王明です。その後、お体の具合(身体情况)はいかがですか。
実は、先日、私も病気で倒れました。ひどい風邪で学校を1週間も休みました。( )試験の前なので、試験に参加できるかと心配していました。でも、お母さんは「体が一番大事だ」と言いました。そして、先生も「試験のことや、勉強のことなどは心配要りません」と言いました。それで、( )病気も思ったより早く治ったのです。
田中さん、勉強のことはあまり心配しないでください。病気の時、安静にするのが大事です。軽い音楽を聞いたり、おいしいものを食べたりするのもいいでしょう。お医者さんの言うことを関いてくださいね。
( )
また会うのを楽しみにしています。
王明
1.田中さんはどうしたのですか。
A.学校に行きました | B.お医者さんになりました |
C.病気になりました | D.中国に来ました |
A.たぶん | B.いつも | C.まっすぐ | D.ちょうど |
A.わたしは相談しました | B.わたしは安心しました |
C.わたしは成長しました | D.わたしは休校しました |
A.勉強のことを心配しないこと | B.おいしいものを食べること |
C.医者の話を聞くこと | D.できるだけ運動すること |
A.お体を無理にしてください |
B.お体を親切にしてください |
C.お体を丈夫にしてください |
D.お体を大切にしてください |
2 . 京安高校の生徒の春子さんは、生まれた時から髪が茶色ですが、今は黒く染めています。学校の規則で髪の色は黒と決まっているからです。京安高校は規則が多いです。例えば、スカートは膝までの長さ、靴は革靴などです。服装検査の日があって、規則を破る(违反規则)人は、(①)髪が茶色い春子さんは、先生の命令で家に帰らなければなりませんでした。(②)、春子さんは髪を黒く染めたのです。
なぜこのように多くの規則があるのでしょう。それは、この学校では「外見(外在的服装、容貌)がきちんとしていない人は、きちんとした人間になれない」という考えがあるからです。
(③)本当にそう言えるのでしょうか。実際、いろいろ調べたら、規則が少ない学校では、生徒たちの勉強や生活も全く問題ないそうです。京安高校は学校の規則についてもう一度考えたほうがいいと思います。
1.(①)に入る最も適切な文はとれですか。A.学校に入れます |
B.学校に入れません |
C.学校を出られます |
D.学校を出られません |
A.それで | B.けれども | C.そして | D.また |
A.髪の色は黒いのが普通だから |
B.きちんとした人は外見も大切にしているから |
C.規則がたくさんあるのはいいことだから |
D.規則を守らない人は、勉強ができないから |
A.だから | B.それとも | C.しかし | D.それから |
A.髪を染めないほうがいい |
B.人間はに外見をきちんとしたほうがいい |
C.規則を守る生徒はいい生徒だ |
D.学生にとって本当に必要な規則を決めることが重要だ |
3 . 最近、自転車通勤(骑自行车上下班)を始めた。理由はいくつかある。
まず、朝、自転車で走るのは気分がいい。道が込んでいて、車は少しずつしか動かない。そして、バスの中は人でいっぱいだ。みんなとても大変そうだ。その横を自転車で走るのは①とても気持ちがいい。
それに、仕事ではいつもバソコンを見ていて、何時間も椅子に座っている。自転車に乗れば、運動にもなる。また、遠くの景色も見られ、目の疲れも取れる。
だが、レンタサイクルのチェーン店(出租自行车的连锁店)が家と会社のそばにできたことが大きい。どの店でも借りたり返したりできる。( )、家のそばで乗って会社のそばで返せるのだ。私の家は坂(高坡)の上にある。前から自転車通動をしたいと思っていたが、仕事で疲れた後、帰り道に坂を上ることについて考えると、気が進まなくなってしまった(没兴致)。今はその心配がなくなった。( )。
1.①「とても気持ちがいい」とありますが、それはなぜですか。A.会社に早く着くので、早く仕事を始められるから |
B.バスや車と違って、通動の大変さがないから |
C.自転車からバスの中の様子がよく見えるから |
D.走りながらきれいな景色が見られるから |
A.長い時間パソコンを使う仕事 |
B.レンタサイクル(出租自行车)の店の仕事 |
C.1日中体を動かしている仕事 |
D.自転車でものを運ぶ仕事 |
A.自転車に乗るのは気持ちがいいから |
B.仕事に遅刻しなくなるから |
C.体を動かすことができて健康にいいから |
D.仕事の帰り道に自伝車で坂を上る必要がないから |
A.しかし |
B.だから |
C.それから |
D.そして |
