1 . 空気中のウイルスや細菌、タバコの煙、大気汚染…。私たちが生活している身の回りには、体に害を及ぼす様々な物質が存在しています。そんな環境の中で暮していても、多くの人が病気にならずに済んでいるのはなぜでしょう。①それは、私たちの体に備わっている「免疫力」のおかげです。
免疫力は食事や睡眠などの生活習慣や心理状態に大きく影響されるものです。健康な体を保つには、免疫力を高めなければなりません。免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザ、生活習慣病、ガンなどになり② と言われています。免疫力を上げて、病気になりにくい体を作りましょう。
健康な体を作るには、バランスのいい食事が必要です。食事と免疫力は切っても切れない関係にあります。十分な栄養をバランスよく取らないと、免疫システムに影響を及ぼしてしまうのです。1日3食をできるだけ決まった時間にとるようにすると、体のリズムが整います。
「朝食で免疫スイッチをオン!夕食でオフに」というキャッチフレーズを広告で見かけました。まず朝食は胃腸に負担がかからないように軽めにしましょう。朝食の一杯の味噌汁は免疫力をしっかり目覚めさせてくれます。これで「スイッチ、オン」です。
夕食は、1日の食事の中でどうしても豪華になりがちですが、日中に消耗した免疫力を休めて、体を回復させるための大切な食事です。主食を少し減らして、野菜などが中心のメニューにしましょう。食べ過ぎてはいけません。あくまでも腹八分を心がけましょう。
1.文中の下線の部分①それは何を指しますか。A.汚染された環境の中で健康的に生活していることです。 |
B.汚染された環境の中で病気が治ったことです。 |
C.汚染された環境の中で「免疫力」を作ることです。 |
D.汚染された環境の中で暮らしを送ることです。 |
A.がたい | B.づらい | C.やすい | D.にくい |
A.食事 | B.睡眠 | C.心理状態 | D.空気質量 |
A.健康の大切さを説明します。 | B.免疫力と飲食の関係を説明します。 |
C.大気汚染の現状を説明します。 | D.免疫力と睡眠の関係を説明します。 |
A.免疫力とは様々なウイルスや細菌から体を守る防衛システムのことです。 |
B.免疫力を上げて、風邪やガンなどの病気になりません。 |
C.朝食は味噌汁を食べたほうがいいです。 |
D.夕食は野菜などを食べたほうがいいです。 |
2 . 北京に来る外国人観光客が、ぜひ食べてみたいものは何でしょうか。「宮廷料理」でしょうか。それとも「民族料理」でしょうか。初めての人にとっては、「地元の人も勧める、安くて美味しい、北京ならではのお店」に行ってみたいでしょう。しかし、この「3拍子」をかなえるのは、実は容易なことではありません。① 「家常菜」なら北京初心者の人にはまず間違いない店だと言えるでしょう。
「家常菜」とは家庭料理のことです。どの店もたいてい行きやすい店ばかりで、いつ行っても大勢の人で混み合っています。喧騒の中で賑やかに本場の中国料理を楽しみたい人には、その醍醐味を② 味わえるところが多いです。「北京ダック」から「宮爆鶏丁」「木须肉」「南瓜餅」などいろいろ揃っています。
一方、「家常菜」とは別に、もっと気楽に食べられる軽食があります。北京の「小吃」です。街のいたるところで口にすることができる昔ながらの北京の軽食は種類が豊富で味も様々です。これらの「小吃」は食材からも分かるように、もともと非常に庶民的な食べ物でした。」しかし、かつては一部を除いて、ほとんどが道端の露店で売られていた小吃ですが、最近では地価の高い「小吃街」に集中して移されることが多いため、不便になり、値段も高くなりました。 一般庶民にとっては、たまにしか味わうことができないものになりつつあるようです。
中国料理にとって、軽食の庶民性は大事な要素であり、今後とも失われてはいけないもののように思います。
1.① に入る言葉は次のどれですか。A.また | B.そして | C.では | D.しかし |
A.宮廷料理 | B.食べ物屋さん | C.民族料理 | D.家常菜 |
A.たっぷり | B.ぴったり | C.はっきり | D.さっぱり |
A.「小吃」はもともと非常に庶民的な食べ物でした。 |
B.「小吃」の材料は安くて、味も良かったです。 |
C.「小吃」を食べるのは本場の中華料理を楽しむことができます。 |
D.「小吃」は最近、地価の高い「小吃街」に移されることが多いです。 |
A.「家常菜」の店はいつも大勢の人で混み合っています。 |
B.北京の「小吃」は種類が豊富で味も様々です。 |
C.筆者は軽食の庶民性を守るべきだと思っています。 |
