1 . 「119番の日」 1 日は、消防 2 理解を深めるために、1987年に制定された。学生時代、人身事故を目撃 3 ことがある。交通事故 4 倒れた人を見て、携帯電話を取り出した。しかし動揺でうまく指が動かなくて、 5 119を正確に打てたのは5回ほど押し問違えた後。緊急通報の番号が119になったのは、押し問違いを防ぐためだったという。119が制定されたのは昭和時代で、当時は電話がダイヤル式(拨盘式)だった 6 、1から離れた場所にある9を採用したのだという。時が過ぎ、ダイヤル式の固定電話は押しボタン式 7 なり、 8 スマートフォンの画面をタッチして通話するのが主流。電話の形態が変化したことで(由于)、119番の当初の意図は残念ながら通用しなくなっ 9 。
しかし、スマートフォンには119番を 10 「警察」「消防」などの選択肢を押すだけで通話できる緊急通報機能がある。電話の形が時代と共に変化するのと同じく、通報の形も変化を続け、利便性を増している。
1.( )A.と比べて | B.という | C.として | D.と言えば |
A.からの | B.への | C.までの | D.との |
A.する | B.しなかった | C.した | D.している |
A.で | B.に | C.を | D.が |
A.あまり | B.やはり | C.やっと | D.いつも |
A.ので | B.から | C.で | D.し |
A.は | B.で | C.に | D.を |
A.今にも | B.今では | C.今から | D.今まで |
A.てあった | B.てしまった | C.てみた | D.てきた |
A.押さなければ | B.押しなければ | C.押しなくても | D.押さなくても |
2 . 地震が起こったときのために、保存食品を用意したり逃げる方法を確認したりする人は多いだろう。しかし、もし犬や猫のようなペットを 51 (飼)っているなら、彼らのことも考えなければならない。
例えば、大きな地震が起こると、ペットがびっくりして家から 52 (逃げる)しまうことがある。もし彼らが迷子になり、会えなくなってしまったら、これ以上悲しい事はない。それを 53 (ふせ)ぐために、飼い主の情報を首輪(项圏)に書いておこう。
また、避難場では人間の食べ物や飲み物は配られるが、ペットの食べ物や飲み物はすぐには用意 54 (する)。だから、ベットの食べ物や飲み物は飼い主がきちんと用意しておかなければならないのだ。
さらに、避難所では動物が 55 (苦手だ)人や、お年寄りや子供と一緒に生活することになる。他の人に迷惑 56 かけないように、例えば、犬なら「待て」とか「静か 57 しなさい」といった指示をきちんと聞くようにしておこう。
動物は状況が理解できないので、いつもと違う環境に対して、人間以上に不安を感じる。普段から、飼い主 58 の信頼関係を育てておくことで、そういう不安を 59 (軽い)することができる。地震 60 の対策は毎日の生活の中でしていかなければならないのだ。
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3 . 松茸は、周知のように、地表下に菌根と呼ばれる根を持っている。 41 根は、極めていい条件が与えられると次第に円形に広がりながら発達 42 。ところが、この好条件がいつまでも続くと、根だけが発達して、キノコを作らずに、ついには老化して 43 のである。植物に詳しい知人の話によると、実に500年にわたって根が発達し、枯死した松茸がある 44 。
では、どうするか。発達 45 根に、ある時点で、根の生長を妨害する条件が与えられなければならないのである。その妨害条件は、例えば季節の変化 46 温度の上昇あるいは下降といった外界の条件であったり、また、松やに(松脂)とか、酸性の物質とかの物質的条件であったりするようだ。このような条件が与えられると、その妨害にもめげずに(不气)生きる 47 、根は胞子という形で種子を作って発達を続けようする。そうして、 48 松茸となるのである。
「創造とはその松茸のようなものだ」という言葉の意味を私は次のように解釈する。創造には、まず、松茸が地表面下で根を広がらせていくような蓄積の段階が 49 。だが、いつまでも蓄積だけを続けていては、松茸がキノコを作らず枯死してしまうように、人は創造することなく、生涯の幕を閉じなければならなくなってしまうのだ。