A.これから自転車通動をやめようと思う |
B.これから自転車通勤を楽しもうと思う |
C.これから自転車通勤について悩もうと思う |
D.これから自転車通動について述べようと思う |
4 . 私は大学生で、文学部で勉強しています。今、残念に思っていろことがあります。大学入学後、病院ボランティアの部活に入って、病気の人と話す機会が増えました。( )、健康のことについてもっと学びたくなりました。でも、文学部では病気や体のことについて学べる授業がありません。
私が文学部への進学を決めたのは、高校1年生の時でした。私の高校では、1年生の秋に文系に進むか理系に進むかを決めます。私は数学が苦手でしたが、子供のころから読書が好きでした。それで、文学部に行こうと決めて、2年生からは文系の勉強が中心になりました。
もちろん、大学は専門的な勉強をする場所で、文学部の私が文学だけ勉強するのは仕方ないでしょう。でも、人の興味はどんどん変わっていくものです。大学時代は勉強だけに集中できる大切な時間です。( )、もっと専門以外の勉強ができる機会があればいいと思います。
1.「残念に思っていること」はどのようなことですか。A.大学の学部を決める時、文学部を選んでしまったこと |
B.ボランティアの部活に入ってしまったこと |
C.ボランティアで忙しくて文学の勉強ができないこと |
D.病気や体のことについての授業が受けられないこと |
A.しかし | B.それで | C.または | D.でも |
A.国語や社会の勉強がしたかったから |
B.理系の勉強をしたことがなかったから |
C.小さい時から本を読むことが好きだったから |
D.高校に入学した時から文学部に行きたかったから |
A.だから | B.すると | C.けれども | D.そこで |
A.大学ではいろいろな勉強ができる機会を増やすべきだ |
B.高校を卒業してから、文系か理系かを決めるべきだ |
C.大学生になってから、もっと勉強をするべきだ |
D.文学部なら、病気や体のことをしっかり学ぶべきだ |
5 . 私はちょうど20歳の時に、日本に来ました。当時の私は「おはようございます」「こんにちは」など、挨拶程度の日本語しかできませんでした。だから、しばらく外に出るのがとても怖く、ずっと家の中にいて、朝から、晩までテレビばかり見て毎日を過ごしていました。
だんだん日本の生活に慣れてきた頃、看護師として働いてみないかと言われました。私は子供の頃から、看護師になるのが夢で、そんな私の気持ちをよく理解してくれている叔父さんからの話でした。私はあまりにも急な話で、すぐには答えることができませんでした。実は当時の私が迷っていた本当の理由は言葉の問題でした。
しかし、これは看護師になるいい機会ですから、私は心配しながら病院で働き始めました。絶対にやっていこうという気持ちで努力しましたが、看護師という仕事に完全に慣れるまでには、とても時間が掛かりました。ポケットにいつも電子辞書を入れて仕事をする毎日が続きました。
今でも、はっきり覚えていますが、それは、自分がやっと立派な日本語の会話ができたと思えた日のことです。仕事が終わって、寮に戻り、嬉しさのあまり、とうとう大きな声で泣いてしまいました。嬉しくて涙が止まりませんでした。私は立派に日本語が話せた嬉しさで胸がいっぱいでした。そして、これからも、頑張っていこうと思いました。日本で看護師として働いたことはいつまでも忘れない思い出として残るでしょう。
1.「ずっと家の中にいて」とあるが、その理由は次のどれか。A.日本に来たばかりだから |
B.日本のことは詳しくないから |
C.日本語はちょっとしかできないから |
D.日本のテレビ番組を見るのが大好きだから |
A.電子辞書は軽いから |
B.まだ仕事が完全に慣れなくて、仕事中でも電子辞書を使うから |
C.電子辞書は高いから |
D.電子辞書を大切にしたいから |
A.もう日本に慣れたこと |
B.看護師になったこと |
C.日本語でうまく話すことができると感じた日のこと |
D.病院の仕事はもう慣れたこと |
A.看護師としての仕事 |
B.日本の病院での仕事のこと |
C.日本での生活 |
D.日本語の勉強と私の努力 |
A.看護師になることは私の夢です |
B.日本の病院での仕事は苦しいです |
C.努力すれば、夢が実現できます |
D.日本語の学習は絶対必要です |
中国では、成功へのカギは教育にあるという考えが根強い。貧しい学生であっても、他国が羨むような好成績を上げており、教育に(ア)中国の社会状況を表しているとみられている。
