1 . ネットショッピングのメリット(ア)、場所や時間に制限されずに買い物ができることや、商品価格が店頭販売よりも安いことが多いこと、外出せずに買い物が可能なことが挙げられます。これらのメリットを活かして、快適で便利なショッピング体験を楽しめます。
(イ)、ネットショッピングでは商品を実際に手に取って確認することはできません。画面上で見たイメージや説明文で判断する必要があります。色味や素材感、サイズ感などを正確に把握することは難しいため、実物とは異なる印象を受けることがあるかもしれません。そのため、ネットショッピングでは事前に十分な情報を入手することが大切です。
また、ネットショッピングでは商品を購入してから実際に届くまでに時間がかかることがあります。特に遠隔地や国外からの発送の場合は、配送までに数日以上かかることもあります。
このため、急ぎの場合や早く商品を手に入れたい場合は、実店舗での購入が適しているかもしれません。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適切なものはどれか。A.として | B.について | C.といっても | D.にとって |
A.または | B.ところで | C.しかし | D.たとえば |
A.商品に関する情報 | B.価格に関する情報 |
C.店舗に関する情報 | D.配送に関する情報 |
A.値段が安いこと | B.実際に商品が確認できること |
C.快適で便利であること | D.店舗が近くてすぐ行けること |
A.近くの店舗に求めの商品がないため | B.実際に商品が認できないため |
C.商品が手に入るまで時間がかかるため | D.十分な情報が得られないため |
2 . 最近、同期入社50周年の会合があった。同じ会社1( )一度も同じ職場で働いたことのない者もいれば、同じ職場で何度も働いたことのある者もいる。中には、同じ職場で上司・部下の関係になった者もいる。このような仲間が50年振り2( )集まったのである。40名余り集まってみて、まずお互いの戸惑いは、名前と顔が一致しないことである。50年前一ヶ月近く合宿生活を送ったとはいえ3( )、その後会ったことのない人もいて、名前を思い出すのに苦労をした。
次に、戸惑ったのは、その名をどのように4( )。呼び捨て(直呼其名)にするか、「君」付けにするか、「さん」付けにするか。「さん」付けが一番無難そうである。しかし、一人を「さん」付けにして呼ぶと、他の人を呼び捨てにしたり、「君」付けにしたりするのも、なにか差別のようで5( )。しかも、親しい仲間を「さん」けで呼ぶと、なにか白々しい。どうして、「さん」付けがよそよそしく、「君」付けが親しさを感じさせるのだろうか。それは、日本語の慣行であり、そのように決まってきたのだ6( )大方の言語学の先生方のお答えだろう。では、どうして、そのように決まってきたのか。「君」というのは、元来、君主、御主人という意味で、親しいなどとは恐れ多い。なのに、ナゼ、親しい仲間を「君」付けにする慣行が定着したのか。従来の言語学には明確な答えばない。
「さん」と「君」の違いを語感から考えると、ここ7( )は、音素‘S'と‘K’の距離感の違いがある。‘K’を発声するときの調音点は口の奥・ノドにあり、‘S'の調音点は口の出口近くにある。8( )、‘S'には流れ出るイメージがある。自分の中心にある。のが‘K'で、逆に離れていくイメージが‘S'である。ごこから日本の先祖は、手の届くものを、‘KoRe’といい、手の届かないものを‘SoRe’という9( )。‘KoKo',‘SoKo'も(Ko-No'‘SoNo'も同じ感覚である。「君」と「さん」は、他の音素も違うが、語頭の‘K'と‘S’の違いが効いて、我々は‘君(KuN)’の‘K’に近さ、親しさを、そして、‘さん(SaN)’の‘S’に距離感を無意識に感じてしまうのである。それに、母音‘u'も母音‘a’よりも近い。‘u'はうちうちのイメージがあり、‘a’には10( )なイメージがある。
