男:あんまり早いと朝が大変だから、ちょっと遅めの10時ごろっていうのはどうかな?
女:そうね。じゃ、( ア )ちょうど東京10時発っていうのはどう?食堂車もついているから、新幹線の中でお昼も食べられるし。
男:あ、でも、それ、新横浜止まらないだろ。中川さん、新横浜からぼくたちに合流したいって言ってたから、だめだよ。その次の「ひかり」なら新横浜にも止まるけど。
女:そうね。東京発が10時4分で、広島が15時32分、だいたい3時半ね。
男:あ、だめだ。うちの叔父が、4時以降じゃないと広島の駅まで迎えに来られないって言ってたんだ。
女:4時以降ね。じゃ~あ、この16時33分広島着っていうのは?
男:新横浜にも止まるし、東京が11時4分発か。いいね。
女:じゃ、わたし、中川さんに連絡しておくわ。新横浜は11時21分ね。
男:うん。ありがとう。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.この | B.その | C.あの | D.どの |
A.食堂車が付く新幹線 | B.普通の新幹線 |
C.東京10時発の新幹線 | D.新横浜発の新幹線 |
A.だいたい3時間半 | B.ちょうど3時間 |
C.だいたい5時間半 | D.ちょうど5時間 |
A.広島に止まらないから | B.新横浜に止まらないから |
C.間に合わないから | D.男の人の叔父が迎えに来られないから |
A.10時発の新幹線 | B.11時4分発の新幹線 |
C.11時21分発の新幹線 | D.16時33分発の新幹線 |
A.4分 | B.17分 | C.21分 | D.33分 |
2 . アメリカの大学が、「人の行動は45%ぐらいが習慣的な行動」という研究結果を発表しました。
習慣的な行動は、頭で思考しなくても体が行動する「自動行動」です。(ア)、ご飯を食べる時に「食べ物を口に入れる」「スープを飲む」などのことを頭で思考しながら(一边……ー边……)行動する人は(イ)いません。これは習慣的な行動ですから、意識しなくてもすることができます。
1.文章の内容によると、どんな行動が習慣的な行動ですか。A.人の行動 | B.頭で思考しながらする行動 |
C.意識しなくてもできる行動 | D.自分ですることができる行動 |
A.例えば | B.そして | C.どうして | D.でも |
A.習慣化的な行動 | B.頭で思考すること |
C.意識すること | D.食物を口に入れること |
A.あまり | B.さらに | C.ちょうど | D.すぐ |
A.人の行動は45%ぐらいが習慣的な行動ではありません。 |
B.習慣的な行動は頭で思考しなくてもすることができることです。 |
C.習慣的な行動をする時、私たちは意識しなければなりません。 |
D.ご飯を食べる時「ロを開ける」ことは習慣的な行動ではありません。 |
女:ここ 2,3 週間は 6 時間以下かな、忙しくて。
男:この記事によれば(根据)、20 年ぐらい前のイギリスでは平均 9 時間だそうだ。
女:「睡眠は無駄(没用)だ。5 時間で十分だ」なんて言う学者もいたよね。
男:でも、最近の研究では 7 時間では不十分、8 時間は必要だって。
女:へえ、そうなんだ。
男:睡眠時間が 1 時間減っても体力も知的能力も低下するらしい。
女:睡眠不足だと、注意力がなくなってくるよね、確かに。森さんは元気がなさそう(好像没有)ですね。どのくらい寝ているの?
