、どんなことを指すか。A.キャッシュカードでお金を下ろすこと |
B.クレジットカードで買い物すること |
C.個人情報がコンピューターに記録され保存されていること |
D.新幹線の切符や航空券をインターネットで買うこと |
A.クレジットカードを申し込んだら断られたこと |
B.民間企業でもさまざまな個人情報を持っていること |
C.どこへ行っても情報がつきまとうこと |
D.ブラックリストに載っていたこと |
A.本人の個人情報 | B.クレジットカード |
C.クレジットカードを申し込んだこと | D.断られたこと |
A.コンピューター | B.現金 | C.旅行 | D.経済 |
A.日本ではブラックリストに入れられると買い物もできなくなる。 |
B.アメリカの民間企業は集められた個人情報を転売する。 |
C.コンピューター社会では、便利な面がある一方、不便なところもある。 |
D.日本では子供が生まれると、就職のダイレクトメールが送られてくる。 |
A.もの | B.こと | C.わけだ | D.はずだ |
A.友達が手伝われて | B.友達が手伝ってもらって | C.友達に手伝われ | D.友達に手伝ってもらって |
A.ございまして | B.ございましたら |
C.おありしたら | D.おありくださったら |
A.ように | B.そうで | C.みたいに | D.らしい |
8 . (一)
私たちは毎日、当たり前のように時間と付き合いながら生活しています。みなさんも、全く時計を見ずに過ごす日はないでしょう。そんな身近な存在である「時間」ですが、実は、「時計の時間」と「心の時間」という、性質の違う二つの時間があり、私たちはそれらとともに生きているのです。そして、私は、「心の時間」に目を向けることが、時間と付き合っていくうえで、とても重要であると考えています。
皆さんが「時間」と聞いて思い浮かべるのは、きっと時計が表す時間のことでしょう。私はこれを、「時計の時間」と呼んでいます。「時計の時間」は、もともとは、地球の動きをもとに定められたもので、いつ、どこで、誰が計っても同じように進みます。( ア )、「心の時間」は違います。「心の時間」とは、私たちが体感している時間のことです。皆さんは、あっという間に時間が過ぎるように感じたり、なかなか時間が経たないと思ったりしたことはありませんか。私たちが感じている時間は、いつでも、どこでも、誰にとっても、同じものとは言えません。「心の時間」には、様々な事柄の影響を受けて進み方が変わったり、人によって感覚が違ったりする特性があるのです。
1.文中に「とても重要である」とあるが、何が重要であるか。
A.時計を見ないこと | B.心の時間に目を向けること |
C.時間を感じること | D.時計の時間に目を向けること |
A.心理时间 | B.时间 | C.地球的转动 | D.钟表表示的时间 |
A.しかし | B.および | C.なぜなら | D.要するに |
A.時間は時計の動き方によって違うから |
B.時間は様々な事柄の影響を受けて変わるから |
C.「心の時間」は人によって感覚が違うから |
D.「心の時間」は進み方によって特性が変わるから |
A.「心の時間」は時計によって計ることもあります。 |
B.「時計の時間」と「心の時間」の性質はまったく同じです。 |
C.時計で計測されている世界共通の時間を「心の時間」と呼びます。 |
D.「心の時間」とは、どれほどの時間が経過したのかという主観的な感覚です。 |
A.帰れば | B.帰ったら | C.帰ると | D.帰るなら |
10 . 人間には「忘れる」という得意技があります。勉強に限っては「忘れる」は敵となりますが、人間に備わっている以上、何か重要な役目があるから、存在しているのです。その重要な役目の1つが「心の傷を癒してくれる」という作用なのです。人は、忘れられない嫌な過去が、誰にでも一つはあるものです。嫌な思い出だからとはいえ、いつまでも心の中で気になってばかりでは、精神的に疲れます。だからこそ「忘れる」という働きが必要です。
「忘れる」 は、どこの病院のどんな薬より重要な働きを見せてくれます。忘れるという人間の自然現象のため、あらゆる精神的な重荷を( ア )させてくれる作用があるのです。「忘れる」は、精神的な傷を癒してくれる、人間が生きていくために必要不可欠な働きを持っています。一般的に「忘れる」とは、悪者扱いされていますが、とんでもないです。私たちは、この「忘れる」のおかげで、どれだけつらい過去を乗り越えてきたのか数え切れません。
人生を明るく生きていくためにも、この「忘れる」という働きを最大限に活用しましょう。最後に明るくいられる人は、案外「忘れる達人」だったりするのです。
1.文中の「一つ」は何を指すか。A.嫌な過去 | B.重要な役目 |
C.得意な技 | D.精神的な疲れ |
A.重く | B.軽く | C.早く | D.遅く |
A.一般的に「忘れる」ことは悪いことだと思われるが、全くそうでもない。 |
B.一般的に「忘れる」ことはよいことだと思われるが、全くそうでもない。 |
C.一般的に「忘れる」ことは悪いことだと思われるが、当然のことだ。 |
D.一般的に「忘れる」ことはよいことだと思われるが、当然のことだ。 |
A.過去の辛いことを繰り返して思い出す人 |
B.読んだ本の内容をすぐ忘れてしまう人 |
C.嫌な記憶を忘れ去り、明るく生きていきたい人 |
D.持ち物の置き場所をよく忘れたりする人 |
A.「忘れる」ことは人間の得意技だが、敵だ。 |
B.「忘れる」ことは病院の薬ほど重要な働きをしていない。 |
C.「忘れる」ことはよくないことばかりだ。 |
D.幸せになるために、「忘れる」ことも大事だ。 |