「さん」は「様」の崩れたもの。そして、もっと崩れて‘ちゃん’が出来た。‘ちゃん”は‘さん’の幼児言葉から出来たのだろう。さん’とはっきり発声できない幼児は‘タンという。この‘タン’が拗音化したのが‘ちゃん’である。
1.( )A.というのは | B.といえば | C.とはいえ | D.としても |
A.に | B.で | C.も | D.と |
A.こと | B.ことに | C.もの | D.ものの |
A.呼ぶの | B.呼ぶこと | C.呼ぶか | D.呼ぶ |
A.気に障る | B.気に入る | C.気になる | D.気にする |
A.というのは | B.というのが | C.というと | D.といっても |
A.に | B.で | C.から | D.まで |
A.むしろ | B.ただし | C.しかも | D.それで |
A.ことにした | B.ことになった | C.ようにした | D.ようになった |
A.スペース | B.マスコミ | C.オープン | D.オーバー |
3 . もうすぐ桜の季節だ。温暖化の影響 41 、近年は開花が平年より早いケースが増えている。埼玉県内の桜の名所で 42 イベントでは、開始日を前倒し(提前)にする例が相次いでいる。
坂戸市の北浅羽桜堤公園では9日に「坂戸にっさい桜まつり」が開幕した。コロナ禍の影響で、近年中止 43 しまった祭りだ。前回の2019年は3月中旬に始まったが、今回は1週間前倒しした。それは最近開花が「3月上旬」に早まっている 44 だ。
今年の開花は4日だった。ただ、3月に入ってから2度も雪が降り、思った 45 花が早く咲かなかった。満開は最終日の17日よりも前に迎くえる 46 予想している。
気象情報会社「ウェザーニューズ」によると、桜の花芽は気温が高い夏から秋 47 作られ、晩秋から初冬まで休眠になる。その後、真冬の厳しい 48 にさらされると花芽が目覚め、春に向けて暖かくなって 49 と再び成長して花が咲く。
ニュースによると、近年は暖冬の影響で、開花日は平年より早いところが全国的に多い 50 。今年の予想は、東京都心が20日、埼玉県熊谷市が 24 日、群馬県前橋市が 25 日、栃木県宇都宮市が26日、いずれも平年より3~4日早いらしい。
1.( )A.で | B.に | C.が | D.から |
A.行う | B.行われる | C.行く | D.行かれる |
A.がして | B.になって | C.がした | D.になった |
A.ので | B.おかげ | C.から | D.こそ |
A.さえ | B.くらい | C.ほど | D.より |
A.に | B.と | C.を | D.が |
A.において | B.に対して | C.について | D.にかけて |
A.寒い | B.冷たさ | C.寒さ | D.冷たい |
A.くる | B.おく | C.しまう | D.いる |
A.ことだから | B.ことだ | C.ことになる | D.ということだ |
4 . 「何」の発音は、どういう時に「なに」で、どういう時に「なん」になるのでしょうか。私はこの問題について、「日本語大辞書」を調べて整理してみました。不正確なところもあるかもしれませんが、ご参考ほどご指摘をお願いします。
まず、漢字では(ア)でも「何」と書けます。例えば、「あなたは何(なに)を食べますか」「これは(なん)といいますか」。また、一般的には「なに」といいます。その次、「何」は、「だ、です、で、と、の」などに続くときに、普通は「なん」と読みます。例えば、「これは何(なん)ですか」「何(なん)で会社をやめるの」「何(なん)のために」とかたくさん使われているでしょう。それから、助数詞の前の場合だと、基本的に「なん」になります。(答えの場合に「何」の部分が数字に置き換えます)でも、「助数詞」に似ていますが、異なるもの(「なんの」「なんという」「どんな」の意味で用いられる場合)の前は基本的に「なに」となります。(答えの場合に、「何」の部分が具体的な名詞に置き換えます)例えば、「何県(なにけん)ですか」「何色(なにいろ)ですか」とか、ただ、例外もあります。例えば、何曜日は「なんようび」となります。
