1 . 私は学校で中学一年生の数学を担当することになった。
最初の週からすぐにわかったことは、生徒のなかには数学の概念を理解するのが非常に速い子が何人がいることだった。わたしが黒板で例題を解くのを見ただけで、「わかった一」と言って、次の問題をすぐに解いてしまうのだ。(ア)、それほど能力のない生徒はなかなか問題の型とそれに合った解き方がつかめずに苦労する。
ところが、最初の学期に成績評価を行ったところ、驚いたことに、能力の高い生徒たちの成績は思っていたほどよくなかった。もちろん、良い成績の生徒もいたが、クラスでも特に能力の高い生徒たちに限って、なぜか普通の成績だった。それとは逆に、最初はなかなか問題が解けずに苦労していた生徒たちの中には、予想以上に良い成績を取った生徒が何人もいた。このように良く伸びた生徒たちは、決まって欠席もせず、忘れ物もしなかった。授業中にノートをしっかりとって、よく質問をした。最初からすぐに問題を理解できなくても、諦めずに何度も挑戦した。そうやって(イ)ことが成績に表われたのだ。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.つまり | B.一方 | C.しかも | D.すると |
A.能力の高い生徒たちの成績は予想どおりと違って、よくなかった。 |
B.能力の高い生徒たちの成績は予想どおりよかった。 |
C.能力のない生徒たちの成績は思っていたほどよくなかった。 |
D.能力のない生徒たちの成績は予想のようによかった。 |
A.最初の学期に成績評価を行ったこと |
B.グラスで能力の高い生徒たちは良い成績を取ったこと |
C.それほど能力のない生徒は予想以上に良い成績を取ったこと |
D.能力の高い生徒たちは普通の成績を取ったこと |
A.最初の週はなかなか問題の型とそれに合った解き方が分からなくて苦労した。 |
B.学期の成績評価は予想以上に良い成績を取った人もいた。 |
C.現在は先生が黒板で例題を解くのを見るだけで、解き方が分かる。 |
D.すぐに問題を理解できなくても、諦めない。 |
A.先生に何度も教えてもらった。 | B.黒板を見て例題を少しずつ解いた。 |
C.苦労しても解き方を重ねた。 | D.少しずつ努力を重ねた。 |
并说明以下要点:
(1)自己丢失的物品是什么;
(2)物品的颜色、形状及特征;
(3)联系方式(地址等)。
注意:
(1)字数为80~120字;
(2)格式正确,书写清楚;
(3)使用「です・ます」体。
3 . 「文は人なり」という言葉があります。文を読むと、それを書いた人の人柄がわかるという意味です。声についても、同じようなことが言えないでしょうか。つまり、「声は人なり」よい声はよい人柄から生まれます。ただし、ここで言うよい声とは、いわゆる玉を転ばすような、きれいな声を言うのではありません。わたしは北原白秋が自作の詩を朗読するのを聞いたことがあります。そして、心の底から感動しました。すばらしい声だと思いました。といっても、北原白秋の声がけっして「きれい」というほどの声ではありません。それどころか、どちらかと言えば、濁声でありました。しかし、その濁声で読む詩に、私は心を打たれました。その濁声がすばらしくて、よい声に聞こえたのです。よい声は、よい人柄から生まれるのだと強く感じました。
だから、よい声を出すには、まず自分の人柄を磨かなければなりません。難しい言葉で言えば、全人的な意味での教養を大切にし、自分を一歩ずつ高めていく努力が必要だとされているのです。と(ア)に、ありのままの自分を素直に表すような努力もしなければなりません。ありのままの自分を素直に表す真実の声を出すには、どうしたらよいでしょうか。
1.「よい声」はどんな声か。A.その人柄が分かる声 | B.よい人柄から生まれる声 |
C.すばらしい濁声 | D.玉を転ばすような、きれいな声 |
A.北原白秋はきれいな声があるから |
B.北原白秋の濁声がよい声になったから |
C.濁声なのに、読む詩によい人柄が分かるから |
D.北原白秋が自作の詩を朗読するから |
A.自分の人柄を磨かなくてはならない。 |
B.多ければ多いほどきれいな声で詩を読む。 |
C.第一はありのままの自分を素直に表すような努力しなければならない。 |
D.自分を一歩ずつ高めていく努力が一番重要だ。 |
A.言え | B.違い | C.変わり | D.同時 |
A.本を読むと、本を書いた人の人柄がいいと分かる。 |
B.「声は人なり」は人の声を聴くと、その人柄がわかる。 |