ある時点で、松茸に与えられる妨害条件に相当するものが、人がものを創造する上でも、必要なのである。蓄積を表出させる条件が要るのである。実生活では、「 50 」いう言葉に当てはまるのではないだろうか。
1.A.この | B.これ | C.こちら | D.ここ |
A.してくる | B.してきた | C.していく | D.していった |
A.死んでおく | B.死んでしまう | C.死んだまま | D.死んでいる |
A.はずだ | B.わけだ | C.のだ | D.らしい |
A.してくる | B.してきた | C.していく | D.していった |
A.による | B.によって | C.に沿う | D.に沿って |
A.ために | B.のため | C.おかげで | D.ほど |
A.まるで | B.よほど | C.およそ | D.やがて |
A.なくてもいい | B.ないわけではない | C.なければならない | D.ないかもしれない |
A.応援 | B.自立 | C.順境 | D.逆境 |
4 . 子供の頃からの朝食習慣が、志望大学や企業、そして年収までに影響を与えているとすると、大きくなってから朝ごはん習慣を身に付けても手遅れなのか気になる。( ア )、参考になるのが少し古いが(40年くらい前)自治医科大学で香川靖男先生が行った研究だ。自治医大は6年間全寮制の大学というのが1つの大きなポイントだ。これは、みんなの生活習慣がかなり似ているということになるので、朝食を摂取する学生と摂取しない学生の比較をした時に、他の要素の差異が少ないというメリットがある。
一般に、朝食欠食率(不吃早饭的比例)は大学生あたりから急激に増える。それまでは、親元で暮らしていたので、朝ごはんが自動的に出てきたという人が多いのだと思う。しかし、大学で一人暮らしを始めると、準備してくれる人がいなくなり、また、口うるさく注意されることもないので、朝ごはんを食べる習慣がなくなってしまう人たちが多いだろう。
自治医大の場合、朝食は寮食堂で準備してもらえる。8時ごろに食べて8時45分から1限目の授業(第一节课)に出るか、朝食を摂らずに、ギ判ギ判まで寝て、なんとか一限目に間に合う生活をするかの違いが生まれる。
( イ )、2年間の調査の結果、どちらの年でも、朝食を摂る学生の方が摂らない学生よりも学業成績が良いことが分かった。ちなみに年間の欠席数も、朝食を食べない学生の方が多くなっている。さらに、もう一つ重要な情報がある。それは、入学時の成績と、調査した時の学業成績には関係が( ウ )ということだ。つまり、大学に入った後の朝食習償の影響は反映されている、ということになる。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.そこで | B.それに | C.それで | D.したがって |
A.全員寮に住んでいるから調査しやすい。 |
B.みんなの生活習慣がまったく同じだから。 |
C.朝食を摂取する学生と摂取しない学生がいるから。 |
D.朝食の影響を調べる時、他の要素の差異が少ないから。 |
A.親元にいても親が朝食を作らなくなるから |
B.親元にいても朝食に関する注意がなくなるから |
C.一人暮らしで面倒を見てくれる人がいなくなるから |
D.勉強が忙しいうえに1時限の授業が早いから |
A.しかも | B.すると | C.ところで | D.または |
A.なかった | B.あった | C.大きい | D.分からない |
5 . 「無人島に3つ持っていくとしたら、( ア )?」いう質問がある。僕の場合、何を持って行くだろうかと一度考えてみたことがある。
ひとつ目は即答でナイフ。これはもう絶対に外せない。魚をさばいたり(杀鱼)、木を切り倒したり、枝と葉っぱでシェルター(掩体)を作ったり、何をするにもナイフが必要だ。頑丈なナイフさえあれば、たいていの作業は何とかなる。
2つ目はステンレス製(不锈钢)の鍋。この鍋が1つあるだけで、無人島での生活レベルがぐっと上がるし、錆びる(生诱)ことがないから鉄製よりもステンレス製のほうがいい。
