1 . 日本は「頑張ること」が美徳とされる国です。子供の頃から「頑張れ」と言われ続けていつの間にか頑張らないことが悪いことではないかと、罪悪感を持つようになります。また、頑張れば報われるとも子供の頃から言われ続けます。これは裏を返すと「結果が出ないのは頑張りが足りないからだ」という意味です。
でも、それは本当でしょうか?人には向き不向きがありますから、どんなに努力しても達成できないことはありますよね。また、労力が少なくても上手なやり方で良い結果を出せば、それに越したことはありませんよね。この考え方こそ、頑張らない生き方です。
「頑張らない生き方」とは、ある意味超成果主義的な考え方です。物事をシンプルに考え、自分が大切なことに注力し、余計な手間を削って心身共に身軽になり、それでも必要最低限な成果を出すことが、頑張らない生き方です。
(ア)「頑張る生き方」とは、自分に頑張ることを強いた(强迫)生き方です。植え付けられた「頑張ることが美徳」を信じ、報われることを信じてひたすら頑張り続けます。運良く成果が出れば幸福ですが、頑張りが実らなかった時、酷く辛し状況に陥ります。それでも「頑張りが足りないんだ」という思考が働き、頑張ることを止められず、時には心身に悪影響を与えてしまうことがあるのです。
頑張らない生き方と頑張る生き方の決定的な違いは、頑張ることに対する考え方の違いなのです。頑張らない生き方は、頑張らずに成功する術を考えます。一方、頑張る生き方は失敗した時の原因を「頑張らなかったから」と考えます。成功するか否かの基準が頑張りにあるかどうかが違うのです。
1.文中に「それ」とあるが、どんなことを指すか。A.罪悪感を持つようになります |
B.頑張ば報われる |
C.人には向き不向きがあります |
D.日本では「頑張ること」が美徳とされる |
A.息けたと疑われるから |
B.頑張りが足りないから |
C.自分が向いていないことがあるから |
D.労力が少なくて、上手なやり方もない |
A.それとも |
B.ところで |
C.そこで |
D.一方 |
A.失敗した時の原因を「自分が頑張らなかったから」と思わない |
B.「頑張ることが美徳」を信じるが、報われない時も平気に思う |
C.余計な手間を削って、必要な成果を出さなくてもいい |
D.頑張ることをやめられず、心身の状況が悪くなる |
A.物事を筒単に考えて、頑張ないで生きていったほうがいい |
B.成果が出ない場合、ずっと頑張り続けると、心身に悪い影響を与える恐れがある |
C.「頑張る生き方は『結果が出ないのは頑張りが足りないからだ」と考える |
D.「頑張らない生き方」は頑張らないで成功できる方法を考える |
2 . 現在、中国の多くの地域はすでに「春入り」している。春の気配が濃厚になっており、今年も花見とハイキングに適したシーズンを迎えている。
花見をした後、( ア )疑問を持つかもしれない。赤、黄、紫、白などの色の花はよく見かけるが、自然界に緑色の花をあまり見かけないのはなぜだろうか。
実際には、世界には緑色の花が多くある。例えば緑色のアジサイ、カーネーション、菊などだ。しかも緑色の花はその他の色より格別少ないというわけではない。
花が緑色になるのは、その細胞に含まれる色素であるクロロフィル(叶绿素)の働きによるものだ。クロロフィルは日光に含まれるほとんどの赤色光と紫色光を吸収すると同時に、緑色光を反射する。それで花が緑色になるのだ。
それでは、多くの人が緑色の花が珍しいと感じているのはなぜだろうか。
実はこれは錯覚にすぎない。緑色の花は決して少ないわけではなく、見落とされがちなだけだ。
植物全体のうち、葉や根茎などの部位の大半が緑色のため、緑色の花は見落とされがちだ。つまり他の色鮮やかな花と比べると、人間の肉眼では緑色の花を見分ける確率が低いと言える。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.そんな | B.それ | C.こんな | D.このように |
A.クロロフィル | B.赤色光 | C.紫色光 | D.緑色光 |
A.緑色の花が珍しいのは錯覚ではない |
B.緑色のように見えるが、緑ではない |
C.緑色の花が少ないように見えるが、実際はそうではない |
D.緑色の花を見落としやすいから、少ない |
A.緑色の花は他の色より格別少ないから |
B.植物は花のほかの部分もほとんど緑色から |
C.人間の肉眼で緑色の花を見分けないから |
