私は今京都にいます。おととい飛行機で来ました。
京都はきれいですよ。今京都の紅葉は本当にすばらしいですね。私は日本の秋が好きです。小野さんはどうですか。京都にはお寺や神社がたくさんあります。おとといは金閣寺などいろいろな所へ行きました。その日の天気がよかったですから、人がたくさんいました。とてもにぎやかでした。昨日は奈良へ行きました。奈良もお寺が( ア )です。昨日は雨でしたから、人があまりいませんでした。東大寺はとてもきれいでした。小野さんは京都と奈良と、どちらが好きですか。
小野さん( イ )お土産を買いました。とてもきれいな紅葉のはがきです。来週の日曜日に帰ります。
では、また。
11月25日
王文
1.「その日」はいつですか。A.11月23日 | B.11月24日 |
C.11月25日 | D.11月26日 |
A.すくない | B.おおい |
C.たかい | D.やすい |
A.は | B.が | C.に | D.で |
A.京都はとてもきれいです。 | B.紅葉はとても多いです。 |
C.京都の紅葉はとてもきれいです。 | D.京都の紅葉はとても多いです。 |
A.京都が好きです。 | B.奈良が好きです。 |
C.京都も奈良も好きです。 | D.分かりません。 |
2 . 「今年は最後の学園祭だから、盛大 1 やりたいよね。」昨年の夏頃、私は生徒会の会議でこの一言を発した。「最後の学園祭」そう、私が通っている中学校がこの1年 2 閉校となってしまうのであった。
そこで、私はこの地域で古くから伝わっている太鼓を 3 (やる)と考えた。私は友達と一緒に練習場へ行った。練習場に入ると、二人のおじさん達が私たちを迎え入れてくれた。この方達は太鼓を長年やっている人であった。そして私たちの中学校の卒業生であった。そのためか毎日夜遅く 4 熱心に指導をしてくれた。
そして本番(正式表演)。 5 (会場)には、在校生だけでなく、多くの地域の方たちも見に来ていた。私はこの時初めてあることに気づいた。それは、「私たちの中学校はこんなにも多くの人から温かく 6 (見守る)ているだ」と。
私は 7 (多い)のお客さんを前に、 8 (ぶじ)に演出できた。会場は、われんばかりの(雷鸣般的)拍手が続いた。中には涙を流している人もいた。あの時を今も忘れることはない。今は中学校なくなり 9 (静か)なってしまった。しかし、人たちの心には今もあの時の 10 (温かい)がある。
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3 . 全校生徒37名の中土佐町のある小学校の教室は、今日も給食を前に、児童の 41 話し声が飛び交う(说话声四起)。子供たちが 42 に食べている給食に、新鮮な魚のほか、米や野菜など地元産の食材がたくさん 43 。
この町の給食すべてを中土佐町産のもの 44 。町で生産していない食材については高知県産の食材を活用する。町が「中土佐元気たっぷりメニュー」 45 名の「地産地消」(当地生产,当地消耗)の給食を実現し、農林水産省が実施した「第10回地産地消給食メニューコンテスト(菜单大赛)」 46 賞を受賞した。 47 、中土佐町では「食材口スの削減」も実施する。
「児童は毎日の給食から地域 48 繋がりを実感できる。」給食を通してこの町ならでは(特有)の教育を行っていきたいと栄養教諭の久川さんが言った。将来土地 49 離れる児童が多いこの地域 50 、子ともたちの舌に中土佐の味を刻み込んでいるのだ。
1.A.賑やかに | B.賑やかで | C.賑やかな | D.賑やか |
A.美味しそう | B.美味しいそう | C.美味そう | D.美味しくてそう |
A.使っている | B.使われている | C.使えている | D.使わせている |
A.にする | B.がする | C.になる | D.となる |
A.がいう | B.がいい | C.という | D.といい |
A.に | B.で | C.が | D.へ |
A.しかし | B.そこで | C.つまり | D.また |
A.にも | B.との | C.への | D.でも |
A.を | B.が | C.で | D.に |
A.にともなって | B.のかぎりでは | C.だけでなく | D.だからこそ |
