1 . 日本では三〇年後には、四人 一人の高齢者の生活を支えなくてはならない。
A.で | B.が | C.を | D.に |
A.てあげた | B.てくれた | C.てもらった | D.てやった |
3 . 睡眠時間の減少、視力や集中力などの低下に気づいたことはありますか。これらは、スマホ依存の悪影響だと言われています。スマホの普及によって、人間の思考回路が変えられました。(ア)、文字情報の読解力や情報処理能力が低くなってきて、物事を多面的に考える力もだんだん無くなってきました。
今の時代では、スマホで友達とコミュニケーションを取ったり、動画やゲームを楽しんだりすることができます。つまり、スマホをいつでもどこでも手にしています。それはスマホ依存の大きな原因だと思われます。それに、ほとんどの日本人は自分が依存症だと認めません。でも、「やめようと思ってもやめられない」という状態になったら、すでに依存症だと考えるべきです。
依存症は「孤立の病」とも言われます。孤立していると、人は物や行為に依存しやすいです。治療のために、物や行為への依存から、人への依存に移行する「自助グループ」という団体があります。同じ悩みを抱えた人たちが同じグループに参加して、経験をシェアしながら、依存症を乗り越えます。そういう方法で、よい人間関係を築くことができるようになります。スマホ依存を克服するためには、関係の深い仲間も必要です。
また、関連企業がスマホ依存に対して動き始める必要があります。「スマホ依存は持ち主の責任」という主張は通用しません。販売する際にも広告規制や危険性の警告がなくてはいけません。悩んでいる顧客の問題に直面することも、関連企業の社会的役割だと私は考えます。
1.(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.例えば | B.しかし | C.ところで | D.それとも |
A.物事を多面的に考える力がなくなること | B.日本人は自分を依存症だと認めないこと |
C.友達とコミュニケーションを取ること | D.スマホをいつでもどこでも持っていること |
A.自分が依存症だと認識して、それをやめる意志を持つこと |
B.同じ悩みを抱えた人たちの自助グループに参加すること |
C.スマホを販売する際にも危険性の警告を提示すること |
D.スマホ依存を克服して、よい人間関係が築けること |
A.友達と一緒に動画やゲームを楽しんだりすることができるから |
B.物や行為への依存から、人への依存に移行することが大切だから |
C.同じ悩みを抱えた人たちとよい人間関係を築くことができるから |
D.スマホ依存の治療法として、「自助グループ」という団体があるから |
A.今の時代では、ほとんどの日本人は自分が依存症を自覚できない。 |
B.物や行為への依存から人への依存にすることは依存症の治療に役立つ。 |
C.他人とよい人間関係を築いたら、「自助グループ」に参加できる。 |
D.スマホ依存に対して動き始めることは、関連企業の社会的役割だ。 |
4 . 人生においては、苦労 多い人生から立ち上がる時のほうが幸せです。
A.から | B.の | C.は | D.より |
A.使わない | B.使わなく | C.使わないで | D.使わなくて |
1.女の人は誰と故郷に帰りますか。
A.おじいさん | B.おばあさん | C.両親 |
A.帰省する | B.実験をする | C.就職活動をする |
A.大阪 | B.故郷 | C.京都 |
A.習い始めた | B.習い続けた | C.習い切った | D.習い終わった |
8 . 個性の重視ということが注目されるようになって以来、「子どもの興味を尊重し、一人一人の子どもが興味を持つこと、「やってみたい」ということを好きにやらせることが、個性の重視である」という解釈が広がりました。しかしその結果、社会生活上のしきたり(注 1)や習慣を教える機会を失ったと悩む教師と、好きなことしかやりたがらない子どもをつくってしまったということはないでしょうか。個性の重視とは、「二人と同じ人間はいない、つまり人は一人一人異なる存在である。(ア)、一人一人が異なった興味や価値観を持つのは当然である」という考え方を肯定する人間観を意味しているのです。
(中略)
子どもの興味や関心は日々変化する可能性があります。しかし、何らか(注 2)の形でその対象を知る機会がなかったなら、興味を持つこともないのです。小学生はまだまだ経験の幅が狭いものです。ですから、おのずと(注 3)興味や関心を持つ対象も、非常に限られた範囲のものになります。さまざまなものに興味を持つのを待つばかりでなく、興味が持てるように、さまざまな体験ができるようにすることが大切です。