1.文中に「この問題」とあるが、何の問題か。A.不正確なところ | B.日本語大辞書の間違い |
C.「何」をどう読むのか | D.漢字の書き方 |
A.こちら | B.どちら | C.そちら | D.あちら |
A.これは何ですか。 | B.朝ご飯は何にしましたか。 |
C.明日は何曜日ですか。 | D.リンゴは何個ありますか。 |
A.この説明は筆者のまとめたもので、間違ったところがあるかもしれない。 |
B.「何」は、「だ、です、で、と、の」などに続くときに、普通は「なん」と読む。 |
C.助数詞の前の場合だと、基本的に「なん」になる。 |
D.「助数詞」に似ているが、異なるものの前も「なん」となる。 |
A.「なん」の使い方 | B.「なに」の使い方 |
C.「何」の使い方 | D.「助数詞」の使い方 |
5 . 移動手段は観光において基本的な要素である。そのため、有機的なネットワークが形成されていくことが望ましい。それは空港、鉄道、バス、タクシーなどが一体となって、人々の円滑な移動を保障していくことである。加えて、乗換えの場となる駅舎の快適性・利便性の向上なども求められるだろう。
今後、交通は陸・海・空を問わず、より一層の技術革新により、移動スピードの高速化が実現するのであろう。その結果、地球は狭くなり、より短い時間での移動が可能になる。しかし、こうした交通の近代化のみが、必ずしも観光地や旅行者の満足度を高めるとは限らない。旅の満足感は、「秘境や山間の一軒宿」などのように、苦労して訪れることで初めて得られる「(ア)」なども影響すると考えられる。同時に、容易に訪れることができることで、訪れたい人にとって、観光地の価値が落ちてしまうことや、保護すべき環境に対する過度な負担を強いる要因にもなってしまう。その意味においては、近代交通の発達は、観光の振興に貢献したと捉えられても、細部に至っては、必ずしも味わい深い旅を演出するものではないため、観光地へのアプローチ(接近)方法やその効果については、慎重に検討することが必要である。そこでは、常に移動する主体である「人間」の視点や、影響を受ける観光地の環境や文化なども考慮した交通体系を考えていくことが求められるのである。
1.文中の「直機的なネットワーク」とは、何か。A.各交通機関が競い合って人々に流れるような移動を保障する仕組み |
B.各交通機関が独自に人々を移動させる仕組み |
C.各交通機関が連携して人々の移動を支える仕組み |
D.全交通機関が集まって一つの組織となり、大々的な移動を支える仕組み |
A.交通ネットワークが形成されたことで実現する。 |
B.旅行者の満足度を高めたことで実現する。 |
C.交通の技術が革新されたことで実現する。 |
D.苦労して利用できる交通体系が形成されたことで実現する。 |
A.孤独感 | B.達成感 | C.使命感 | D.優越感 |
A.観光地の価値が落ちてしまうこと |
B.保護すべき環境に対する過度な負担のこと |
C.味わい深い旅が演出できるわけではないこと |
D.旅の満足感が得られること |
A.交通の近代化は観光地や観光客にとって、よい影響だけを及ぼしているとは限らない。 |
B.観光客が短時間で移動できるよう、よりスピードの速い移動手段を用意する必要がある。 |
C.より多くの観光客を呼び込むため、交通が未発達な地域の交通機関を整備する必要がある。 |
D.観光地の環境や文化を保護するため、これ以上交通を発達させるべきではない。 |
6 . 先日、2年ぶりに友人と会ってご飯を食べました。彼女は高校時代の友達で、大学も一緒に過ごした青春時代の親友です。大学を卒業して以来、仕事が忙しくて会えていませんでしたが、久しぶりに会った友人はどこか雰囲気が変わっていました。よく見ると、薬指に指輪をしていました。(ア)、友人はほおを赤らめながら嬉しそうに結婚したことを報告してきたのです。そのことはとても嬉しかったので一緒に喜んでいると、友人は、はっとした表情をして、急に「ごめん、気づかなくて。」と謝ってきました。なんのことかと思えば、彼女は私の薬指を見ていました。私は以前まで薬指に指輪をしていたのですが、今日は外していました。友人はきっと私が離婚したと思ったのでしょう。私は笑いながら、「仕事で指輪ができないから指輪をしていないのよ。」と答えました。すると、友人はほっとした表情を見せました。
