1 . 今年も2月 51 3月にかけて、関東地方で梅の花が咲きました。各地で梅 52 楽しむお祭りも 53 (開かれました)。
日本の花というと桜が有名ですが、日本では昔から梅の花も愛されてきました。 54 (ふるい)詩や絵にもよく 55 (書いて)います。梅の花は白色や赤色、ピンク色があり、いいにおい 56 します。冬の終わりに咲く梅の花を見ると、春が近くなってきたことを感じて、うれしくなります。
茨城県には、約180年前につくられた偕楽園という庭園があります。この庭園はたくさんの梅の木があることで 57 (有名)、約100種類、3000本の梅の木が植えられています。毎年3月頃になると、たくさんの人が梅を見に行きます。今年は、コロナ禍で自由に行動 58 (しない)去年までと比べて、見に行く人がとても増えたそうです。
わたしも東京から2時間かけて偕楽園に行きました。その日はとても暖かく、梅の花を 59 (見る)ながら歩くと、とても気持ちがよかったです。庭園はたくさんの人で混んでいましたが、梅の花がとても 60 (美しかった)ので、見に行ってよかったと思いました。
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2 . 随着网络的发展,滥用网络的行为在不断增多,有关侵犯人权的问题层出不穷。如对他人诽谤中伤,侵犯他人的名誉和隐私,网络欺凌,对特定民族、国籍的人进行歧视的行为等。这些行为侵犯了人权,给他人带来了烦恼、伤害、甚至是重大的损失。
请你以「インターネットによる人権侵害問題」为题,写一篇短文。内容包括:
(1)说说互联网上有哪些行为侵犯了人权。
(2)当人权受到侵犯时我们应该如何处理。
参考词汇:
诽谤中伤:誹謗中傷 隐私:プライバシー 网络欺凌:ネットいじめ 歧视:差別
注意:
(1)字数为280~320字。
(2)格式正确,书写清楚。
(3)使用「です.ます」体。
3 . 何か不正なことがあった場合、それに抗議するのは権利でなくて義務だと言う。例えば、電車に乗る場合に、乘客が長い列を作って待っている。やっと電車が来て、乗客が順々に乗り込む。その時、横からその列に割り込んで電車に乗ってしまう人がよくいる。そういう時に、自分の前に横から一人くらい割り込んできても、ちょっと嫌な顔をするくらいで、そのまま黙認してしまうことがある。
こういう場合は「横から割り込まないでください」と抗議をすべきである。」
それを何も言わずに許してしまうことは一つの道徳的な罪悪であることをよく承知すべきである。一人くらいのことにむやみと(胡乱地)やかましく言うことを何となく恥ずかしいこように考えるのは大変な間違いだ。これは恥ずかしいなどという問題ではない。実は、非常に利己的な考えが、その人の心の底に意識されずに潜んでいるのである。
(ア)、横からだれかが割り込んできても、黙認してしまうのは自分もその人について電車に乗り込めることが明白な場合に限るからである。もし、その人が乗ることによこって、自分が乗れなくなる場合だったら、必ず抗議をするに違いない。それをそのまま黙っているのは被害が自分に及ばないからである。しかし、そのためにだれか、後ろの方で取りに残される人が出てくるかもしれない。そうすると、その人は次の電車まで長い問待たなければならないのである。
1.文中の「それ」の指すことはどれか。A.何か不正なことに抗議すること | B.だれかに横から割り込まれること |
C.割り込むことを黙認すること | D.恥ずかしいから割り込まないこと |
A.割り込む人にやかましく言うことを恥かしく思うこと |
B.人の心の底に潜んでいると考えること |
C.取り残される人が電車を長い間待たなければならないこと |
D.筆者が電車を待つ時に割り込むこと |
A.ずっと | B.まさか | C.つまり | D.すると |
A.電車に乗る気持ちが悪いから | B.電車が遅くまで来ないから |
C.時間に間に合わないから | D.自分が電車に乗れなくなるから |
A.不正なことがあった時、許すのは道徳的な罪悪だ。 |
B.横から割り込んで電車に乗るのは個人の自由だ。 |
C.何も言わずに許してしまうことは利他的な考えだ。 |
D.笨者は横からだれかが割り込んできても黙認してしまう。 |
4 . 「仕事が順調に進む」という事柄の、「順調に」の部分をオノマトペ(拟声词、拟态词)を使って表したければ、一番普通なのは「どんどん」という擬態語です。ところが最近では、「どんどん」の代わりに「さくさく」を使う人が目立つようになってきました。