D.ほかの色の花は鮮やかすぎるから |
A.春はハイキングや花見に行くいい季節 |
B.春に緑色の花はあまり見かけない |
C.自然界には赤、黄、紫、白などの色の花がいろいろある |
D.緑色の花をあまり見かけない理由 |
3 . もっと眠れるのにもったいない…夏になると朝早く目覚めてしまって、こんな不満を抱く中高年が少なくありません。そんな人の多くは「睡眠は8時間が理想的」「6時間は眠らないとダメだ」といった思い込みに縛られています。
そもそも、必要な睡眠時間の長さは個人によって異なります。近年、睡眠のタイプはその半分が遺伝子で決まると考えられていて、遺伝子の違いによって必要な睡眠時間が短めの人と長めの人がいます。
また、残りの半分は生活習慣で決まります。( ア )、長年にわたって短時間睡眠を求められる職業に就いてきた人は、退職後も長く眠れなくなります。つまり、必要な睡眠時間は人それぞれで、遺伝子や勤務形態の違う人と比べても意味がないのです。
以前もお話ししましたが、睡眠時間は年齢によっても変わってきます。10代の頃は「いくら眠ってもまだ眠い」というくらい長く眠れますが、50代後半になるとそれほど長く眠らなくなります。年齢を重ねるほど日中のエネルギー消費量が低下するため、必要な睡眠時間が短くなるのです。
1.文中の「こんな不満」とあるが、どんな不満か。A.もっと眠れるのにもったいない | B.朝早く目覚めてしまった |
C.睡眠は8時間が理想的 | D.6時間は眠らないとダメだ |
A.たまたま | B.もともと | C.それぞれ | D.ときどき |
A.そして | B.たとえば | C.しかし | D.だから |
A.遺伝子 | B.勤務時間 | C.年齢 | D.季節 |
A.生活習慣が悪いから |
B.エネルギー消費量が低下するから |
C.日中のエネルギー消費量が高いから |
D.遺伝子によって睡眠時間が長めから |
4 . 最近、「セルフ」という言葉を見かけることが多くなった。飲食店に行けば、「お水はセルフサービスでお願いします」という紙が貼ってあるし、スーパーやコンピニなどのレジでは、客が商品の値段を機械に読ませて支払いをする「セルフレジ」(自助收银)も、珍しくなくなってきた。自分の席でタプレット型パソコン(平板电脑)を使って注文する「セルフオーダー」(自助下单)は、メニュー画面を指でタッチするだけの簡単なものなので、子供たちもやりたがる。
こうしたさまざまな「セルフ」のサービスは、何より自分のペースでできるのがよい。レストランの「ドリンクバー」が代表的。コーヒーをおかわりしたくなれば、店員を呼ばなくても、好きな時に好きなだけ、自分で注げばいい。コンピニのセルフレジは、初めは慣れなくて時間がかかるが、慣れれば、店員のいるレジより早く終わらせることができる。
ただ、便利なサービスではあるが、ときどき便利じゃなくてもよいと思うときがある。
旅行先で、あるラーメン店に入った時のことだ。「いらっしゃいませ」と店員が元気よくあいさつをしてくれて、雰囲気がいいなと思ったら、「まず初めに、こちらで商品をお選びください」と自動販売機の前に案内された。好きなメニューを選び、お金を入れたら、注文の紙が出てくるというものだ。結局、その紙を渡して食べ終わるまで、店の人とは一言も話すことはなかった。私としては、旅行中に、その土地の人とちょっとした交流ができればいいなと思っていたので、がかっかりしたのを覚えている。
これら「セルフ」というスクイルは、文字通り「個」という空間を作っている。多くの「個」が社会に存在して、それぞれが動いているように思える。しかし、時には「個」の空間を出て、他の人とつながることも大事なのではないだろうか。
1.こうしたさまざまな「セルフ」サービスで、合っているものはどれか。A.子どもが一人で注文をする |
B.自分の飲みたい時に水を入れてもらう |
C.自分で商品の値段を機械に読ませて支払う |
D.自分の好きな商品を選ぶ |
A.誰でも簡単にできること。 |
B.時間を節約できること |
C.多くの店がスタッフの費用を抑えられること |
D.客が店の都合などに合わせてなくていいこと。 |
A.最初はラーメン屋の劣囲気がよかったが、後から変わったから |
B.注文するとき店員に気づいてもらえなかったから |
C.注文してから店を出るまで、店の人との会話がなかったから |
D.自動販売機で商品を選ぶお店が好きじゃなかったから |