その時、私は指輪一つでその人の人生を想像させることが可能なことを知りました。指輪は、ただのアクセサリーではないようです。
1.文中の「雰囲気が変わっていました」とはなぜそう思ったのか。」A.いつもより多くご飯を食べていたから |
B.2年ぶりに会って、成長していたから |
C.髪を切って見た目が変わっていたから |
D.結婚をして指輪をはめていたから |
A.つまり | B.とりあえず | C.しかし | D.そして |
A.久しぶりに友人と会えたこと |
B.友人とご飯を一緒に食べたこと |
C.久しぶりにあった友人が結婚したこと |
D.友人が高い指輪を自分で買ったこと |
A.友人は「私」が離婚したのに結婚したことを報告してしまったと思ったから |
B.友人は「私」が指輪を無くしたことを知っていたので、気をつかったから |
C.友人は「私」が結婚をしていないのに、結婚を自慢してしまったと思ったから |
D.友人は「私」の男友達と結婚したので、それを後ろめたいと思った(认为亏心)から |
A.感動 | B.安心 | C.満足 | D.歓喜 |
7 . 私の少年時代は、自然の中で小さい子供も年上の子供も一緒に群れて遊んでいた。これは(ア)1950年代半ばまでは日本ではごく普通に見られた日常の光景だった。子供が群れるのは一つの自然なのだ。
群れただけでなく、自分たちで遊びや喧嘩のルールを決めるなど、大人に干渉されない子供だけの自立した世界を作り上げていた。そこでの生活を通して、子供は生きていく上で大事な社会性を身に付けてきたわけだ。(イ)、高度成長を経て、子供を取り巻く環境がすっかり人工的になってしまった。自然が壊されて、身近にいた動物や昆虫、植物がいなくなっただけでなく、核家族と少子化が進み、「群れる」という子供の内なる自然まで失われたのだ。
家族や兄弟の少ない子供たちは、物余りと情報過多、そして、競争社会の中で、塾や習い事に忙しく追われ、家の中に閉じこもってゲームをしたり、テレビを見て過ごしたりしている。かってのように異年齢の子が群れて遊ばなくなったために、人生で一番重要な社会性を育む機会のないままに大きくなってしまうところに、今の教育の深刻な問題の要因があるように思う。
もはや自然発生的に群れて遊ぶことは無理である以上、大人が群れる場を仕掛けていくしかない。教育の現場では、すでにそれに気づいているところもあるようだ。例えば、小学校では、同級生だけで遠足に行くのをやめて、1年から6年までの小集団単位で行くとか、給食のときには、一つのテーブルに1年から6年までが一緒に座り、6年生の子が箸の持ち方を教えたり、「後片付け!」と指導したりする。上の子が言うほうが先生が言うよりずっと効果がある。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.私に限ったことで | B.私に限ったことではなくて |
C.子供に限ったことで | D.子供に限ったことではなくて |
A.しかし | B.たとえば | C.また | D.ところで |
A.子供の身近にいる動物や昆虫や植物のこと |
B.大人に干渉されない子供だけの自立した世界を作り上げること |
C.家で1人でゲームをしたり、テレビを見たりする子供の集中力のこと |
D.塾や習い事に通い、ほかの子供に負けたくないと言う競争意識のこと |
A.今の子供が昔のように群れて遊ぶ事は無理であること |
B.核家族、少子化は子供の教育に深刻な問題をもたらすこと |
C.大人になると、社会性を身に付ける機会がなくなってしまうこと |
D.大人が子供の群れる場を作ってあげなければならないこと |
