1 . わたしは、デパートへ行きました。5かいでえい語の本とペンを買いました。本は 1000 円、ペンは 500 円でした。ジョンさんのたんじょうびプレゼントです。それから、 地下 1 階でチョコレートのパンを4つ買いました。 ひとつ 200 円でした。よる、家族で食べました。父は、あまいものを食べませんから、妹に2つあげました。
1.ジョンさんのプレゼントは、いくらですか。A.200 円です。 |
B.500 円です。 |
C.1000 円です。 |
D.1500 円です。 |
A.パン売り場は、1 階です。 |
B.パンは、ぜんぶで 800 円です。 |
C.「わたし」のお父さんは、あまいものが好きです。 |
D.「わたし」は、お母さんと買物に行きました。 |
2 . わたしは、かいしゃいんです。ホテルではたらいています。げつようびが休みで す。きのうは、休みでしたから、午後 2 時から 5 時まで、えいご教室へ行きました。 それ から、いえでえい語のしゅくだいをしました。わたしのかいしゃは、来年、香港にホテル をつくります。わたしは、そこではたらきますから、先月からえい語のべんきょうをしています。
1.きょうは、何曜日ですか。A.にちようび |
B.げつようび |
C.かようび |
D.すいようび |
A.今、学生です。 |
B.にちように、はたらきます。 |
C.先月、香港へ行きました。 |
D.きのう、2 時間えい語をならいました。 |
3 . 私の家は五歳のときから、母と私の二人で暮らしている。それから今まで、母はほぼ毎日、夜遅くまで仕事をしながら私を十三年間一人で育ててきてくれた。
母は休日も忙しく、私は母の作るごはんを食べる回数が少なくなっていった。小学生のころ、遠足でお弁当を持っていくことになっていた。前日の夜も忙しそうに遅くまで帰って来ない母のことが心配になり、お弁当が必要だということを私は母に言えずにいた。母の帰りを待っていたとき、母から一本の電話が入った。
「明日、お弁当に何入れて欲しいか言っていいよ。何でも作ってあげる。」
私はこの母の声を聞いて、今まで言えなかった寂しさと、感謝と、嬉しさがあふれて涙が止まらなかった。
その日の夜、私は母の帰りを待ちながら、母のためのおにぎりをいくつか作った。家に帰ってきた母は目に涙をうかべながら、ありがとうと笑ってくれた。料理が苦手な小学生の私が作ったおにぎりはきっと、塩加減もめちゃくちゃなものだっただろう。それでも母は、おいしい、と繰り返しながら私の作った“(ア)”のおにぎりを嬉しそうに食べてくれた。だから私にとっておにぎりは、特別なものなのだ。
1.文中の説明に合っているのはどれか。A.私が生まれてから、母と暮らしている。 |
B.母は仕事が忙しくて、よく私がお弁当を作る。 |
C.母はずっと一人で私の面倒を見てきた。 |
D.私は母と暮らしていて、もう十三歳になっている。 |
A.母が仕事で遅くまで帰ってこなくて、心配ばかりしていたから。 |
B.小学校はもう弁当を運んでいくことになったから。 |
C.母がまだ帰ってこなくて、もう電話をかけたから。 |
D.母が前日の夜も忙しそうに見えるから。 |
A.母の声を聞いて、無事でよかったと思ったから。 |
B.母が電話をかけてくれたが、私は何も言えなかったから。 |
C.仕事で母の顔も見えなかったし、声も聞こえなかったから。 |
D.ずっと我慢していたが、母の声を聞いてもう我慢できなくなったから。 |
A.疲れた味 | B.ありがとう味 | C.塩からい味 | D.まずい味 |
A.母のことを愛し、心の中に感謝の気持ちがいっぱいだ。 |
B.母はあまりご飯を作らないから、私は初めて作ってみた。 |
C.何度も繰り返して、やっとできあがったおにぎりは母が食べてくれた。 |
D.おにぎりが特別になったのは母がおいしいと言ったからだ。 |
4 . 「アイディア」「サービス」など、英語をもとにした(依据)多くの片仮名言葉に囲まれて、私たちは暮らしています。それなし(没有)では、思いや感じを十分に表すことができないほどです。もとは外国語なのに、日本語となって日本語の表現を豊かにしているこれらの言葉を外来語と言います。その中には、「たばこ」(ボルトガル語)「いくら」(ロシア語)など、遠い昔に日本語に取り入れられ、現在では外国語であることを感じさせないほど、日本語の一部となってしまったものもあります。