4 . 2人で荷物を持って坂や階段を上がるとき、上と下ではどちらが重いかということが、よく問題になる。下の人は、物の重さがかかっているので下のほうが上より重いと言い,上の人は物を引き上げなければならないから、下より上のほうが重いと言う。
実際はどうなのだろうか。実は、力学的に言えば、荷物が2 人の真ん中にあるとき、2人にかかる重さは全く同じなのだそうである。このことは、坂や階段でも平らな道を2人で荷物を運ぶときも同じだということである。
ただ、これは、荷物の重心が2人の真ん中にある場合のことである。しかし、もし重心が荷物の下の方にずれて(错位、偏离)いると下の人,上の方にずれていると上の人の方が重く感じる。
重い荷物を長い棒に結びつけて,棒の両端を二人でそれそれ持つ場合、棒の真ん中に荷物かあれば、2 人の重さは同じであるが、そうでなければ ,荷物に遠いほうが軽く、近いほうが重いということになる。
(ア)、重い荷物を2人以上で運ぷ場合、荷物の重心から、一番離れた場所が一番軽くなるので、覚えておくとよい。
1.文中の「これ」は何を指すか。A.物が2人の真ん中にあるとき、力学的には2人にかかる重さは同じであることに |
B.坂や階段を上がるとき、下の方の人がより重いということ |
C.坂や階段を上がるとき、上の方の人により重さがかかるということこ |
D.物が2人の真ん中にあるときは、どちらの人も重く感じるということに |
A.上の人のほうが重くなる |
B.下の人のほうが重くなる |
C.重心の位置によって重さが変わることはない |
D.上の人も下の人も重く感じる |
A.荷物を長いひも(细绳、带子)で結びつける。 |
B.荷物をもっと長い棒に結びつける。 |
C.荷物を2人のどちらかの近くに結びつける。 |
D.荷物を棒の真ん中に結びつける。 |
A.それでは | B.それから | C.このように | D.この間 |
A.荷物の重心がどこか分からなければ、どこを持っても重さは変わらないということ |
B.荷物の2人で運ぶ時は、棒にひもをかけて持つと楽であるということ |
C.荷物を2人以上で運ぶ時は、重心から最も離れたところを持つと軽いということ |
D.荷物を2人以上で運ぶ時は、重心から一番近いところを持つと楽であるということ |
5 . ふつう、「外来語」というのは外国から入ってきた言葉のことであるが、日本では中国から入ってきた言葉は「外来語」とは言わず、主として、ヨーロッパやアメリカから、輸入された言葉のことである。
外来語の歴史を見ると、まず16世紀にポルトガル人が日本に来て、数多くのポルトガル語が日本語になった。たとえば、タバコ、テンプラ、パンなどがその時入ってきた言葉である。17世紀になって、日本が鎖国して、オランダ人しか来られなくなると、たくさんのオランダ語が日本語になった。アルコール、コーヒー、ビールなどは今でもよく使われている。
明治維新以後、西洋の思想やものが輸入されると、外来語は1つの① ばかりでなく、いろいろな国から日本に入ってくるようになった。もちろん、英語からの外来語が中心だったが、芸術の言葉はフランス語から、医学の言葉はドイツ語から、音楽はイタリア語から、というように、様々な国から輸入される。
今では、テレビや雑誌を見ても、町を歩いても、外来語を見ないことがない。日本人はよく外来語を使うが、日本語の中で使われる外来語はもとの発音と違うし、時々意味も違うので、日本語を勉強している外国人には大変難しい。外国人には、外来語がたくさん入った日本語ほど難しい日本語はないと言ってもいいことである。
1.文中に「タバコ、テンプラ、パン」とあるが、これらはどの国から来たか。A.オランダ | B.中国 | C.ボルトガル | D.ドイツ |
A.言葉 | B.芸術 | C.国 | D.思想 |
A.外来語で英語からのものは数が多い。 | B.英語で外来語からのものは数が多い。 |
C.英語は外来語を中心にする。 | D.英語からの外来語は重要だ。 |
A.日本語の外来語は発音と意味がたいへん難しいから。 |
B.外国人は日本語の外来語を勉強するのを嫌がるから。 |
C.日本語の外来語はあまり見られなくて、勉強しにくいから。 |
D.日本語の外来語は本来の発音や意味と違うものが多いから。 |
A.日本では、すべての外国からの言葉を「外来語」と言う。 |