D.最近、家庭料理の値段が高くなりました。 |
3 . 「豊かさ」とは一体何だろうか。最近の中国を見て、少し考えてみたい。最初に思いつくのは、金銭的な豊かさである。誰もが多くの財産を持ち、お金の心配のいらない生活を望む。① 、「豊かさ」=「金銭的な豊かさ」と考えてしまうと、間違った方向に進む危険性がある。
都市部はお金持ちも増え、物質的にも豊かになった。しかし一方では、信号待ち、電車の乗り降りといった場面で交通ルールや道徳を守らない人も現れた。
もう一つ無視することができないのは都会の若者の自殺率だ。1978年以降の改革開放政策で国は激変し、そこに住む13億人の心にも大きな変化をもたらしたのだろうか。伝統的な家族のあり方が機能しなくなり、生活上のストレスが増大していると専門家は分析する。競争社会の中で生きる「一人っ子」たちにとって、親の期待は大きなプレッシャーになることもあるだろう。教育などの機会が増え、より多くの人が出生の階段を上がりやすくなっている時代ではあるが、激しい競争② 潰れてしまう人も多い。
地方でも生活環境は大きく変化してきた。以前は3世代が同じ屋根の下で暮らすのが当たり前だったが、今では働き手が都会に出稼ぎに行く。子供たちは残され、老人は孤独になっている。経済発展が進むにつれて家族の絆は弱まり、人々はどんどん孤独になっていく。③それは決してみんなが目指していた豊かさではないはずだ。いくらお金を持っていても、心が寂しくなったり、自分が幸せだと感じることができなかったりするなら、本当に豊かさになったと言えないだろう。
笑顔がなくなった生活は決して豊かさな生活とは言えない。今こそ、真の豊かさとは何か真剣に考えければならない。
1.① には何を入れますか。A.しかも | B.しかし | C.そして | D.それに |
A.に対して | B.にかんして | C.によって | D.にかかわらず |
A.3世代が同じ屋根の下で暮らす生活です。 |
B.経済発展が進むにつれて、働き手が都会に出稼ぎに行きます。 |
C.都市部はお金持ちも増え、物質的にも豊かになりました。 |
D.今では家族の絆は弱まり、人々は孤独になっています。 |
A.誰でもお金の心配のいらない生活を望みます。 |
B.筆者は「豊かさ」=「金銭的な豊かさ」と思っています。 |
C.社会の発展につれて生活上のストレスが増大していきます。 |
D.いくらお金を持っていても、心が寂しくなったり、自分が幸せだと感じることができません。 |
A.都会の若者の自殺率が高いです。 |
B.いくらお金を持っていても、道徳を守らない人もいます。 |
C.真の豊かさとは何か真剣に考えければなりません。 |
D.改革開放政策で国は激変し、社会競争が激しくなりました。 |
4 . 日本の相撲界で活躍している外国人力士のインタビュ一を聞いた人は、彼らの日本語が完璧なのに驚くだろう。①_。日本語が上手な外国人は多いが、発音がいい人はめったにいない。どうしても外国人特有の発音になってしまう。
ここに外国語習得の鍵がある。力士たちは日本語がまったくできない状態で来日するが、合宿の中で自然に日本語をマスタ一していく。起きてから寝るまで日本語ばかりだ。彼らは衣食住そのすべてに日本語が必要だ。日本語ができないと、まったく生活できない。相撲が強くなるためにも、日本語が必要だ。だから、毎日周りの人全員を日本語の先生にして覚えていく。何と理想的な日本語習得の場であることか。教室での学習と違って、耳で覚えた日本語は本当に自然な日本語だ。子供が自然に言葉を学習していくのと同じだと言える。
しかし、だれもがこのような理想的な環境を手に入れることはできないでは、どうしたらいいのか。日本留学は最も効果が上がる方法かもしれない。だが、だれでもエ夫すれば条件をよくすることが可能だ。テ一プを繰り返し聞く。覚えて声に出して言う。実際に日本人と話してみる。これらは簡単なようで意外に難しい。しかし、これが実行できたら、日本語カがいっそう向上することは間違いない。
1.「驚く」 とあるが、それはなぜか。
A.日本の相撲界に外国人の力士がいること |
B.外国人のカ士は日本語が完璧なこと |
C.日本語が上手な外国人は多いこと |
D.外国人は日本人より日本語が上手なこと |
A.特に発音がいい |
B.発音があまりよくない |
C.特に文法が正しい |
D.文法があまり正しくない |
A.何もしなくても日本語が上手になること |
B.学校に行かなくても日本語が上手になること |
C.生活しているうちに日本語が上手になっていくこと |
D.子供のように遊んでいるうちに日本語が上手になっていくこと |