男:20 年前のイギリスの平均より 1 時間長いよ。
女:意外ね。たくさん寝ているのに・・・・・・
1.高橋さんのこのごろの睡眠時間はどれか。
A.5 時間以下 | B.6 時間以下 | C.7 時間以上 | D.8 時間以上 |
A.睡眠時間が 1 時間減っても、体力も知的能力も低下する。 |
B.睡眠不足だと注意力がなくなってくる。 |
C.睡眠時間は 7 時間では不十分、8 時間は必要だ。 |
D.睡眠は無駄だ。5 時間で十分だ。 |
A.肯定 | B.驚く | C.賛成 | D.疑う |
A.6時間 | B.8時間 | C.9時間 | D.10時間 |
A.睡眠時間が 20 年前のイギリスの平均時間ほどだから |
B.睡眠時間は毎日六時間以下で短すぎるから |
C.森さんは体力も注意力も元気もないから |
D.森さんは睡眠時間が長いのに元気がないから |
4 . 昔、おばあさんと三匹の小豚がいました。
ある時、おばあさんが小豚たちに言いました。
「この家にはもう食べる物がないよ。みんなここを出て、幸わせをお捜し。」そこで、三匹の小豚は、それぞれに(各个)家を出ました。
初めに家を出た小豚は、藁(稻草)で家を造くりました。すると間もなく狼がやってきました。
「小豚や小豚。わたしを家に入れておくれ。」
「いやだ、食べられちゃうもの。」と、小豚が言うと、狼は笑って言いました。
「藁の家なんか、ふっふーのふーとひと吹きさ。」
そして、ふっふーのふーと藁の家を吹き飛とばして、小豚を食べてしまいました。二番目に家を出た小豚は、木の枝で家を造りました。すると、やはり狼がやってきて言いました。
「木の枝の家なんか、ふっふーのふーを二回さ。」
そして、ふっふーのふー、ふっふーのふーで家を吹き飛ばして、小豚を食べてしまいました。
三番目に家を出た小豚は、煉瓦で家を造りました。煉瓦の家は、狼が何回ふっふーのふーと頑張っても(努力)、吹き飛びません。
怒った狼は、「覚えていろ。必ずおまえを食べてやる。」と言って、帰っていきました。
次の日、狼がやってきて、小豚に呼よび掛けました(呼喊)。
「美味しい蕪(香蕉)がなっている畑(田)に行こうよ。」
「いいよ。何時に行くの?」
小豚が言うと、狼は、「六時だよ。」と答えました。そこで小豚は五時に畑に行って、蕪を全部取ってしまいました。狼は悔しがって、また言いました。
「明日の四時に、りんごを取りに行こう。」
そこで小豚は三時に行って、りんごを全部も取りました。
怒った狼は、小豚の家の屋根に登りました。煙突(烟囱)から家の中に入ろうというのです。小豚は、煙突の下で火を燃して、大きな鍋でお湯を沸かしました。
そして、狼が煙突から飛び込んできた時、鍋の蓋を取ったのです。
狼は、お湯でぐつぐつと煮られてしまいました。1.どうして、小豚たちは家を出ますか
A.外に出たいだから | B.食べ物がないから |
C.おばあさんに追い出された(赶出) | D.大人になったから |
A.建築材料は脆いだから | B.家を作らなかったから |
C.狼が大きいだから | D.小豚は狼を家に入れたから |
A.狼から買いました | B.狼が言った時間の前に行って取ったから |
C.狼を騙した | D.自分で植えた |
A.屋根から飛び出した | B.小豚を全部食べた |
C.鍋に落ちた | D.逃げた |
A.小豚は全部四匹だ | B.狼はおばあさんを食べた |
C.煉瓦はとても丈夫です | D.狼はバナナを小豚に送りました |
5 . 一年日本に留学したことがあるが、ホームスティしたときに①驚いたことがある。
それは、日本では決められた食器を使うということだ。日本の食器は使う人(②)大きさが違う。例えば、女性用、男性用、子供用で箸の長さが違う。茶碗の大きさも違う。さらに、座る席も決まっていて、「ここはお父さんが座るところだから、お父さんの箸を置いてね」といわれたときはとても驚いた。たまに、家族の誰かがいないときがあっても、③その席には誰も座らないのだ。