3つ目は、味にだわるよりも先に、まずは火を起こしたい。火を起こす道具として何を持っていくか。これはすごく悩ましい問題だ。無人島に持っていくために、どんな状況でも使えるほうが望ましいし、さらに、長く使えるものがいい。燃料切れの心配はあるが、携帯式のガスバーナー(煤气灯)が便利なのだ。着火するための一瞬だけの使用ならかなりの期間持つだろう。
みんなが思っているよりも火起こしは大変だ。こういう質問にガスバーナーと答えるのは冷めるかもしれないが、絶対あったほうがいい。
火、調理道具、ナイフ。この3つがあれば、僕は無人島である程度は生き延びることができるような気がする。実際、極限状態で自分が何をするのかには、すでく興味がある。( イ )
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.何にする | B.いつ行く | C.何を食べる | D.だれがする |
A.絶対出してはいけない。 | B.絶対無くしてはいけない。 |
C.絶対なくてはいけない。 | D.絶対外に置いてはいけない。 |
A.味にこだわってから火を起こしたい。 | B.火を起こした後に味にこだわりたい。 |
C.味と比べて火を起こすことが重要だ。 | D.味にこだわることも火を起こすことも重要だ。 |
A.火起こしは大変なのか。 | B.燃料切れの心配はないか。 |
C.ガスバーナーは冷めるものか。 | D.火を起こす道具として何を持っていくか。 |
A.誰にも負けたくない。 | B.いつか挑戦してみたい。 |
C.試す時慎重にすべきだ。 | D.この答えが正しいと思う。 |
6 . 芸術大学、美術大学を卒業して、プロ(专业)の画家になって活躍している人の数は、全部の大学を合わせてせいぜい(顶多)年に二、三人です。これが現実です。まして(更不必说)それなりに名が知られるようになる画家は、数年に一人もいればよいほうです。
東京芸術大学の場合を考えてみます。学生は全員、優れた資質の持ち主です。そして大学院に進学するような学生たちは、誰をとっても、その気になれば首席で卒業しても不思議が無いような逸材ばかりです。( ア )卒業して10年経って、画家として生活しているのはその中でも珍しいです。
では、どこに差、というか違いがあったのか、と考えてみますと、それは作品の差ではなく、打たれても打たれても舞台に立ち続けたかどうかだった、ということではないでしょうか。
画家になりたいのなら、何としても舞台に上がり続けることです。( イ )、どんなに失意の連続だったとしても作品を公に発表し続けることです。発表という場数を踏めば踏むほど(经历越多越…)、舞台が大きければ大きいほど、とにかく少しずつでも良くなっていくものです。芸術とはコミュニケーションの一種ですから、こうやって人の目に触れる中で初めて見出されていく(被发现)のです。
1.文中に「現実」とあるが、それは何を指すか。A.芸術大学、美術大学は、プロの画家を育てることがなかなかできない。 |
B.芸術大学、美術大学を卒業して、プロの画家になって活躍している人がとても少ない。 |
C.芸術大学、美術大学の数が日本でとても少ない。 |
D.芸術大学、美術大学の卒業生が有名な画家になるのは、1大学に1人である。 |
A.だから | B.それとも | C.しかし | D.したがって |
A.叩かれても叩かれても | B.投げられても投げられても |
C.避けられても避けられても | D.忘れられても忘れられても |
A.また | B.つまり | C.とにろが | D.だから |
A.芸術大学、美術大学に入るには優れた人でないといけない。 |
B.芸術家はコミコュニケーション能力を持つことが必要だ。 |
C.大きい舞台に立つことが芸術家には必要である。 |
D.作品を公開し続けていくことが芸術家には必要である。 |
7 . なぜ日本では、スポーツが子供の自立心を育まないのでしょう。それは、スポーツを行う中で、一つ一つのプレー(动作)に対して自分で判断し、決断するという訓練が不足しているからです。なぜ不足するかと言えば、そのようにして試行錯誤させ、取捨選択しながらベターなもの(比较好的)を身に付けていくという育成方法には長い時間がかるため、敬遠される(被敬而远之)からです。最も合理的に勝利を得やすい方法とは、子供に考えさせず、機械的な動きを教え込むことなのです。