A.日本語の先生がいる環境 |
B.相撲取りになるための環境 |
C.みんなで一緒に合宿生活をする環境 |
D.日本語を使って暮らさなければならない環境 |
A.日本人と一緒に暮らすこと |
B.大勢の日本語の先生に恵まれること |
C.日本語を何度も聞いて覚えて使うこと |
D.子供のように自然に言葉を覚えること |
5 . 田中さんは東京大学の学生です。毎日電車で大学へ行きます。東京大学は大きい大学ではありませんが、いい大学です。学校に美しい花がたくさんあります。学生たちも可愛いです。田中さんの家は学校から遠いです。だからいつも食堂で昼ご飯を食べます。食堂は12時から1時までです。食堂の食べ物は美味しいです。そして安いです。大学の勉強は忙しいですが、楽しいです。
1.田中さんは東京大学の先生ですか。A.はい、先生です。 |
B.いいえ、学生です。 |
C.はい、学生です。 |
A.大きい学校です。 |
B.よくない学校です。 |
C.いい学校です。 |
A.田中さんの家は学校から近いです。 |
B.大学の生活は忙しくないです。 |
C.大学の花は美しいです。 |
6 . 30年ぐらい前、日本では、男性は60歳まで一つの会社に勤めるのが普通だった。そして、女性は結婚したり、子どもを生んだりしたら仕事をやめるのが普通だった。妻が仕事をしなくても、夫が会社からもらうお金があれば、家族みんなが十分に生活できたからだ。
お金の心配をしないで家族が安心して生活できたのは、①とてもいい時代だったと思う。今のように、日本の経済が悪くなり、仕事でもらうお金が少なくなったり、仕事がなくなったりする時代と比べると、ずっといいと思う。
でも、②そのころは、仕事が好きで、男性のように働きたいと思っていた女性には、嫌な時代だったらしい。
今は、夫が仕事でもらうお金だけでは生活できなくなってきたので、女性は、結婚してからも仕事を続けるようになった。すると、今度は、昔と反対の考えの人が増えてきた。若い女性は、結婚したら家にいて、子どもを育てながら仕事以外のことで頑張りたいと考えるようになり、若い男性は、自分も家の仕事を手伝うから、女性にもずっと働いてほしいと思うようになってきたのだ。
1.どうして、①とてもいい時代だったと思っているのですか。A.男性が家の仕事を手伝うのが普通だったから |
B.お金の心配をしないで家族が安心して生活できたから |
C.仕事の好きな女性は男性のように働くことができたから |
D.仕事でもらえるお金が少なくなっても、仕事はなくならなかったから |
A.夫だけが働けば、家族みんなが生活できた時代 |
B.今よりも日本の経済が悪くて、女性の仕事がなかった時代 |
C.女性も60歳まで一つの会社に勤めるのが普通だった時代 |
D.男性も女性も、仕事でもらえるお金が少なくなってしまった時代 |
A.家族にお金の心配をさせないために仕事がしたい |
B.子どもが生まれたら、仕事をやめて家の仕事をしたい |
C.夫は、もっとお金がもらえるように頑張ってほしい |
D.仕事が好きなのに、男性のように働けなくて残念だ |
A.外で働くよりも、家の仕事をしたい |
B.家の仕事をするよりも、外で働きたい |
C.女性が外で働けるように、男性は家の仕事を手伝ってほしい |
D.男性は、同じ会社で働く女性をもっと大切にしてほしい |
A.夫が仕事でもらうお金だけでは生活できなくなってきたから |
B.日本の経済が悪くなり、仕事がなくなったりするから |
C.子育てをしながら仕事以外のことで頑張りたいと考える男性が増えるから |
D.若い男性は、自分も家の仕事を手伝うから |
7 . 外来種など人によって持ち込まれた生物も、在来(以往,原有)の生物多様性に影響を与える要因となる。意図的あるいは非意図的に、国外や国内であっても他の地域から人によって持ち込まれた野生生物が、その生物自身のもつ移動能力を超えて、当該地域固有の生態系や生物種に影響を与えることがある。もともと人がある目的のために導入した意図的な例としては、栽培植物、家畜やペット、狩猟対象動物、天敵、餌などで、これらが野外に定着してしまうことがあげられる。人やものの移動に随伴して意図せず運ばれる非意図的な例としては、資材や農林産物、輸送貨物などに付随して、生物が本来の生息地以外に定着をしてしまうことがあげられる。外来種は、導入先の生物相の脅威となっていることすらあり、顕著な例としては、固有種が多く生息する島嶼がわかりやすい。島嶼の生態系は海によって隔離された長い歴史の中で固有の種が分化し、独特の生態系が形成されてきた特徴を持つため、多くの場合、外来種の影響を受けやすいという脆弱性を有している。