日本に来たばかりのころは、私はお客さん用の食器を使っていたが、しばらくたったある日、お母さんから「はい、これ」と食器を渡された。お母さんが私のために食器を買ってくれたのだ。私はその家族の一員になれたようで④とてもうれしかった。それから日本を離れるまでずっと大事に使っていた。帰国してから届いた手紙に、「食器を大事に保管してあるからいつでも戻ってきてね」と書いてあった。日本に行くまでは、食器で家族のつながりを感じるとは思いもしなかったが、自分の食器があるということは特別な感じがしていいなと思った。また日本の家族と一緒にそれぞれの食器でごはんを食べたいと思う。
1.作者が①驚いた理由について、次のどれが最も適当か。A.お父さんの座る席が決まっている。 |
B.男性用、女性用の箸がある。 |
C.日本人はそれぞれ使う食器が決まっている。 |
D.日本人はそれぞれ食事の時間が決まっている。 |
A.によって | B.にとって | C.に対して | D.について |
A.ほかにも席があるから | B.その席が良くない席だから |
C.自分の席ではないから | D.その席に座ったら怒られるから |
A.お母さんから食器を渡されたから |
B.お母さんが食器を買ってくれたから |
C.私がその家族の一員になれたように感じたから |
D.やっと自分の食器を持つようになったから |
A.帰国したとき |
B.お母さんからの手紙を読んだとき |
C.自分の食器があったとき |
D.ホームスティのことを思い出したとき |
6 . 将来つきたい仕事について高校生を対象に調査したところ、男女ともに一番多かったのは「学校の先生」でした。それにつづいて5位までは、男子は「公務員」「研究者・大学教員」「医師」「薬剤師」となっており、女子は「保育士・幼稚園の先生」「看護婦」「薬剤師」「医師」という結果になっています。資格や技能を持った、①専門的な職業を目指す傾向が表れています。
ちなみに、同様の調査を中学生に対しても行っており、中学生の男子が希望する職業のトップ3は「サラリーマン」「野球選手」「サッカー選手」、女子は「保育士•学校の先生」「美容師•理容師」「看護師」でした。これを高校生の希望と比べてみると年齢が上がるにつれて現実的な考え方を持っていることも②面白い特徴です。
この調査では上位20位まで発表されているのですが、この中には「自分で会社を作って社長になる」という回答は男女ともに入っていませんでした。一方、「勉強は何の役に立つと思うか」とたずねたところ、7割以上の高校生が「一流の会社に入るために」「会社や役所に入って出世するために役に立つ」と答えています。これらの答えを合わせて考えると、多くの高校生が一生懸命勉強して一流の会社や役所に就職し、そこで地道(踏实)に働いて出世していくという、非常に堅実な未来像を描いていることが窺えます。
1.高校生の将来つきたい仕事の一位はなんですか。A.学校の先生 | B.研究者 | C.医者 | D.サラリーマン |
A.一部の人しかできない職業 | B.だれでもできる職業 |
C.才能があればできる職業 | D.資格や技能が必要な職業 |
A.中学生と高校生で、違う考え方をすること |
B.中学生と高校生で、同じ考え方をすること |
C.年齢が上がるにつれて非現実的な考え方をすること |
D.年齢が上がるにつれて現実的な考え方をすること |
A.自分で会社を作って社長になること |
B.会社に入ってサラリーマンになること |
C.県や市の政府の役所に入って勤めること |
D.免許を取って学校で子供に教えること |
A.成績のために一生懸命勉強していること |
B.高校生は堅実な未来像を描いていること |
C.中学生は男女とも学校の先生になりたいこと |
D.7割以上の高校生が社長になりたいと思っていること |
7 . 車のカギを拾った。うちの隣のマンションの駐車場の入り口に落ちていたから、おそらくそこに住んでいる人のものだろう。困っているかもしれない、早く届けてあげたい。などと思案しているうちに、私は、小学生のころ、家のカギを落とした時のことを思い出した。