機械的な反復動作を身に付けさせるためには、監督・コーチ(教练)にとって子供は従順である方が都合はいいのです。監督・コーチの指示する動きとは別の動きを試そうとするような自立心は、希薄なほうが良いということになります。( ア )、スポーツを通じて従順で自立心に乏しい子供が量産されていくという図式が成立するのです。青少年の約80%がスポーツを行い、その多くの場でこのようにプレイの機械化が促進されているなら、日本のティーンエイジャー(十几岁的年轻人)が自立できず自分に自信が持てないという状況を、( イ )が助長しているということになってしまいます。
1.文中の監督・コーチが考える「最も合理的に勝利を得やすい方法」は何か。A.一つ一つのプレー(动作)に対して自分で判断し、決断すること。 |
B.子供たちが試行錯誤、取捨選択しながらプレーを身に付けること。 |
C.長い時間をかけて、プレーを身に付けて敬遠されること。 |
D.子供に考えさせず、機械的な動きを教え込むこと。 |
A.監督·コーチのいうことと違うことをする子供 |
B.監督·コーチのいうことをしっかり聞く子供 |
C.監督·コーチのいうことを疑う子供 |
D.合理的に勝利を得やすい方法を考える子供 |
A.しかし | B.それでも | C.なぜなら | D.その結果 |
A.スポーツ | B.訓練不足 | C.80%の青少年 | D.怠ける監督·コーチ |
A.子供への指導が勝利に結びつくものになっていないから |
B.親や指導者が子供に強制的にスポーツをやらせているから |
C.子供が自ら考えることを妨げるような指導法が蔓延しているから |
D.監督·コーチの指導が厳しく子供が彼らに恐怖を抱いているから |
8 . 暑い日が続いていますが、お元気でしょうか。わたしはあいかわらず 1 (元気だ)過ごしております。
ところで、 2 (せんじつ)、山田先生の出版記念パーティーのお知らせ 3 いただいたのですが、わたしは 4 (残念だ)ながら出席 5 (できる)そうにありません。学生の時あんなにお世話になったのだから、誰よりも先にお祝いしなければならないのに、前々から 6 (決まる)ていた海外出張で、どうしても予定を 7 (変える)ないのです。どうぞ、先生に、また昔の仲間たちにも、よろしくお伝えください。それから、みんなで何 8 記念の品をお贈りするのでしたちら、ぜひ私もその一人に 9 (加)えてください。 10 (近い)うちにまたお電話いたしますので、その時に金額などお教えいただければ幸いです。
楽しい会になりますようお祈りしております。
ではまた、お電話で。
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9 . 妻が入院していた病院で、私は「気がきく」ということの重要性をつくづく学ばされた経験がある。当時重体になっていた妻は、個室に移った。そこで、ある一人の看護婦さんに来てもらいたい、と妻がしきりに言うようになった。「看護婦の仕事にはローテーション(轮换)があるから、特定の人だけに来てもらうわけにはいかない。わがままを言ってはダメだよ」私が言うと、妻は「分かっているけど」と言いながらも、その一人の看護婦さんに自分はついてもらいたいのだと言った。なぜ、妻はそんなにその看護婦さんがいいと思ったのか。
当時の私は仕事がなく、妻につきっきりでいられたので、やってくる①看護婦さん達を観察することにした。( ア )、確かに妻が「ついていてほしい」と言った看護婦さんは、仕事の仕方が他の人とは一味違っていることに気がついた。たとえば、注射を打つ時、他の看護婦さんは「注射をしますよ」と言って手際よく処置し、「お大事に」と言って部屋を出ていくが、妻が好む看護婦さんは「注射をしますよ」と言うだけでなく、「今日は顔色がいいわね」とか、「あら、今日もご主人がいらっしゃるのね。いいご主人じゃない。こんなに優しくしてくれるご主人はいないんだから、早くよくならないとね」と言葉をかけていく。つまり、患者の立場に立って、一生懸命励ましている気配りのある行動が、妻の心をつかんだのだ。