A.そればかりになって、他人と関係を持たなくなるのはあまりよくない。 |
B.たまには一人になりたいこともあるので、ときどき利用したい。 |
C.新しいサービスを次々に生み出す企業の努力に感心する。 |
D.一人一人の都合や希望に合って便利なので、どんどん広げてほしい。 |
A.自動販売機でメーニューを選ぶこと |
B.レジで商品の値段を機械に読ませて支払いをすること |
C.飲食店で自分で注文をすること |
D.以上の選択肢が例として挙げられている |
5 . 日本語に、「社会人」という言葉がある。日本でよくくア)言葉だ。学校で先生が「社会人となるために…·」と話すのを聞いて、この言葉を知った。「社会の人」とはどんな意味なのかと思ったが、「学生ではなく、仕事をしている人」ということだそうだ。
(イ)、学校を卒業しても、会社などに勤めずにアルバイト生活を送っている人は、「社会人」とは言いにくいそうだ。「社会人」というときには、「学生ではなく、アルバイトでもなく、就職して仕事をしている人」という意味で使われることが多いらしい。これは、日本だけの言葉ではないかと思う。仕事をする人というのなら、「労働者」とは何が違うのだろうか。
日本人の友人に聞いてみると、この二つは全く違う意味に感じると言われた。「労働者」は、働く人というだけの意味だが、「社会人」だと、「学生とは違い、自分でちゃんと稼いで、自分の力で生活して立派だ」というようなイメージがあるのだという。このような意味の言葉は、私の国にはないように感じる。ほかの言語にもないのではないだろうか。
日本では、書から個人よりも集団を重視する傾向があると間く。社会に参加すること、そしてその中で職業を持ち社会の役に立っていくことが大切だということが、この言葉に表れているのかもしれない。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.使おう | B.使われている | C.使うべく | D.使わない |
A.といっても | B.確かに | C.かえって | D.そこで |
A.「労働者」は働く人を指すが、「社会人」は自立して生活し、社会に役立つ人を指す |
B.「社会人」は働く人を指すが、「労働者」は自立して生活し、社会に役立つ人を指す |
C.「社会人」は学生と区別するための言葉で、「労働者」は働く人全殷を指す言葉 |
D.「労働者」は学生と区別するための言葉で、「社会人」は働く人全般を指す言葉 |
A.ほかの言語にも同じ意味の言葉があると明確に述べられている |
B.ほかの言語には似たような意味の言葉がないという推測がされている |
C.文章中ではほかの言語についての情報はない |
D.「労働者」という言葉がほかの言語に相当する可能性があると言及されている |
A.日本の伝統文化の一部であること |
B.日本の個人主義の傾向を象徴すること |
C.社会に参加し、仕事を持つことの重要性を示すこと |
D.日本の労働環境を反映していること |
6 . 私は割引やセールという言葉が大好きです。「30%引き」とか「半額」とか書いてあると、すぐ見てしまいます。この間も、インターネットを見ていたら「今だけ!70%引き」と書いてあったので、かばんを買ってしまいました。とても安いと思ったのですが、買った後にその商品を調べたら、ほかのサイトでもほとんど同じ値段でびっくりしてしまいました。
100円ショップでもよく買い物をしますが、高いものよりもちょっと壊れやすいです。それであとから買い直すこともあって、「こんなことなら、最初からいいものを買ったほうがよかった」と後悔することもあります,食べ物など、毎日の生活に使うお金についても、そうです。その時は安いと思って買ったのに、あとで全部合わせて確認したときに、「え?今月、こんなに使ったの!?」と驚くことがあります。
安さばかり気にするのではなく、お金を使うときにもう少し考えなければいけません。
1.びっくりしてしまいましたとあるが、なぜか。A.「かばんが70%引き」というのは、いつもよりとても安いから |
B.店で買うのにくらべて、インターネットで買うと、とても安いから |
C.自分が買ったサイトとほかのサイトで、偶然同じ値段だったから |
D.とても安いと思ったのに、ほかのところでも同じような値段で売っていたから |
A.すぐ壊れるとわかっていて100円ショップのものを買うこと |