(渡辺三枝子『キャリア教育-自立していく子どもたち』による)(注 1)しきたり:昔からの決まり
(注 2)なんらかの:何かの
(注 3)おのずと:自然と
1.文中の「その」の指すことはどれか。
A.「やってみたい」ということを好きにやらせること |
B.一人一人の子どもが興味を持つこと |
C.子どもの興味を尊重すること |
D.個性の重視への解釈が広がったこと |
A.すると | B.でも | C.だから | D.それに |
A.個性の重視ということが間違って解釈されている点 |
B.個性の重視ということが注目されている点 |
C.個性の意味についての解釈が定まっていない点 |
D.教師が社会生活上のルールを教えていない点 |
A.それぞれの望むことを自由にさせる。 |
B.それぞれの興味や価値観を尊重する。 |
C.他人より優れた点を高く評価する。 |
D.他人との違いが大きいほうがよいとする。 |
A.子どもの興味や関心は変わりやすいので、注意深く観察することが必要だ。 |
B.子どもの興味や関心が広がるように、多様な体験の機会を与えることが重要だ。 |
C.子どもの自主性を尊重し、自身で新しい興味や関心を見つけ出すのを待つべきだ。 |
D.子ども自身が見つけた興味や関心に注目し、それを集中して経験させたほうがよい。 |
A.込んでいます | B.合います |
C.始まります | D.過ぎます |
10 . 先日、スーパーに母と出かけた時のこと。二人で野菜売り場を見ていたら、母が不意に少し離れた所にいた車椅子の女性のもとへ歩いて行った。その様子を見ていたら、「何か、お取りしますか?」と尋ねている。車椅子の女性は「細いねぎを取って欲しいの。」と答えた。母は、車椅子からでは手が届かない上の方の棚から、ねぎの入った袋を、二、三個女性の膝の上に載せると、( ア )と言っていた。女性は、このねぎを、今夜どうやって食べるかまで母に話して、二人とも、にこにこと楽しそうに話をしていた。そして、女性は何度も何度も、お礼を言った。
母は私の所に戻って来た。「どうしたの?」と母に言うと、母は「あの方はね、車椅子から上の棚を見ていたの。きっと取れなくて困っていると思って声をかけたのよ。」うちの母は、いつも自然に、ごくあたり前に人に何かをしている。二人で電車に乗った時もそうだった。席が空くと周囲を見まわして、妊婦さんや、お年寄りに席をゆずる。自分だって疲れていて座りたい( イ )、自分は最後の最後に座る。
私も、電車で席をゆずることがあるが、本当は少し恥ずかしい気持ちもある。知らない人に突然( ウ「こちらにどうぞ。」)と声をかけるのは、少し勇気も必要だ。
スーパーの中や、電車の中だけではなくて日頃の中学校生活の中でも、ほんの少しの思いやりが大切だと感じる。友達に助けてもらう事もあれば、私が友達を助けてあげることもある。思いやりの気持ちを感じた時は、感謝の気持ちを持って「ありがとう。」と言うように心がけている。
これから私は、障害者の方、高齢者の方、小さい子供達だけではなく、周囲の方々に、勇気を出して、思いやりの心を伝えたいと思う。一人一人のほんの少しの思いやりが集まってたくさんの思いやりになり、やがて広がり、社会全体が思いやりの心で溢れるといいと思う。
1.文中の(ア)に入れるのにもっとも適当な文は次のどれか。A.「どれが良いか選びなさい。いらないのは戻しますから。」 |
B.「どれか良いか選んでください。いらないことは戻しますから。」 |
C.「どれが良いか選んでください。いらないのは戻しますから。」 |
D.「どれが良いか選んでください。いらないのは戻りますから。」 |
A.はずだから | B.はずである |
C.はずなので | D.はずなのに |
A.こちらにすわってください。 | B.こちらにきてください。 |
C.こちらにいてください。 | D.こちらにたってください。 |
A.母はスーパーだけで人の世話をします。 |
B.母は思いやりのある人です。 |
C.母は高齢者の世話をします。 |
D.母は電車の中でいつもたっています。 |
A.日常生活の中で、友達を助けてあげることは大事なことだと思う。 |
B.日常生活の中で、どんなことをするにも勇気が必要だと思う。 |
C.日常生活の中で、思いやりを持つことで、社会が温かくなると思う。 |
D.日常生活の中で、「ありがとう」をよく言うべきだと思う。 |