落としたことに気づき、私は、泥棒がそのカギを拾うことを想像した。泥棒は、夜中に近所の家を一軒一軒回り、カギの合う家を探す。そして、泥棒は私の家にたどり着く。カギ穴に鍵を差し込んで玄関を開け、泥棒は家の中へ押し入ってくるのだ。私はすっかりおびえてしまい、親に頼み込んで、とうとう家のカギを付け替えてもらった。
さて、この車のカギだが、夜中に駐車場に行って、一台一台ドアに差し込んでみようか。そうすれば、②いずれ持ち主が分かるかもしれないが、まさか③そんなことはできない。私はいったんカギを持ち帰った。紙に「車のカギを拾いました」と大きく書き、透明ファイルにカギと一緒にはさみ、駐車場とマンションの間の通路に吊るしておいた。
2日後、ファイルの中から紙とカギがなくなっていた。そして、かわりにメモが入っていた。そこには、こう記されていた。「ありがとうございました。助かりました。④あきらめていました。」
(上柿早苗の文より)1.①「家の力ギを落とした」とあるが、その結果としてどうなったのか
A.泥棒に拾われた |
B.泥棒に入られる夢を見た |
C.新しいのに替えてもらった |
D.しかたなく引っ越しをした |
A.カギはだれのか、そのうちに分かるだろう |
B.カギはどの車のか、そのうちに分かるだろう |
C.カギを落とした人はだれかみんな分かるだろう |
D.カギを落としたところはどこかみんな分かるだろう |
A.一軒一軒聞いて回る |
B.一台一台差し込んでみる |
C.一人一人聞いてみる |
D.一個一個比べてみる |
A.落としたカギが戻るのをずっと待っていたから |
B.落としたカギはもう戻らないだろうと思っていたから |
C.時間がずいぶんたって、もう待てなかったから |
D.時間があまりたたないうちに戻ってくるとは思わなかったから |
A.怯えて | B.脅える | C.帯える | D.佩える |
8 . ジャンケン(石头剪刀布)というのは、グー(石头,拳头)、チョキ(剪刀)、 パー(布)の3種類で勝敗を決めるゲームだ。
ご存知のように、それは完全に運に頼るゲームです。一般的に、勝ち負けに年齢、性別、体格などとは、まったく関係がない。しかし、人間の心理状態をよく見てみると、比較的勝ちやすい状態を作ることができる。例えば、相手が「よし!絶 対に勝ってやるぞ!負けないぞ!」という強い闘志が感じられる時には、パーを出すことを勧める。なぜなら、やる気になっている相手は、自然と体に力が入り、グーを出しやすくなるからだ。また、ジャンケンでは、やる気のない人はパーを出しやすくなるので、相手にやる気が感じられない時には、あなたはチョキを出せばいい。(ア)、かっこつける(耍酷)時に、自然とチョキを出してしまうので、 かっこつけたがる相手には、グーを出せばいい。
ジャンケンは運による勝負ではないということは、お分かりになっただろう。勝っためには、相手を知ることが大切だ。したがって、ジャンケンをする時には、相手の様子を見ることだ。相手の状況をよく察してから、出すべき手を考えたほうがいいだろう。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適切なものはどれか。A.さらに | B.それで | C.しかも | D.だから |
A.何も出来ないので、運に頼るしかない。 |
B.相手の心理状態をよく観察する必要がある。 |
C.勝負の相手に選ばれる人は若ければ若いほどいい。 |
D.相手がやりたがらない時、勝負したほうがいい。 |
A.相手が「よし!絶対に勝ってやるぞ!」と言っているから |
B.相手の顔を見て、相手がパーを出さないと推測できるから |
C.相手がかっこつけたがっていると簡単に判断できるから |
D.相手は自然と体に力が入り、グーを出しやすくなるから |
A.グー | B.チョキ | C.パー | D.何でもいい |
A.強い闘志が感じられる時 |
B.かっこつけたがっている時 |
C.やる気が感じられない時 |
D.相手の状況があまりよくない時 |