B.安いものを買ったために、もう一度買わないといけなくなること |
C.高いものを買ったのに、安いことを理由にまた買ってしまうこと |
D.いつも100円ショップで買っていて、高いものを買わないこと |
A.買い物をするときは、もっと安く買えないか考えたほうがいい。 |
B.長く使えるか、たくさん買いすぎていないかなどを考えて買うつもりだ。 |
C.安いかどうかよりも、全部でいくら使ったかを考えることが大切だ。 |
D.安いものを買うとあとで後悔することになるから、やめたほうがいい。 |
A.安い商品を見つけることが好きだから |
B.他の人と同じように割引を利用したいから |
C.インターネットでよく割引情報を見るから |
D.割引やセールが珍しいことが魅力的だから |
A.かばんがとても可愛かったから |
B.それまでの値段と比べてかなり安かったから |
C.70%引きの表示に誘惑されたから |
D.インターネットで他のサイトと比較せずに購入したから |
7 . わたしは家の中で物を置いた場所が分からなくなってしまうことが多いので、普段から気をつけています。例えば、物の置き場所を決めて必ずそこに置くようにしています。それから、物を置いたときに、もう一度置いた場所を見て確認しています。それでも同じことを繰り返してしまうので、自分が嫌になります。
先日は鍵をなくしました。かばんの中や引き出しの中など、部屋の中を探したのですが、見当たりません。ところが、一度部屋を出てまた入ってみると、探したはずの場所にあったんです。とても不思議でした。
きっと自分の中に、「ここには置かないだろう。」といった思い込みがあったんだと思います。だから最初からそこにあったけれど、見えなかったんですね。
それからは物を探すときは、思い込みを捨てて、すべての場所を一つ一つしっかり確認することを心がけています。
1.同じこととあるが、どのようなことか。A.物を置いたとき、確認すること |
B.物を置く場所が決められないこと |
C.同じ場所に物を置いてしまうこと |
D.物を置いた場所を忘れること |
A.部屋の中で鍵をなくしたこと |
B.鍵がいつもと違う場所にあったこと |
C.鍵が部屋の外になかったこと |
D.探した場所に鍵が置いてあったこと |
A.ここにはないと思ってしまわないで、すべての場所を探してみる。 |
B.ここにはないと思ったところにはないので、探さない。 |
C.ここにあると思ったところにあることが多いので、そこから探してみる。 |
D.ここにあると思ってもそこにはないことが多いので、探さない。 |
A.部屋が散らかっているため |
B.家族が物を移動させているため場所が変わっている |
C.自分の中に思い込みがあるため、当初の場所を見落としている |
D.鍵が古くなっていて見た目が変わっているため |
A.物の置き場所を決めて必ずそこに置くようにすること。 |
B.物を置いたときに、もう一度置いた場所を見て確認すること。 |
C.一度部屋を出てから戾って置いた場所を見て確認すること。 |
D.思い込みを捨てて、すべての場所を一つ一つしっかり確認することを心がけること。 |
8 . 君は時間と仲良し?うまく付き合っているかな?もし答えがイエスだったら、びっくりだ。それはたぶん、すごく珍しく、幸せなことに違いない。僕は思うんだけど、僕たちが生きているこの時代、ほとんどの人々が時間とうまく付き合えないで悩んでいる。それどころか時間を敵に回している人も多い。周りの人々と時間との関係がこんな状態では、今はうまくいっている君と時間との関係にも悪い影響が及ぶだろう。だから、( ア )について、考えておくことは誰にとっても大切なんだ。
時間というものはありすぎても困るし、少なすぎても困る。( イ )、暇を持て余すのも困るし、忙しすぎても時間が足りないのも困る。そう、僕たちは考えている。
僕たちはよく、「ああ、時間がほしい!」とか、「時間がない!」とか言う。最近、自分が「どんどん忙しくなっていく」と感じている人が多い。時が経つ早さを嘆く人は大昔からいただろう。しかしそれにしても、時が加速的に早くなっていくようで、何かがおかしい、と感じている人が増えているようだ。僕たちは大概「時間に追われている」か、「時間を追いかけている」かのどちらかだ。でも、結局、この二つは同じことらしい。 さて、一度じっくり考えてみたほうがよさそうだ。「時間がない」とか「足りない」というのは、いったいどういうことなのだろうか?