「学校で良い成績を取れるのはなぜ?」という質問に対し、各国の生徒の回答は大きく異なる。北米の生徒は「生まれつき数学の才能があるから」「生まれつきこの方面の才能がないから」と、運を理由にすることが多い。ヨーロッパでは、「父親が配管工だから、自分も配管工をする」と、「社会的遺伝」に基づいた回答をする。一方中国では、90%以上の生徒が「全力を尽くすかどうかにかかっている。一生懸命勉強すれば成功できる」と回答する。彼らは責任を受け入れ、困難を克服する覚悟を持っている。自分自身を「運命の主人」として、決して制度の(イ)。
1.中国に強い関心を持っている理由として、最も適当なものは次のどれか。A.中国の生徒が勉強に全力を尽くしている。 |
B.中国の経済や政治や教育などが発展している。 |
C.中国の生徒の成績は他のどの国よりもいい。 |
D.中国の教育制度がすべての国より優れている。 |
A.想像力の貧しい学生 |
B.知識が貧しい学生 |
C.家庭が経済的にかなり余裕がない学生 |
D.貧しい農家に生まれた学生 |
A.力を入れる | B.力を増す | C.力を出す | D.力を集中する |
A.「運命の主人」は自分自身である。 |
B.運命を決めることは制度のことであると思う。 |
C.運命を変える術は一生懸命努力することである。 |
D.自分が変わなければ運命が変わらない。 |
A.わけにすることはない |
B.理由にすることはない |
C.ためにすることはない |
D.せいにすることはない |
7 . 現代は、①時間がどんどん加速されていると言われています。何事にも「早く、早く」と急がされ、時間と競争するかのように忙しさに追われています。いつも同じ速さで時間が流れているはずなのに、時間の間隔が短くなったような気分で追い立てられているためでしょう。それを『モモ』という作品の中で②時間どろぼうと呼びました。ゆっくり花を見たり音楽を楽しんだりする、そんなゆったりした時間が盗まれていく、という話でした。いつも何かしていないと気が落ち着かない、現代人はそんなふうになっています。
その一つの原因は、世の中が便利になり、能率的になって、より早く仕事を終えることがより優れていると評価されるようになっているためだと思われます。人々は競争が激しくなって、他人より早くしなければ負けてしまうという恐れを心に抱くようになりました。③時間は金なりとなってしまったのです。
( ア )、それでは心が貧しくなってしまいそうです。何も考えずに、決められたことをしている人生が楽しいはずがありません。ゆっくり歩くからこそ、道端に咲く花に気づいて、きれいな夕日を楽しむ気分になれるのです。私たちは、もっとゆったりした時間を生きる必要がありそうですね。1.文中に①「時間がどんどん加速されている」とあるが、その意味は何ですか。
A.仕事能率が上がって、仕事の時間が短くなっている |
B.技術の進歩によって、仕事の時間が短くなっている |
C.仕事などで忙しいから、時間が短く感じられる |
D.花を見たり音楽を聞いたりして、時間が短く感じられる |
A.仕事をする時間が盗まれた | B.友達と旅行する時間が盗まれた |
C.コンサートへ行く時間が盗まれた | D.夕日を楽しむ時間が盗まれた |
A.何もしないと心が貧しくなってしまう |
B.早く何かを終えないと他人に負けてしまう |
C.時間が駄目に流れると人生を楽しめない |
D.早く仕事を終えるとお金がいっぱい稼げる |
A.あるいは | B.しかし | C.それから | D.しかも |
A.どんなに忙しくても、ゆったりした時間を過ごした方がいい |
B.時間は貴重なので、休むときにも効率的に過ごした方がいい |
C.何も考えずに、決められたことをしている人生の方が楽しい |
D.人との競争に勝つために、時間をもっと有効的に過ごした方がいい |
8 . アンさん、こんにちは。お元気ですか。
今も前と同じ会社で仕事をしていますか。毎日いそがしいですか。アンさんが3月に国へ帰りました。へやは今だれも使っていません。父も母もよくアンさんのことを話しています。私もアンさんにいただいた人形を見て、楽しかったときのことを思い出しています。そして、アンさんに教えていただいたケーキをときどき作っています。
私は4月に高校生になりました。高校は家から遠いので、電車に乗って通わなければなりません。1時間もかかるので、少したいへんです。勉強はまだそれほどむずかしくありません。高校でもバスケットボールを続けています。新しい友だちがたくさんできました。
おととい、アンさんといっしょに行ったこうえんへ高校の友だちと行きました。いろいろな花がさいていて、とてもきれいでした。そのときに友だちと撮った写真をいっしょに送ります。