「さくさく」は、「雪の上をさくさく歩く」のように使われる時には、雪や砂などが崩れる音を表す擬音語です。また、「キャベツをさくさく切る」のように、野菜や果物を軽快に切る様子を表す擬態語としても使われます。
仕事の進み方について「さくさく」を使うのは、もちろん野菜や果物を切る時の順調な様子からの類推(ア)ものです。「どんどん」であれば、仕事だろうが勉強だろうが、大体の作業について、それが順調に進む様子を表すことができます。一方で、「さくさく」は、野菜などの切断についてしか用いられないのが、日本語の一応の原則です。ですから、「仕事がさくさく」と言うのは、その原則には違反していることになります。
とはいえ、「さくさく」が、野菜や果物という限定があるにしても、順調に進む様子を表していることは確かです。しかも、「どんどん」には「ど」という濁音があって、「ころころ」に対する「ごろごろ」のように、なんとなく鈍重な感じがしないでもありません。一方で、「さくさく」の「さ」は、「さらさら」や「さやさや」などのオノマトペがあることからも感じられるように、軽快なイメージを与える音だと言えます。だとすると、「どんどん」よりも「さくさく」の方が、物事が順調に進む様子を表すオノマトペとしてはいいようにも思えてきます。
多分こういった理由で、すでに日本語のオノマトペとして定着していた「さくさく」の用法についての制限が取り払われて、いろんな種類の作業が順調に進む様子を、このオノマトペが一般的に表すことができるようになったのではないかと思います。
1.オノマトペの使い方として、正しいものはどれか。A.緊張で胸がきらきらしている。 |
B.日曜日に家でゆらゆらしている。 |
C.傷口から血がだらだらと流れた。 |
D.いらいらしながら、プレゼントの箱をあけました。 |
A.による | B.に従う | C.に対する | D.にわたる |
A.ごろごろ | B.どんどん | C.ぎりぎり | D.はきはき |
A.擬音語としては、雪や砂が崩れる音を表す時のみに使われるという制限 |
B.擬音語としては、軽快なイメージを与える音を表す時のみに使われるという制限 |
C.擬態語としては、仕事や勉強が順調に進む様子を表す時のみに使われるという制限 |
D.擬態語としては、果物や野菜を軽快に切る様子を表す時のみに使われるという制限 |
A.実際の音に非常に近いので、耳によくなじむ表現である。 |
B.日本語の原則に反しているため、受け入れがたい表現である。 |
C.軽快なイメージを与えることから、一般的に使われるようになった。 |
D.最近使われるようになってきたが、そのうち使われなくなるはずだ。 |
5 . レストランの無断キャンセルが予約客全体の1~3%になるそうで、損失額は年2000億円に上っているそうだ。キャンセル料がほとんど請求できないからだ。客に必ず払わなければならないという考えがないので、たまに高いキャンセル料が請求されて驚いたとか、学生の無断キャンセルがインターネット上で広まって大学が困っているとかいう話がニュースになる。無断キャンセルの理由は「場所を取っておきたいためにいくつかの店を予約した。」「予約をうっかり忘れてしまった。」「人気店だったのでとりあえず予約した。」である。飛行機やホテルなどと同じようにキャンセル料を払うという考えが広まれば、よく考えて予約するようになるだろう。しかしこれはすぐに解決する問題ではない。そこでまだ人気店だけだがキャンセルされた場合、すぐに会員が予約できるようにしたのである。予約が取りにくいレストランばかりなので、いつでも行きたいという会員が多いのでこの商売ができる。また普通の店のためにキャンセル保険も始まった。代行サービスもある。こちらは受け取った金額の30%を払わなければならない。
また無断キャンセルには他の困った問題もある。(ア)多くの食品を捨てることになるからだ。だから、店もそれを考えて値段を決めるので、無断キャンセルは客のためにもならないのである。
1.下線の「すぐに解決する問題ではない」のはなぜか。A.キャンセル料を払わせる方法がないから |
B.店がキャンセル料について知らせないから |
C.みんなの考えが変わるのに時間がかかるから |
D.店がキャンセル料をもらおうとしていないから |
A.会員だけが予約できるから | B.おおぜい会員を集めているから |
C.会員の店の予約だけを売っているから | D.急でもその店に行きたい会員がいるから |
A.だが | B.どうも | C.ところが | D.なぜなら |
A.どの店も予約が取りにくくなるから |
B.インターネットに名前が出てしまうから |