A.先生は言わないで上の子が指導するというルールを先生が作ったから |
B.小集団の遠足に先生は行かないので、上の子が指導しなければならないから |
C.違う年齢の子がいる子供社会では上の子の教えを聞くのがルールだから |
D.上の子は塾や習い事に忙しく、早くしないと次のことができないから |
8 . 今はまだ、コンピューターは人間が命令しないと動きません。① 将来はコンピューターが自分で考えて動くようになるでしょう。②この技術を使ってロボットを作る計画があります。現在、ロボットだけのサッカーチームを作って、人間と試合をするという研究が進められています。2050年までには、人間のチームに勝てる、強いロボットのサッカーチームができるそうです。
ロボットは、サッカーだけでなく、③ほかのこともできるようになります。ロボットは、例えば火事や海の中など、人間には行きにくい場所に行くごとができるようになります。そして、人間を助けたり資源を探したりすることもできるようになるでしょう。また、将来は、どこの家もロボットを持つようになるでしょう。料理を作るロボット、掃除をするロボット、買い物をするロボットなどができるでしょう。人間の仕事をロボットがするようになったら、人間は何をしたらいいのでしょう。未来の人間にとって、自分が何をするかを考えることが、一番たいへんな仕事になるかも知れません。
1.文中の① には何を入れますか.A.それから | B.しかし |
C.それでは | D.しかも |
A.ロボットが人間と試合をする技術 |
B.コンピューターが人間を助ける技術 |
C.コンピューターが自分で考えて動く技術 |
D.ロボットが料理する技術 |
A.火事や海の中など、人間には行けない場所に行く |
B.人間のために、資源を作ったり、試合をしたりする |
C.人間の代わりに、自分が何をするかを考える |
D.人間のために、どんなことでもやってくれる |
A.もつといいロボットを研究すること |
B.ロボットに自分が何をしたらいいかを考えさせること |
C.ロボットにもつと多くの仕事をさせること |
D.自分が何をしたらいいかを考えること |
A.今のロボットは人間の命令通りに動く |
B.現在のロボットチームは人間と試合できる |
C.未来のロボットは人間に色々なことをしてくれることができる |
D.ロボットが色々なことをしてくれても、人間は自分で考えることが必要だ |
9 . 肥料メーカーの多木化学(兵庫県加古川市)の株価が、2018年一時的に急騰した(暴涨)ってこと知っている?急騰の理由は、バカマツタケ(傻松茸)の完全人工栽培に成功したそうだ。季節を選ばず大量栽培の道が開けたというので、投資家は飛びついたのだろう。バカマツタケが株価を大きく動かしたのだ。
バカマツタケはマツタケ(松茸)の近縁種。名前だけに、マツタケより劣るように思いがちだが、実は姿もよく似ているうえに、味と香りはこちらの方が美味しくて強いと言われるキノコ(蘑菇)である。別名が早松であるように、マツタケより早く8~9月に発生することから名に「バカ」がついてしまった。なお、生えるのは、松林ではなく、ミズナラ(水栎)やコナラ(枹栎)などの広葉樹林に多い。分布は全国ながら、あまり見つからないので、マイナー(小品种)なキノコ扱いでほとんど市場に出回っていない。マツタケの人工栽培がなかなか成功しない中、バカマツタケの方が環境に適応しやすいから、栽培もしやすいのではないかと注目する研究者はいた。
実は2017年奈良県森林技術センターが、人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて発生させることに成功している。これがバカマツタケ栽培の第1号で、2018年も継続発生させて実用化に一歩近づけた。ところが多木化学は、これとはまったく違う手法をとったのである。というのは、木屑などによる人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結させたのだ。これは画期的なことで、キノコ栽培の常識を覆す(颠覆)大発明かもしれない。