今から千六百年以上前に、中国の言葉(漢語)と中国の文字(漢字)が日本に伝わってきました。日本語で「おおうみ」と言っていたものを、中国語では「大海」と言っている――それは、「純粋な」を「ピュアな」と言うような新しさを、当時の人々に感じさせたに違いありません。長い年月を経て、それらは、外国語であることを(ア)ほど日本語の一部となりました。
暮らしの中で使われている言葉の中には、新しい時代の外来語だけでなく、(イ)。
1.文中の「それ」の指すことはどれか。A.英語 | B.片仮名言葉 | C.アイディア | D.サービス |
A.日本語には外来語をたくさん取り入れられ、日本語の一部となった。 |
B.外来語が豊かだが、思いや感じを十分に表すことができない。 |
C.外来語で日本語の表現をしては、その思いや感じがよく分からない。 |
D.英語も日本語の一部となったので、暮らしの中でよく使っている。 |
A.千六百年以上前に中国語を習った気持ち |
B.千六百年以上前に日本に来た気持ち |
C.はじめて中国語を身につけた新鮮感 |
D.日本語を外国語に言い換える新鮮感 |
A.感じている | B.知っている | C.意識させない | D.知らせない |
A.今から取り入れられる外来語もあります。 |
B.古い時代に中国から入ってきた漢語がたくさんあります。 |
C.英語の一部となった外国語がたくさんあります。 |
D.英語や中国語しかいろいろ取り入れられません。 |
5 . 私たちの手は、よく考えると、様々な仕事をしている。(ア)、顔を洗う時は、手で水をすくう。ご飯を食べる時は、茶碗や箸を持つ。(イ)「すくう」「持つ」というのは手の仕事である。
自転車に乗る時は、ハンドルを握る。鉄棒で遊ぶ時にも、鉄棒をしっかり握る。手は「握る」という仕事もしている。
鉛筆を持って字を書く時、反対の手はどうしているだろう。ノートや紙が動かないように押さえている。手は「押さえる」という仕事もしている。
消しゴムを使った後に出るくずは、手で払ってきれいにする。ズボンについた泥も、手で払い落とす。手は「払う」という仕事もしている。
また、手は何もしていないようで、仕事をしていることがある。歩いたり走ったりするのは足の仕事だが、その時手はどうしているか。足の動きに合わせて、自然に手も動かしているだろう。手は、体のつり合いをとるという仕事もしている。
このほかにも、手にはとても大切な仕事がある。
友達を呼ぶ時、「早くいらっしゃい。」と言いながら手を振るだろう。けんかの後で仲直りの握手をするのも、手の仕事である。また、友達と別れる時は、「さようなら」と言いながら手を振るだろう。
このように手をいろいろと動かして、気持ちを相手に伝えるのも、手の大切な仕事なのである。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.そして | B.それで | C.たとえば | D.つまり |
A.その | B.この | C.あの | D.どの |
A.先手をとる | B.落ち着く | C.スピードを増す | D.バランスをとる |
A.ノートをとるとき、ペンを握ったり紙を押さえたりしている。 |
B.友達を呼ぶときや別れるとき、手を振るのも仕事の一つだ。 |
C.手を使って、いろいろなものをきれいにできる。 |
D.よく仕事してたいへん疲れたので、歩くとき、手は何もしない。 |
A.手をいろいろと動かして、日常生活に大切な役割を果たしている。 |
B.友達とけんかの後で握手をしたら、仲直りができる。 |
C.気持ちを相手に伝えたいとき、手を使うだけで十分だから、言わなくてもいい。 |
D.仕事をするとき、手を使っても足を使ってもいい。 |
6 . 子どもたちの日記をAIで解析し、子どもが抱える悩みや不安をできるだけ早期に発見するという対策は、奈良県葛城市が新年度から始めることになりました。新型コロナウイルスの感染拡大で、活動が制限される子どもたちの抱える悩みや不安も重くなってきた。親や教員は子供の気持ちの変化に長く気づかないと、子供は心の病気になってしまうのだ。研究の結果によって、両親がそばにいない子供は普通の子供より消極的に思いやすいそうだ。
もっと自分の子供の考えを理解するため、多くの親たちはこの対策に賛成した。(ア)、「日記は個人的なもので、たとえ親でも許可をもらわなければならない」(イ)と言って、慎重な態度を取る人もたくさんいた。
子供がどうして悩みと不安を抱えるのかについては、奈良県葛城市は分析結果を統計した。家庭の虐待とクラスメートのいじめが一番の理由だった。AIを活用したこうした教育実践は全国でも珍しいことだ。
1.奈良県葛城市が新年度から始めた対策は何ですか。A.新型コロナウイルスの感染拡大をAIで解析すること。 |
