5 . 時間とエネルギーはもっとも大切な財産だから、それを使う相手は賢く選ばなければならない。あなたは本当にためになる人たちと時間を過ごしているか、それとも適当に相手を選んでいるか。正直に言えば、自分の答えに驚くかもしれない。それはたぶん、あなたは自分でも理由が分からない人たちと友達になっているからだ――怠慢だから、都合がいいから、習慣だから。
今までの友人と縁を切って新しい相手を探せと言っているのではない。習慣や義務、過去の絆に基づいた友人関係にはすべていいところも悪いところもある。その人と一緒にいる時間を正直に見つめ、友人関係を再評価することを提案したい。その人はあなたの成長を助けてくれるか。彼、あるいは、彼女はあなたが尊敬できる人か。同じ価値観を持っているか。その人と一緒にいたり、電話で話したあとで( ア)か。もし、そうでないとしても、もう友達じゃないというのではない。だが、その人と過ごす時間を減らして、新しい人と会ったり、一人でいる時間を増やそうと思うかもしれない。
この提案は人を評判することとは違う。あまり一緒にいたくない人だからといって、彼らに対する敬意や評価が変わらない。あなたのほうが彼らより上だとか、彼らにはいい素質がないという意味でもない。ただ、彼らと一緒に過ごすよりは一人でいる、あるいは、ほかの人といるほうが好ましい。
人と一緒に過ごす時間は限られているということをいつも頭の隅に入れておこう。できる範囲での最高の選択は私たち一人一人にかかっている。
1.
文中に「自分の答えに警くかもしれない」とあるが、なぜか。
A.いつも尊敬できる人と一緒にいることに気づくから。 |
B.一緒にいる人たちを理由もなく、遺んでいたことに気づくから。 |
C.同じ価値親を持っている人としか一緒にいないことに気づくから。 |
D.自分の成長を助けてくれる人が周りにたくさんいることに気づくから。 |
2.
文中の「友人関係を再評価」とあるが、その結果はどうなるか。A.友人に対する敬意がなくなる。 |
B.限られた時間をだれと過ごすかを選ぶ。 |
C.適当に付き合っていた友人関係を終わらせる。 |
D.相手より自分のほうが伍れていることが理解できる。 |
3.
( ア )に入れる最も適当な言薬は次のどれか。A.気分が晴れる | B.腹が立つ |
C.心が落ち込む | D.迷ってしまう |
4.
文章の内容に合っているものはどれか。A.だれと一緒に時間を過ごすかは考えなくてもいい。 |
B.自分にはどうして相手と友達になっているか、はっきり分かっている。 |
C.一緒にいたくない人だったら、その人に対する評価が変わってしまう。 |
D.友人と違う価値観を持っていても、友人関係が変わらない。 |
5.
この文章にテーマをつけるなら、最もふさわしいものはどれか。A.一緒に時間を過ごす人を選ぼう | B.友達の価値観 |
C.友人関係を評価する方法 | D.友達を選ぶ理由 |