1.なぜ多木化学の株価が一時的に急に上がったか。A.バカマツタケは急に大人気になったから |
B.バカマツタケは市場を大きく動かしたから |
C.バカマツタケは完全人工栽培できるようになったから |
D.バカマツタケの味は人工栽培のおかげで美味しくなったから |
A.バカマツタケの方 | B.マツタケの方 | C.バカキノコの方 | D.筆者の方 |
A.マツタケは全国に分布しているが、あまり人に好まれていないから |
B.バカマツタケは全国に分布しているが、あまり見つからないから |
C.バカマツタケは全国に分布して、市場を出される前に食べられちゃったから |
D.マツタケは全国に分布して、違法なものだから |
A.この二つは名前だけ似ていて、実際にはあまり関係がない。 |
B.マツタケより、バカマツタケのほうが劣る。 |
C.マツタケは8~9月に発生するが、バカマツタケは10月ぐらい発生する。 |
D.バカマツタケはマツタケより環境に適応しやすい。 |
A.自然にある菌をある樹木に植え付けられて発生したもの |
B.室内環境で人工栽培されたバカマツタケ |
C.人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けられて発生したもの |
D.人工培養の菌は木屑などによる人工培地で発生したもの |
10 . 間接的にでも政治的な活動をしている若者が増えているという。彼らはどんな動機で政治活動を始めたのだろうか。たずねてみると、「ほかの人と関わりを持ちたいから」という答えがよく返ってくる。人との関わりを求めて政治活動をするのかと、一瞬驚いたが、考えてみれば驚くことではなさそうだ。地域共同体の力が強かった時代は、地域の人との関わりを強制される面があり、自分から人と関わりを持とうとすることはあまりなかった。しかし、今は違う。
また、「趣味やボランティア活動の延長で、政治に出会った」という話も聞く。日常の仕事から離れてサークル活動やボランティア活動をする中で政治に出会い、自然な流れでその活動に入っていったというケースだ。
以上は、仕事以外の生きがいを求めて政治に目を向けた例といえるだろう。
(ア)、「就職先として政治の場を選んだ」というケースもある。政治家の公的な秘書、その秘書が雇う人、事務所の職員など、その周囲にはかなりの職がある。政治家の任期が終わり、次の選挙に落ちれば職を失うことになるが、任期中は安定している。特に参議院の議員の任期は6年だから、その秘書も6年は仕事があるわけで、一般的なアルバイトなどと比べればはるかによい。こうした選択は、長期的な就職先を見つけることが困難な時代を反映しているといえるだろう。
1.「一瞬驚いた」とはなぜ驚いたか。A.間接的にでも政治活動をしている若者が増えているから |
B.政治活動を始めた動機がいろいろあるから |
C.人と関わりを持ちたくて政治活動を始めるという答えが多いから |
D.地域の人との関わりを強制される面が今まであるから |
A.以前は若者の答えを聞いて驚いたが、今ではその理由がわかっているので驚かない。 |
B.今は他人との関わりが強制されないので、自分から関わりを求めるようになった。 |
C.以前は地域の人と関わらなくてもよかったが、今は関わる必要がある。 |
D.今はほかの人と関わる必要がないので、政治的な活動がしやすくなった。 |
A.政治的な活動を始めた。 |
B.政治家として活動することに決めた。 |
C.政治家としてボランティア活動を始めた。 |
D.ボランティア活動が好きになっていった。 |
A.そのため | B.たとえば | C.いっぽう | D.たしかに |
A.若者の政治的な活動は、単なる趣味の延長に過ぎないと考えることができる。 |
B.ボランティア活動に人との関わりを求めるなら、政治活動で自己実現したほうがいい。 |
C.政治に関わる職は安定しているから、若者はもっと政治活動に目を向けるべきだ。 |
D.若者が政治活動に入るのは、生きがいや就職先を求めているからである。 |