B.親や教員は子どもの日記をもらって読むこと。 |
C.悩みや不安を抱える子どもたちの活動を制限すること。 |
D.人工知能を利用して、子供の気持ちの変化を日記から解明すること。 |
A.そして | B.それから | C.しかし | D.しかも |
A.子供の日記を読むには親の許可をもらう必要がある。 |
B.親は子供の日記を読むとき許可をもらわなくてもいい。 |
C.子供の許可がなければその日記を読むのが不適当なことだ。 |
D.親か子供の許可があれば、その日記は読むことができる。 |
A.すばらしい人工知能 | B.AIを活用した教育実践 |
C.不安な子供たち | D.日記を読む対策 |
A.すべての子供の悩みや不安は家庭の虐待とクラスメートのいじめからなのだ。 |
B.奈良県葛城市のようなAIを活用した教育実践は全国で応用している。 |
C.自分の子供をよく理解するために、親はみんな奈良県葛城市の教育実践を賛成した。 |
D.両親がそばにいる子供はそうでない子供ほど消極的に思いやすくない。 |
7 . 最近犬や猫などのペットと一緒に住めるアパートが増えてきています。10年前、この町にはペットと住めるアパートがほとんどありませんでしたが、去年は全部のアパートの半分以上になりました。 ① 、今にも増え続けているそうです。
先月、花田さんと奥さんがこの街のアパートに引っ越してきました。引っ越してから犬2匹と一緒に住んでいます。花田さんは65歳で仕事を辞めてから元気がありませんでしたが、犬と一緒にいて気持ちが明るくなったそうです。奥さんは体が丈夫になりました。引っ越す前は足が悪くて、ほとんど家の中にいましたが、今は毎日犬と一緒に散歩しています。二人は、嫌なことがあっても、可愛い2匹を見ると気持ちが優しくなって、毎日楽しく生活できると言っています。私は今までペットが欲しいと思ったことがありませんでした。ペットは毎日世話が大変です。食べ物やトイレの世話があるし、病気の時は病院につれて行かなければなりません。でも、花田さんの話を聞いて、私もペットと住んでみたいと思いました。
1.10年前、この町のアパートの説明で正しいものはどれですか。A.ペットと一緒に住めるアパートの方が多い |
B.ペットと一緒に住めないアパートの方が多い |
C.どのアパートもペットと一緒に住めない |
D.どんなアパートでもペットと一緒に住める |
A.しかし | B.ながら | C.そして | D.それから |
A.仕事を辞めたので、生活が楽しくなりました |
B.足が悪くて、ほとんど家の中にいます |
C.10年前から犬2匹と一緒に住んでいます |
D.この町に引っ越してから前より体が丈夫になりました |
A.毎日世話が大変です |
B.毎日食べ物やトイレの世話がない |
C.毎日病院につれて行きます |
D.毎日散歩します |
A.ペットの世話が10年前より簡単なったから |
B.ペットと一緒に生活するのは楽しそうですから |
C.ペットと住めるアパートが最近増えてきたから |
D.ペットを見て気持ちが悪くなった |
8 . ( ア )数年、伝染性の風邪などの流行によって、通学や通勤の時マスクをして出掛ける。人が急に増えた。このマスクが、最近とても変わってきていることに驚く。一番驚くのは、マスクの種類が増えたことだ。現在、薬屋やコンビニなどでは、さまざまな形のマスクが売られている。昔はマスクと言えば1種類の決まった形しかなかったのだが、最近は、子供や、顔が小さい女性のためのマスクなど、いくつかの種類がある。また、マスクをするのを嫌がる子供のために、かわいい絵が付いたマスクや、子供が好きな果物の香りの付いたマスクなども作られている。さらに、おしゃれな女性に向けて、化粧が崩れにくい工夫がされたマスクや、色や模様が付いたマスクなども開発されている。これから、どんなマスクが登場するのか、楽しみだ。
1.文中( ア )には何を入れるか 。A.ここ | B.この | C.これ | D.こんな |
A.通勤や通学に便利だから |
B.マスクの種類が増えたから |
C.悪い風邪などが流行したから |
D.マスクをするのがおしゃれだから |
A.女性や子供もマスクをするようになった。 |
B.いろいろな形や大きさのマスクが売られるようになった。 |
C.マスクをすれば、悪い風邪が完全に防げるようになった。 |
D.おしゃれだからという理由でマスクをする人が出てきた。 |
A.種類がたくさんあって、さまざまな形 。 |
B.かわいい絵が付いた形 |