人間は相手の心に気がつき、相手のために気がきくかどうかで、天と地ほどに差が出てくる。私は②この大事な人生の教訓を妻から贈られたと思っている。妻はあの世に旅立っていったが、それ以来、私は「気がつく講師」「気がきく講師」になりたいという気持ちで仕事をしている。
1.どうして作者は①「看護婦さん達を観察することにした」か。A.時間を潰すから |
B.看護婦さんの仕事に興味があるから |
C.作品を書くために社会体験をするから |
D.奥さんがある看護婦さんを好む理由を知りたがっているから |
A.でも | B.しかし | C.すると | D.もしかしたら |
A.その看護婦さんは上手に注射できるから |
B.その看護婦さんは奥さんの知り合いだから |
C.その看議婦さんは作者の奥さんにだけ優しくしてあげるから |
D.その看護婦さんは患者の立場に立って、思いやりのある行動を取っているから |
A.相手の心に気づき、相手の心をつかむことが大切だという教訓 |
B.相手の心に気づき、気配りのある行動をすることが大切だという教訓 |
C.相手の立場に立って、相手を一生懸命励ますことが大切だという教訓 |
D.相手の心立場に立って言葉を使い分けるようにすることが大切だという教訓 |
A.作者は今講師である。 |
B.作者はまだ無職のままである。 |
C.作者の奥さんは元気になって、世界旅行に行った。 |
D.作者はその看護婦さんに奥さんのそぽについてもらった。 |
10 . 植物が水を吸うことと、ここで紹介した一連の研究を合わせて、「緑の植物たちが、根から吸った水と、空気中から吸収した二酸化炭素を材料に、光を使って、葉っぱで澱粉を作る」ことが分かってきた。
澱粉は、植物にとっても、動物にとっても、食糧になる栄養物である。コメやムギ、トウモロコシ、ジャガイモなどの①主な成分である。動物が澱粉を食べて消化すれば、ブドウ糖ができる。このブドウ糖は、大切な栄養物である。
私たちは、病気などで食欲がなく栄養物を取れない時、病院に行くと点滴注射をされる。その中に、ブドウ糖が入っている。エネルギーを得て体力を維持するためである。この点滴注射を思えば、ブドウ糖が大切な栄養物であることはよく分かる。
結局、植物たちは、自分の食糧を自分で作っているのだ。葉っぱは、植物たちの飾りではないのだ。「緑の葉っぱが、太陽の光を利用して、ブドウ糖や澱粉を自分で作る」ことが明らかになったのだ。この反応を「光合成」という。
太陽の光がなければこの反応はできないので、食糧は作れない。だから、植物は、日当たりの悪い場所ではよく育たないし、もっと暗ければやがて枯れてしまう。光が不足して植物が枯れるのは、動物が食べ物を得られず餓死するのと同じである。(中略)
私たちは、生命活動のためにエネルギーが要る。だから、エネルギーを得るために食べ物を食べる。
( ア )、植物たちは、「自分が生きるために食べ物が要る。だから、食べ物を自分で作る」という、分かりやすい生き方である。
しかも、食べ物を作る材料は水と空気中にある二酸化炭素である。いずれもが、自然の中にたっぷりと存在し、極めて安全な素材である。使うエネルギーは、太陽の光である。いっぱいあるクリーンなエネルギーである。
こうして生きていれば、自然を汚すこともないだろう。自然の中で生きるための、②こんなにも美しい仕組みがほかにあるだろうか。植物たちの生き方は、私たち人間の生き方とは一味も二味も違っている。
1.①「主な成分」とあるが、それは何を指すか。A.水 | B.食糧 | C.澱粉 | D.ブドウ糖 |
A.食糧を作っている。 | B.水を提供している。 | C.食糧になっている。 | D.飾りになっている。 |
A.一方 | B.ゆえに | C.または | D.といっても |
A.植物が作る澱粉こそ、植物にとっても、動物にとっても、食糧になる栄養物である。 |
B.植物は太陽の光を利用して食糧を作るので、太陽の光のない暗いところでは枯れてしまう。 |
C.植物は食べるものを自分で作っているのに、動物は自分で食べるものを作ることができない。 |
D.植物は自然界に十分に存在する二酸化炭素と太陽光を使って、自然を壊すことなく生きている。 |
A.光合成 | B.植物の生き方 | C.植物の葉っぱ | D.ブドウ糖の転換 |