B.いまでは、使われる外来語は英語からのものが少ない。 |
C.いまでは、日常の場合で外来語がよく見られる。 |
D.日本では、外来語のすべては英語からのものだ。 |
6 . 私はちょうど20歳の時に、日本に来ました。当時の私は「おはようございます」「こんにちは」など、挨拶程度の日本語しかできませんでした。だから、しばらく外に出るのがとても怖く、ずっと家の中にいて、朝から、晩までテレビばかり見て毎日を過ごしていました。
だんだん日本の生活に慣れてきた頃、看護師として働いてみないかと言われました。私は子供の頃から、看護師になるのが夢で、そんな私の気持ちをよく理解してくれている叔父さんからの話でした。私はあまりにも急な話で、すぐには答えることができませんでした。実は当時の私が迷っていた本当の理由は言葉の問題でした。
しかし、これは看護師になるいい機会ですから、私は心配しながら病院で働き始めました。絶対にやっていこうという気持ちで努力しましたが、看護師という仕事に完全に慣れるまでには、とても時間が掛かりました。ポケットにいつも電子辞書を入れて仕事をする毎日が続きました。
今でも、はっきり覚えていますが、それは、自分がやっと立派な日本語の会話ができたと思えた日のことです。仕事が終わって、寮に戻り、嬉しさのあまり、とうとう大きな声で泣いてしまいました。嬉しくて涙が止まりませんでした。私は立派に日本語が話せた嬉しさで胸がいっぱいでした。そして、これからも、頑張っていこうと思いました。日本で看護師として働いたことはいつまでも忘れない思い出として残るでしょう。
1.「ずっと家の中にいて」とあるが、その理由は次のどれか。A.日本に来たばかりだから |
B.日本のことは詳しくないから |
C.日本語はちょっとしかできないから |
D.日本のテレビ番組を見るのが大好きだから |
A.電子辞書は軽いから |
B.まだ仕事が完全に慣れなくて、仕事中でも電子辞書を使うから |
C.電子辞書は高いから |
D.電子辞書を大切にしたいから |
A.もう日本に慣れたこと |
B.看護師になったこと |
C.日本語でうまく話すことができると感じた日のこと |
D.病院の仕事はもう慣れたこと |
A.看護師としての仕事 |
B.日本の病院での仕事のこと |
C.日本での生活 |
D.日本語の勉強と私の努力 |
A.看護師になることは私の夢です |
B.日本の病院での仕事は苦しいです |
C.努力すれば、夢が実現できます |
D.日本語の学習は絶対必要です |
7 . 父親と息子がロバ(毛驴)を売りに町へ行った、村を通るとき、村人たちが「ちょっとあれを見なさい。親も子もロバに乗っている。ロバがかわいそうだ」と言った。それを聞いて、親も息子もロバから降りて歩いていった。しばらく行くと人々が「だれかロバに乗って行けばいいのは」と言ったので、父親は息子をロバに乗せた。次の村を通る時、老人たちが「あの若者は自分がロバに乗り、親を歩かせている、今の若い人はだめだ」と言った。息子はすぐロバから降りて父親をロバに乗せた、しばらく行くと、今度は女の人たちが「あの父親は自分の子に対して愛情がないらしい」と言って笑った。それで親子はロバの手足を縛って担いでいた(扛,背)。狭い橋を渡るとき、ロバは川に落ちて死んでしまった。
1.「今の若い人はだめだ」と言った人はだれですか。A.女の人たち | B.村人 | C.老人 | D.父親 |
A.親だけがロバに乗り、息子が歩いていたから |
B.息子がロバに乗り親は歩いていたから |
C.誰もロバに乗らず歩いていたから |
D.息子だけがロバに乗り、親が歩いていたから |
A.今の若い人はだめだ | B.言わなかった |
C.ロバに乗って行けばいい | D.歩いてはいい |
A.歩きたがったから | B.用事があったから |
C.ロバがかわいそうだと人々が言ったから | D.疲れた |
A.動物を愛護しなければならない。 |
B.親は息子をかわいがらなければならない。 |
C.自分のことは自分で決めなければならない。 |
D.息子のことは自分で決めなければならない。 |