C.果物の香りが付いたもの |
D.1種類の決まった形 |
A.絵や模様が付いたマスク |
B.いい匂いの付いたマフラ |
C.化粧をする時に使うマフラ |
D.今までのものより小さいマスク |
9 . 外国語を勉強している私としては国際結婚というのは「理想」そのものであった。苦労しなくても外国語ができるし、その社会の一員として自然に溶け込めるだろうと思ったからだ。さらに子供もニヶ国語はもちろん、様々な経験を通して国際的な感覚を持つようになると思った。国際結婚についてこれ以上には考えたことがない。
しかし、結婚は現実、思ったとおり甘くいくわけがないだろう。二、三十年問まったく違う環境で育った二人だから、相手の国と自分の国との文化の差を克服するのも大変だと思うし、相手の国の言葉が上手だとしても、自分の細かい気持ちを全部伝えるのは難しいだろう。夫婦の間に気持ちが十分に伝わらないというのも結婚生活のトラブル(纠纷)の原因にもなり得る。そのほかに、歴史も幼い時の思い出も一緒に共感することができないのも寂しい。愛する家族や親しい友達に会いたい時に会えるという人生の楽しみの一部分を放棄せざるを得ない。また、子供にも人と違う目分のことについて悩ませる結果になるかもしれない。結婚は人生をかけた冒険だと思う。国際結婚はもっと(ア)冒険。成功すれば楽しさも二倍、失敗すれば辛さも二倍。
しかし、冒険しないと何もない。そういうわけで、幻想だけでなく、その要にある辛さもしっかり考えた上での国際結婚ならば、また、失敗しても後侮しない自信がある国際結婚ならば反対する理由はないと思う。
1.文中の「思ったとおり甘くいくわけがない」の意味は何か。A.思ったとおりに外国人の結婚相手に会えるのは無理だ。 |
B.外国人は感情は薄くて、結婚しても幸せにはならない。 |
C.国際結婚はいいことばかりではなく、意外や不調和もある。 |
D.国際結婚はいいとしても、それをしたくない人が大勢いる。 |
A.日常の会話や温かい言葉がだんだん少なくなっている。 |
B.相手の国の文化や習慣を尊重しているから、自分の考えが言い出せない。 |
C.夫婦の一方だけ相手の言葉ができて、長い時間その言葉で交流していると、疲れている。 |
D.外国の言葉は難しい技術ですから、やはり自分の話したいことが全部話せない。 |
A.共感 | B.友達 | C.文化の差 | D.言葉の違い |
A.難しい | B.易しい | C.面白い | D.めずらしい |
A.国際結婚は不幸が多いので、できればしないほうがいい。 |
B.国際結婚は理想的なもので、自分にも子供にも有利なほうが多い。 |
C.国際結婚は人生をかける冒険だが、冒険がないと成功もないので、とにかくしてみる。 |
D.国際結婚は利点と不利の点もあるので、心の準備を持っていればその道を選んでもいい。 |
10 . 昔は遠いところへも歩いて行きました。馬や小さい船は使っていましたが、行ける(能去)ところは少なかったです。知っている世界は狭かったです。15世紀には、船で遠くまで行けることになりました。ヨーロッパ(欧洲)の人は船で遠い国へ行って、珍しいものを持って、帰りました。19世紀に、汽車と汽船ができました。おおぜいの人やたくさんの物がここからそこへ運ぶことができました。外国へ行く人も多くなりました。1903年に、ライト兄弟の飛行機が初めて空を飛びました。今は大きくて、速くて、安全な飛行機が世界の空を飛んでいます。1969年に、アメリカの宇宙船が初めて月球に上陸しました。月で青い地球を見ることができました。
次の夢は、だれでも宇宙へ行けるようになるでしょうか。ほかの惑星に住んで、食事や仕事ができるようになるかもしれません(可能)ね。
1.昔の人が知っている世界はなぜ狭かったですか。A.昔の人は歩くことが好きでした。 |
B.馬や船で行けるところは多くなかったです。 |
C.ほかのところはよくなかったですから。行きたくなかったです。 |
D.他の国より自分の国のほうがすきです。 |
A.15世紀 | B.19世紀 | C.1903年 | D.1969年 |
A.登陆 | B.上路 | C.陆地 | D.上升 |
A.人や物が運ぶことができましたから。 | B.小さい船を使っていましたから。 |
C.汽車と汽船を発明しましたから。 | D.飛行機を発明しましたから。 |
A.遠い国へ行くことができます。 |
B.車を使っただけに他の惑星に住むことができます。 |
C.だれでも宇宙へ行くことができません。 |
D.月に住むことができるかもしれません。 |