C.「私」は詩を読む濁声に心を打たれやすい。 |
D.筆者は北原白秋の声はきれいで、よい声に聞こえたと思った。 |
4 . 日本に来て 1 (はじ)めての春、 2 (おもしろい)のは花見という習慣です。もちろん、わたしの国でも、花を見て、みんなで楽しみますが、日本 3 ように桜という特別な花のための特別な習慣はありません。
でも、一番 4 (驚)いたのは特別な習慣があることではなくて、三月の終わりごろから、四月のはじめまで、天気予報やニュースでも花見について「東京では30日ごろ 5 (咲く)始めます」、「今日、桜が咲きました」、「次の土曜日が花見にいいですよ」など 6 教えてくれることです。
わたしも友だちといっしょに花見をしました。学校の近くの公園に行ったのですが、日本の花見では花を見る 7 、みんなで食べたり 8 (飲む)して、賑やかに騒ぐほうが 9 (大事だ)ようです。騒ぐことならいつでも 10 (する)のに、どうしてほかの花の時は騒がないのでしょうか。わたしはちょっとおかしいと思いました。
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5 . 小学校1年生から、英語教育を行うべきかどうかについて、考えてみよう。
現在公立小学校では、一部の小学校で3年生から、「総合的な学習の時間」を使って英語教育が行われている。しかし、一部の小学校にすぎないし、1-2年生では実施されていない。現代の国際社会において、英語は世界の共通語だと言える。英語ができることは、国際人として最低限当たり前の能力だと考えられている。日本が国際社会しで一流であり続けるためには、日本人の英語能力向上が必要になることは言うまでもない。また、語学、特に会話は絶対に若ければ上達が速い。私自身、中学から大学まで10年間英語を勉強したにもかかわらず、読み書きはともかく、会話は今でもうまくできない。自分の経験から考えて、やはり会話は小学校のころからやらないと、上達できないと言ってもいい。小学校1年から英語を学んでいれば、英語に(ア)日本人が育つようになる。
(イ)、英語は小さいころから学ぶと、発音がよくなるのではないだろうか。今の日本では、発音がよい人は帰国子女と決まっている。
1.現在公立小学校の英語教育について、正しいのはどれか。A.一般的に3年生から英語教育が実施されているのだ。 |
B.英語教育を向上するように、英語教育を実施する学校は多くなる。 |
C.総合的な学習の時間は少ないから、一部の小学校にかぎって、1-2年生では英語教育が実施されているのだ。 |
D.3年生から英語を実施している学校は全部じゃない。 |
A.英語の会話は全然できない。 |
B.以前は英語が上手に話せた。 |
C.今でも、英語で話すのはそんなに上手ではない。 |
D.英語がもっとうまく話せるようになりたい。 |
A.強い | B.弱い | C.浅い | D.深い |
A.ところで | B.さらに | C.たとえば | D.つまり |
A.英語は世界の共通語だと言えるから、3年生から学んでも間に合います。 |
B.筆者のように中学から大学まで10年間英語を勉強したほうがいいです。 |
C.若いうち学べれば、英語のできる日本人が育つようになります。 |
D.小学校1年生から、英語教育を行うべきではありません。 |
6 . 「とても寒い朝、校門の前の道路が凍っていた。遅刻し 1 だった弘君は、走ってきて、転んで 2 。これを見ていた茂君が笑い 3 、「超かっこわるい」(样子很逊)と言った。
例文の「超かっこわるい」は、弘君をからかう(嘲笑) 4 、茂君がわざとおもしろい言い方をしてみせたのでしょう。
最近の流行語として、「超きれい」「超こわい」「超おもしろい」などと、「超」をつけるのは流行っています。ものすごく、という意味で使っているようです。給食のサラダに嫌いなピーマン(青椒)が 5 いた時に、「超悲しい」なんて、それほどたいしたこと 6 ないのに、「超」ということばをつけて言う人もいます。
でも、本当は「超」にこのような使い方はありません。「超」は、飛び切りとか、その程度や範囲を超えるとかいう意味で、熟語の上につけて使われることばです。
決まった言い方 7 、「超高速」「超能力」「超党派」「超自然的」などがあります。「超高速」は、飛び切り速いということですね。「超音速」は音速、つまり音の速さを超える速さという 8 です。「超党派」は、 9 の政党の範囲を超えて活動することです。「超自然的」は「超自然的な現象」などと使い、自然には起こらないようなという意味です。