8 . わたしはいつも、小学校一年生の妹といっしょにうちへ帰ります。そして、4 時半までうちで勉強します。4 時半に、幼稚園へ弟を迎えにいきます。ははは、スーパー・マーケットで働いています。ですから、迎えにいくことができません。ちちは、月曜日から金曜日まで、会社で働いています。ちちの会社の仕事の時間は、午前10 時から8 時間です。うちへ帰るのは、とても遅いです。日曜日には、ときどき、ちちといっしょに公園へ遊びに行きます。
1.わたしの家族は、何人ですか。A.4人 | B.5人 | C.6人 | D.7人 |
A.四日間 | B.五日間 | C.六日間 | D.七日間 |
A.5時 | B.6時 | C.7時 | D.8時 |
A.幼稚園 | B.スーパー・マーケット | C.会社 | D.公園 |
A.一年生 | B.二年生 | C.三年生 | D.四年生 |
9 . 私の家族は京都に住んでいます。家族は父、母、姉、弟、お祖母さん、そして、私の6人です。お祖父さんは8年前は亡くなりました。父は弁護士(律师)で、母は小学校の先生です。姉は2年前に大学を卒業して、今、東京の会社で働いています。1人で会社の寮に住んでいます。弟は17歳で、もうすぐ高校を卒業します。今、大学に入るために一生懸命勉強しています。将来医者になりたいと言っています。お祖母さんは毎日家でテレビを見たり、本を読んだりしています。
私たちは毎晩食事の後、いっしょにテレビを見たり、お茶を飲んだりしながらいろいろ話します。
日曜日には父の車で遊びに行ったり、映画を見に行ったりすることもあります。ときどき親戚の人や友達が遊びに来ます。夏休みにはみんなで旅行をします。私たちは毎日楽しいです。
1.この人の家族はみんなで何人ですか。A.4 人 | B.5 人 | C.6 人 | D.7 人 |
A.今留守です。 | B.はい、元気です。 |
C.今東京にいます。 | D.8 年前に死にました。 |
A.勉強しています。 | B.テレビを見ています。 |
C.小学校で教えています。 | D.弁護士です。 |
A.いいえ、大学にいます。 | B.はい、いっしょに住んでいます。 |
C.はい、会社に住んでいます。 | D.いいえ、今、東京に住んでいます。 |
A.もちろん勉強します。 | B.毎日遊びに行きます。 |
C.ときどき遊びに行きます。 | D.テレビを見ます。 |
10 . 中国では、滴滴の利用者は430都市・5億5000万人にまで広がっているのだ。一般のドライバーが自分の車に乗客を乗せる仕組みを「ライドシャア」と言う。ライドシャアがここまで広がった最大の理由は「タクシーがつかまらない」というストレスを解消したことだろう。ただ、滴滴のサービスを実際に使ってみると、さらに多くの理由がわかってくる。まずアプリ(APP)をタッチすると、乗車場所と目的地を入力するようになっている。また、好きな車両を選択できる。呼び出しをクリックすると近くの車と瞬時にマッチング(匹配)できる。「到着まで3分」といった待ち時間が表示される。
料金支払いの工夫も細かい。乗る前にアプリ上に基本料金や距離料金まで掲載される。そして降車時に支払い行為がない。降りたあとにアプリに支払い金額が通知され、承認すれば決済完了。
(ア)、料金も安い。中国の都市部の物価は、日本とそう変わらないレベルになってきたが、北京の中心部から空港までの35キロで124元(日本円で2000円程度)。交通状況は違うが、東京でこの距離を移動すると1万円は超える。また、乗り心地がよかったかどうかをアプリから評価できる仕組み(机制)がある。この評価は滴滴にすぐに届く。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.それに | C.しかし | D.だが |
A.料金がやすい。 | B.アプリのサービスがいい。 |
C.「タクシーがつかまらない」ストレスの解消。 | D.支払いの工夫が細かい。 |
A.乗る前に料金が分かる。 |
B.車を降りるとき、払わなくていい。 |
C.待ち時間が表示される。 |
D.車を降りた後に、アプリを通じて支払う。 |
A.滴滴のサービスはいいから、日本にも導入された。 |
B.滴滴がいろいろな良さがあって、利用者がとても多い。 |
C.北京の中心部の物価が日本よりずっと安い。 |
D.タクシーに乗って、運転手に乗車場所と目的地を教えなければなりません。 |
A.滴滴の仕組み | B.滴滴の歴史 |
C.中国の滴滴と日本のタクシー | D.滴滴の魅力 |