では、当該地域固有の生態系や生物種を守るために、我々は外来種をどう扱ったらいいか、それは今から考えるべきことだ。
1.文中の「外来種」について、正しいのはどれか。
A.国外の野生動物のことを指す。 |
B.人によって繁殖される生物を指す。 |
C.当地の生態系などに影響がある。 |
D.意図的に持ち込まれた生物を指す。 |
A.外国から輸入した木材に現地のアリが紛れていて、その場所に住み着いた。 |
B.毎年冬になると渡り鳥が海を渡ってきて、その場所で冬を過ごすようになった。 |
C.人間にとって危険な動物を駆除するために、天敵である動物が輸入された。 |
D.珍しい動物が輸入され、動物園で飼育されることになった。 |
A.外来種が固有種の脅威となる例 |
B.外来種が独特の生態系を形成してきた例 |
C.固有種がその場所に多く生息する例 |
D.固有種が海によって隔離された場所に住む例 |
A.島嶼の生態系は固有種が多く生息しているから |
B.島嶼は独特の生態系が形成されてきて、脆弱だから |
C.海によって隔離されて救助しにくいから |
D.外来種はすべて破壊力が高いから |
A.外来種と当該地域固有の生物の優劣 |
B.当該地域固有の生物が形成された過程 |
C.人間の行動によって生態系などが壊された現象 |
D.これから外来種を処理する方法についての議論 |
8 . 「年」という化け物が一年の最後の日に村に来て、動物や人間を襲うという物語があります。
その「年」は赤い物とか大きい音とかを怖がるそうです。ア、村の人々は赤いものを玄関に飾ったり、一晩中火を燃やしたり、竹を火に投げて大きな音を出したりしました。そうして「年」を追い出しました。それがだんだん変化して、新しい年を迎える現在の習慣になりました。
中国では、旧暦の元日は「立春」と時期が近いので、その日を「春節」と名付けました。「春節」は祝日の中で最も盛大で、1年でいちばんにぎやかに過ごします。新暦は中国人の生活を大きく変えましたが、伝統的な旧暦はわたしたちの生活に影響を与えています。こうして、「春節」は、年越しの文化になって、わたしたちの現在の生活に深く関わっています。
1.文中のアに入れるのに最も適当なものはどれか。A.それから | B.それとも | C.それで | D.それに |
A.「年」は赤い物とか大きい音とかを怖がること。 |
B.化け物は動物や人間を襲うという物語。 |
C.「年」を追い出したこと。 |
D.村の人々は「年」を追い出すために赤いものを飾ったり、火を燃やしたり、大きな音を出したりしたこと。 |
A.「年」は春の時に村に来るので、「春節」と名付けた。 |
B.立春の時に村の人は「年」を追い出したから、「春節」と名付けた。 |
C.旧暦の元日は「立春」と時期が近いので、その日を「春節」と名付けた。 |
D.「年」は春を怖がるから、「春節」と名付けた。 |
A.「春節」はわたしたちの生活に深く関わっている。 |
B.「春節」は新暦の元日だ。 |
C.「春節」は祝日の中で最も盛大ではない。 |
D.「春節」は中国人の生活を大きく変えた。 |
A.村の人はどう「年」を追い出すか分からなかった。 |
B.「年」は何も怖がらないそうだ。 |
C.「春節」は1年でいちばんにぎやかに過ごす。 |
D.今、村の人は毎年「年」を追い出しなければなりません。 |
B:はい、そうです。王さん、どうぞ。(请小王进屋)
A:お邪魔します。
(小王进屋后)
A:ご両親の部屋はどちらですか。
B:この部屋の隣ですよ。
A:そうですか。李さんの部屋はどこですか
B:この小さい部屋です。
A:きれいですね。この白い鞄は誰のですか。
B:それは妹のです。私のはあの黄色いのです。
A:きれいですね。
1.李さんは何人家族ですか。
A.二人家族です。 | B.三人家族です。 | C.四人家族です。 |
A.青いです。 | B.黄色いです。 | C.白いです。 |
A.学校です。 | B.王さんの家です。 | C.李さんの家です。 |
10 . 昨日、私は田中さん、小林さんといっしょにデパートへ行きました。デパートの一階は服売り場です。私は青い服を買いました。小林さんは黄色い服を買いました。その後、小林さんは三階で鉛筆を買いました。田中さんは辞書やノートを買いました。私は帰る時、入り口で花を買いました。ちょっと高いですが、とても好きです。
1.誰が青い服を買いましたか。A.田中さん | B.小林さん | C.私 |
A.三階 | B.服売り場 | C.入り口 |
A.デパートの三階は文房具売り場です。 |
B.田中さんは花が好きです。 |
C.小林さんは鉛筆だけ(仅仅,只)買いました。 |