それでは、また手紙を書きます。
5月17日
さとう まりこ
1.アンさんは日本へ来るまえに、何をしていましたか。A.会社で働いていました。 |
B.店でケーキを作っていました。 |
C.人形を作っていました。 |
D.高校に通っていました。 |
A.アンさん | B.高校の友だち |
C.大学の友だち | D.小学校の友だち |
A.まりこさんは今友だちがあまりいません。 |
B.まりこさんは高校へ行くのに時間がかかります。 |
C.まりこさんは今勉強がむずかしくてたいへんです。 |
D.まりこさんは高校に入ってからバスケットボールをはじめました。 |
A.まりこさんがとったアンさんの写真 |
B.まりこさんとりょうしんの写真 |
C.まりこさんと友だちの写真 |
D.まりこさんの高校の写真 |
A.まりこさんはもう大学生です。 |
B.アンさんは今日本にいます。 |
C.アンさんは国へ帰るまえに、まりこさんのうちに住んでいました。 |
D.まりこさんはケーキがきらいです。 |
9 . ある日、私が1人でレストランでご飯を食べていると、となりに座っている人が話しかけてきました。その人は私に「服をどこで買っていますか」と聞いたので、私は自分が好きな店をいくつか教えました。
どうして、はじめて会った人に、そんたことを聞いたのでしょう。その人は、病気で薬を飲み始めてから太ってしまったと言いました。今までの服が着られなくなったので、困っていたのだそうです。私を見て、自分と(ア)サイズではないかと思ったそうです。
それを聞いて、私は少し悲しくなりました。私は太って見えるのでしょうか。残念です。でも、その人は「あなたはセンスがいいですね」とほめてくれました。私がすてきな服を着ているので、どの店か知りたかったと言いました。私は気分がよくなりました
私は,「インターネットでも服を買うことができますよ」と言いました。その人は、「どうやればいいですか」と聞くので、私は、それを説明してあげました。パソコンやスマートフオンを見ながら説明したのではないから、その人が本当に分かったかどうか、ちょっと心配です
1.となりに座っている人は、なぜ困ったか。
A.太ってしまって、友達をつくりにくくなったから |
B.太ってしまって、家にある服が着られなくなったから |
C.太ってしまって、自分のサイズが分からなくなったから |
A.同じ | B.同じの | C.同じな |
A.自分が太っていると思われたから |
B.自分がなんでも教える人に見られたから |
C.自分の服のサイズが大きすぎると言われたから |
A.私が親切な人だと思ったから |
B.私が着ている服がいいと思ったから |
C.私がたくさん店を知っていると思ったから |
10 . 「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がある。一人で考えても分からなかったのに、何人かで考えてみるとよく分かるようになるということである。今まで、そういう経験をした人も少なくないだろう。普段、私たちは自分の目の高さから物事を見ている。そして、自分以外の人も自分と同じように物事を見て、考えていると思い込みがち(容易自认为)である。しかし、実際はそうではない。同一の物事についても、全く正反対の見方がなされることさえある。このような違いに気づき、お互いに考えを出し合い、深めていくことで「文殊の知恵」がまとまっていくのである。
集団で考える際に、意見が対立することは珍しくない。たとえば、文化祭のクラス参加企画をどうするかを決める場合などである。A さんは、学校の近くの古墳について調査発表をしたいと言う。一方、Bさんは演劇をやりたいと言う。この場合、クラスとして両方をすることはできないので、どちらか一つに決めなければならない。ここですべきことは、安易な人気投票ではなく、きちんとディスカッションすることである。
「何のために討論をするのか」『新編国語総合』
1.「自分の目の高さ」とあるが、ここではどういう意味か。A.自分の身長が高い | B.自分なりの見方 |
C.見下ろすこと | D.上から目線 |
A.違う物事に対して異なる見方を持つ。 |
B.同じ物事に対して異なる見方を持つ。 |
C.自分以外の人は自分と異なる意見を持つ。 |
D.お互いに異なる意見を持ち、考えている。 |
A.相手の意見を否定する。 | B.相手の意見に合わせる。 |
C.自分の意見を強調する。 | D.意見を出し合うことで深める。 |
A.しかし | B.それに対して | C.そして | D.その代わり |
A.多数決で決める | B.言い合う | C.喧嘩する | D.討論 |