また、一般に飛び切りという意味で、「超豪華な」などと使うこともあります。
流行語の「超きれい」「超おもしろい」などは、この使い方を応用した 10 なのでしょう。
1.( )A.そう | B.よう | C.みたい | D.らしい |
A.おいた | B.あった | C.しまった | D.みた |
A.くせに | B.あまりに | C.たびに | D.ながら |
A.ように | B.ために | C.とおりに | D.まま |
A.入れて | B.入らない | C.入って | D.入り |
A.まで | B.でも | C.ほど | D.さえ |
A.とし | B.をはじめ | C.にたい | D.からと言って |
A.もの | B.こと | C.はず | D.ところ |
A.それぞれ | B.いろいz | C.そろそろ | D.なかなか |
A.かわり | B.つもり | C.ばかり | D.うち |
7 . 他人に注意するのが好きな人がいる。切符売り場などで、人々が列を作って並んでいるのに、割り込む人に、「みんな、順番で待っているのよ」などと注意する。内心、何か言いたい、と思っていた他の人々は、「代わりに言ってくれてよかった」と、ほっとする。注意されたほうは、文句を言いながらも、列の後ろに並ぶ。
必ずしも自分の得にならない、むしろ損になるかもしれないのに、他人の利益のために敢えてする、というのが利他行動である。たとえば、自分が狩った獲物を他人にも分け与えるという行動もそうだ。
なぜ、注意することが利他行動になるのだろうか。注意された相手は、その後、ルールを守ってきちんとした行動を取るようになるかもしれない。そうなれば、結果、その人と接する人々は、得をすることになる。自らは何の行動も取っていないのだから、「ゼロのコスト」で、そのような利益を得たことになる。注意をする人も、そのことで得することもあるかもしれない。
一方で、行動することにはエネルギーが必要であり、喧嘩になったり、不快な思いをしたりするリスクもある。自らがそのような不利益を被りつつ、他者には無償の利益を与えるという意味で、「注意すること」は利他行動なのである。
1.文中に「ほっとする」とあるが、誰なのか。A.順番で待っている人 | B.割り込む人 | C.切符売り場の人 | D.筆者 |
A.必ず自分の得になれる。 |
B.時には、他人の利益は損になるかもしれない。 |
C.自分は文句を言われたりすることがあるかもしれない。 |
D.他人だけでなく、自分も損になるかもしれない。 |
A.注意された相手と喧嘩になるかもしれないが、結果は順番で待っている人々は得になるから |
B.注意された相手は文句を言わずにルール通りに列の後ろに並ぶから |
C.注意をする人も何の行動も取っていないが、得することもあるかもしれないから |
D.注意された相手は喧嘩になったり、不快な思いをしたりするリスクがあるから |
A.知らない人に道を教えていただく |
B.電車で障害のある人に席を譲ってあげる |
C.他人の買ったケーキを食べてしまう |
D.お金を貯めて、行きたい国へ留学に行ける |
A.切符売り場で、列に、割り込む人を注意すべきです。 |
B.自分の得にならないかもしれないが、利他的に行動したほうがいいです。 |
C.注意された時、不快な思いにならないように行動したほうがいいです。 |
D.注意することは利他行動です。 |
写作要点:
(1)绿色的重要性。
(2)每个人的责任,可举例说明。
(3)好的建议或措施。
写作要求:
(1)字数为 280~320字。
(2)格式正确,书写清楚。
(3)使用「です・ます」体。
请以「あいさつについて」为题,写一篇文章。
内容包括:
(1)“你”认为日常生活是否需要打招呼,并简述其原因。
(2)中日两国打招呼的相同点及不同点。
(3)举例说明生活中打招呼给“你”带来的影响。
注意:
(1)字数 280~320 字。
(2)格式正确,书写清楚。
(3)使用「です・ます」体。
10 . 假设你是李明。高考的脚步日益临近,今天你收到了你的好友安居院发来的电子邮件。他说他在准备数学时遇到了一道难题,题目是「二項定理展開式の中で、常数項は何か」请你给他回一封电子邮件,告诉他这个问题的答案,并表达如果以后还有其他学习上的困难,随时可以联系你。
注意:(1)字数 80~120 字。
(2)格式正确,书写清楚。
(3)使用「です・ます」体。