どうやら、忙しいことと忙しそうにすることとの間には大きな違いがありそうだ。
(辻信一『「ゆっくり」でいいんだよ』より一部改変)
1.文中に「もし答えがイエスだったら、びっくりだ」とあるが、それはなぜか。A.時間とうまく付き合える人がいないから |
B.時間とうまく付き合える人が少ないから |
C.「イエス」と答えた人は幸せだから |
D.筆者自身がどう答えるかに悩んでいるから |
A.君 | B.関係 | C.影響 | D.時間 |
A.つまり | B.すると | C.それで | D.だから |
A.忙しくなればなるほど、さらに時間が足りないと感じていること |
B.忙しくなればなるほど、困ることが増えてくると感じていること |
C.忙しくなればなるほど、やるべきことを早く済ませられると感じていること |
D.忙しくなればなるほど、時間に対する感覚がおかしくないと感じていること |
A.最近、時間が足りないと感じている人が増えてきている |
B.筆者は、大昔から人間が時間を敵に回していると考えている |
C.筆者も時間がありすぎるのも、少なすぎるのもよくないと思っている |
D.「時間がない」と「時間が足りない」についての違いは、本文では明らかにされていない |
9 . 田中さんの家は奈良にあります。家の門の横には大きな木がたくさんあります。庭にも一本大きな木があります。その木の下に池があります。池の中に魚がいます。あかい魚やくろい魚です。池の側にはいろいろな花があります。とてもきれいです。庭にはときどき鳥が来ます。
この家には田中さんと奥さんと男の子が一人と女の子一人います。この家には部屋が八つあります。玄関の隣に応接間があります。その右がわに茶の間があります。台所は茶の間の向こうです。茶の間に今田中さんと女の子がいます。
もちろんトイレとお風呂もあります。田中さんの部屋は二かいにあります。田中さんの部屋にはたくさん本があります。そしてたくさん絵があります。田中さんが書いた絵です。田中さんは毎日この部屋で勉強します。
1.田中さんの家はどこにありますか。A.たくさんあります。 | B.門の横にあります。 |
C.奈良にあります。 | D.木にすんでいます。 |
A.一本あります。 | B.二本あります。 |
C.三本あります。 | D.四本あります。 |
A.部屋にあります。 |
B.大きな木の下にあります。 |
C.さかながいます。 |
D.門の横にあります。 |
A.はい、花があります。 |
B.はい、鳥が来ます。 |
C.いいえ、なにもいません。 |
D.はい、魚がいます。 |
A.二人います。 | B.三人います。 |
C.四人います。 | D.五人います。 |
10 . 子供の授業参観に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手を挙げ、指された生徒が答えました。次に、「他の人は?」と先生が聞くと、 ① 皆が手を挙げ、別の誰かを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒が皆同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えなら言わなくてもいいのにと思うのですが、先生はそれを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。
しかし、無理しても別の答えを出すこと、あるいは人と同じことは言わないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には「 ② 」と聞いてほしかった。 ③ 、もし出てきた別の答えが間違っていても、「それは面白いね」とまずほめて、「ここの部分は考え直してみたらどうでしょう」とか、「ここに無理があるかもしれない」と言っていただけたらいいと思いました。
1.文中の ① のところに入れるのに、最も適当なものはどれですか。A.でも | B.まで | C.また | D.まだ |
A.最初に指された生徒の答えが正しかったこと |
B.先生の質問に生徒が次々に同じ答えを言ったこと |
C.先生の質問に生徒が手を挙げた一人だけ答えたこと |
D.最初に答えた生徒と違う答えをする生徒に先生が困ったこと |
A.別の答えはありませんか | B.誰の答えが正しいですか |
C.同じ答えの人はいませんか | D.まだ答えていない人はいませんか |
A.つまり | B.あるいは | C.それで | D.そして |
A.生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい |
B.生徒に人と違う答えを出すことを勧めてほしい |
C.生徒の答えが他の生徒と同じ答えでもほめてほしい |
D.生徒に正しい答えだと思ったときだけ答えるように言ってほしい |