C.後でキャンセル料を払わなければならないから |
D.無断キャンセルされた場合を考えて値段をつけるから |
A.人気店は無断キャンセルされても大丈夫だ。 |
B.無断キャンセルがニュースになることもある。 |
C.無断キャンセルで捨てる食品は2000億円になる。 |
D.普通の店は無断キャンセル料を払ってもらう方法がない。 |
6 . ずっと昔にこれとまったく同じ風景を 1 (見る)ことがあるような気がした。広い芝生の庭があって、海が見えて、テニスコートがあって、兎と山羊がいて、双子の女の子がオレンジジュースを飲んでいて......という 2 (風景)だ。でも、これはもちろん 3 (錯覚)だった。僕がこの病院に来たの 4 これがはじめてだったし、庭や海やテニスコートはともかく、兎や山羊や双子の女の子までがどこか別の場所にも同じ 5 (ようだ)いたなんて、ちょっと 6 (考える)ことだった。
僕はコーヒーを飲んでしまうと両足を 7 (揃う)むかいの椅子の上にのせ、目を閉じ大きく一度息をした。目を閉じると、ぶ厚い暗闇の中にしこりのようなもの 8 見えた。それは白いダイヤ型のガス体で、顕微鏡 9 見る微生物みたいに膨らんだり縮んだりした。奇妙なものだった。
しばらくして目を開けた時、四人づれの親子の 10 (すがた)はなく、食堂は僕一人きりになっていた。それから僕はタバコに火をつけ、退屈した時にいつもそうするように、ずっと煙の形を眺めて時間をつぶした。
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7 . 約束の時間になっていとこが診察室に入っていく 1 を見届けてから僕はエレベーターで一階に下り、食堂に入った。ショーケースに入っている食品見本は 2 もまずそうだったが、お腹も減っていたので、僕は比較的ましに見えるパンケーキとコーヒーのセットを注文してみた。運ばれてきたものに口をつけて 3 、コーヒーの味は悪くなかったが、パンケーキの方はちょっと 4 代物だった。冷えていて中が水っぽく、おまけにシロップが 5 すぎる。僕は何とか半分 6 は喉の奥に押しこんだが、あとはどうしようもなくて皿を向こうに押しやった。
平日の午前中ということもあって、食堂には僕の 7 には家族が一組いるだけだった。四十代半ばと見える父親が入院患者で、母親と二人の小さな女の子が見舞客だった。女の子は双子で、揃いの 8 を着て、どちらもかがみこむような格好でオレンジジュースを飲んでいた。父親のけがだか病気だかは見たところ 9 重いものではないらしく、両親の方も子供たちの方も、それぞれに退屈 10 表情を顔に浮かべていた。話すことがないのだ。
1.A.の | B.こと | C.もの | D.わけ |
A.どこ | B.どちら | C.どれ | D.だれ |
A.みては | B.みるなら | C.みると | D.みれば |
A.ひどい | B.おいしい | C.ひろい | D.ひくい |
A.甘い | B.甘さ | C.甘く | D.甘 |
A.しか | B.だけ | C.まま | D.まで |
A.わけ | B.ため | C.ほか | D.かわり |
A.ワンピース | B.ズボン | C.ネクタイ | D.スカート |
A.それから | B.それなら | C.それほど | D.それでは |
A.ような | B.らしい | C.みたいな | D.そうな |
8 . 你有没有想过十年后的你会变成什么样?你会在哪里,做什么,有着什么样的梦想?你想对十年后的自己说什么?请以「十年後の自分」为题,写一篇文章。
写作要点:1、描述想象中十年后的自己的情况(学习、职业、生活等);
2、为了变成十年后的自己,你要付出什么努力;
3、写出你对于未来的自己的鼓励。
写作要求:1、内容完整,语意连贯,书写格式正确;
2、使用「です・ます」体;
3、字数不少于280字。
9 . 今や、どこの大学でもキャンパスを歩くと、よく外国人学生を見かけるようになりました。また、大学の学部によっては4年の間に一度は留学しなければならないというところもあります。それだけ留学することは珍しくないことになっています。しかし、自分が留学するとなると、とうすればいいか分からず、結局あきらめてしまう人も少なくはないと思います。
「留学はしたいが、手続きの仕方が分からない」といった学生を対象に親切に相談に乗ってくれるところに「留学相談室」があります。「奨学金の申し込み方が分からない」「行きたい国はあるが大学が決められない」「ホームステイ先の家族とうまくやっていくにはどうすればいいか」など、相談の内容はさまざまですが、共通するのは不安ではないでしょうか。
ゆう子さんも2年前に(ア)を持って相談室のドアを叩きました。その時、ゆう子さんは相談員の体験談を聞き、最初はみんな不安なんだと知って、少しほっとしたそうです。また、ここで同じ大学に留学を希望している良子さんとも知り合えました。仲間を見つけたゆう子さんは無事に留学でき、毎日が本当に楽しくて、留学してよかったと心から思ったそうです。
ゆう子さんは今「留学相談室」でアルバイトをしていますが、迷っている学生を見ると思わず「頑張れ」と言いたくなるそうです。
1.「留学することは珍しくないことになっています」とあるが、ここではどういう意味か。A.町を歩くと、外国人をよく見かけるようになったという意味 |
B.留学したいと思えば、簡単にできる時代になったという意味 |
C.大学生は皆一度は留学することが義務付けられているという意味 |
D.留学したいと思うが、手続きの仕方の分からない人が多いという意味 |
A.希望 | B.安心 | C.体験 | D.不安 |
A.迷うのはいい経験だと思っているから。 |
B.「頑張れ」と大声を出すのは気持ちがいいと思っているから。 |
C.アルバイトが見つかってよかったと思っているから。 |
D.留学してよかったと思っているから。 |
A.海外に行きたい学生の相談に乗ってくれるところ |
B.留学ツアーを組んでくれるところ |
C.留学したい学生の相談に乗ってくれるところ |
D.留学後のアルバイトを探してくれるところ |
A.皆いろいろな不安を抱えている。 |
B.家族に反対されて悩んでいる。 |
C.ホームステイ先の家族と仲良くなれないと悩んでいる。 |
D.一緒に行ける仲間を見つけたいと思っている。 |
10 . なぜ、私の記憶とあなたの記憶は違うのでしょうか。そして、なぜ私の心とあなたの心は違うのでしょうか。
記憶が人によって違うのは、一つには、これまで何に接してきたかという、経験が違うからです。と同時に、外界からの刺激の何に注意を向けて、どんな情報を受け取り、それを何と照合し、どう判断し、考え、記憶に残すかという「知的な情報処理の過程」、すなわち「認知」が人によって違うからでもあります。
たとえば、同じ道を歩いていても、道端の花に目を留める人もいれば、留めない人もいます。花に目を留めた、つまり注意を向けた人は、その色や形を把握し、過去に見た花と照合して「これはスミレ(堇菜)だ」とか、「きれいだ」などと考え、「ここにスミレが咲いているんだな」と記憶します。
それに対して注意がほかのこと、今にも雨が降り出しそうな空模様に向いていたり、「会社に着いたら、まずあの仕事をして」といった思考に向いていたりすると、花に気づきません。当然、きれいだと思うこともなく、そこにスミレが咲いていたことを記憶することもありません。
すると、それが記憶の違いになり、そのあと何かに接したとき、たとえばほかの場所でスミレを見たときに照合する情報の違いになり、判断の違いにもなります。
つまり、認知の仕組みは同じでも、認知の内容が異なるわけで、私の心とあなたの心が違うのは、私は私なりの、あなたはあなたなりの、経験と認知が積み重なった結果なのです。
1.文中の「外界からの刺激」の具体的な例として合うのはどれか。A.それぞれの記憶 | B.道端のスミレ | C.当日の仕事 | D.過去に見た花 |
A.道端に咲いている花に触れる人 |
B.道に咲いている花の色や形を覚える人 |
C.路上に花が咲いていることを認識する人 |
D.路上に咲いている花の名前が分かる人 |
A.空模様や仕事のことに注意が向いていて、花に気づかないから |
B.咲いている花が、過去に見た花と比較してあまりきれいではなかったから |
C.雨降りの日や会社に行く日に、スミレが咲いているのを見たことがないから |
D.過去に花を見た経験が少なく、スミレという花の名前を知らないから |
A.道端の花をはっきり記憶している人もいれば、全く記憶していない人もいる。 |
B.道端の花を見た人の中で、過去に見た似た色の花と間違えて記憶する人がいる。 |
C.道端の花がきれいだと思う人と、以前見た花の方がきれいだと思う人がいる。 |
D.道端の花を覚えている人の中には、咲いていた場所を記憶している人もいる。 |
A.認知の仕組みが違えば、個人の認知の内容や記憶、経験も異なる。 |
B.注意がほかのことに向いていると、目の前に花が咲いていても気づかない。 |
C.人は花を見たあと、その色や形を把握し、過去に見た花の記憶を思い出す。 |
D.記憶は人によって異なるのは、異なる経験と認知をしてきているからである。 |